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Reno AとReno3 A、どっちがおすすめ?実際に両方買って使い心地を比較してみた

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Reno3 Aを発売翌日に購入して使っていますが、デザインなど良い部分もあるもののどうにも物足りず。

試しにあえて旧世代のReno Aを改めて購入し直して、Reno3 Aと挙動・動作やカメラ性能などを比較してみることに。

果たしてどちらが今買うべきスマホなのか、検証していきましょう。

Reno3 AとReno Aの外観を比較してみる

Reno AとReno3 Aを比較

Reno3 Aはホワイト、Reno Aはブラックモデルです。

サイズはほぼ同じ、デザインの雰囲気はReno3 Aの方が落ち着いている印象。

Reno AとReno3 Aの前面

あとReno3 AよりReno Aの方が、本体下部のスペースが狭いです。

指紋認証センサーの位置はReno Aの方がちょうど良い

指紋認証センサー比較

Reno3 Aの指紋認証センサーは妙に位置が下で押しづらいと思っていたんですが、Reno Aの方がやっぱりセンサーの位置が上で押しやすいですね。

若干の差ですし、細かい部分ですが、毎日使っていく上で地味に重要なポイントだと思います。

画面の綺麗さはどちらも変わらず

Reno AもReno3 Aも有機ELディスプレイで、画面は綺麗。

どちらかが極端に優れている感じはなく、両方同じくらい綺麗です。

Redmi Note 9Sは普通の液晶画面だったし、他の低価格スマホも基本的には通常の液晶なので、Reno Aシリーズを選ぶ上で地味に重要なポイントだと思います。

付属ケースはReno3 Aの方が良い印象

ケース比較

頑丈そうなのは縁の部分が硬いReno Aのケースですが、なんかこのケース傷つきやすいんですよね。

今回中古のランクA品を買ったんですが、例によって既にけっこうなスレ・汚れがありました。

あと透明度が低めで、白っぽいのもReno Aのケースの特徴。

Reno3 Aのケースは普通の透明ケースで、見栄えはこっちの方が良い印象。本体カラーがしっかり見えます。

CPU性能は初代Reno Aの方が上!やっぱり挙動は違うのか

Reno3 Aが発表された時に多くのマニアが衝撃を受けた、「CPUがランクダウン」という問題。

Reno3 AはSnapdragon 665という、Xperia 10ⅡやA5 2020などで使われているCPUを搭載してます。

Reno Aが搭載しているのはSnapdragon 710で、Reno3 Aより少しCPU性能が高くなっています。

後継機らしいReno3 Aの方が、性能が下がっているという。

Antutuベンチマークテストの結果を比較してみる

Reno3 Aベンチマーク

改めてReno Aでベンチマークテストをしてみると…

…思ったより結果変わらないな…!

内訳を見てみると、GPU性能やUXはReno Aの方が上だったり、他の部分はReno3 Aの方が上だったり。

やっぱり、サクサク動くのはReno A

で、実際の使用感ですが。

Chromeでネットを見てる時とかのサクサク感は、明らかにReno Aの方が上でした。

Reno3 Aは徐々に精神的に辛くなってくるもっさりさ加減でしたが、Reno Aはそこまでのストレスなし。(流石にGalaxy S20とかには負けますが)

誰でも触ればわかるレベルで違いがあります。

CPU性能の違いによる快適さの差は、間違いなくありますね。

プリコネもReno3 AよりReno Aの方がサクサク

Reno3 Aだとプリコネの動作が重い、もっと安いRedmi Note 9Sの方が良いという話は散々してきました。

Reno Aはどうだったかというと、やっぱりReno3 Aよりはサクサク動いてました。

アリーナとかの先頭が激しい場面だとReno Aでもカクカクにはなりますが、ボタン操作を受け付けなくなるレベルではないです。

ゲームするなら、Reno Aですね。

Reno3 AがCPU性能の代わりに得たもの

サクサクな動作はReno Aの方が優れていますが、Reno3 Aの方が優れている点も当然あります。

改めてReno3 Aの進化点を挙げつつ、使用感の違いが実際どうなのかも書いていきます。

Reno3 AはAndroid 10に対応した

カメラ性能も変化したので後ほど触れますが、Reno3 AではAndroidのOSが10になってます。

Reno Aは、執筆している2020年7月時点だとAndroid 9。

もうAndroid 11が出るであろうタイミングなので、およそ2世代前のOSが搭載されているのはReno Aの悩ましい点ですね。

しかし「ダークモードがない」くらいしか使ってて感じる違いは見当たらないので、マニアでもない限りそれほど気にすることはないのかも。

Reno3 Aダークモード
ダークモード

ダークモードは画面を黒くして、有機ELとかの消費電力を抑えられるみたいなやつなんですが…

アプリ単位で見れば、Chromeとか個別に対応している機種も多いです。

Reno3 Aのカメラは4眼、超広角撮影に対応している

Reno3 Aカメラ

Reno3 AとReno Aの大きな違いといえば、カメラ。

Reno3 A超広角

Reno3 Aは4眼レンズを搭載・超広角撮影に対応していて、上の画像のような手前や左右を広げた写真を撮れます。

あと電子式手ぶれ補正に対応したので、撮影の失敗が起きづらいのはメリットだと思ったんですが…動画撮影時のみ使えるみたいですね。

一応両方持っている状態なので、また仙台駅に行ってそれぞれで同じ写真を撮ってみました。

結論から言うと、強いて言えばReno3 Aの方がうまく撮れやすかった気はします。

しかし状況によってはReno Aの方が見栄えの良い写真に仕上がることもあり、「絶対こっちが良い」とは断言しづらかった印象。

<駅・Reno3 A>

Reno3 A駅前

まぁ普通ですかね、と思ったんですが…

<駅・Reno A>

Reno A駅

あれ、なんかReno Aの方が明るく撮れてる。

ちょっとAIの調子が悪かったんですかね?

<カレーパンマン像・Reno3 A>

Reno3 A・カレーパンマン

まぁ普通に綺麗に撮れてる印象。

<カレーパンマン像・Reno A>

Reno Aカレーパンマン像

Reno Aのカレーパンマン像は、全体的にちょっと白っぽいですね。

これはReno3 Aの方が見栄えは良い気がする。

<通り道・Reno3 A>

立て札・Reno3 A

ヨドバシカメラの出口付近。

<通り道・Reno A>

Reno A通り道

これもカレーパンマン像と同様、Reno Aだとちょっと明るくなりすぎて白飛びしかけてる感じはありますね。

極端にクオリティに差がある感じではないですが、個人的にはReno3 Aの方が好きかな。

<牛丼・Reno3 A>

Reno3 A牛丼

微妙にピントが肉のちょうど良い位置に合ってない。

スマホの画面は小さい+低価格帯のスマホはたまにピントズレるということで、家に帰ってからやらかしに気づくことが多々あります。

<牛丼・Reno A>

牛丼・Reno A

こっちはちょうど良い感じですね。

Reno3 Aの方が若干明るい感じはありますが、まぁどっちも良い感じなんじゃないかと。(ピントが合えば)

ストレージ容量が固定で128GBに

Reno Aは64GBが基本、楽天モバイル版のみ128GBでした。

Reno3 Aは、どこで買ってももれなく128GBです。

プリコネとか容量が大きいゲームアプリも多いので、Reno3 Aが固定で128GBストレージなのは間違いなく魅力ではありますね。

ただいくら容量が大きくても、挙動が微妙だとゲームとかできないわけで…悩ましいところ。

スピーカーの音質はReno3 Aの方が若干良い気がする

わずかな差ですが、Reno3 Aの方がスピーカー音質が良い気がしました。

というかReno Aのスピーカーは、横持ちすると指で塞がりやすいんですよね。

動画とかいっぱい見る人は、ちょっと気になるかも。

ただReno Aの本体スピーカーの音質が悪いというわけではなく、べつにReno Aでもストレスなく動画や音楽は楽しめます。

また上を目指せばキリがなくて、iPhone 11 Pro MaxやGalaxy S20+の方がもちろんスピーカー音質は比べ物にならないくらい上です。

Reno3 Aの方が聴き心地の良さは「若干」アップしている、といったところ。

まとめ:やっぱり、迷ったらReno Aがおすすめ。

半年ちょっと前に出た機種ではありますが、明らかに挙動はReno Aの方が快適。

Reno3 Aの方が進化している点も色々あるにはありますが、正直「だから絶対Reno3 Aを選んだ方が良い」と言えるほどではなかったです。

CPU性能の差がありすぎて、使っている時のストレスが雲泥の差。

カメラなどの細かい部分の進化は、あくまでその機能を使った時にしか恩恵を受けられません。(そもそもカメラなんて、超広角撮影の対応可否くらいしか明確な差が感じられなかったし…)

普段SNSとかブラウザを見ている時などの画面の挙動は、より長い時間の快適さに関わってきます。

やはり、迷ったら選ぶべきはCPU性能が高いReno A無印ですね。

Reno3 Aはどうしても超広角撮影をしたい人か、UQモバイルとのセット購入などで購入費用を抑えられる&性能差にこだわりがない人におすすめ。

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