予約購入していたPixel 8 Proですが、結局どうしても使いづらいと感じてしまったため手放してしまいました。
今回はPixel 8 Proを売却するに至った理由をまとめるので、購入を検討している方は参考にでもしていただければ。
目次
Pixel 8 Proが私に合わなかった理由｜価格が高い割には完璧感がないためコスパが悪い
Pixel 8 Proのイマイチな点を一言でまとめると、定価で考えるとなんかコストパフォーマンスが悪いということに尽きる印象です。
Pixel 8 Proは128GBモデルでも159,900円と非常に高額なスマホ。
私が買った256GBモデルは169,900円でした。
この価格はハイエンドスマホの領域なんですが、実際のところ2023年現在のハイエンドスマホにおける上位モデルは価格が20万円前後となっています。
Galaxy S23 UltraやXperia 1 Vといった当サイトで紹介したスマホはもちろん、AQUOS R8 Proなんかもそうですよね。
この差額があるせいか、他社ハイエンドスマホと比べるとなんか挙動的にイマイチな部分や性能不足を感じる部分があるんですよ。
単純に技術がまだ完璧に整っていないみたいなところもあります。
ゲーム性能が低い、プリコネすらやや不安定
前別の記事でも書いてますが、Pixel 8 Proはゲーム性能が低いです。
ミドルスペックくらいのスマホでもそれなりに動く、プリコネですらキャラ育成画面などでちょっと動きが重くなります。
遊べないってわけではないですけどね。
原神の画質設定も低めになるし、とにかくゲームには向いていない印象。
もしかしたらAndroid 14なりGoogle Tensor G3なりとゲームの相性が悪い（動作が最適化されていない）のかもですが、まぁなんにせよ発売時点では微妙なんですわ。
ゲームを実際にするかどうかは人それぞれですが、流石に15万円オーバーのスマホならゲームは極力快適に高画質で動作してもらわないと駄目だと私は思います。
同じ理由でドルフィンウェーブが異様に重いXperia 1 Vも受け入れられず、早めに売却してしまいましたね。
高い金額を出して買うんだから、なんでも快適にできてもらわないと。
ゲーム以外もなんか挙動が怪しい
ゲーム以外のブラウザ系アプリとかも、なんか微妙にスクロールがガタつくことがあったりなど挙動が怪しい時があるんですよね。
感覚としては3～4万円のスマホのやや良い方程度の動作といいますか。
価格がそもそも安いPixel 5みたいな感じなら許せるんですが（アレも性能の割には価格高めだったけども）、こいつ15万円オーバーなので普通に駄目だと思います。
こちらもOSが新しすぎてアプリ各種が対応できておらず相性が悪いとかなんか理由があるのかもしれんが…。
音声消しゴムマジックが2分しか使えない、そもそもマイク音質が微妙
前も書いてますが、音声消しゴムマジックが2分以内の動画にしか使えないのも致命的。
いくら最先端技術でも2分じゃ使える場面限られまくるでしょ。
処理に時間かかってもいいので分数制限はなしでお願いしたい。ここは将来アップデートなり後継機なりで解決されるとは思うが。
そして先日青森に行った際に感じたんですが、そもそもPixel 8 Proのマイク音質がイマイチです。
いや、べつに音が悪いってほどでもないんですけども、とりあえずGalaxy S23 Ultraの方がクリアーな音でした。
う～む…。
光学5倍望遠が個人的に中途半端
これは私のみの不満な気もしますが、光学5倍ズームは屋外で風景とか撮る分にはいいけど室内で小物類とか撮る際はめっちゃ離れないと使えないので中途半端。
普通にメインレンズで撮ればいいだろ？と思うところですが、メインレンズで普通に撮ると広角な結果背景紙から外の領域がはみ出て写っちゃったり端の方が歪んだりする。
まぁ対処法としては少し離れて真ん中に被写体を置いて撮ってトリミングすればOK、5,000万画素で撮影すればトリミングしても画像サイズがそれなりに大きくはなります。
なんだけど、私としてはGalaxy S23 UltraとかGalaxy S22で普段やってるみたいに最初から光学3倍の望遠レンズで撮ったほうが手っ取り早いので好み。
また光学5倍・デジタル30倍ズーム対応なわけですが、30倍ズームが画質悪いのも微妙。
Galaxy S23 Ultraなら光学10倍のレンズを別途搭載していることもあってか、30倍ならそれなりにキレイだし最大100倍ズームもできるので便利。
総合的に中途半端
一応風景写真とかはキレイに撮れるし、写真の編集機能とかも充実しているのは便利ですPixel 8 Pro。
しかし、挙動がどうにも微妙だったりそれほど使いやすくない仕様の部分があったりする結果「これ1台あればなんでもOKだぜ！」みたいな気分になれなかったんですよね。
それでメインスマホとしての使用を早々に断念しまして、結局「もうこれ持ち続けても仕方ないか」と思ったこともあり売却に至りました。
7年間のOSアップデートは魅力的ですが、そもそも性能が物足りないこれを7年使えるかと言われるとね…。
せめて価格がPixel 7 Proと同じなら…といってもそれでもなんかPixel 7 Proより挙動悪いし駄目だわこれ。
ついでにPixel Foldも売却したので理由説明
先日の記事で、「Pixel Foldは気に入ってるからなかなか手放せないなぁ」とほざいていた電子レンジマン氏。
その2日後にはソフマップに行って買い取りに出していたという。
流石に気分音速で変わりすぎだろ！
といっても、理由は非常に簡単なのでした…。
Galaxy Z Fold5、買っちゃったぜ！！！
流石にポジション完全にかぶる高額端末を2台持ち続ける理由はないのでした。
Pixel 8 Proを売る際に12万円くらいになりまして、「これPixel Foldも売れば余裕でGalaxy Z Fold5買えるじゃん」ということに気づいた結果じゃんぱらで注文してしまっていたのでした。
Pixel Foldはどうしても荒削りな仕様の部分が目立つ機種なんですが、Galaxy Foldはもう5代目なので流石にかなり洗練されていると使い始めて2日ほどの現時点でも感じるぞ！
とくに本体が一発でしっかり開くのは、Pixel Foldの絶妙に開ききらない感じからすると「やっぱりこうだよな」と。
とはいえGalaxy Z Fold5を使ってみて「Pixel Foldのここって良かったよな」と改めて感じた部分もあるので、今度レビュー書く際にその辺もまとめていきたいと思います。
なお今回はドコモ版を買ってまして、理由は万が一フィルム剥がれたりした際もドコモのGalaxyリペアコーナーで直してくれるっぽいからです。
ドコモ版スマホ、久々に使ったけどいらんアプリとかその通知が多すぎてダルいな…。
