Galaxy Note20 Ultraの国内販売開始も迫っている中、あえてメインスマホを手持ちのGalaxy Note20 UltraからNote10+に戻してみることに。
Note20 Ultraのファーストインプレッションは、以下の記事でまとめております。
なぜNote10+をメインスマホに戻してみたのか、そして戻してみてどうだったかを書いていきます。
目次
Galaxy Note10+をメインスマホに戻してみた理由
要は「あえて旧機種に戻すことで、Note20 Ultraの良し悪しを改めて見極めよう」ということですね。
Galaxy Note10+は昨年販売されたAndroidスマホの中で最高の機種だと思っております。(次点S10+)
Note10+のカメラや画面サイズ、そしてSペンが使えることが良すぎて、結局S20シリーズは3機種いずれも私的に微妙という結論になってしまったほど。
Note10+の後継機として登場したNote20 Ultra、2週間くらい使ってみて良さはわかってきました。
一方で悪さも色々と感じてきておりまして、例えばバッテリー持ちはどうにも悪いです。
Note10+をメインに戻してみて、結局Note20 UltraとNote10+のどっちが良いのかに結論を出したいと思います。
Galaxy Note10+に戻してみて感じたNote10+の良さ
Galaxy Note10+に昨日からUQ mobileのSIMを入れて、メインスマホとして使い始めてます。
感じたことをまとめます。
購入当初のレビューでも感じた違いを述べてますが、あれからしばらく経って変化はあったでしょうか…?
Galaxy Note10+、軽いな…!
購入当初からGalaxy Note20 Ultraは重いと思ってましたが、やっぱり重かったですね…。
Galaxy Note10+の軽さ、素晴らしい。
Note10+も197gなので軽くはないスマホですが、でっかい本体サイズを考えるとかなり軽いです。
例えば寝ながら横向いて使うときとか、Note20 Ultraだとずっしりして不安定だったんですが、Note10+だと安定します。
外とかで片手で持って簡単な操作をするときも、Note20 Ultraだと重さがストレスでしたがNote10+ではらくらくです。
横持ち(左90度回転)時にスピーカーを塞がずに済む
Galaxy Note20 Ultraは本体下部のスピーカーが画面から向かって左側に付いているので、本体を左に90度傾けた横持ちだとスピーカーが下の方に位置します。
結果として、横持ち時にスピーカーが手で覆われてしまって、音が聞こえづらくなりがちなんですよね。
一方でGalaxy Note10+は画面から向かって右側にスピーカーが付いてるので、左に90度傾けた横持ちをした際はスピーカーが上の方に位置します。
結果として、スピーカーが手で覆われづらい。
なんかNote20 Ultraは音が聞こえづらいなと思っていたんですが…こういうことだったのか。
私のようにプリコネや動画視聴を本体スピーカーで行う方にとって、何気に重要なポイントだと思います。
まぁ、右に90度回転させた横持ちにする場合は逆にNote20 Ultraのスピーカーが上側になって有利なので…
利用者が無意識にどう横持ちしているかで、この辺の快適さは変わってきます。
画面サイズの違いには違和感なし
これも購入当初のレビューで触れてますが、Galaxy Note20 Ultraの方が0.1インチほど画面サイズ大きいんですよね。
でも細い通知バー1列分くらいの違いなので、横に並べでもしない限りわかりません。
Note10+→Note20 Ultraの時もとくに良くなった感はなかったですが、戻してみてもべつに悪くなった感はなかったです。
リフレッシュレートの変化もよくわからず
Note10+は60Hz固定、Note20 Ultraは状況に応じてリフレッシュレートが120Hzまで変わり、なめらかに画面をスクロールしてくれます。
しかしこの違いを完全に忘れていたくらい、Note10+を違和感なく使えてしまっていました。
そもそもスクロールしながら文字とか写真をじっくり見ることってないので、意識しないとなめらかさの違いに気づけないんですね。
やっぱりバッテリーの減りはNote20 Ultraの方が早い。
7時過ぎにケーブルを抜きつつ、radikoでラジオ聴いたりネットサーフィンしたりして10時時点で88%の残量になったGalaxy Note10+。
13時過ぎで残り73%。ここからネット見たり動画見たり、プリコネやったりとバリバリ使って16時頃になると…
まだ50%あります。
そしてこの項目を書いている17時30分時点でも40%残ってます。
Galaxy Note20 Ultraと比べると、1割ほどはNote10+の方が長持ちしてますね。
長く使うならNote10+がおすすめ。
本体性能の差をまったく体感できない
「Note20 Ultraの方が明らかにNote10+よりサクサク!」と感じられる場面がないです。
Pixel 4aが上位機種と遜色なく使えてしまっている時点で、当たり前ではありますが…。
ここ3年くらいのハイスペックCPUは、どれ使っても普通に最新ゲームとかいけると思います。最新CPUである必要性は薄い。
最上位じゃなくても、Pixel 4aのSnapdragon 730Gなどある程度のランクのCPUが搭載されてればたいていのことはサクサク行えるかと。
というかアレですよね、もはや最上位機種を買うのがスマホの基本みたいな時代って終わってるので、Snapdragon 730Gとかで動かない場合そのアプリ側に問題がある気もしなくもないです。
「遊べる機種絞ってユーザー選別してどうすんねん」的な。
カメラは以前書いたとおり
カメラの比較は以前単体記事2本で行っているので、そっちを読んでいただければ幸いです。
要約するとズーム性能や色の表現はNote20 Ultraが上、被写体により近づけてピントを合わせやすいのはNote10+ですね。
S20シリーズのように全然ピント合わないしズームが極端に汚い!みたいな不満はないNote20 Ultraのカメラですが、それでもNote10+の方が優れてる点もあるのがかなり悩ましい。
あとカメラに関しては、でかいので横持ちとかしたときに手にカメラ当たりやすいのが難点です。
余談|ケースはやっぱりSpigenのシン・フィットが良い
Galaxy Note20 Ultraでは、Ringkeの薄型ケースを使用しています。
このケース、薄くて良いんですが…
レビュー時に触れたケース端の出っ張り部分、Spigenのシン・フィットと比べるとやっぱりちょっと出っ張りすぎでした。
Androidも最近はジェスチャー操作となり、思ったより画面の下端から上へスワイプする頻度が高かった。
結果として指がケース端に引っかかってしまい、操作に失敗することが度々。
シン・フィットなら、高さがちょうど誤操作が起こりづらいバランスです。
今のところNote20 Ultraではシン・フィットケースが出てないんですが、出たらおすすめはそっちになる可能性が高いです。
Note20 Ultraの方が優れていたなと感じた点
Galaxy Note20 Ultraの方が良かったと感じた点は、カメラのズームと、1年遅い発売だからアップデート1年長いんだろうな…ということですね。
あとは方向性が違うのでどちらが優れていると決めがたいですが、本体の背面デザインはGalaxy Note20 Ultraも落ち着きがあって良いです。
まとめ
Galaxy Noteシリーズは8以降毎回買っておりますが…
Note8→9や9→10は順当に前回のイマイチな点を解消したり、良かった点をより進化させたりしていた印象です。
例えばNote9でステレオスピーカーが搭載される、Note10+で大画面化+トリプルレンズカメラ搭載など。
一方でNote10+は既にこれといったデメリットがなかったので、カメラとかを無理やり進化させたら取り回しが悪くなるデメリットが増えちゃったみたいな悩ましさがあります。
当初から感じていた微妙さが、しばらく使ってからNote10+に戻してみたことでより浮き彫りになったような感じ。
総合的にはNote10+の方が、満足度は高いです。デメリットが全然ない…
とりあえずまだ未発表である国内版Note20 Ultraの価格が12万円以上なら、私がおすすめするのは楽天モバイルで売ってる89,982円のNote10+になります。
正直3万円以上の金額を上乗せしてまで、Note20 Ultraを選ぶ必要性は薄いかなと。
差額が2万円未満だったら、カメラの50倍ズームとかアップデートの長さを重視するならNote20 Ultraを選んでも良いですね。