おそらく今年最後のハイエンドスマートフォンとして、ZenFone 7 Proを買ってみました。
今回は、ZenFone 7 Proのスペックや外観チェック、カメラ検証などを行っていきたいと思います。
目次
ZenFone 7 Proの外観をチェック!
ZenFone 7 Proの背面はめっちゃ光沢があって、周りの景色映り込む系のデザインでした。上の壁にかけてる時計がめっちゃ反射してる…
ASUSロゴが真ん中に大きく配置されているのも印象的ですね。
サラサラ系の背面を採用した機種が増えてきた2020年ですが、ZenFone 7 Proはツルツル。
右側面に音量ボタンと、指紋センサー内蔵の電源ボタンがあります。
電源ボタンは2回押しや長押しで機能を設定可能で、私は2回押しでカメラ起動、長押しは電源コマンドに設定してます。
充電端子はUSB-C、横にスピーカーが。
スピーカーは本体上部にもあるので、ステレオ再生可能となっています。
左側面にあるSIMスロットを引き出してみました。
かなり深いピンがないと取り出せないという、地味に面倒なデメリットがあったりします。
私はZenFone Pro Max(M2)が交換になったときに付属品一式が手元に残ったので、その時のピンを使ってます。
物理SIM2枚とmicroSDカードを同時に入れられるのが、かなり便利ですね。
海外のデュアルSIMGalaxyとかでも2枚めのSIMはmicroSDとの排他利用なケースが多いです。
ZenFone 7 Proの付属品一式
カバー2種と充電機器が付属してます。
カバーは透明なのと黒いザラザラしたやつを選ぶことが可能でかなり嬉しいんですが、どっちもあんまり高級感はないですね。
ちなみに透明な奴も黒いのも硬い素材でした。透明なのは柔らかい奴が良かったな…
付属カバーの不透明なやつを装着して使ってるんですが、上の画像見るとわかるとおりちょっと手垢が付きやすいです。
あと保護フィルムは付いてないので注意。
ZenFone 7 Proはやたら重く、落とすとヤバそうなので蓋付きのケースとかを使ったほうが良いかも。
この記事の執筆時点だとまだ買ってないですが、おそらく保護フィルムかガラス買うと思います。(買ったらレビューします)
付属のプラスチック(だと思う)カバーにはカメラのロック機構が。
私は自撮り一切しない主義なので、勝手にカメラが飛び出さないようにロックしておこうと思います。
ZenFone 7 Proは驚異の全画面
ZenFone 7シリーズはインカメラという概念が存在せず、背面のカメラが手前に飛び出してきてインカメラの役割も果たすしくみです。(フリップカメラ)
ということで、画面上部には切り欠きがありませんし、そもそもレンズ自体がないため完全全画面を実現してます。
まぁ本体下部にちょっとスペースはあるんですけども…
プリコネもまさかの全画面対応で、Pixeiなどのように黒帯が出ず、完全に画面全体にムービーとか項目が表示されます。
ストーリーパートとかになると、流石に元データの関係か左右に帯は出ますけどね。
プリコネはスクショも帯なしだ!コレはいいね。
ちなみにYouTubeとかの動画アプリは、元データが16:9とか4:3で作られてる関係でどうしても映像に黒帯は出ます。
GalaxyやPixel 5などで採用されているパンチホールレンズもそれほど目立ちませんが、やはり真の全画面は見栄えが良いですね。ZenFone 7 Pro、良いじゃないか。
このために「アウトカメラがモーターで手前に出てくる」という超絶奇怪ギミックを導入する荒業が使われているわけですが、奇抜すぎるからかあまり他のメーカーは真似してきてないですね。
OPPOも一時期可動ギミック搭載スマホを出してましたが、OPPO Find X2 Proでは普通のパンチホールレンズになっちゃってましたし。
将来的にはRakuten BIG的な、画面内にレンズを内蔵したスマホが主流になってきそうな感じがします。
ZenFone 7 Proのカメラ性能を検証!
フリップカメラ搭載のZenFone 7 Proですが、あいにく自撮りはしないので普通に風景とか食事とかの写真を用意することに。
しかしながらここ数日天気がクソ悪くて、雪が降ってて全然晴天時の写真撮りにいけないんですわ。
とりあえず室内で撮ったフィギュアとか、夜景写真をご覧ください。
夜景写真を撮ってみた
ZenFone 7シリーズも、端末名を写真に入れておけるんですね。
夜に、雪という自然とパチンコ屋の組み合わせで撮ってみました。
夜はライトの発光により周辺が潰れやすいわけですが、しっかり明るい部分の周りも写せてます。
食事写真を撮ってみる(仮)
こんな高いスマホ買ったら外食の余裕もありません。というかそれ以前に、雪が降ってて自転車乗れないから良い感じの店(すき家)に行けないんですわ。
結果として参考になりづらいですが、とりあえずパンです。(店に行き次第追記します)
スーパーに「スペースアポロ」(スポンジケーキにザラメとクリーム挟んだみたいなパン)を買いに行ったらもう取り扱いがなかったので、代わりにあったあんフライを買ってみました。
要するに揚げパンにあんこを挟んだやつなので、当然ながらこれもうまいですね。
フィギュア撮影はあまり寄れない。
フィギュア撮影は…あんまり近くまで寄れません。Pixel 5とかみたいにズームすれば寄れるわけでもない感じです。
まぁ、そこそこって感じですね。
ZenFone 7 Proのスペックは高いのか?ベンチマークテスト結果
ZenFone 7 ProのAntutuベンチマークテスト結果が633760点でした。
メインで使っているPixel 5が284161点なので、性能差は圧倒的ですね。
確かに、プリコネとかの細かい挙動はZenFone 7 Proの方が良い印象です。
とはいえPixel 5も、べつに動作に不満はないですけども…。
Geekbench5も、Pixel 5の2倍程度の結果が出てました。流石Snapdragon 865 Plusだ。
ZenFone 7 Proと無印の性能差
今回買ったZenFone 7 Proは、ZenFone 7の上位モデルです。
無印とProの性能はほとんど同じなんですが、3つ違いがあります。
ZenFone 7 Pro | ZenFone 7 | |
Amazon価格 | 109,780円 | 89,800円 |
CPU | Snapdragon 865 Plus | Snapdragon 865 |
メモリ | 8GB | |
ストレージ | 256GB | 128GB |
画面 | 6.67インチ、2,400×1,080 | |
カメラ | 6,400万画素+1,200万画素+800万画素 | |
光学式手ブレ補正 | あり | なし |
重さ | 235g | |
バッテリー容量 | 5,000mAh | |
おサイフ・防水 | 非対応 |
容量が増えてCPU性能が上がり、あとカメラの光学式手ブレ補正が追加されて約2万円アップといった状況ですね。
今回は最上級を目指してProを選んでみましたが、よほどのこだわりがなければ無印モデルでも大丈夫かと。
PUBGはかなり高画質で遊べる。
PUBGは、FHDのウルトラで遊べました。(UHDは選択不可、UHD使えるAndroid端末ってあるんか?)
画面の動きのもたつきとかもなく、完璧ですね。
ちなみにプリコネもめっちゃサクサク、Pixel 5でも不満はなかったですがよりなめらかに映像が動いてます。
ZenFone 7 Proを使ってみた感想
ZenFone 7 Proをしばらく使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめていきたいと思います。
スピーカー音質には不満なし
ZenFone 7 Proはステレオスピーカーで、音は普通に良い印象です。
iPhoneとかGalaxyレベルでずば抜けて音が良いとは言い難いですが、使っていて不満を感じることはなかったです。
私は横画面でゲームするときに本体を左に90度傾けるんですが、その際にスピーカーが手のひらで塞がらないのもありがたいですね。
指紋認証が速い
本体側面のセンサーを触ると、即時に画面ロックが解除されます。
ココが反応悪かったり遅かったりするとかなり痛いんですが、光学端末だけあって爆速ですね。
重量が重い。
235g、圧倒的重さですね。
上側にボリュームがある端末だからか、数値以上に重く感じます。
片手で気軽に操作する端末ではないですね。
下の方雑に持ってると落とす危険性あり。
プリインストールアプリが少ない
ZenFone 7 Pro、Google関連以外のプリインストールアプリが比較的少ないです。
↑からプリコネとアイマス系アプリ3本を抜いたものが入ってます。
一昔前のZenFoneは大量の謎アプリが入ってましたが、だいぶ減りました。(それでもまだ何本かアプリ入ってますけど)
これで256GBをたっぷり使えるぞ。
おサイフ・防水は非対応
ZenFone 7 Proは、というかZenFoneシリーズは全部ですが、おサイフケータイや防水には対応していません。
私は地方在住なのでおサイフケータイはなくても問題ないんですが、防水非対応はちょっと残念。
おそらく今後も対応することはないので、「ZenFoneシリーズはそういうもん」という覚悟の上で買おう。
まとめ
というわけで、ZenFone 7 Proでした。
重量がやたらに重いのはかなりの難点ですが、他にはとくに不満なし。
ZenFone 6は画面が液晶だったりと、ちょっとイマイチな部分もありましたが…
7は価格がちょっと高めになっている代わりに、6の惜しい部分が改修されて重さ以外の欠点はとくになくなった印象です。
あとはおサイフ・防水には対応していないので、使う人はGalaxyとかPixelとかiPhoneを検討しましょう。