Xperia 1IIを7月末に購入したわけですが、なんだかんだで先日手放すこととなりました。
人気ガジェット系ブログは過去のスマホを後継機の比較とかのために残しがちですが、我が資金力ではちょっと厳しいので、よほどのことがない限り売値が高いうちに売っちゃいます。
というわけで今回は、Xperia 1IIを1ヶ月ちょっと使ってみて感じたメリットやデメリットについて改めてまとめていきたいと思います。
目次
Xperia 1IIを使ってみて良かったと感じた点
デジカメ的に使えるProhography Proは面白かった
自分で露出やホワイトバランスなどを調整しながら撮影する、Photography Proは唯一無二の面白さでしたね。
私はとくに写真の技能を持ち合わせていないので、そこまでうまく使いこなすことはできませんでしたが…
撮る行為そのものを楽しくしようというソニーの考えは良いと思いました。
ただXperia 1IIは接写にやたら弱くて、私のメインであるフィギュア撮影だと近くに寄って撮影できないのがかなりの難点。
離れればそれなりに撮れるものの、上の写真で微妙に顔にピント定まってないことからわかる通りピントを合わせづらいです。
Galaxy Note10+やNote20 Ultraならズーム併用でそれなりに寄って撮影できるので、肝心の撮影性能には物足りなさを感じてしまいました。
高級感のある本体デザインにも満足
Xperia 1IIの外観は落ち着いていて良い感じでしたね。
フレーム部分がツルツル・ギラギラでなく、すべすべで反射のないデザインなのがお気に入りです。
良かった点は…こんなところですかね。
Xperia 1IIのイマイチだった点
細かい難点が多い端末でしたね…。
動画撮影が苦手なアウトカメラ
接写できないのは妥協できるとして、動画を撮ってると音声にノイズ入るのはかなりの難点でした。
私は定期的に動画を撮影してYouTubeに投稿しているわけですが、基本凝らないため低いハードルである私の撮影環境でも流石にXperia 1IIを採用することはできなかったレベルです。
スピーカーの音がゲームプレイ中に不安定になる
プリコネをやってると音が波打つんですよね。
メニュー画面であれこれ操作しているときに、音が不安定になりやすかったです。
プリコネは毎日遊んでるので、Xperia 1IIで起動するたびにうんざり…。
縦長大画面はやっぱり使い勝手が微妙。
独特で面白くはあるんですが、普通に横にも広いGalaxy Note20 Ultraとかのような画面のほうが便利ですね。
画面分割で動画+ブラウザなどを併用しやすいのは良いといえば良いんですが、YouTubeは再生中に画面分割しようとするとPIPの小窓表示になってしまいます。
一旦動画を一時停止してアプリ一覧に移動→画面分割、という手順が面倒くさくて、そのうち画面分割は使わなくなってしまいました。
正直2画面で動画見る場合画面をそこまで注視しないので、小窓表示で隅に置いておくだけでいいんですよね…
指紋認証センサーが使いづらい
Xperia 10IIやPixel 4aのレビューでも「指紋センサーの反応が悪い」と書きましたが、Xperia 1IIの認証精度もかなりイマイチ…
側面の認証センサーってどうしても指の当たる面積が狭くなるので、注意して押さないとミスりやすくなるんだと思われます。
指紋認証、iPhoneの画面下丸ボタンが一番使いやすいと思う。
アプリ画面の挙動が変
たまに使用中のアプリの引っ掛かりがなくなって、画面を横にスワイプするとアプリが切り替わる謎の減少が起こります。
なんなんですかね?これ。
まとめ
Photography Proとか楽しいし、私としては満足できましたが…、正直12万円出して買うのはちょっと厳しいスマホではあります。
目につくデメリットは、近年のスマホの中でもかなり多いです。しかもわりと致命的なのが多いので、受け入れられる器量が必要。
ソニーやXperia愛がない人にはおすすめしづらいです。
普通の人は中古で7~8万円以下で売ってたら買いかなって感じ。
しかし最近のスマホってそもそも中古であまり出回らないので、中古では買いづらいんですよね。
割引とかが減ったので、買う人は基本的にちゃんと2~3年使う人という。
とりあえずすでに端末は手放してしまって折りまして、現在はGalaxy Note20 UltraとNote10+の2台体制という変な状況。
ただし今年はあとiPhone12の小型モデルと、AQUOS sense4を手に入れてレビューする予定です。
あとは…持続化給付金がもしももらえたら、もはやメインの収入源に切り替わりつつあるブログ盛り上げ用にASUSのスマホとか買ってみるかも。