Redmi Note 9TとRedmi 9Tという2つのスマホが、Xiaomiから発売されます。
Redmi Note 9Tはソフトバンクのみで販売、Redmi 9TはSIMフリーで発売とのこと。
実際どんなもんなのか、スペックとか機能を見ながら考えていく雑記です。今回は。
目次
Redmi Note 9TとRedmi 9Tのスペックや機能を眺める
というわけで早速、Redmi Note 9TとRedmi 9Tのスペックを表にまとめてみました。(こいつら機種名似すぎでは?)
Redmi Note 9T | Redmi 9T | |
販売価格 | 21,600円 | 17,490円 |
CPU | Mediatek Dimensity 800U | Snapdragon 662 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB | 64GB |
画面 | 6.53インチ、フルHD+ | 6.53インチ、フルHD+ |
サイズ | 77×162×9.1mm | 77.3×162.3×9.6mm |
重さ | 200g | 198g |
バッテリー容量 | 5000mAh | 6,000mAh |
おサイフケータイ・防水 | おサイフケータイ対応 | × |
カメラ | 4,800万画素+200万画素(マクロ)+200万画素(深度センサー)/1,300万画素 | 4,800万画素+800万画素(超広角)+200万画素(マクロ)+200万画素(深度センサー)/800万画素 |
Redmi Note 9TのCPUはMediatek製
MediatekのCPUってあまり国内で売られるスマホに採用されないのでなにこれ?ってなりますが、性能的にはSnapdragon 765G程度ということなので、Pixel 5とかReno3 5Gくらいなんでしょう。
そう考えると、Redmi Note 9Tは他の機種だと5〜7万円するスマホレベルの性能を2万円で実現している激ヤバ端末ということになりますね。
ただあくまでMediatekのCPUなので、Snapdragon向けに調整されているゲームアプリとかはうまく動かないとかありそうな懸念はあります。
Redmi 9Tはおそらくゲームには不向き、コスパ自体は高め
一方でRedmi 9TはSnapdragon 662なので相性問題とかはなさそうですが、単純に性能の関係で、重めのゲームアプリとかは厳しそうです。
Snapdragon 662はSnapdragon 665と同じくらいの性能という評判を見かけますが、私はSnapdragon 665のReno3 Aがちょっとイマイチに感じたんですよね…
Reno3 Aはプリコネがもたつくレベルなので、Redmi 9Tも同レベルと考えるとちょっと私的には実用面で厳しいかなと思います。
ゲームをしないなら、ネットサーフィンや動画再生程度の軽い用途で使うのであれば概ね問題ないかと。(キー入力の早打ちとかは多分ちょっと厳しい)
ゲームとか細かい挙動のサクサクささえ気にしないなら、CPUとおサイフケータイ以外ほとんどRedmi Note 9Tと変わらないどころかバッテリー容量が大きくて超広角レンズにも対応しているので、かなりアリだと思います。
Redmi Note 9Tは5Gでおサイフケータイ対応
大手キャリアであるソフトバンクから発売することもあってか、Redmi Note 9Tはおサイフケータイにしっかり対応しています。しかも5G対応。
auが出すOPPOとかXiaomiのスマホはおサイフケータイに非対応なケースが多いんですが、ソフトバンクはReno3 5GもRedmi Note 9Tもおサイフ対応。何気にありがたい仕様ですね。
私は月1くらいでSuicaを利用、お店が対応していればiDで生活費決済をすることも多いので、おサイフケータイ対応はかなり嬉しいです。
Redmi 9Tはおサイフケータイ非対応ですが、そもそも1万円台のスマホであることを考えると、ここは搭載してなくても文句は言えないでしょう。
カメラ性能は使ってみないとなんとも言えない
Redmi Note 9Tは3眼レンズ、Redmi 9Tは4眼レンズ搭載で、後者のみ超広角レンズを搭載。
マクロレンズが両方についてるのは良いんですが、安いスマホのマクロレンズって微妙な印象が強いんですよね。
カメラはスペックだけ見てもなんとも言いがたく、実際に使ってみないとわからないかなと。
大容量バッテリーは良いけど重いね…
Redmi Note 9Tは5,000mAhで200g、Redmi 9Tは6,000mAhで198g。
バッテリー容量が大きい方が軽いという謎の状況ですが、悩ましいのは重量の重さです。
私が使っているiPhone 12 Proの187gでもけっこう重いな…と思わされるので、両者ずっしり来るんじゃないかと。
Redmi Note 9Sは209gでしたが、あれもなかなか重量を感じさせられる機種でした。
しかし同じ5,000mAhのRedmi Note 9Sからは少し軽くなっていると考えると、ここも頑張っているポイントではあるのかもしれません。
あと気になるのは電池持ち、公式サイトではどちらも長時間使えるかつ劣化しづらいと書いてありますが…実際どうなんでしょうか。バッテリー容量的には確かに大きいですけども。
デュアルスピーカー対応は気になる
Redmi 9Tは、デュアルスピーカー搭載でハイレゾにも対応しているとのこと。1万円台で?!
搭載しているだけで音質はお察しな感じになっている可能性は大いにありますが、スマホの本体スピーカー音質を重視する私としてはなかなか気になるポイントです。
Redmi Note 9Tの方はよくわかってなかったんですが、改めて調べてみるとこっちもデュアルスピーカー対応みたいですね。
2万円前後の機種にもデュアルスピーカーが搭載されるとは、なかなか素晴らしいです。
買うならどっちだ?Redmi Note 9TとRedmi 9T
どちらもかなり低価格ですが、Redmi Note 9Tはソフトバンク専売、Redmi 9TはSIMフリーで気軽に買える仕様です。
一見Redmi 9Tの方が気軽に買えて有利、実際購入ハードルは確かにRedmi 9Tが低いです。
しかししっかり使うなら、CPU性能が高くておサイフケータイにも対応しているRedmi Note 9Tの方が信頼性は高いと私的には思います。
Snapdragon 662搭載というのが、Redmi 9Tはちょっと気がかり…。
Redmi Note 9Tはソフトバンクで買えるわけですが、ソフトバンクって回線契約なしでスマホを買うハードルが比較的低いんですよね。
どこで買えるんだかもよくわからないドコモや直営店以外だと断られるauと違って、ソフトバンクはヤマダ電機やヨドバシカメラでも普通に本体だけを買えます。
つまりソフトバンクでRedmi Note 9Tを買うのが、私としてはベストなんじゃないかと思ってます。
こだわりがなければ回線契約をして、普通に購入するのも良いでしょう。
ということで今回登場した2機種の中では、私としてはRedmi Note 9Tがお勧めです。