iPhone 13 Pro Maxに引き続き今年2台目の購入となるスマホがこれ!Mode1 Gripです。
Mode1 GripはP-UP Worldが販売しているSIMフリーのAndroidスマホで、テルルとかで売ってるらしい。通販だとヨドバシとかでも買えますよね。
しかし我が仙台にはテルルがないので、ネットで買いました。13000円くらいでした。
なんか昔のガラケーとか国内メーカーのスマホっぽいフィルムが貼られてたりします。
それでは、外観を眺めつつ使っていくぞ!
目次
Mode1 Gripの外観をチェック!激安だけどそこそこ高級感もあるかも
というわけでこれがMode1 Gripの本体。
ホワイトモデルを選んだというかこれしかメルカリに安い在庫なかった。
アラミド繊維のスマホケースみたいな模様っぽい背面デザイン。表面はツルツルです。
この手の激安スマホって背面パネルの手触りの段階で安っぽくてうへぇってなりがちですが、Mode 1 Gripはわりとしっかりした佇まいです。
ストラップホールが本体に搭載されてるのが珍しい。
フレームは灰色で、ちょっとサラサラした手触り。
ここもいかにもプラスチックの安い作りですみたいな感じは避けられてて、握ってて心地よい感じがありますね。
ただちょっと気になったのは、充電端子が妙に狭い?こと。
普通のスマホって充電ケーブルが端子にしっかり刺さると思うんですが…
なんか奥まで刺してもケーブルの金属端子部分が2mmくらい見えちゃってるんですよ。
とくにそれで何か問題が起こっているわけではないですが、ちょっと心配になる仕様。サイズが小さい都合でこういう設計になったんですかね?
本体右側面に指紋認証センサーがあるんですが、これ電源ボタン一体型ではないのでただの指紋センサーです。
センサーの上には音量ボタンが。
電源ボタンは左側面にあって、その上にはSIMスロットがあります。高いスマホだと最近は非搭載のmicroSDカードにも対応だ。
電源が左側なのはなんかiPhoneとも一般的なAndroidスマホとも逆で、どうにもいまいち。ここだけ色が赤なのはなかなか良い感じですけども。
本体前面の画面は最近流行りのパンチホールカメラとかではなく、シンプルな形状。
Xperia 1とか以上に細長いぞ!解像度はフルHD未満だけどそもそも画面が小さいこともあって全く気になりません。
ケースとか充電ケーブルとかが付属
付属するのはコードが布でちょっと良い感じの充電ケーブルと、クリアケースです。
このクリアケースはちょっとショボすぎてイマイチな印象。
背面は守ってくれますが…
側面がガラ空きで、四隅くらいしか守ってくれません。
あと画面には最初から保護フィルムが貼られている(ありがたい)んですが、その上に説明のシートが貼られててソレをテキトーに剥がそうとすると一緒に剥がれます。
ちょっと剥がれて中にチリが混入してしまった…
そもそも下の方の剥がれなかった部分にも、どうやら若干チリが最初から混入してたぞ。
保護フィルムの質感はちょっとイマイチで、汚れなども付着すると目立ちます。(色が滲む感じで)
Mode 1 Gripのケースや保護フィルムは選択肢が皆無なので、できればそれぞれ(付けてくれるのであれば)もっとクオリティが高いやつなら嬉しかったなぁという印象。
でもまぁ回線契約すればテルルで一括1円とかで買えるレベルの激安販売機種みたいだし、いっそ全部取って裸のまま使えばいい気もしますね。
一応ミヤビックス等から保護フィルムは出てました。
ケースは出てないっぽいですね。
Mode1 Gripの実力は?スペック確認とベンチマークテスト
Mode1 Gripのスペックは以下の通り。
価格 | Amazonのマーケットプレイスで一万五千円前後とか |
CPU | Helio P70 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
画面 | 5インチ、1,440×576 |
バッテリー容量 | 2,620mAh |
重さ | 140g |
カメラ | アウトカメラ4,800万画素+800万画素/インカメラ 2,500万画素 |
Mode1 Gripのスペックは可もなく不可もなくといったところ、価格を考えれば十分許容範囲内だと思われます。
MediaTekのCPUはあんまり馴染みがないわけですが、じゃあ数値化すればいいじゃんということでAntutuベンチマークテストをしてみました。
なんか計測に必要なAntutu公式サイトの3Dベンチアプリはダウンロードしてもダメで、Antutuアプリ内から再度「Lite」版をダウンロードさせられる謎の面倒仕様でした。
通常の3Dベンチは重すぎて無理って感じなんですかね?Liteで検証してみたら、まぁまぁくらいの滑らかさでCGムービー流れてましたが。
Mode1 GripにおけるAntutuベンチマークテストの結果は180683点でした。
まぁ低めの数値ではありますね。定価を考えればこんなもんかなと思いますが。
Mode1 Gripでゲームはできるのか?プリコネとウマ娘を遊んでみる
例によって当ブログのゲーム検証はプリコネとウマ娘です。
こいつらとポケモンGOくらいしか普段遊ばないので、必然的にこいつらでの検証となります。
プリコネは…初回起動時は並程度の動作してたと思うんですが、数日空けてまた起動したら動作しなくなりました。何故…?
ちょうどイベントの更新があった結果、読み込むデータが大きくてパンクしたとかでしょうか。
ウマ娘はちょっと画面の切り替わりとかボタン押したときにカクカクします(ロード入ると動作がやたら重くなるのも難点)が、ギリギリ遊べなくはないくらいの塩梅。でもまぁ、おすすめはできないかな…
ゲームを本格的に遊ぶなら、もっと高性能なPixel 6系とかiPhone 13系にしたほうが良いと思います。
今家電量販店とかで、ハイエンドスマホを実質23円とか一括1円とか激安で売りまくってますからね…(あえて低スペック機種を万単位の金出して買うことの意義が問われてきている)
Mode1 Gripをしばらく使ってみた感想|メリットとデメリットについて
というわけでここからは、Mode1 Gripを使ってみた感想をまとめます。
結論から言うと「価格を考えれば十分」といった印象。
細かい難点はありますが、高望みしなければ小型スマホを求める人は満足できそう。
動作は普通にブラウザとかSNSを見る分には快適
一昔前の1〜2万円くらいのスマホってどうしようもない挙動だった印象ですが、さすがに2021年登場の最新スマホということでMode1 Gripは快適に使えますね。
ハイエンドスマホと比べるとまぁ若干なめらかさに欠けますけども、使っててイライラするような極端に悪い挙動になることは全然ないです。
デザイン最優先で実用性は皆無!みたいなことはないので、そこは安心ですね。
前述の通りゲーム性能は厳しめな印象なので、ゲームをする人は注意ですが。
正直、持ちやすくはない印象。
Mode1 Gripはいわゆる小型スマホなんですけど、こいつ横幅がとにかく狭いんですよ。
Rakuten Handもかなり細かったですが、多分あれ以上かと。
横幅が狭くて細い結果として、Mode1 Gripはあんまり持ちやすくはないかなと思いました。
細すぎて、持った時に操作する親指の位置が画面端ギリギリくらいに迫ってしまうという。
ちょっと指をずらして操作しないといけないので、片手で持って使うのには煩わしさがあります。
Mode1 GripとiPhone 13 miniのサイズ比較
iPhone 13 miniも小型スマホなのですが、縦幅はMode1 Gripの方が長くて横幅はiPhone 13 miniの方が広いみたいな感じです。
iPhone 13 miniだと自然に握った時に親指が端に行きすぎないので、握っての操作はMode1 Gripよりしやすい印象。
しかし横幅が狭い分、よりコンパクトに感じるのはMode1 Gripですかね。
性能的にはiPhone 13 miniのが圧勝、価格も今実質23円とかで買えちゃうことを考えるとセットで回線を契約するのに問題なければiPhoneのがやや有利な感じがあります。
まぁMode1 Gripは、「変わったアンドロイドスマホ」を使いたい人向けって感じですかね…?
重量の軽さは素晴らしい。
Mode1 Gripは140gほどの軽量スマホということで、確かに軽くて快適です。
まぁ、iPhone 13 miniも140gくらいなのが悩ましいところですが…
Mode1 Gripのカメラ性能はかなり厳しめ
Mode1 Gripのカメラ性能は文句なしにイマイチで、カメラに期待して買う機種ではないですね。
そもそも画面が小さいので、ピントがあってるか確認するのも面倒だったり。
たくさんカメラを使う人は、小さいスマホを使うのであればiPhone 13 miniとかを選びましょう。
なんか全体的に赤い風景だな…
色合いが微妙だけど必要最低限のメモ代わりにはなるかなって感じ。
植物も赤みがかった雰囲気。
明るさがある程度あればまぁまぁ綺麗に撮れるかも。風景系の写真はちょっと曇り空で薄暗かったのがダメだったのかな。
シャッター音うるさすぎ問題
というか純正のカメラアプリ、ありえないくらいシャッター音が大きいので外でMode1 Gripの標準カメラを使うのは無理です。
スマホって最大音量にするとけっこう大きな音が出る機種も多いですが、おそらくMode1 Gripってシャッター音だけ強制的に音量100%で鳴らしてくれてます。
外で使うのは完全に迷惑行為ですよこれは。
なんなら家族が同居してるなら家の中で使うのもやめた方がいいくらいにはうるさいですし、一人暮らしでも自分の耳をつんざくような爆音が鳴るのでやっぱりきついです。
この記事を撮影するために色々な場所で写真を撮ってみたわけですが、シャッターボタン押すたびに絶望的な気分になりました…。
シャッター音がうるさいスマホってたまにありますけど、Mode1 Gripはその中でも特に酷い部類のシャッター音のデカさ。
ただしネット上からテキトーにGcamを落としてくれば、そっちで撮影することでシャッター音を回避可能ではありますけども…。
正直シャッター音のせいで買ったのをちょっと後悔しているくらいなので、購入を迷っている人はシャッター音に要注意。想像の5倍は大きい音が出るぞ!
当然スクショの音もクソでかい
スクショ撮影時はどんなスマホも基本的にカメラのシャッター音と同じ音が鳴ると思いますが、Mode1 Gripもスクショを撮ると爆音で「ガシャん!!!!」みたいな爆音が鳴り響きます。
Pixel 6 Proのスクショ音も大概煩わしいですが、Mode1 Gripの音はレストランとかラーメン屋とかで鳴ったら周りに絶対嫌な目をされるでしょう。
なんならガラスでも割れたのか?みたいな音ですからねこれ。
色々音の選択肢がある中で、なんでこんなに不快な音を選んだのか謎。
Androidなのでまぁ無音スクショアプリとかを入れれば回避はできると思いますけども、勘弁してくれよって感じです。
このシャッター音関連の喧しさがMode1 Grip最大の欠点ですね、100歩譲って強制で音が鳴るのは仕方ないにしても自宅で使うのすら躊躇われるレベルの爆音である意味ある???
スピーカー音質は普通、動画とかを違和感なく見られるが画面は小さいぞ
Mode1 Gripのスピーカー音質は並程度といったところ、「可もなく不可もない」スピーカーを1〜2万円で買える激安スマホが備えているのはなかなかすごいと思います。モノラルなのは難点ですけども。
画面自体が小さいので、それほど動画やゲームなどを楽しむのに向いてはいない機種ですが、妥協せずそこそこのスピーカーを積んでくれているのはありがたいですね。
まぁ、あくまで「そこそこ」なので期待しすぎには注意が必要ですけども。
microSDカードをストレージとして使えるみたい
microSDカード対応のMode1 Gripですが、microSDカードを外部ストレージだけでなく内部ストレージとしても認識できるみたいです。
私はなんか挙動とかに影響あったら嫌なのでやりませんでした。
まとめ
Mode1 Grip、ゲーム性能は価格相応と考えると概ね悪くない機種なんですが、シャッター音があまりにもうるさいせいでまったくお勧めできないレベルまで落ちてしまっていると思います。
これアップデートとかでなんとかしてもらえないですかね?音が鳴るのは仕方ないにしても事実上カメラの使用が不可能なレベルの騒音なのは論外だと思います。
本年第2弾のスマホ購入は、ちょっと微妙な結果となってしまいました。シャッター音以外はけっこう良いと思うんですけどね…
他になんかある?おすすめ小型スマホ
Mode1 Grip以外になんか良い小型スマホがあるかと言われると、やっぱり思いつくのはiPhone 13 miniですね。
iPhone 13 miniなら横幅が少し広い分操作しやすい、さらにシャッター音もLive Photosにしてればうるさくないですし、スクショ音もマナーモードにしていれば鳴りません。
ただMode1 Gripを検討している人はAndroid派だと思うので、iPhoneはなぁ…と思うかも。
Androidでできるだけ小型な機種を使いたい場合は、Pixel 5あたりがおすすめですね。
古すぎないかつ信頼できるGoogle製、サイズもそこそこ小さいぞ。
スピーカー音質がイマイチという難点がありますが、他は十分かと。