2021年9月、最新モデルのiPhone 13がついに発売!ネット注文したやつが届きました。
ブロガー的にはiPhone 13 Proを選ぶのが基本的には正しいと思うんですが、私が欲しかったのはやっぱり無印のiPhone 13なんですよね。重量170g台で軽いしProよりは安いので。
今回はiPhone 13のファーストインプレッションということで、本体外観を眺めつつカメラとかゲーム性能を見ていきたいと思います。
目次
なぜ、Proでなく無印iPhone 13を選んだのか?
一言でまとめると「やっぱり10万円オーバーの機種は気軽に手を出せないよね」ということで、今回はiPhone 13の無印モデルを買ってみました。
10万円以内で買えるからギリギリ手頃
iPhone 13無印なら128GBでもギリギリ10万円を切ってる98,800円なんですよ。
miniの方がもっと安いんですけど、去年iPhone 12でminiと無印を使い比べた結果無印のほうが満足度高かったんですよね。
miniはサイズの小ささが確かに魅力的ですが、動画とかゲーム、電子書籍などの表示が2021年基準だとちょっと見づらいです。
無印は画面が大きいので動画やゲームはバッチリ。どうしても服のポケットにスッキリ収めたいとかでなければ無印を選んだほうが良いと私は思います。
というか、無印も6.5インチとかが標準になってきてるAndroidスマホに比べればけっこう小さいですからね実は。
軽さは正義。
iPhone 12 Proも187gとサイズのわりに重めだったんですが、13 Proは200gオーバーの203g。
コレはちょっと耐え難いレベルだと思います。ケース付けると+10~20gは重くなるわけですし。
無印iPhone 13なら173gなので、一応最近のスマホとしてはギリギリ軽めな部類に入ります。180g超えると重くなってくる。
コロナ禍じゃそんなに高性能カメラも必要ない説
Proじゃないと望遠レンズとマクロ撮影が利用できないんですが、まぁ実際iPhone 13を今買う人が次の機種に買い換える2~3年後くらいまではコロナも完全には終わらないでしょう。
じゃあ12万とか出してわざわざPro選ばなくてもいいと考える人がわりと多いんじゃないか、という想定で、無印のが実はレビュー需要あるんじゃないかと思ったり。
iPhone 13の無印モデルを開封しつつ外観をチェックだ!
前置きはこのくらいにして、iPhone 13を開封して外観を見てみましょう!
といっても外観はほとんど12と変わらないんですけどもね…。
今回の13はなんかあんまり奇抜な色がなかったので、普通にPRODUCT REDを選んでみました。赤いスマホってあんまりないので、iPhone買う時は緑とか特殊な色がない限り赤を選ぶことが多いです。
付属品はUSBケーブルのみ
iPhone 13の付属品は片側がLightning、もう片側がUSB-CのUSBケーブルのみ。
USB-Cの充電器を持っていない場合は一緒に購入しておきましょう。
最近はダイソーとかでも売ってる時があるのと、通常のUSB-AになっているLightningケーブルや充電器も百均で売ってるので、安さ最重視ならそっちでもいいです。
でも急速充電するなら充電器はAnkerとかのちゃんとしたやつを買ったほうが良いと思います。
本体の外観はとくに12と変わらない印象
右側に電源ボタン。
左側に音量ボタンとSIMトレイ、あとサイレントモードのスイッチが用意されています。
いつものiPhoneって感じですね。まぁここは今更変える必要もないんじゃないかと思います。
安定のLightning端子。
こういうもんなので諦めるか、ワイヤレス充電の環境を用意してそっちで充電しましょう。
まぁほんとにいつものiPhoneって感じですね。
ノッチとか言われてるけど語源がよくわからないインカメラ周りのスペースですが、確かに若干領域狭くなってるような…?
でもまぁやっぱりAndroidのパンチホールカメラとかに比べると真ん中の黒い部分広い感じはどうしてもあります。
とはいえここって細かいアイコンが表示されるだけなんで、実際問題黒い領域あっても大して問題ないのはこの4年くらいでさんざんわかっておりますが…。
アクセサリーの保護ガラスや保護ケースはAmazonで買ってみた。
iPhoneの魅力といえば、家電量販店などの実店舗やAmazonなどのオンラインショップで関連商品がやたら充実していることです。
せっかくだからとにかく安く保護ガラスと保護フィルムを揃えてみようということで、Amazonから買ってみました。
AmeriLuckという謎のメーカーの保護ガラスと、PCduoduoという謎メーカーの保護ケースです。どっちも500円くらいで安かったので即決。
両方ともiPhone 13が発売する前に届いてたので、早速使ってみたぞ!!
保護ケースは完全に百均って感じです。透明ケースで安いやつの宿命ですが、ちょっと汚れやすいかな。ほぼ触ってないのに撮影時点でやや手垢目立つ。
あとホコリ入りやすいので注意。
ただし百均レベルとしてはわりと良い部類のやつですねこれは。
安いケースだと側面にパーティングラインみたいなのがでかめに入ってて、手で持つと刺さって痛いことが度々あるんですがこのPCduoduoケースは大丈夫でした。
ドット加工があるので背面で気泡みたいなのがにじむこともないです。
端子やスピーカー周りもちゃんと空いてるぞ。
透明ケース特有の汚れやすさ以外では、若干四隅の部分がハマりづらいから装着時に注意が必要なことくらいですかね気になる点は。
急いでないならダイソーとかで出るのを待っても良いかと思いますが、急いでるならAmazonでこのケースを買えばいいんじゃないでしょうか。
AmeriLuckの保護ガラスは2枚入り、しかも装着用のシールとかピッタリな位置決めプラスチックパーツも付いてる!
このプラスチック部分に保護ガラスを装着して、保護ガラスの透明フィルムを剥がしてiPhoneを打ち込めば完璧な位置で貼り付けられます。裏側に保護ガラスをプラスチックパーツに固定するシールがあるので、保護ガラスがグラグラする心配は無用なのです。
装着したら、あとは裏側のシールを剥がせばOK。これ間違えたまま取り外そうとした結果1回保護ガラスと本体が離れてしまって、若干チリが混入してしまった…。でもほぼ見えないので今回はこのまま行くぞ!
ということで、保護ケースも保護ガラスもかなり良かったです。とくに保護ケースは貼りやすい仕様で失敗しても2枚めがあるのでオススメ!
iPhone 13のカメラ性能はどうなのか?
iPhone 13はアウトカメラが2眼になっておりまして、通常のレンズと超広角レンズを搭載。
例によって、写真を撮ってみるぞ!
いつもどおり室内でフィギュアを撮影する。
というわけで、いつもどおりiPhone 13を使って屋内で人形でも撮ってみますか。
iPhone 13はマクロ撮影に非対応なんですが、多分フィギュア程度の大きさなら標準撮影や2倍のデジタルズームで十分綺麗に写せるんじゃないかと思います。
フィギュア撮影にはマクロレンズがあったほうが良いじゃんと長年思っておりましたが、実際画面全体に顔を写すとかそこまで頻繁にやらない人が多いですよね多分。それなりに寄れればOK。
というわけで、レビュー前ですがギルガザムネ撮ってみました。Z-LIGHTで上から照らしつつ斜め前からクリップライトの照明を当てて撮った感じです。
iPhone 13でギルガザムネ撮ったのはおそらくこのサイトが宇宙初なんじゃないですかね?
通常のレンズではこのくらいまで寄れます。(よくわかんねぇな…)
魂SPECのギルガザムネはガンプラで言うマスターグレードくらいのサイズ感です。
デジタルズームで2倍にしてみました。まぁ全然大丈夫なんじゃないかと。
小さいフィギュアも撮ってみました。ミクロマンくらいのサイズっていう表現、アラサーより下の人に通じない気がするが…
iPhone 13のカメラで顔にピントを自動で合わせてくれたんですが、iPhone的にはウルトラマンの顔って人の顔判定なんですね。
こちらも2倍ズームしてみました。
iPhoneって13に限らず、白っぽい背景だと暗めに補正されやすい気がする。この辺気になる場合は色々アプリとかで調整したほうが良いのかもしれない。
屋外でも写真を撮ってみよう。超広角レンズも検証だ
というわけで、ビデオとか返しに行く予定のついでにiPhone 13で写真を何枚か撮ってみました。
そのへんの花。
度々撮ってる駅ですが、ここ太陽の位置の関係であんまりキレイに撮れないんですよね。
超広角レンズに切り替えてみた。
ところでiPhoneのカメラ、LIVE機能(静止画を撮る直前の数秒が動画としても残るやつ)がオンだとシャッター音が動画基準の小さい「ピロン」みたいな音なのにLIVEオフにするとクソデカい通常シャッター音になるの何なんですかね。常に前者にしてくれよ
もう少し日当たりの良い場所を撮ってみました。
うむ、超広角撮影でもキレイです。
最後にもう1枚。
これも超広角。
まぁとくに言うことのない感じで、普通にキレイに撮影できてますね。全体的に。
なおiPhone 13のデジタルズームは最大5倍対応だったので、やっぱり望遠写真的なのを撮るならiPhone 13 Pro系が良いんだと思います。
食事写真は今度撮ります。
食事写真も撮りたいんですが、あいにくiPhoneなんて買ったら外食に行く予算もないのだ!
しかもうっかりPS5に当選してしまったのでマジで金がない、食事写真は撮ったら追記します。
一応今日の昼飯のサッポロ一番みそラーメンだけ載っけておきますが、まぁコレじゃ全然わからんな…。
iPhone 13のスペック・ゲーム性能をチェック!
iPhone 13のスペックは以下の通り。
価格(Apple Store) | 98,800円(128GB)/110,800円(256GB)/134,800円(512GB) |
CPU | A15 Bionic |
ストレージ容量 | 128GB、256GB、512GB |
サイズ | 146.7×71.5×7.65mm |
重さ | 173g |
おサイフケータイ | 対応 |
防水 | IP68 |
電池持ち | ビデオ再生最大19時間 |
画面サイズ | 6.1インチ、2,532×1,170 |
カメラ | 1,200万画素+超広角1,200万画素/インカメラ1,200万画素 |
今回の特徴としては電池持ちが良くなっていて、これまでより最大2.5時間長くなっているとのこと。
電池持ちについては今後検証して追記予定です。(すぐにはわからんので)
Antutuベンチマークテストの結果をチェック
Antutuベンチマークテストをしてみました。
検証中のCGエイリアンとかの動きの滑らかさがすげぇ、Proモデルではないとはいえ、流石最新のiPhoneです。
iPhone 13のAntutuベンチマークテスト、V9.0.3での結果は755587点でした。かなり高いです。
最近買った他のハイスペックスマホだと、OPPO Find X3 Proは632012点でした。
iPhone 12は58万点。バージョン違うと思うのでそこはアレですけど。
最新iPhoneということで、無印でも性能的には問題なくハイスペックと見てよろしいかと。
実際Proじゃないと快適に動作しない場面とかどのくらいあるんですかね…。
12シリーズで私がProと無印を使ってみて感じた違いは、強いて言えばゲームを遊んで一旦他のアプリに切り替えてしばらくしてから戻ったときに、Proだとやたら長時間ゲームのプレイ状況が維持されてた印象があります。
多分アプリ切り替えまくるような人だとProの方がより良いのかも?でも今13でYouTubeとウマ娘やってからプリコネに戻ったら普通に状況維持されてたので、無印でもやっぱり違いはない気もしてきた。
ゲームはどうなのか?とりあえずプリコネとウマ娘、ポケモンGOをやってみる
ゲームは、いつもどおりプリコネとウマ娘を検証してみました。あとポケモンGOもやってみますか。
まぁ最新iPhoneなのでこいつらがまともに動かないことって絶対ないですけど、一応確認しておかないと。先日「性能的には全く問題ないのにゲームができないスマホ」というのも現れましたし。(現在はアップデートで改善済みらしい)
プリコネは文句なしにサクサクでした。
一番重くなりやすいアリーナを起動してみましたが、5対5の乱戦状況もスムーズに動いてくれました。スピーカー音質も良い。
ウマ娘の動作も問題ないですね。ちゃんと遊べています。
すげぇ久々に育成モードやった。こちらもキビキビ動作してくれています。
チームレースのウオッカの台詞「よっしゃあ!気合い入れていこうぜ」の、「よっしゃあ!」で一旦子供っぽくはしゃいでから「気合い入れていこうぜ」で落ち着く感じが好きです。
なにげに今も毎日遊んでいるポケモンGOです。こちらも動作にとくに問題はなし。
私が熱心に遊んでいたのはルビー・サファイアまで、あとは大学生時代にYとムーンやって就職後シールドだったかをやってる感じなので、間のダイヤモンド・パール~ブラック・ホワイト2に出てくるポケモンはよくわかってません。
Y以降も自分が遊んでるときに出てきたやつ以外調べてないので知らんやつがけっこういたり。トリミアンって誰だ…?
ARブレンディングだかってこれちゃんとできてるんでしょうか。
このエイパムが雑にコンクリートの道路脇にいる絵面面白くないですか?
iPhone 13、その他の使用感まとめ|メリット・デメリットについて
最後にiPhone 13に関する使用感の細かい部分を書いていきます。
重さはこれくらいなら全然OK、快適に片手で持てる
iPhone 12と比べると重くなっているiPhone 13なんですが、173gなら重量の負担はなくて大丈夫ですね。
12のときの「めっちゃ軽いわ!」という感動はないですけど、持ってて辛くなることはないです。片手で持っててもストレスなし。
12Proとか11シリーズはだいぶ辛かったので、多分200gオーバーの13 Proは重さを感じると思います。詳しくは買った人の感想を調べてみたり、家電量販店で実機を触ったりしてみてください。
6.1インチの大画面、やっぱり良いな
まぁ手持ちのOPPO Find X3 ProとかPixel 5aの方が画面デカいですけど、iPhone 13の6.1インチ画面も充分大きいです。
動画を見てもゲームをしてもネットサーフィンをしても、画面が狭いと感じることはありません。それでいて本体サイズ的には衣服のポケットとかにもギリギリ主張が大きくなりすぎない程度にコンパクト。
やっぱり迷ったら無印iPhone 13でいいと思います。
iPhoneのスピーカーは安定して高音質。
Androidだと「前の機種のほうがスピーカーの音明らかに良かったよね?」というパターンが度々有るんですけど、iPhoneは大丈夫ですね。iPhone 13のスピーカー音質は問題なく高音質です。
自分のGoProで撮ったどうでもいい動画すらけっこう音がよく感じられる。
音量が大きく出るのも良いですね。最近使ってるPixel 5aは音量がちょっと小さい印象なんですよ…。
そういえばYouTubeのPIPに対応していた
私がAndroidを使う理由として大きい「動画再生時に画面分割やPIP表示ができる」というやつ。
PIPとは、動画再生画面を小窓にして他の作業をしながら動画を見られるというやつです。
SNSとかブラウザ見ながら動画流しておく時に便利。
PIPは長い間iPhoneだとSafariから開かなければ利用不可だったんですが、そういえば最近標準で対応したんでしたね。
しかし今のところお試し機能としての提供みたいで、一旦ブラウザのYouTubeで機能をオンにして1時間位待てとのことだったのでまだ未検証。検証したら追記します。と言いかけたところで使えるようになった。
なるほどね、四隅にしか配置できないので若干位置調整面倒だけど基本こういうのって四隅に配置するので慣れれば問題ないかと。
動画画面のサイズももっと小さくしたりできました。良いじゃん!
コレで私がiPhoneをメインスマホとして使わない理由が1つ消え、あとは「顔認証とLightning端子がなぁ」くらいになりました。
わかりやすい進化点が少なく、新鮮味の薄さはある。
発表の時点で思ってましたし、コレを読んでるみなさんも思ってると思うんですが、iPhone 13の進化点って地味すぎてどうにも盛り上がりには欠けます。
バッテリー持ちが良くなった、画面が明るくなった、動画撮影機能がパワーアップしたなどありますけど、地味なんですよね。
形状の関係で11以前からの乗り換えならある程度ワクワクを感じられると思いますが、12からだとほとんど見た目も変わらないので厳しそう。アウトカメラの配置くらいしか変わらんぞ。
毎回の変化の大きさという点では、PixelとかGalaxyってあんまり前年のモデルのデザインを継承しないのでとりあえず外観だけで違いを感じられるからけっこう良いなと改めて思うのでありました。
言うだけ無駄だけどUSB-Cと指紋認証は欲しかった
このタイミングで載せなかったということは、多分もう一生USB-Cと指紋認証に対応することは無いんで言うだけ無駄ではありますが、Lightningケーブルと顔認証がダルい。
パソコンもタブレットもUSB-C、Kindleすら最新型はUSB-Cになってる中でiPhoneのためだけにLightningケーブルを確保することのダルさ。
これならiPadとかも全部Lightningケーブルにしないとおかしいだろと長年思っております。
指紋認証も、今載せないならもうコロナ禍が終わるまで「Apple Watch買えば顔認証回避できるよ」でやり過ごすんだと思われます。
私の場合そもそも普段から花粉症でマスクして生活しているときのほうが多かったので、iPhone Xの頃からずっと「iPhone使いづれぇ」となってるんですよね。
実際顔認証できないときもパスコード4桁入れるだけなのでまぁそこまでくたびれるわけではないんですが、ダルいのは間違いない。
まとめ
ということで、iPhone 13をついに入手だ!なんだかんだで新しいiPhone買うと毎回テンション上がりますね。
私がメインで使っているAndroidスマホは一芸に特化したような機種が増えてきてて、「決定版で安い機種があまりないなぁ」と思っているんですが…
iPhoneはとりあえず今出てる最新のシリーズを選んでおけばどれを選んでももれなく決定版なので、わかりやすくてやっぱりいいなぁと思いました。
iPhone 13 Proでなく無印を選んだ今回ですが、無印良いぞ!軽いしもちろん動作とかは快適だし。