先日11 Proを手放しつつ、ネットで注文したiPhone 11が到着。
↑iPhone 11 Proの手放し報告。
1日ほど無印11を使っていますが、概ね快適です。
<追記>
2020年にiPhone 12を購入しているので、こちらのレビューも参考にしていただければ。
目次
iPhone 11を1日使ってみて感じたこと|Proと比較してどうなの?
11 Proと比べての使用感の違いについて、解説します。
グリーンモデルは薄めの色合いでおしゃれな雰囲気
XRはド派手なカラーが多かった印象ですが、11は全体的に薄めの落ち着いた色合いですよね。
個人的には派手なカラーも好きですが、11ではより一般向けになった印象。
今回購入したグリーンモデルはかなり薄めの緑色で、主張が強すぎないのが良いです。
そしてトリプル→ダブルへの変化で右側のレンズがなくなった結果、撮影時に指がレンズに当たりづらくなった気もする。
画面解像度の差はほぼ気にならず
iPhone11の解像度は1,792×828で、Proの2,436×1,125より低いです。
テレビやPCモニターのフルHD(1,920×1,080)より若干解像度が低いことになりますね。
実際に11を使っていて「若干表示がぼやけてる」と感じたのは、強いて言えば文字入力時に出てくるキーボードくらいでした。
かなり画面に目を近づけた状態で気になる程度なので、普通に使う分には問題ないですね。
もっともこの点は以前XRを触ったことがあるので、購入前からほぼ知った状態ではありましたが…。
望遠レンズが使えないカメラで公園を撮影してみた感想
標準のレンズと広角レンズのみ搭載しているiPhone 11で、公園を撮影してみました。
ここから書くのは基本的に「撮影という行為そのものの感想」、詳細なカメラレビューは今後行うと思います。
↑「やっちゃった」と犬の「やりましたけど?」という表情が良い。
看板大好き電子レンジマン。
看板の写真を撮って気づきましたが、「2倍ズーム」を活用できる場面ってこういう「若干遠くにあるもの」を撮影する時ですね。
「近づくのが面倒くさい」時に2倍ズームがあるとありがたかったな、と感じました。
近づけばいいだけなので無くてももちろん問題はないんですが、「あったら嬉しかったね」と。
今回は公園の敷地に入らず外から撮影しているんですが、こういう遊具も2倍ズームができれば同じ位置でももっと大きく写せましたね。
とはいえ「撮りたきゃ近づけばいい」んですよ。
そしてあくまで高画質なズーム写真を撮れる「光学ズーム」がないだけでデジタルズームならできますし、写真アプリでトリミング(切り抜き)して不要部分をカット・目立たせたい部分を拡大することも可能。
デジタルズームって何?撮影時点でトリミングする感じの拡大方法。撮影画面で2本の指をピンチアウトすれば使えます。
実際にデジタルズームやトリミングをしてみました。
<トリミング前>
敷地の外から撮ったので手前の木が邪魔だな…という印象。
<トリミング後>
左側の木をカットし、鉄棒やジャングルジムなどが見やすくなりました。
〈デジタルズーム適用・2倍〉
5倍までできるみたいです。スマホで確認した限りでは、2倍なら許せる範囲かと。
ズームなら対応しやすい一方で、広角写真を撮りたいけどスマホにレンズがない場合は物理的に離れて対応することとなります。
しかし、部屋の中のような狭い場所や街中だと限界がありますよね。
iPhone 11が「標準+望遠」じゃなく「標準+広角」の組み合わせを採用したのは、やはりナイスな選択だったと思いました。
※さっきの公園で同じ位置から広角撮影してみた
結論:2倍ズームはなくてもOK(あるとなお良かったが)
動作にもProとの違いは感じられず
iPhone 11 ProとiPhone 11に、アプリの起動や切り替えなどにおける動作の違いは特に感じられませんでした。
Antutuベンチマークテスト結果はご覧の通り。(Proのを撮り忘れたのは痛恨のミスですね…)
CPU自体が同じなので、「Proでしか快適に動かないゲーム」は特にないと考えられます。
価格を抑えつつもCPUに差を付けなかったのは、Appleありがとうって感じですね。
重さは気にならず
Proから無印への買い替えで188g→194gに増量された重量ですが、重くなったことはまったく感じられず。
考えてみるとそもそも本体サイズがProより大きくなっているので、サイズが重くなるのはなんらおかしくない。
数値上は変化している重量ですが、体感で「重くなった」と感じることはありませんでした。
6.1インチ画面で194gだと、あまり同程度のサイズのスマホと変わらないので「サイズのわりに重くない?」とはならないし。
iPhone 11の重さを最近発売された他のスマホと比較 | |||
画面サイズ | 本体サイズ | 重さ | |
iPhone 11 | 6.1インチ | 150.9×75.7×8.3mm | 194g |
ZenFone 6 | 6.4インチ | 159.1x75.4×9.1mm | 190g |
G8X ThinQ | 6.4インチ | 160×76×8.4mm | 194g |
Galaxy Note10+ | 6.8インチ | 162×77×7.9mm | 197g |
Galaxy S10+ | 6.4インチ | 158×74×7.8mm | 175g |
縦長だったりインカメラ周りのスペース消費が少なかったりの関係で、他のスマホの方が画面も大きめにはなります。
画面上部ってそんなに活用しないけど、11は消費スペースがコンパクト化されたスマホが多い現在の目で見るとちょっと古臭い。
今年秋の仕様変更に期待。
そして数値を比べてみると、Galaxy S10+の軽さが凄い。圧倒的過ぎる。
セリアのケースは十分な高品質
iPhone 11のケースは、セリアで100円で購入してきました。
当初はAmazonでこういう普通のケースを買おうとしていたんですが、ふと「iPhoneなら100円ショップにもケースあるじゃん」と気づいてお店にGO。
ケースはボタンや端子類までしっかり覆ってくれる仕様、滑りやすいなどの問題も一切なし。
セリアのiPhone 11ケース、おすすめです。
iPhone 11、これからよろしくな!
というわけで、iPhone 11には概ね満足です。
最上級モデルを自分で触ってみたかったので「最初からProにしときゃ良かった」とは思いませんが、11の方が総合的満足度は高い。
iPhoneはとりあえず最上位モデルを買うのが良い、という時代は、11から変わってきた感じですかね。
XRは背面レンズ1つで露骨にグレード下がってる+大して安くない問題がありましたが、11は概ね難点を解消している。
今年秋のiPhoneも3ランクで出るなら、今度はよほどの違いがない限り最初から最下位モデル買っちゃったほうが良いかな…と思ったり。