オリンパスがカメラ事業を売却というニュースが先日ありました。
私はデジカメを買う場合ほぼオリンパス、たまにキヤノンみたいな選び方だったので、たいへん寂しい限り。
青春のオリンパスよさよならということで、私とデジタルカメラの日々について振り返ってみようと思います。(つまりこの記事は雑談です)
目次
前史|ぼくとデジタルカメラ
私が初めて購入したデジタルカメラは、ソニーのCyber-shot DSC-W110です。
2008年発売みたいですが、買ったのは多分2009年くらいの時期だと思います。
元々自宅で放置されていたソニーのビデオカメラで動画を撮って遊んでいまして…
当時のニコ動に合わせてるから画質が今見ると凄いな…
ビデオカメラの動画をPCに取り込む場合、一旦DVD-Rに焼いてからリッピングしてさらに分割・エンコードという面倒な手順が必要でした。
そこでなんかの時に得たマネー(高校入試だったか?)を使って、高校生が買える限界のカメラ(2万円台前半)であるDSC-W110を入手したわけです。
PCの中に残ってた画像なんですが、高校生にもなってなんでこんな年季入った粘土買ってんですかね…?
で、なんだかんだで使ってたわけですが…酷使してたら1年半くらいで挙動が怪しくなってきてしまいました。
だましだまし使ってきましたが、高3の頃にはもう限界。
そんな中進学した大学は、映画関連のやつだったので課題とかで使う写真や動画を撮れるカメラが必須。
オリンパス製ミラーレスとの出会い|PEN Lite E-PL2
私が初めて入手したカメラは、PEN Lite E-PL2。
2011年発売の機種ですが2012年春に、Amazonのセールかなんかでダブルズームキットを安く入手しました。
この時点で私は「背景をぼかす」という概念すら知らない状態で、購入当初は「なんかピントが合う部分が少なくて使いづらい」と感じたことを覚えてます。
余談ですがスマホのカメラも最近は背景のボケ方がすごくなっていて、近くにあるフィギュア等を被写体にしたパンフォーカス的な写真を撮りづらくて困ってます。
しかし練馬の図書館で本を借りたりして、徐々にカメラのしくみについて理解するようになっていったわけです。
それまでほぼ動画撮影にしか使っていなかったカメラで、もっと色々な写真も撮ってみたいね的な流れへ。
レンズ交換という概念
E-PL2には2本のズームレンズが付いていたわけですが。
このような「ミラーレス」や「一眼レフ」のカメラは他にも、別売りのレンズを買って付け替えられることを知りました。
しかしレンズは全体的に高く、大学生(アルバイトをしない)の手には届かず。
キヤノンに目がくらむが…
「写真をより高クオリティで撮るなら一眼レフだよ」みたいな声がめっちゃ多かったので、ここで一旦キヤノンのEOS KISS X7だったかを買う流れに。
安い単焦点レンズと本体を買ってさあ写真を頑張るぞ!と思ったものの、一眼レフはでかいし重い。
あと動画で使おうとしたら、レンズが動くモーター音がめっちゃ入ってくる。(発売が古いロングセラーのレンズなので静音機能的なのがなかった)
シグマのマクロレンズを買って取り付けるときれいな写真は撮れるものの、カメラがでかすぎて撮影スペースを確保しづらい。
「やっぱ元々持ってたE-PL2の方が良いわ(そもそもプロ的な作品作るわけでもないし)」ということになり、出戻りへ。
卒業→デジカメの日々
大学を卒業したものの就職先がないということで、岐阜で就職に向けて資格を取りつつフリーライター業務をする日々。
一人暮らしから実家に戻ったため、仕事すればするだけ金が貯まっていきます。
一人暮らし資金を貯めつつ、余った金はカメラにブチ込むことに。
岐阜駅近くにはちょうど三星カメラがありますし、エディオンなどカメラを取り扱うお店は多い。
電車に乗ればすぐ名古屋にも着きます。
↑のレンズは三星カメラの通販で買って、店頭で受け取った思い出が。
「照明が足りない」ということで、岐阜駅近くのドンキで今も所有しているライトを買ったりも。
めっちゃ予算があったため、E-M5 MarkⅡも買ってました。
手元にあったE-PL2は、ボブのもとへ。
この機種はファインダーがあるのが特徴なんですが、私の技能ではとくに使いこなせず。
なんだかんだで「自分にはここまでの性能いらないね」みたいな事になり、E-PL6に移行。
カメラ離れ
2017年くらいから徐々にカメラを使わなくなっていきます。
理由として大きいのが、スマートフォンカメラの高性能化。
ミラーレスや一眼レフのカメラを外に持ち出す場合、撮影するタイミングで組み立てが必要。
鳥とか動物撮ろうとすると、組み立てるまでにどっかに行きます。
先に組み立てておくと首にかけるなりして構えておく必要があり、「気合い入りすぎ」感が強くなってしまうため私としてはちょっと微妙。
スマホのカメラならとっさに取り出して撮影できる+iPhoneも6~7辺りでかなりカメラの画質が良くなったので、「じゃあスマホでいいか」ということに。
スマホだと撮影位置も自由自在で、デジカメのように三脚等を使った細かい調整で疲れることもありません。
HUAWEIなどダブルレンズ搭載のスマホも増えて面白くなってきた結果、それまでカメラに使ってた金がスマホに行くケースが増えていきます。
↑初期のダブルレンズスマホとしては、楽天モバイル専売だったhonor 8が印象深いです。
青紫色の本体カラーが非常に格好良かった。
デジカメはRX-100の1台に→さよなら…
色々なレンズを買って楽しんでいましたが、結局全部売ってソニーのRX-100に絞ることに。
RX-100は小型でポケットに収まるサイズ、キレイに撮影できて3万円台。
しかし結局Galaxy S9以降のGalaxy端末やPixel3、iPhone Xなどのカメラの方が手軽なので、全然使わず。
最終的に2019年に手放してたりします。
動画がGoPro体制へ
スマホのカメラでなんでも撮ってましたが、2017年秋より車載ラジオ動画「かでんフレンズ」が本格スタート。
かでんフレンズは丸一日動画を撮影して延々雑談するシステムなんですが、スマホだと途中でバッテリーが切れます。
スマホは常に複数台持ってますが、別の機種で撮ると画質や音質がバラけて面倒。
そこで導入されたのがGoPro HERO7。
GoPro HERO7はコンパクト、バッテリーを交換すればすぐにフル充電になります。
今日に至るまで使用中、たいへん助かってます。
2020年よりマイクアダプターを購入、RODE Video Microの音声により音量の小ささを改善。
また会う日まで
カメラを使う機会がめっきり減ってたらいつの間にかオリンパス撤退という、若干の罪悪感。
スマホがもはやカメラくらいしか進化ポイントが無くなってしまっているため、スマホのカメラ性能は今もなお進化し続けてます。
そんな今、私がもしカメラを買うとしたらどの機種だろうと思って改めて調べてみました。
ソニーのα6100ですね。
現実的に考えて、10万オーバーのカメラの性能を活かす場面は私にはないので除外。(興味はあるけど)
PCにわざわざ接続してデータを移行するのは面倒なので、スマホと無線でデータをやり取りできる機能が必須。
写真はすぐに撮れる状態が良い(ピント合わせのタイミングもできるだけ速くしたい」
多分やらないけどYouTube動画を撮るにあたって、一応モニターを正面に動かせる機能も用意されていたほうが良い。
あとマクロレンズが3万くらいまでの予算で買えるとありがたい。
こんな感じで絞っていった結果、α6100がベストとなりました。
ただ難点があって、microUSB端子なんですよ。
2019年秋発売でmicroUSB端子って、どういうことなんだ…?
USB-Cだったら勢いで買った可能性が高いんですが、microUSB端子の機器を極力手元からなくそうとしている私はちょっと二の足を踏んでます。
調べてみると、まだけっこう他の最新機種でもmicroUSBを搭載しているケースが見受けられます。
なんでなんですかね?そこに金かけるなら写りにつぎ込む的なこと?
そうなっちゃうと、「じゃあP40 Pro持ち歩けばいいかな」みたいな感じにはなります。
最近のカメラ業界についてまた色々調べて、より良い機種がないか探してみます。