非常に長い時間と手間がかかったものの、なんとか回線契約なしの状態で手に入れられたドコモのGalaxy S21 Ultra 5G(SC-52B)。
現在はahamoのSIM到着を待ちつつ、LINEモバイルのソフトバンク回線SIMを入れて使っています。
今回は、Galaxy S21 Ultra 5Gの紹介・使用感レビュー(ファーストインプレッション的なやつ)です。
目次
Galaxy S21 Ultra 5Gの外観をチェック!
先日レビューしたGalaxy S21とあまり見た目の雰囲気は変わりませんが、カメラ部分辺りはちょっと違いますかね。
ちなみに今回購入したのはファントムシルバー。サラサラの質感で、高級感はけっこうあります。
ただ、店で見るとブラックの方がより落ち着いたカラーリングで格好良い気もしました。私は黒一色のスマホがあんまり好みではないのでシルバーで満足ですが、気になる人はお店でモックを見てみよう。
背面の特徴としては、ドコモロゴがまぁまぁ目立つ位置にあります。
私はそこまでドコモロゴに対する拒否感はないんですが、ネットだとよく不評の声を目にしますね。
エッジディスプレイ採用、保護フィルムは貼付け済み
本体前面は、S21や+と違って一応エッジディスプレイになってます。最高級高額モデルだから最先端感を残したかった感じですかね?
ちなみに、保護フィルムは貼り付け済みです。
しかし私の買ったものは既に画面真ん中にフィルムの傷が1つ入ってまして、ちょっと虹色になっている部分があるのが残念でした。
microSDカード非対応、カードリーダーは私の場合付属しなかった
Galaxy S21 Ultra 5Gは、microSDカードに非対応です。
なんかネットとかで調べた限りでは、microSDカードリーダーがもらえるらしいんですよね。
しかしコジマで買った私はとくに何ももらえなかった(外箱の中とかにも入ってない)ので、ドコモショップ限定特典なのかな?
もっとも、私は既にAnkerのmicroSDカードリーダーを持っているので、べつに付いてなくても問題はないです。
各種ボタン・充電端子
音量と電源のボタンが右側面にあります。
充電端子はUSB-C。
保護ケースは付属なし、アマゾンでRingke製のを買いました。
Galaxy S20までは付いていた保護ケース、Galaxy S21 Ultra 5Gには付属しません。
ケース付属はAndroidの良い点なので、踏襲してほしかったところです。
仕方ないのでケースを買うわけですが、今回はAmazonでRingke製のクリアケースを買ってみました。
価格相応の出来栄え、薄くて軽いので、ただでさえ重いGalaxy S21 Ultra 5Gがより重くなることは防いでくれてます。
ボタンもしっかりガード。
画面よりケースの縁が高くなっているので、落としても画面へのダメージはある程度抑えられるぞ。
クリアは執筆時点だと在庫なかったので、とりあえず他のカラーの商品リンクを張っておきます。
Galaxy S21 Ultra 5Gのスペック|Antutuベンチマークテストの結果
Galaxy S21 Ultra 5Gはハイエンドのスマホで、15万円するだけあって性能はかなり高いです。
価格 | 151,272円 |
CPU | Snapdragon 888 |
メモリ | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面 | 6.8インチ、Quad HD+(3,200×1,440) |
アウトカメラ/インカメラ | 1億800万画素+1,200万画素+1,000万画素×2/4,000万画素 |
サイズ/重さ | 165×76×8.9mm/228g |
おサイフ・防水 | 対応(IPx5/8、IP6X) |
ワンセグ | 非対応 |
Galaxy S21はメモリが8GB、解像度もフルHD+でしたし、カメラも1億画素でなく6,400万画素とかでした。
そしてAntutuベンチマークテストの結果がこちら。
755844点です。
Galaxy S21が753412点だったので、メモリ容量が違うといってもそんなにスコア変わらなかったですね。
ということは、性能だけならGalaxy S21無印でもOK、カメラとか大画面とかの付加価値重視の人がGalaxy S21 Ultra 5Gを選ぶべき、といったところでしょうか。
ゲームも問題なく動作している
私が遊んでいるプリコネやウマ娘は実際Redmi Note 10 Proでも普通に動作するんですが、やはり快適さではGalaxy S21 Ultra 5Gの方が上でした。
画面サイズが大きい+大画面+高音質なスピーカー+CPU性能の高さによるサクサクした動作により、とても快適にゲームアプリで遊べているぞ!
スピーカーが本体右側にあるので、横持ち時(左に傾けた状態)に画面を塞ぎづらいのもありがたい。たしかNote20 Ultraはスピーカー塞いじゃう感じになってたんですよね。
Galaxy S21 Ultra 5Gのカメラで色々撮ってみよう|フィギュアの接写ができるぞ!
鬼のようにでかいGalaxy S21 Ultra 5Gのアウトカメラレンズ部分。
その性能をチェックしたいわけですが、あいにくあまり人が集まるような場所に行けない状況なので、今日のところはとりあえずテキトーに色々撮影してみました。
なるほど、良い感じですね。印象としては↑の写真だと、Galaxyでありがちなやたら緑の色が派手になるやつは発生してないかも。
自販機でジュース買ってたらたまたまあったので撮ってみました。
我ながら最低な作例だな…。
私のネット活動ではいかがわしいネタを基本的にNGとしているんですが、なんか知らんけどスマホのカメラの作例だとこういうのが採用されやすいです。
夜景は今回の撮影だとそうでもない感じになってましたが、なんか撮り方間違った感じがあるのでいずれ再チャレンジします。
最大100倍ズーム対応!
Galaxy S21 Ultra 5Gは、最大100倍ズームでの撮影に対応するズーム性能が高いカメラを搭載しているんです。
しかしあいにくとくに遠くのものを撮りたい場面に遭遇していないということで、とりあえず今日は「ゲオの看板」というズームしたからなんだってんだよという被写体を撮ってみるぞ!
カメラ内のズーム用ボタンとしては3倍と、
10倍が存在しています。
10倍でもかなりキレイですよね。言われなければ普通によじ登って撮ったと思われるレベルでしょう。
3倍・10倍以外も、細かく微調整していけます。
で、これが100倍です。
流石にザラザラ感はあるんですが、そうは言っても100倍とか50倍のズーム時におけるスマホカメラの画質は年々向上している印象です。
去年の50倍ズームくらいの画質を、Galaxy S21 Ultra 5Gでは100倍ズームでもなんとか実現できているかな?といった印象。
↓過去のズーム性能高い系スマホレビュー
なんかいい被写体ないかと思ってうろついてたらキジがいたので撮ってみました。
中央辺りにキジがとまってます。鳴き声がでかかったので気づきました。
ズームで近づくと、はっきりキジだとわかりますね。
ここまで寄るとちょっと昔のガラケーの写真っぽくなってきますが、それでもけっこう頑張って細かい部分まで写してくれています。
50倍近くまでズームするとこんな感じ。
100倍だと流石に何が何だか分からない感じになってたので、50倍が限界でした。
フィギュアに強いぞ!マクロ撮影完全対応
Galaxy S21 Ultra 5Gで近くにあるものを撮ろうとすると「フォーカスエンハンサー」だかが作用して、自動的にカメラがマクロ撮影に最適な状態になってくれます。
先日紹介した「Redmi Note 10 Pro」だと手動で切り替える必要がありましたが、Galaxy S21 Ultra 5Gでは自動。これが約5倍の価格差だ!
これまでのGalaxyのカメラはとにかく被写体に寄れず(ピントが合わない)、ズームしても去年なんかは「ハイブリッドズーム」という微妙なやつにより、だいぶ画質がしょんぼりでした。
だが、Galaxy S21 Ultra 5Gはフィギュアをめっちゃキレイに撮影できる。
それほど気合入ってない私の撮影環境でこんなにキレイに10cm程度のフィギュアを撮れるわけで、なかなかのもんですよ。
これは私のメインスマホとして完全にやっていける基準を満たしています。Pixel 5やiPhone 12 Proに代わって、これからはGalaxy S21 Ultra 5Gでブログの写真を用意していこう。
Galaxy S21 Ultra 5GはSペンに対応!Galaxy Note8用のSペンを買って使ってみた
単体で記事にしようかとも思ったんですが、あえて今今回使うSペン買う人もそんなにいなさそうなのでファーストインプレッション内に載せることにしました。
Galaxy S21 Ultra 5G、Galaxy Noteシリーズでお馴染みのSペンに対応しています。
しかし日本でGalaxy S21 Ultra 5G用のSペンを買う場合は、5000円くらいの輸入品を買ったり、1万円くらいの純正ケースを買ったりしないといけません。
でも、ドコモオンラインショップを見るとGalaxy Note8などの過去シリーズにおけるSペンが普通に対応していると書いてあるんですよね。
ということで、メルカリでGalaxy Note8用のSペン「SC01」を2000円くらいで買ってみました。
本来はGalaxy Note8に収納するしくみなので、SC01は小さいんですが、Galaxy S21 Ultra 5GにはSペンを収納できないので注意。
付属品は替芯。
Sペンは問題なく使えています。
ただ画面にSペンを近づけるだけで自動的に反応し、操作ができるようになりました。
SC01は充電とかも必要なかったです。
SC02からはBluetooth対応ですが、多分Bluetooth系の機能はGalaxy S21 Ultra 5Gだと使えないんじゃないですかね?充電する方法がないし。どうなんでしょう。
その他、Galaxy S21 Ultra 5Gの使用感などまとめ
最後に、その他の使っていて気になった点などまとめます。
でかいし重いがその分画面も大きい
Galaxy S21 Ultra 5Gは220gオーバーの重量を持ち、とにかくでかくて重いのが特徴です。
やはり外出中とかに触ってみると、かなりずっしり来ますね。
片手操作派の人にはかなりおすすめしづらいサイズ感ですが、その分ゲームや動画、電子書籍などの表示も大きくて、普段遣いでの画面の満足度はかなり高いです。
「すべてがこの1台に詰まっている」と考えれば、アリですね。
Redmi Note 10 Proでは「YouTubeのPIP表示が出来ない」というデメリットによりサイズ感の満足度が少し下がってしまいましたが、Galaxy S21 Ultra 5Gではちゃんと使えるので満足度は下がらず。
スピーカー音質が良い
Galaxy S21 Ultra 5Gはスピーカーの音質が良いですね。S21無印はそうでもない印象だったんですが、Ultraはちゃんと高音質に聞こえます。
2020年秋からの我が愛機・Pixel 5はゲーム時の音量が異常に小さい+スピーカー音質自体も微妙という難点を抱えていましたが、2倍近い価格設定のGalaxy S21 Ultra 5Gはしっかりスピーカー性能も高いです。
純正充電器での充電スピードが速い
Galaxy TRAVEL ADAPTERを久々に引っ張り出してきて、充電に使ってます。
残り14%の状態から、バッテリーを充電してみました。
70分ほどで,バッテリーは100%に。速いぞ充電速度!
Galaxy Buds Proのプレゼント応募を忘れずに!
Galaxy Buds Proがもらえる予約購入特典は、Galaxy Membersのアプリから応募できます。
私も早速応募しました。ただ予約番号と住所・氏名といった基本的な情報を入れて申し込むだけで、めっちゃあっさり応募完了となります。
あとから情報を直したりとかはできないっぽいので、慎重に入力内容を確認しながら申し込みましょう。
まとめ
Galaxy S21 Ultra 5G、良いですわ…。
15万円もするんだから良くないと困る、というのはありますが、価格を考えても満足度はかなり高いです。
何をするにも不自由のない性能・機能。
国内モデルはドコモ専売で、死ぬほど買いづらいのだけが難点といったところでしょうか。
そしてこれから軽装になる夏なので、このクソデカさはちょっと取り回し悪いですが、若干の不便さを補える楽しさを持つGalaxy S21 Ultra 5G。
これからもじっくり使っていきたいと思います。