Galaxy S22 Ultra 5Gをうっかり購入してしまいました。
おサイフケータイも使いたいので国内発売まで待つ予定だったんですが、まだまだ時間がかかりそうなのでやっぱり既に売ってるやつを買ってみようかということでイオシスから購入。
「Samsung Galaxy S22 Ultra 5G Dual-SIM SM-S9080 Green【12GB/512GB 海外版SIMフリー】」、184,800円とかなり高かった…!
512GBの大容量版+最新モデルということで、必然的に普通のショップで買うと高くなってしまいますね。でもよく使ってるサイトなので信頼感という点では多少高めでもやむを得ない。
2022年5月末時点ではAmazonでも色々売ってますね。
Galaxy S22 UltraはいわゆるGalaxy Noteの最新版みたいなやつで、画面を操作できる専用スタイラス・Sペンを内蔵していたり大画面だったりカメラ性能が高かったりします。
私もドコモで大変苦労して購入した昨年のGalaxy S21 UltraはSペンが別売り・外付けだったので、やっぱりあんまりペン使わなくなっちゃったんですよね。
はたして今回のGalaxy S22 Ultraはどうでしょうか!
目次
Galaxy S22 Ultra 5Gの外観をチェック!
付属品はとくになしだ!
画面には一応保護フィルムが貼ってありますが、左右の端はがらんどうな仕様。まぁ新しく保護フィルム買えってことですね。
Galaxy S22 Ultraの背面はサラサラ。佇まいがGalaxy Note 20 Ultraっぽいぞこいつ…!
Note20 Ultraはクソでかいカメラがすごかったですが、Galaxy S22 Ultraは土台部分が飛び出してないのでアウトカメラレンズの主張抑えめ。
Note20 Ultraはなんかカメラからカラカラ音がして微妙だったな…。
Galaxy S22 Ultraの充電端子は例によってUSB-C、SIMスロットも本体下部に用意されていますね。
そして向かって右にあるのが例の…
Sペンなのだ!
Sペンはつや消しボディみたいになってて高級感がありますね。いつもの安っぽい感じではない。
保護フィルム貼った直後の撮影なので気泡がめっちゃ入ってるのは気にするな。(見栄え悪いのでそのうち画像差し替えるかも)
Galaxy S22 Ultraのボタンは右側面に電源と音量のが付いてます。
そしてSIMスロットですが、これは海外版なのでデュアルSIM仕様です。国内版はどうせ今年もシングルだぜ!
なおmicroSDカードには非対応。また対応してくれりゃいいのにな…
注意!S22 Ultra 5Gの保護フィルムや保護ケースは別売りになっている
S21までは保護フィルムあり、S20までは保護ケースや色々な付属品も付いてたGalaxyなんですが、大変残念なことにGalaxy S22シリーズではどっちもなしになってます。
iPhoneが付属品減らすとだいたいAndroidも追従する法則。
ということで、仕方ないのでAmazonから買ってきましたよ保護フィルムとケースを。
ケースはSpigenのウルトラ・ハイブリッドにしたんですが、改めて調べてみるとこれ頑丈さ重視の高いやつでしたね。
低価格で軽量なリキッド・クリスタルのほうが良かった気がしてきた…!
まぁでもクソ高いスマホだからしっかりガードできるウルトラ・ハイブリッドの方が良かったのかもしれない。この辺は各々お好みで選ぶのが良いかと。
保護フィルムは「chenxinkai」というブランド?のForだかいうTPUフィルムにしてみました。
2枚入りなので高確率で貼りミスをする私的には安心、安いので万が一全滅しても買い直しやすいぞ。
あと自動修復があるということで、多少傷とか付いても勝手に消えるはず。この「自動修復」ってほんまかいなって思いますけど、今までいくつかのスマホで同じ性質のやつを使いましたが確かにちょっと付いた傷なんかはいつの間にか消えてたりしますね。
注文した翌日には届きました。素晴らしい。
というわけで保護フィルムとケースを装着してみたぞ!
気泡がめっちゃ入ってますが、多分1~2日あれば抜けます。貼った当初は気泡多くても大丈夫。
1日で気泡は抜けました。(白いのはチリです)
chenxinkaiの保護フィルムですが、非常に良いですコレ。
滑り止めとフィルムを固定する用のプラスチックパーツが付属。
ただしこのパーツでフィルム固定してもわりとズレるので、ちゃんとインカメラ部分を見ながら位置決めをする必要あり。
あとフィルムは3層くらいになってるんですが、一旦位置決めをする際に本体画面に当たる一番下の剥離紙にわりとチリ付着しまくってます。
位置を決めたら一旦フィルムをまとめて上に上げてチリを除去→剥離紙を剥がして貼るみたいな手順を気をつけて行う必要あり。
貼ってしまえばこっちのもので、指紋認証は気泡だらけの現時点でも問題なく出来てるし画面の綺麗さや指すべりの良さを損なうこともなし。大満足でした。
チリは1箇所入ったが…まぁ目立たないのでしばらくはこのままいくか!
ウルトラ・ハイブリッドケースはまぁ…なんとも言えないですねコレ。
見ての通り背面だけプラスチックっぽい素材なんですが、結果として面が強調された変な感じになってるというか。
思ったより重量が軽いのは良いですけど。
各種ポートやスピーカー部分は空いてます。
端の部分が衝撃吸収仕様みたいになってる。
ボタン部分をしっかりガード。
画面端部分はかなり出っ張ってます。落下時の画面割れ防止という点ではナイス。
カメラレンズも周りが高くなってるので落下時のダメージを抑えられるかと。総合的にはそこそこ良いケースだとは思います。
でもなんかなぁ…?私の好みには合わないかも。
あと気になったのが、画面下部の出っ張りが大きいのでそこで指が引っかかる結果ゲームからホーム画面に戻るときとかにうまく反応しづらいことがあったりも。
ウルトラ・ハイブリッドは頑丈さ重視の人向けで、見栄えや使いやすさ、より軽量なのを重視するなら多分リキッド・クリスタルを選んだほうが良いです。
う~むこのまま使うかリキッド・クリスタル買うか迷うな。
Galaxy S22 Ultra 5Gのカメラで色々撮ってみる|Pixel 6 Proとも比較してみよう
ということで、Galaxy S22 Ultraのカメラで写真を撮ってきたぞ!
Pixel 6 Proとの撮り比べも行ってみています。
ズーム写真を撮ってみよう|最大100倍ズームの実力は?
私のメインスマホ・Pixel 6 Proは最大20倍ズームに対応しているわけですが、Galaxy S22 Ultraは最大100倍対応。
S20 Ultraとかの頃は正直かなり厳しかったですが、S22 Ultraはかなり強化されてるらしいぞ。
というわけでこれがGalaxy S22 Ultraでの1倍時写真。
Galaxyは鮮やかさが強調された写真が撮れやすい印象、空の青さが際立ってますね。
Pixel 6 Proで最大倍率の20倍ズームにしてみた。
まぁちょっとぼやけ感はありますが、ガラケー時代の普通の写真程度の綺麗さは確保できてて悪くない印象です。
Galaxy S22 Ultraの100倍ズームがこちら。
ここまで寄れるとは!
流石にちょっとディテールはぼやけてますが、S20 Ultraとかの頃と比べるとだいぶキレイにはなってる印象。
30倍ズーム程度ならかなりキレイです。Pixel 6 Proよりはっきり撮れてない?
看板とか100倍ズームで色々撮ってみた
もう少し色々撮ってみますか。
やはり30倍ズームくらいまでなら全然キレイに撮れてると思います。
100倍もうまく行けばなかなか良い感じ。ダブルストーンの馬を100倍ズームで撮った人は多分国内初だろう。
神奈川クリーニングの看板も撮ってみよう!
すげぇーーーーー!
昔から思ってますがこのラッコ微妙に怖いですよね。ずっとこのままでいて欲しい…と思いながら画像検索したら怖さが減ったリニューアル版もいるっぽい
川にいたカモを50倍ズームくらいで撮ってみた。
50倍でもギリギリ許容できる程度にはキレイに撮れてる印象。1~2年前はもっと絵画度高かったような。
室内でフィギュアを撮ってみよう
続いて、室内でフィギュアを撮影してみました。例によって電気スタンド1つのみ使用。
Pixel 6 Proはマクロ撮影機能がないので2倍ズームを活用する感じでしたが、Galaxy S22 UltraはS21 Ultraと同様マクロ撮影機能があるのです。
Pixel 6 Proだと室内でのフィギュア撮影はこんな感じ。
2倍ズームで寄れます。ズームでもとくに画質面での違和感はなしだけど、ズームボタンを押す手間はかかる。
Galaxy S22 Ultraもかなりキレイ。どちらも自動で撮ってますがやや明るいか?
Galaxy S22 Ultraでは近づいて撮れば自動でマクロモードになります。フォーカスエンハンサーみたいな名前。
ピントがPixel 6 Proよりちょっと合ってる範囲広いかな?
他にもGalaxy S22 Ultraで撮ってみた。上の写真は3倍ズームを使用して遠くから全体を撮影。
GalaxyのズームはS20世代だと室内撮影時にけっこうな微妙さだったんですが、S22 Ultraは全く問題なしですね。去年のS21 Ultraも良かったけど
これは普通に1倍で撮ってみた。
ええやん!
食事写真
こんなクソ高いスマホ買ったら昼飯は袋ラーメンくらいしか食えないよ!
といってもせっかくだから料理写真は検証したいので、かつやに行ってPixel 6 Proと撮り比べてみました。
全部何も設定せず撮ってます。
Pixel 6 Proはこんな感じ、ちょっと端のほうがボケててイマイチですかね。
Galaxy S22 Ultraはこれおそらく自動でフォーカスエンハンサーになってますね(ちゃんと確認してなくてすいません)、ピントは合ってるけどやや乾いた感じになってます。
全体図。
まぁ…高いスマホで500円のロースカツ定食撮ってる状況のなんとも言えなさが写真から漂ってくる。
Galaxy S22 Ultraの方が全体的に色が濃い目でうまそうかも。
Galaxy S22 Ultra 5Gのスペック・価格|当然ながら高い性能
Galaxy S22 Ultraのスペックや価格は以下の通り。
型番 | SM-S9080 |
価格(イオシスでの購入価格) | 184,800円 |
CPU | Snapdragon 8 Gen1 |
メモリ | 12GB |
ストレージ容量 | 今回買ったのは512GB |
画面 | 6.8インチ、3,088×1,440 |
重さ | 228g |
カメラ | アウトカメラ1億800万画素+1,200万画素+1,000万画素+1,000万画素/インカメラ4,000万画素 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
たいそう高いスマホなので、性能的には文句なしの最強です。まぁでもCPU以外は「以前の機種よりめっちゃ数値が良くなってる!」みたいなことはないかも。(そして今回は512GBにしたので高めなノートパソコンクラスの価格ですが、多分これ256GBならもう1~3万円くらいは安いと思われます)
重量が軽くなるとか、なんかもう少し進化を感じさせるポイントが多かったらなお満足度が高かったですね。
AntutuベンチマークテストとGeekbench5をしてみた
お馴染みのAntutuベンチマークテストだ!
GOS問題とか話題になってますが、Antutuベンチマークは普通に計測できるんだったかな。
Galaxy S22 UltraでAntutuベンチマークテストをしてみた結果は990192点。ついに100万点が近づいてきたか。
前書いたレビューで確認してみたらPixel 6 Proは693028点、Galaxy S21 Ultraは755844点でした。
だいぶ向上してるんじゃないでしょうか。
しかしSNSとかでも言われてますが、Twitterとか一部アプリのスクロールの挙動はそれほど良くないですね今のところ。アップデートとかでの改善に期待。
Geekbench5もしてみた。
シングル1211、マルチコア3562とのこと。
とりあえずプリコネとウマ娘とポケモンGOで遊んでみる
例によって私が遊んでいるゲームはプリコネとウマ娘とポケモンGOくらいなので、この3本で検証だ。
まぁ、このハイエンド上位モデルで動かないわけないんだが…(Mi 11 Lite 5Gのような例外はたまにあるけども)
プリコネは尋常じゃないくらいサクサク動いてました。戦闘でのキャラの動きがとにかくキビキビしてて衝撃。
シナリオパートでキャラのボイスがやや乾いた感じの音、スピーカー性能はもう一声な印象…というかプリコネのボイスってiPhoneじゃないと基本ちょっとイマイチな音質になる印象があったり。
あと途中一旦ウマ娘やってからプリコネに戻ったんですが、アプリが落ちてませんでした。(普通はiPhoneでもない限りタイトル画面に戻される)Androidなのに凄いな!
ウマ娘の動作も今のところ問題なし。普通に遊べてます。
画面が大きいのでキャラが大きく表示されるのが良いね。
ポケモンGOも普通に動いてますね。
GOS問題でゲームなどの性能は抑えられてるらしいので現時点では注意が必要
Galaxyはなんでもゲームとか色々なアプリであえて性能を抑える制限をかけているらしい。それがGOS問題というやつ。
まぁ実際とくに使っててストレス感じるような場面って私はないんですけども、黙って制限かけるのは良くないですよね。やっぱり。
特にハイエンドのGalaxyなんて性能の高さを最大限に発揮できなければ意味がないし。そんなに使わないにしても、性能の高さに値段を支払っているわけですから。
アップデートでなんとかするらしいので、今後の改善に期待したいところ。
日本版の発売までにはなんとかして欲しいですね。
その他、Galaxy S22 Ultra 5Gを使ってみて気づいたこと
というわけで、ここからはGalaxy S22 Ultraを使ってみて気づいた色々なことをまとめていくぞ!
本体サイズはやはりデカい、重量も重い
Galaxy S22 Ultra、デカイし重いぞ!
完全にGalaxy Note系のサイズ感というか、Note 20 Ultraに近いですかね。雰囲気は。
まぁでも私はNote8時代からずっとGalaxy Noteを使ってきているので、とくに違和感なし。
最新版のGoBeltも買ったので、装着してバリバリ使っていこうと思ってます。
ただ今回のケースに装着していいのか若干悩ましいので、とりあえず100均のスマホリング着けておくか…
スピーカー音質は悪くないけどもう1ランク上を望みたかった
Galaxy S22 Ultraのスピーカー音質は悪くないんですが、感動するレベルの良さでもない印象。というかS21 Ultraの方が音良かったような…?気の所為?
Pixel 6 Proと同程度~少し上でボリュームが大きめに出せるみたいな感じでしょうか。
なんか音楽に関しては良い音だと思うんだけど、人の声が透き通ったようにきれいに聞こえないと言いますか…高いスマホだしiPhoneくらいクリアーな音質のスピーカーを望みたい。
あと本体下部のスピーカーの位置が悪いです、横持ち時に手で覆ってしまいやすい。
スピーカー位置の悪さはGalaxy Note 20 Ultraを思い出しますね。
45W対応で超急速充電!バッテリーの充電スピードは速い
Galaxy S22 Ultra、バッテリーの持ちはまぁとくに良くも悪くもない印象。
フル充電からほとんど使ってなくても2時間位で93%までは落ちてます。また夜にちょっとブラウザと動画見てから寝て起きて約13時間ほどで68%。まあ購入直後なのでちょっと減りが早いということもあるかもですが、やっぱり電池持ちはiPhone系に敵わないと思われる。iPhone 13 Pro Maxとか延々持ちますからね。
しかしながらバッテリーの充電速度は速い!
19時5分に残り15%の段階でバッテリー充電を開始!
50分後の19時55分、Galaxy S22 Ultraはフル充電に!
これだけ充電スピードが速いなら、まぁ減りが多少早くても許せますね。
Sペンで絵を描いてみたぞ!
Sペンは相変わらず良い挙動で画面を操作したりメモを取ったりできます。
私はSペンで暇つぶしに絵を描いたりするのが好きなので、久々に本体内臓で手軽にSペンを使えて楽しいですね!
画力は気にするな
指紋認証のスピードは速い
Galaxyの指紋認証はS10の時点で私としては文句なしでしたが、S22 Ultraは今まで以上にスムーズになった感じがあります。
それでもたまにエラーにはなりますが。
とりあえずセンサーの位置に指を置けば画面ロックが解除されるので、素早く使い始められるぞ。
画面が明るくてキレイ
非常に鮮明かつ明るいディスプレイも満足度高いです。
iPhone 13 Pro Maxに負けないレベルだと思う。
まとめ
というわけで、Galaxy S22 Ultraです。
まぁ~~~新鮮さはあんまりないですねコレ。カメラ性能がS21よりちょっと上くらいになったGalaxy Note20 Ultraのマイナーチェンジ版みたいな感じ。
新鮮さがないものの、機種としての満足度は非常に高い。値段も高いがな!
Sペンは使えるし画面はキレイ、動作もサクサクです。(あとはゲーム動作の制限だかをなんとかしてくれれば完璧かと)
バッテリー充電の速さもやっぱり良いですね。OPPO Find X3 Proはさらに速いんですけども…それでも1時間以内にフル充電になるのは凄い。
一方でスピーカーが手で覆われる位置にあるという、Note20 Ultraの弱点がそのまま残ってるのはちょっと痛いです。
スピーカー部分が上になるように、右に傾けて下寄りに持てば覆われないんですけど意識して特定の方向に傾けて横持ちするのは面倒。
とまぁ不満もあるもののとりあえず当面のメインスマホはこのGalaxy S22 Ultraになる予定、どんどん使っていくぞ!