Pixel 8 Proが発売されまして、本日ゆうパックで配送されました。
ということで早速開封して、少し使ってみた感想をまとめます。
合わせて先日の記事で紹介した保護フィルムやケースを実際に装着してみたので、そちらの使用感も書きました。
目次
Pixel 8 Proを開封して外観をチェック!
というわけでこちらがPixel 8 Proです。色はBayといかいうやつ。
写真だと分かりづらいんですけど非光沢な背面で、いつものテカテカした感じはないですね。
ただしフレームはめっちゃギラギラしてて反射します。動画でも撮影したんだけどめっちゃ自分が写り込んでて編集面倒くさいわ。
ボタンは右側面に上から電源ボタン、音量ボタンがあります。
充電端子はUSB-Cですね。Googleは8年くらい前からUSB-Cを採用しています。
画面はPixel 6 ProやPixel 7 Proだとエッジディスプレイだったはずですが、今回のPixel 8 Proではフラットになりました。
エッジディスプレイは見た目格好良いけどわりと指の肉とかがあたって誤タッチされてしまうことがあるので、フラットな方が結局使いやすくはある。
また保護ガラス貼りやすいのもフラットディスプレイですね。
とはいえこいつ指紋認証センサーが画面の下にあるタイプなので、多分保護ガラステキトーに買うと指紋認証できなくなるんじゃないか?私は心配なので保護フィルムを買いました。
Pixel 8 Proに保護ケースやフィルムは付属なし!Ringkeのを買ってみたので装着
付属品はUSBケーブルとUSB変換のアダプター。iPhoneとかからもデータを転送しやすいように付属してるって感じですかね。
私は今回珍しくPixel Foldからデータ転送をしてみたんですが、Pixel同士なら普通に無線でデータ転送をすぐできました。
iPhoneのクイックスタートみたいな感じで、カメラでPixel 8 Proに表示されたQRコードを読み取ればすぐ移行できる感じでしたね。
保護フィルムや保護ケースは付いていないので、RingekeのをAmazonで買ってみました。
こちらの記事で紹介したやつですね。
RingkeのPixel 8 Pro向け保護フィルムを貼り付ける手順と使用感
Ringkeの保護フィルムは2枚入りで、貼り付けキットが付属。
で、これめっちゃ貼り方が分かりづらいです。
パッケージ裏に貼り方の記載があるんだけど英語とかのみ+図なので、何をやってるんだか非常に分かりづらい。
ただし仕様が分かればかんたんということで、手順を説明しますね。
ある程度ホコリを除去したら、作業開始です。
まずこの保護フィルムは「4」のシールがある方を上として貼るんですが、それと別に上に2つの出っ張りがあるんですけど「1」だけを剥がしてから画面に載せましょう。
画面にのせる際は位置合わせ用の黒いパーツをPixel 8 Pro本体に取り付けておき、穴を合わせて乗せれば位置を完璧にできます。
で、ここで一旦画面に保護フィルムが貼り付きます。
上の写真だとちょっとチリが混入して、気泡入ってますね。
この状態でチリが入ってるのは問題ありません。
というのも、実は今画面に貼り付いているのは「粘着してチリとかを除去する用のシート」なんですわ。その上に本命のフィルムがあります。
続いて「2」の部分を真ん中辺りから剥がしていき本命フィルムを貼り付けるんですが、この時に付属のヘラをあてがったりして極力画面が露出しないように作業をすることでチリの混入を防げます。
そして下の黒い位置合わせパーツを取って、同じように下半分の粘着シートを取り除き固定。
最後に「4」のやつを剥がせば、完成となります。ちょっと気泡入ってるけどこれは数日でなくなるはず。
ということで非常にしくみがわかりづらいんですけど、やり方が分かればこの保護フィルム最強だと思います。
前YouTubeで紹介したトリニティさんのPixel 7a向けの保護ガラスやつみたいな、徹底的に余計なチリとかが混入せず完璧な位置に貼れるやつというね。
フィルムの使用感ですが、指すべりや画面表示への影響はとくに問題ないです。
指紋認証も問題なく出来ているので、おすすめだな。
ただこの記事の執筆時点で在庫切れてるので、参考として他の保護ガラスやフィルムも商品リンク載せておきます。
Ringkeの透明保護ケースを装着してみた
続いて保護ケースです。
パネル部分がサラサラの素材になっている。
Pixel 8 Proの質感っぽさを残せる透明ケースなのだ。
本体を装着するとこんな感じ。
まぁちょっとパネル部分の境目は目立ちますね。
側面はTPU素材なので装着はしやすく、背面がポリカーボネートなので頑丈さもあるという。
ストラップホールもありますな。
ボタン部分もガードされております。
使用感としてはまぁ普通。
手に持ったときのサラサラした質感は良い感じですね。
強いて言えば素材が2つ合わさってることもあってか、若干重い気がする。重量計が行方不明なので数値確認できてないが。
Pixel 8 Proのカメラで色々写真を撮影してみようコーナー
今回Pixel 8 Proを買った決め手は音声消しゴムマジックという機能なんですけど、とりあえず写真を今回は撮影してみます。
動画は来週青森行くのでその時存分に撮影できるかと。
Galaxy S23 Ultraとズーム撮影を比較してみよう
<Pixel 8 Pro・1倍>
とりあえずいつもの風景。
今回はGalaxy S23 Ultraも持ってたので撮り比べてみたぞ。といっても私そんなに写真の鑑賞スキルないので、あんまりうまく比較説明もできず役に立たないかもしれんが…。
<Galaxy S23 Ultra・1倍>
すいません、ちょっと位置ズレてますね。後から「やっぱりGalaxy S23 Ultraでも撮影したほうが良いなこれ」と思って戻って撮ったのであった。
どっちもキレイだけど色付けはややGalaxy S23 Ultraの方が派手かな?
<Pixel 8 Pro・光学5倍ズーム>
光学5倍ズームにしてみた。まぁ…普通ってところかな…?
このブログの写真はリサイズされてるわけで現物は私がスマホの画面で確認しましたけど、流石に細かい草とか木の葉っぱはこのレベルだとディテール潰れてますね。
おまけ・川にめっちゃ集まってた鯉かなんか。
おまけ2・トンボ。ちょっとピント合いきってない気もする。
トンボの30倍ズーム写真もあるけどウゲッとなる人もいそうだからこのくらいにとどめておきます。
<Galaxy S23 Ultra・光学10倍ズーム>
Galaxy S23 Ultraは光学5倍のレンズがないので、代用として光学10倍ズームになります。
全然倍率違ってるな…!
色の表現はPixel 8 Proの方が自然に思える。
<Pixel 8 Pro・30倍ズーム>
デジタルの30倍ズームです。
まぁそれなりって感じでしょうか。
鯉かなんかだと思われる魚もズームしてみた。ちょっと色がこう…VHSテープの3倍録画みたいな滲んだ感じになってるな。
<Galaxy S23 Ultraの30倍ズーム>
こちらはGalaxy S23 Ultra。
なんといいますか、いくらかシャキッとしてますよね。全体的に。
川の中の魚も、川の底のディテールとかよく見えるし鯉だかの形状もわかりやすいわ。
30倍ズームはやっぱり、Galaxy S23 Ultraが強いですな。
ズームするならGalaxy S23 Ultra。代償として値段は3万円くらい上がりますけどね。
フィギュアも撮影してみた
ちなみに今回、料理写真を撮影しておりません。理由は簡単、機能Galaxy S22に事務手数料込みで4万弱使って今日Pixel 8 Proに17万弱使ったらもう金なんてあるわけないのです。
朝はからあげ2個と味噌汁、昼はマルちゃんの油そばで夜は冷凍ギョーザですわ。近いうちにどっか行ったらそれ撮影しておきます。
例によってアーンヴァルと公園に行きました。
この公園めっちゃ道路の脇にあるので音速で撮って撤収しないと道行く人がドン引きする恐れがあるのでそそくさと撮って逃げましたが、途中明らかに遠くで誰かがこっち見てた時あったのでその際はご迷惑おかけしました。
5倍ズームで撮ってみたけどこれデジタルズームだわただの。
明るい場所で良い感じに距離離れて撮らないと標準レンズで撮影されるので注意。
やっぱり倍率がデカいレンズだとこういう時面倒ですよね。Galaxy S23 Ultraの3倍ズームなんかはちょっと離れれば明るいところなら望遠レンズ使ってくれるんだが。
いざ望遠レンズで光学ズームできてもなんか微妙な出来栄えになったり。晴天時でもちょっと日陰っぽい位置とかだと難しいな。
おなじみトリップワイヤー。
こっちは5倍光学ズーム状態です。
もっと寄ってる写真もあるけどこれはデジタルズームになっちゃいました。でも概ねキレイには撮れてるかな。
なおPixel 8 Pro、カメラアプリでホワイトバランスとかISO感度とか色々手動設定可能になりました。Galaxyのプロモードみたいな感じで。
レンズも設定で固定可能になってた。
まぁでも光学5倍ズームは室内だとめっちゃ離れないと使えないので微妙なんですが、デジタル2倍ズームしつつホワイトバランスとか調整すればある程度キレイに室内でフィギュアとか撮影可能です。
なるほどね。
参考:Galaxy S23 Ultraでアーンヴァル撮ってみた
Galaxy S23 Ultraでも同じ位置から撮影してみた。ちょっと1倍だと離れすぎてるか。
3倍ズーム。
こっちは10倍ズームでも良い感じに望遠レンズ作動しました。
Pixel 8 Proのスペックは?|Antutuベンチマークテスト結果とかゲームとか
Pixel 8 Proのスペックはこんな感じ。
価格 | 159,900円~ |
CPU | Google Tensor G3 |
メモリ | 12GB |
ストレージ容量 | 128GB/256GB/512GB |
画面 | 6.7インチ、2,992×1,344 |
重さ | 213g |
カメラ | アウトカメラ5,000万画素+4,800万画素超広角+4,800万画素望遠(光学5倍対応)/インカメラ1,050万画素 |
バッテリー容量 | 5,050mAh |
おサイフケータイ・防水 | 対応/IP68 |
Google Tensor G3が今回初の登場なのでよくわかんないけど、他は普通にハイエンドクラスの性能かと。
今回は256GBモデルを買ったので、169,900円かかりました。
とはいえGoogleストアのクレジット50,000円とPixel 5の下取り20,000円で実質99,900円くらいか。
Antutuベンチマークテスト結果でも見てみますか。
<Pixel 8 ProのAntutuベンチマークテスト結果>
気になるGoogle Tensor G3の性能ですが、Antutuベンチマークテスト結果が974586点でした。
<Galaxy S22のAntutuベンチマークテスト結果>
昨日買ってきたGalaxy S22が975609点なので、だいたいSnapdragon 8 Gen 1くらいの性能なのかなPixel 8 Pro。
Google Tensor G3は1年前のハイエンドCPUくらいの性能と考えると、まぁちょっと周回遅れではあるが日常利用において困ることはないであろう性能の高さではあります。
今回のPixel 8シリーズは価格がだいぶ上がってしまって、定価であれば普通のハイエンドスマホとそれほど変わらない売値なことを考えると物足りなさはあるかも。
動作については性能自体は普通にハイエンドレベルということもあり基本的に快適です。ブラウザなど。
ただなんか若干Xのスクロールがカクつく時ある感じするんだけど買った直後で安定してないのかな。
なおGeekbench 6はアプリが非対応でダウンロードできませんでした。
ゲームは例によって私が遊んでるのプリコネなんですが、メンテナンス中で遊べなかったわ…。後で追記します。多分普通に動くけど。
→微妙に重い気がする…!
概ね問題ないんだけどキャラ育成画面の切り替えなんかがちょっとぎこちないです。(10/16追記)
原神はダウンロードに1時間位かかってうんざりだった…。このゲーム20GBくらいありますよね。
画質設定は標準で中だった。
画質高にしてちょっと動かしてみた程度だとまぁとくに問題ないけど、このゲーム多分もっと進めないと実際の挙動の参考になる情報得られないやつだよな。これすげぇ序盤だからなんとも。
Pixel 8 Proその他の使用感まとめ|スピーカー音質や画面の綺麗さ、携帯性など
というわけで、Pixel 8 Proを使っていて感じた使用感をまとめていきます。
本体重量はそこそこの重さ
213gということで、重量はぼちぼち重いですねPixel 8 Pro。
さっき紹介したRingkeのケース込みだと、体感的にGalaxy S23 Ultra+FROST AIRのケースと同程度かな。
重いスマホ苦手な人にはProは向かない感じしますね。
また本体サイズが大きめのスマホなので、goBeltなりスマホリングはあったほうが操作しやすいと思います。
本体スピーカーの音質はそれなりの満足度
Pixel 8 Proのスピーカー音質はそれなりに良いと思います。
Galaxy S23 Ultraと聴き比べてみるとGalaxy S23 Ultraの方が音がよりクリアーな感じで、ここらへんは値段の差が出てる感じですかね?
iPhoneの上位モデル=Xperiaの上位モデル>=Galaxy S23 Ultra>Pixel 8 Proくらいには感じるけど、とりあえず聴いててがっかりするような感じではなく許容範囲内ですかね。
ちなみになんかプリコネのアプリだけやたら音量小さく鳴る気がするんだけど、YouTube Musicは問題なかったからアプリによるんでしょうか。
文字起こしは雑音混じりの社内の会話だと全然認識してくれない|ずんだもんは概ねしっかり聞き取って文字起こししてくれる
Pixelシリーズのボイスレコーダーアプリで文字起こしができるんですが、私の動画を流して試してみるとまぁ全然ちゃんと聞き取ってくれませんでした。
理由はおそらく2人で会話してる上に、車内で会話してる声なので車の雑音とかが結構入ってて認識しづらいせいですな。
ちなみにずんだもん使った自作動画の音声はそれなりに聞き取ってくれました。合成音声に負ける肉声の聞き取りやすさである。(どうせこうなって視聴する人に怒られるから極力ラジオ系動画とか以外では肉声で動画作るのを避けている)
ただし見ての通り、「キングジョー」とか「SHODO」とか「大沢」みたいな商品名・キャラクター名・地名には弱いですね。
当然といえば当然だけど。
温度計アプリが搭載されてるが使い所があるかは不明
専用アプリを使って温度を計測できます。
試しに今飲んでたキリンガラナのペットボトル計測してみたら18.4度になってる。
まぁ~使う機会があるかはわからん。
余談:家電量販店のケース・保護ガラスコーナーについて
最近Pixel 5買って保護フィルム店で探した時に思ったんですが、iPhone>越えられない壁>Xperia>AQUOS>Galaxy>Pixelって感じですよねアクセサリーコーナーの広さが。
Pixelシリーズかなり日本国内でも普及してきてると思ってますが、やっぱりまだまだなのかな。
とはいえPixel 7の保護ガラスがダイソーで出てたりするので、このまま行けばもっとコーナー大きくなっていくのかも。
でもPixel 8シリーズ値段高くてたいして売れなさそうだし、そこで勢い落ちたらどうだかな…。
まとめ
そんなわけでPixel 8 Proでした。
こいつは当分手元にあると思うというか、多分来年秋まで持っておいてPixel 9 Pro出たら下取りに出して買い替えるのがベストっぽいですよね今回の雰囲気的に。
しばらくメインスマホとしてLINE等入れつつ、バリバリ使っていきたいと思います。
今回は発売日に記事書いててバッテリー持ちとか動画撮影とか色々触れられてない部分もあるので、おいおいその辺は検証していきたいです。料理写真などはこの記事自体にもあとで追記するぞ。