スマートフォンのカメラは日々高性能になっていますが、広角だ望遠だと騒いでるのが現状。
しかしマニア的には、もっと重要な機能がある。
それはフィギュアを大きく・きれいに撮影できる、マクロ撮影機能なのです。
今回はマクロ撮影に強い2020年1月の最新スマホはどれか、個人的な検証結果も踏まえつつ解説します。
目次
スマホで撮るものってなんだ?マニア的見解
さて、スマホにはカメラが搭載されていますね。
スマホのカメラを使えば、今やそのへんの安いデジカメよりかはよっぽどきれいな写真を撮影できます。
しかしながらただのおもちゃマニアである私は、正直あまりせっかくのカメラ性能を活かせていません。
おもちゃをきれいに撮らせろ!
そんなに旅行に行く機会はないし、中途半端な地方民である私は周囲に良い感じの撮影スポットも少ない。
スマホのカメラで撮影するものは、もっぱらおもちゃなわけです。
おもちゃを撮影するにあたって望遠レンズは、通常より大写しにできる=結果的に小さいおもちゃも大きく撮れるメリットがあります。
しかしスマホ自体の最短撮影距離が遠いと、ズームによる大写しにも限界あり。
マクロ撮影に強いスマホが欲しい
マクロレンズが搭載されていたり、「マクロモード」みたいなものがあったりすれば、フィギュアを大きくきれいに撮れる可能性が高いです。
そしてとくに詳細サイトにマクロ撮影に関する性能・機能が書かれていなかったとしても、隠れたマクロに強いスマホがあるかも。
マクロ撮影に強いスマホはどれなのか、次項より作例を用意しつつ解説します。
なお今回の検証や解説は「どのくらい近づけるか」だけを重視しているので、ライトを当てて写真をきれいにするみたいなテクニック面は各々頑張ってくれ。
AIとかは自動なので色合いはけっこう写真によって違ってる+ライトは当てたり当てなかったりしてます。(暗いと感じたら当ててみてる)
Galaxy Note10+は最短撮影距離が短め
私も日々活用しているGalaxy Note10+は、実はマクロ撮影にも強いです。
とくに大々的に推されてなかったと思いますが、けっこう近づいて撮れます。
※2倍ズーム適用でこんな感じ。
ここまで大写しにできるとは、流石俺たちのGalaxyの最新機種だぜ。
マクロレンズはないけど、背景もそれなりにぼかして撮れるしいい感じ。
P30 Proはスーパーマクロ対応で接写しやすい
P30 Proはマクロ専用レンズこそ搭載していませんが、スーパーマクロモードが搭載済み。
カメラ撮影時に被写体に寄っていると自動適用してくれますし、手動で設定を固定することも可能です。
AIの自動判定はちょっとカメラの位置を変えると切れたりするので、フィギュアを撮るなら手動で適用するのがオススメ。
こちらも専用モードや5倍、10倍などのズームに対応するレンズ搭載だけあり、かなり寄れます。
部屋が薄暗いとピントは合わせづらい。
なんかマクロだと白っぽくなりやすい気はする。
Galaxy Note10+と同様、背景のボケ方も良い感じ。
健康感はGalaxy Note10+のが上かな?と思ったり。
iPhone 11はデジタルズームで頑張ろう
iPhone 11はズームレンズなし、とくにマクロにも強くはないです。
デジタルズームを適用(2倍)するとこのくらいまで寄れる感じ。
写真自体の室内における綺麗さはかなり良い印象ですが、寄るならGalaxyやP30 Proかな。
未検証機種:nova 5Tはマクロレンズ搭載の4眼スマホ
nova 5Tは2019年末にファーウェイがやぶれかぶれな雰囲気で発売した最新機種で、以下の構成の4眼レンズ搭載。
- メイン
- 超広角
- 被写界深度測定
- マクロ
つまりマクロ撮影専用レンズを搭載しています。
5万円程度の機種なのでP30 ProやGalaxy Note10+と比べてどうかはわかりませんが、どれくらい寄って撮れるか気になりますね。
マクロレンズの画素数は200万画素とのこと。
スマホで手軽にマクロ撮影だ!
というわけで、最近のスマホは接写に強い機種も増えてきてます。
もちろん一眼レフのカメラででかいマクロレンズ使ったほうがキレイになるとは思いますが…
マニアの場合、レンズと高額デジカメ買う金銭的余裕あったらフィギュアを買いたいのでは?(私はそうです)
撮影用のカメラは高性能カメラ搭載のスマホに統一、思う存分フィギュアを買おう。