2022年見て良かった映画アニメ特撮と微妙だった作品ランキングを発表【年末記事】

2022年もいよいよ終わりということで、今回は2022年に見て面白かった作品やだめだと感じた作品をそれぞれまとめてみました。

2022年・見て良かった作品ランキング

まず名作から。

第1位：暴太郎戦隊ドンブラザーズ

今年は本当にドンブラが熱い1年間だったと思います。

そもそも戦隊はここ5年くらいずっと安定して面白いと思ってますけど、こんなに毎週の展開が気になる作品は珍しいレベル。

桃井タロウとは何者なのかを世界の謎と並行して追っていく序盤～日常回がかなり増えてクレイジーなギャグと様々な要素の過剰なまでの詰め込みが目立つ中盤以降でけっこうテイスト変わってきましたが、どっちも面白いですね。（できれば終盤は序盤のちょっとシリアスな部分も目立ってた感じに戻って欲しい）

とにかく登場人物たちが魅力的で、正直獣人とか脳人世界とかドン家みたいな本筋要素はわりと投げても許せる感じにはなってます。

前半に多かったシーンですが、みんな普段はちょっと頭おかしい感じだけど一定の正義感は備えてて、一般の人がピンチになったらためらわず変身して助けに行く姿勢がヒーロー物として本当に素晴らしかったと思います。

怪人と戦うだけでなく、交通事故の回避とか困ってる子供を助けるみたいな方向での変身が度々あったのも非常に良かった。

さて、ドラマとして最重要なのはやっぱり雉野と犬塚関連の長きにわたって描かれてきた諸問題ですな。これだけはちゃんとやってほしいけど多分やるでしょう。どんな決着になるのか、最近その流れで盛大に暗黒面に行ったソノニの顛末含め楽しみです。

来年はキングオージャーとのことですが、まぁ見てみないとなんとも言えん。（スタッフだけみるとあんまり合わなそうだけど見ないとわからない）

第2位：ワンピース

今年の後半はマジでワンピースに明け暮れてましたね。

元々全巻読もうと思ってたのがアラバスタの序盤で止まってまして、従兄弟のボブが全巻読破を始めたのをきっかけにじゃあこっちも再開しようということで無料配信をスケジュールに沿って追う＋最新の連載を追う＋無料配信外のワノ国編はコミックレンタルと購入でほぼ追いつきました。FILM REDも9月頃に見た。

こんなに面白い漫画があったとは…。

ただ、今ワノ国読んでるんですけど正直この辺はルフィたちが「長い戦いに混ざってるゲスト」みたいな感じだしキャラも10年分くらいのやつらがまとめて出てくる関係でちょっとごちゃごちゃしてて微妙かなとは思う。（面白いは面白いけど）

第3位：おもいっきり探偵団覇悪怒組とじゃあまん探偵団魔隣組

覇悪怒組に関しては2月くらいに終わってるので入れていいのか悩みましたが、まぁいいでしょう。

真面目過ぎて中盤以降は道徳の授業みたいになってたもののとにかく丁寧さとメッセージ性が感じられた覇悪怒組＆なんか良くも悪くも軽い感じの魔隣組で2年分楽しませていただきました。

覇悪怒組の仕返し戦争の回は特撮ドラマ史上最恐クラスの内容だったと思います。

やられた時になんでやり返したらいけないのかがよく分かる話なので、小学校で見せたらいいんじゃないですかね。

第4位：相棒

秋以降は相棒も毎週楽しんでますね。

1時間ドラマちゃんと毎週見るのっていつ以来？ぬ～べ～実写版以来か。

あれは基本的に半分馬鹿にする感じで見てたので、真面目に見るのは下手すりゃ電車男以来な可能性があります。

オチが好きな回はネクラシス、普通に感動的だったのはチャップリンの回辺りですかね。

都市伝説回で右京さんの公式MAD出てきたのとかもめっちゃ愉快でした。（話自体はクソな奴らが互いにやらかして自滅していって誰も幸せにならないみたいな胸糞回って感じでしたが）

というか、もう相棒が私にとっての今年のヒーロー作品だった感じしますね。流れで西部警察とかも見てますが時代は警察だな。

第5位：ナショナルキッド

3部だけマジでつまらんかったけどあとは常に面白いと思いますナショナルキッド。

3部から役者が交代＋4部の途中からも交代なのでそこで誰が誰だかわからなくなるという致命的な問題は抱えてますが。

最後の方とかもう旗竜作と大空太郎くんと永野博士（水野博士）くらいしか見分けがつかなかった。

最終回で正体を明かしてナショナルキッドが去っていくのを見送る大人たちの神妙な顔が印象に残りましたね。

次点：人造人間キカイダー

赤影でもいいけどキカイダーにしておくか。

今配信がハカイダー出てきた辺りなので、1月半ばくらいには終わるのかな。

露骨なタイアップと毎回ふらふら転職して自由に生きてる光明寺と、ミツコさんが途中からメカマニアの本性表してやばい感じになりだすところが面白いです。

ストーリーは面白い回とどうでもいい回の差がデカいですが、ダークロボットやジローが人造人間の哀しみを出してくる回はだいたい良い感じだったと思います。（ブラックハリモグラの回のラストは父親のハリモグラを助ける気ゼロのジローがかなり酷くて違う方向に面白い）

2022年・アレだった作品ランキング

このコーナーいる？とも思ったけどあとから自分で過去の感想振り返るときとかに便利な気もするから簡単に書いておくか。

第1位：仮面ライダーBLACK SUN

前長々と文句書いたので詳しくはそっちを見てくれ！

ゼロワン辺りからかなり怪しかったライダーへの信用が普段と違うスタッフの制作によるこれもアレだった結果完全に断たれたということで、自分の中では一つの区切りみたいな作品でした。

第2位：仮面ライダーリバイス

こんなにわけのわからん番組が地上波で放送されたことに今でも驚きを隠せません。

一応シーン単位で見るとそれっぽい盛り上がり方をしてることは多いんですけど、今までの話と全然繋がってなくて毎回世界線移動してるようにしか見えないという。

支離滅裂すぎて登場人物たちにもあんまり魅力を感じられませんでしたし、コレも次駄目そうだったらもうライダーは切ろうと決意させた1作でしたな。

第3位：仮面ライダーギーツ（9話で切ったからそこまでの段階での順位）

主役ライダーのギーツのデザインはゼロワンに次いで令和では好みなんですけど、リバイス以上にキャラが微妙で話の大雑把さ加減もあんまりリバイスと変わらない結果見ていて気分が盛り上がらないから脱落しました。

30分間ほぼ戦ってるだけでなんか間延びしてるし、とりあえず私が見てた第一周回ではあまりにも人助けをする気があるキャラいなさすぎるのがストレスだしで無理でしたね。

自分がヒーロー番組に対して求めるものが何か、ゼロワン～ギーツでだいぶ固まってきた感じがします。

単純な話の出来不出来以前にヒーロー物という名目でやってるんならヒーロー的な精神は序盤から一定以上持っていてもらわないと無理なんですな自分的には。目の前で困ってる人は無条件で救え。

「面白くなったら見るかも」と一応建前上度々言ってますが、正直第一周回終わったタイミングで見続けられてる時点でその人と私のこの番組に対する感性合わないので多分意見聞いて後追いしても楽しめないからいくら面白くなったと言われようがもう見ない気はする。

第4位：最近のMCU系全般

意外にもMCUががっかりランキングにランクインという。

今年やったのがストレンジ2、マイティ4、ワカンダフォーエバーの3つか。

駄作ってほどではないんですけど全体的に誰かの死が絡んだ重苦しい雰囲気の作品になっていて、見ていて気分が盛り上がりづらかったですね。

ストレンジ2とかかつて（トラブルメーカー寄りだけど一応）味方側のヒーローだったのを何年も見てきた奴が敵だし、マイティ2は久々に再登場したやつがアレだしブラックパンサー2もやむを得ないとはいえそういう感じ。

MCUの面白いやつって何回も見返したくなりますけど、今年のは1回見ればもう十分って感じでした。ドラマも見たやつは軒並み微妙。

フェーズ4は溜めの段階って感じでしたが、2021年のも含め正直悪い方向にばかり溜まった気がする。なんか雰囲気暗いのばっかりだからこいつらが集まったところでな…。

今後が気になるキャラがシャン・チーしかいねぇ！

あと先日Netflixに来てたのでMCUじゃないけどザ・バットマン途中まで見たんですが、コレも無理でした。

ブルース・ウェイン陰気すぎるしゴッサムシティも手遅れすぎるだろ。（そういう作風だから仕方ないとはいえあまりに雰囲気暗すぎて見てて楽しめなかったから途中で切った）

2023年に向けて…

2023年は多分ダイレンジャーに続いてカクレンジャーの配信があると思うので、それが楽しみですね。

あと相棒の新年スペシャルとか水星の魔女の続きとか。（そういえばなんだかんだで水星の魔女ランク外になってんな）

正直2022年は配信追いすぎてかなり疲れたので、ちょっと見る本数減らしたいとも思ってます。

例えば今突発的に天空剣士やスピルバン全話視聴始めてますけど、毎週のノルマが多すぎて時間を取りづらいです。（会社員の人とかと比べれば余裕めっちゃあるけども）