【日記】トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズを全話見終えた

暇すぎて毎日アニメとか特撮を見まくってるんですが、ついに3年くらいかけて『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』を見終えました。(ここからストーリーの核心に関わる内容ありです)

ヘッドマスターズはトランスフォーマー2010の続編で、海外から国内制作に移行した関係で作風が深刻な感じになったのが特徴。

ストーリーを要約すると「マスター星に移住したトランスフォーマーの方々がサイバトロンとデストロンに加勢、宇宙でアイテムの奪い合いとか侵略(破壊)作戦への攻防が行われるよ」という話。シンプルですね。

総評としては、「欠点が目立つ、しかし良い部分もあるので駄作とまではいかない」くらいの感じでしょうか。

100点満点中40点くらいだけど、40点の中には光るものもあったねみたいな感じ。



ストーリーの暗さが目立つ

それまでのトランスフォーマーのアニメはテンポが良くてあまり深刻になりすぎない楽しいアニメって感じだったんですが、ヘッドマスターズを全話見終えた感想としてはとにかく重くて暗かったです。

普通子供向けのヒーロー物・ロボットものって「敵を倒して問題解決だぜ!」というわかりやすいカタルシス的なものがあるわけですが、ヘッドマスターズは負け戦がやたら多い。

トランスフォーマーの故郷・セイバートロン星は爆発、火星も爆発、仲間や市民は死にまくり、重要なアイテムは奪われる。

しかも前後篇が多い+前後篇の決着が敗北なケースがやたら多くて、正直ストレスの溜まるストーリーであることは否めなかったですね。

中盤の宇宙放浪シリーズは明るめで見やすかった

エネルギー集めだったかで宇宙に行ったデストロンを追って宇宙の様々な惑星を放浪するシリーズが中盤にあったんですが、そこはわかりやすく「苦しめられる現地民を救って良かったね」なので見やすかったです。

ヘッドマスターズは敵側のやることがけっこう残虐なので、ちゃんと味方側に頑張って勝利してもらわないとスッキリしない。

ゲスト怪人みたいな概念がない関係上敵側は基本「撤退」以上のダメージを負わない(破壊されることはあり得ない)ので、作戦くらいは毎回しっかり阻止してくれよサイバトロン。

面白い回自体は他にもちらほらある

クロームドームと揉めてたけど和解した友人が直後にデストロンに洗脳・爆弾化されてしまう衝撃回「奇跡の戦士ターゲットマスター(後編)」は、シリーズ最大級の陰鬱展開であるものの見ごたえがありましたね。

この回を経た終盤になって、なおも戦いに市民を巻き込んで盛大にやらかしたクロームドームにはほんとガッカリでしたが。

あとフォートレスマキシマス登場からの数話とか、問題作の「わが友シックスショット!」もけっこう面白かったです。

序盤はマジでキツい回が多かったですが、ロディマスコンボイたちが退場してメインキャラがほぼ新規キャラに絞られてからは前作までを気にする必要があまりなくなることもあってか独自の面白さが出てた印象。

最終回が微妙すぎる

迎えた最終回も、散々悪虐の限りを尽くしてきたデストロン全員が実質勝ち逃げしたまま終わるという。

流石に作戦はサイバトロンが阻止・最大戦力の乗り物は破壊成功するわけですが、全然善側が勝った気がしない。

終盤になって残ってるキャラの活躍シーンをできるだけ増やす要請か何かがあったんでしょうか、最大の敵であるメガザラックが隠れちゃってあんまり出てこないのも微妙。

ただサイバトロン全員が輪になったらなんか全部解決しちゃった展開はちょっと面白かったので、及第点ですかね。



キャラクターの感情で物語を進める作品

前作のトランスフォーマー~2010はキャラクターの行動で物語が進んでいく回が多い印象ですが、ヘッドマスターズは感情を元に話が進められていました。

  1. フォートレスが慎重に作戦を考える
  2. クロームドームやダニエルといった若者キャラが反発して飛び出していく
  3. みんなでクロームドーム等を援護・救助する

こんな展開の回がとにかく多い。

序盤はダニエルのやらかしが多かったですが、中盤頃からはクロームドームのやらかしが目立った印象。

何かちゃんとした理屈や理由がある時は良いんですが、クロームドームが暴走するのって「戦いたい」「デストロンを倒したい」みたいなしょうもない動機なことが多いんですよね。

流石に色々な戦いや犠牲、さらに敵にもまともなやつがいたことも知ったラスト2話では落ち着いた姿勢になってましたが…

遅すぎんか?お前仮にも選ばれた戦士なのに心不安定すぎるだろ。

最終回ではダニエルも自分の力で母を救助するという成長を伺えるシーンがあったりして、「全話通して1つのストーリー」と考えると悪くはないんですが…

味方側がやらかしてしまう回が多すぎて、ストレスにはなりました。

口論やトゲのあるセリフばかりで疲れる

ヘッドマスターズの特徴として、口論・喧嘩の多さが挙げられます。

自分と考えが異なる人物が現れたら、みんなもれなく声を荒げたり殴ったり。

意義のある口論なら良いんですが、「それじゃデストロン叩き潰すのが遅れるから気に入らない」みたいな無駄な揉め事が目立ちます。

あと後半加わったブランカーが特にそうでしたが、「誰かを褒めるにあたって一旦盛大に貶す」とかトゲがあって一言多いことも。

一応昭和のアニメとはいえ、ここまで味方側がギスギスしている作品もあんまりないと思う。

味方同士で揉めてばかりいるんだから、そりゃ大帝という支配者を立てて団結しているデストロンに遅れを取りますわな。

たまに和気あいあいとしてたり冗談を言い合ったりしてるシーンもあるんですが、見ていて疲れる作品ですね…。

対立していたブランカーとクロームドームが終盤打ち解けるのとか、いがみ合っているシーンが多かったからこその良い場面もあるんですけどね。



旧作キャラの微妙さ

サイクロナスやスカージは怠け者化してフェードアウト、ウルトラマグナスは急に死亡、アーシーはつまらない秘書に…

といった具合に、ヘッドマスターズに続投したキャラは軒並み微妙な感じになってましたね。

ガルバトロンも最後急に自分のために仲間を犠牲にしようとして氷山に埋まって退場するなど、「メガザラックのおもちゃ売るために邪魔だったんだな」としか思えない決着。

ウルトラマグナスに関しては、そもそもヘッドマスターズにおいてそんなに目立ってなかったのにわざわざ再登場させてから死亡させた意味あったんですかね?

ただ死亡回の最後のサイバトロンが並んでるシーンの絵がカッコ良かったので、まぁいいか。

シックスショットの急な味方化(?)は個人的にはセーフ

デストロンのシックスショットはウルトラマグナスを倒し、クロームドームの親友2名も殺したヤバい敵なんですが…

終盤になって急にメガザラックと揉めて切り捨てられ、成り行きで出会ったダニエルと心を通わせて味方寄りに。

「味方になる」とは聞いていたので、ストーリーを見ていくにつれ「こいつが味方になるのは仮面ライダーサウザーくらい駄目な展開なんじゃないか」と思ったんですが…

  • 同じくピンチになっていたダニエルに対してのみ優しさを披露
  • クロームドームの友人やウルトラマグナスの敵であることは終盤になっても忘れられていない
  • サイバトロンと直接手を取り合って戦うシーンはなかった
  • メガザラックの性格的に、元々ガルバトロン派閥だったシックスショットを疎んじることには違和感がない
  • 「わが友シックスショット」の作画が良かった

この辺の理由から、個人的には許容範囲。

あれだけ非道なことをして高笑いしてた奴なのに、妙にキレイになるのはしっくり来ませんが…。

ウィーリーがシックスショットのことを考えるダニエルに難癖つけてキレられるシーンありましたが、シックスショットってウィーリーを縛り付けて人質にしてマグマに落とそうとしてた奴ですからね。

次は超神マスターフォースだ!

ヘッドマスターズを見終えたので、次はマスターフォースに行きます。

人間がトランスフォーマーになって戦うという、後のダグオン的なやつですね。

元々2クール目の半ばくらいまでは見ていた(昔海外のDVD買って持ってたから)ので、それなりのペースで見進めていけそうです。

マスターフォースも秀太とかが勝手に暴走してピンチになる回が前半多かった印象ですが、そこからどうなっていくのか楽しみですね。



電子レンジマン

3.75インチフィギュアとPC・スマホ・クレジットカードをこよなく愛するたぐいのフリーライターです。 人生を豊かにするタイプの記事を書いていくので、よろしくお願いします。

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