povo2.0にメイン回線を変更してから1ヶ月以上経過したということで、改めて感想を書いていきたいと思います。
povo2.0、非常に便利なので総合的には文句なしにおすすめですがけっこう他の格安SIMより運用の仕方が難しいので、私のような使い方をする場合はある程度注意は必要かと。
目次
povo2.0へ乗り換えてからのスマホの利用状況
povo2.0をメイン回線に乗り換えまして、物理SIMを申込時に購入していたPixel 7 Proで使ってます。
povo2.0のみではなく、合わせてeSIMに切り替えたUQ mobileも併用中。
UQ mobileは通信量繰り越しとあんまりそもそも使ってなかったこともあって基本的に8~9GBの余裕があるので、povo2.0には実のところ課金も通信量のチャージもしなくてもこっちでデータ通信すれば良かったりする。
ただしこのUQ mobile回線は多分来月か再来月に解約してしまうので、年明け以降は本格的にpovo2.0を活用していくことになりそう。
【参考】povo2.0のeSIM運用はAndroidユーザーにはおすすめできない(機種変更が面倒なため)
povo2.0のeSIMは、Androidの場合機種変更時に問い合わせ用のサポート窓口を利用してチャットで文章を打ったり自分と本人確認書類を撮影した写真を送ったりしないといけない面倒な仕様。
本来はpovo2.0のアプリから再発行手続きができると公式サイトに書いてあるんですけど、永遠に終わらないメンテナンスにより手続き不可という。何ヶ月もメンテナンスが続いてるのは何故…?
私は以前povo2.0の別回線をAndroidスマホのeSIMで使っていて、機種変更時にマジで面倒くさすぎて絶望した経験があります。
ただしiPhoneユーザーなら「eSIMクイック転送」という機能により、旧iPhoneと新iPhoneを用意すれば設定アプリからすぐeSIMのデータを転送可能だったりします。
ということで、Androidスマホを使うことが多い私はpovo2.0のSIMを物理SIMにしてます。(別に持ってる2回線目のpovo2.0はiPhone 14 ProにeSIMで入れてたりする)
ギガ活を1ヶ月間バリバリ使ってみての感想|データ残量や有効期限の把握がちょっと面倒
ギガ活とは、ローソンやサンドラッグなどの対象店舗でau PAY決済をすれば300MBの3日間使えるデータ容量(をチャージできるプロモコード)がもらえたりするサービス。
povo2.0は基本料0円で、ギガ活を活用することにより完全無料で利用可能。
ただし半年間に1回は有料トッピングをしないと回線が強制解約になってしまう恐れがあるので注意。
で、ギガ活をめっちゃやってて11月15~30日分は3つ、12月1~15日分は6つほどプロモコードを入手してます。
私はサンドラッグで日用品や食料品を買うことが非常に多いので、ギガ活を意識して徹底的にサンドラッグを使うことでプロモコードを大量入手してたりします。
ただ、ちょっと「これは難しいな」と思ったのがプロモコードの有効期限の存在。
プロモコードに有効期限がある関係上、例えば1日~15日にかけて買い物をたくさんして16~月末はそうでもなかった場合半月分だけやたらプロモコード使えて後半は全然ないじゃん…みたいなことになりかねないという。
まぁプロモコードも今確認したら11月8日に届いたやつが12月15日まで使えるということで入手から1ヶ月ちょっとの猶予があるので、うまく調整しながら使えば大丈夫ではあるが。
ギガ活やトッピングのスケジュール調整の面倒臭さ
普通のスマホ回線は、1ヶ月間で3GBとかを定額で支払ったり使った通信量に合った料金を支払ったりみたいなしくみになってますよね。
しかしpovo2.0の場合は通信量の追加が手動なので、全部自分で調整していく必要あり。
通信量を使い切ったり利用中のデータ容量の期限が迫ったりしたらメールで通知が来る親切仕様ではありますが、「なんか今日は通信速度遅いな…と思ってしばらくしてから通信量が残量なしになってたことに気づく」というパターンが頻発してます。
これが面倒な人は素直に3GB1,628円のUQモバイルとかを使ったほうが良いかと。
通信量の繰り越しがないのは要注意ポイント
私はスマホで契約した通信量を使い切ることってまずないので、余ったデータ容量を翌月まで繰り越せる他社の場合常に契約容量の2倍近くを使える状態になってます。
しかしpovo2.0は繰越がないので、常に今トッピングしている容量分のみを使える感じになってます。
まぁどうせ外で動画とか見ないしアプリのダウンロードもしないから使い切ることはまずないので大丈夫ではあるんですけど、「足りるかな?」的な心配は常にありますね。
まとめ|注意点はあるけど乗り換えてよかったと思う
色々と「ここは面倒だな…」と思うことはあるpovo2.0ですが、それでも基本料金0円のメリットはデカすぎます。
通常なら例えば3GB月額990円の格安SIMを使うとしても1年間で合計11,880円もかかってしまうわけですが、povo2.0ならギガ活を活用して半年に1回使い放題申し込む程度なら年間660円しかかかりません。
「あんまりギガ活してないから3GB・30日990円をトッピングしよう!」みたいな月が年に3回くらいあったとしても、それでも使い放題2回と合わせて3,630円しかかからんという。
しかもpovo2.0の通信速度は高速通信可能な状態なら普通に速く、今まで使っていて速度遅いなと感じたことはありません。
流石にトッピング切れて128kbpsになった時はGoogle検索すら遅くて厳しいけど。
徹底的にスマホ代を抑えつつ高品質な高速通信を行いたいなら、povo2.0は文句なしにおすすめですな。
私みたいに頻繁に格安SIMとかへ乗り換えてスマホを割引購入してる人の場合は複数の回線を持ってたりすると思うので、メイン回線をpovo2.0にしておきつつデータ通信はデュアルSIMで使う別の回線を併用するみたいな形にすればより便利かと。