アニメ特撮

2023年8月のアニメ特撮感想コーナー|終りと始まりの間に

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ウルトラアクションフィギュアのウルトラマンエース

今日は2023年8月時点でのアニメ特撮など見ている番組の感想コーナーとなります。

色々と終了した番組もあるということで、見ていこう!

特撮編

まずは特撮ヒーローものの感想をまとめるぞ。

仮面ライダーギーツ

ギーツ全体の感想は単独で記事にまとめています。

終盤のみに絞った感想をここで書きますと、黒ツムリが出てきた辺りからはなんかもう何がどうなってるのかよくわからんまま雰囲気で進んでいきましたね。

 

「これはこうしてやるのだ!」「なんの!これで解決してやる!」を音速で繰り返してて設定的に辻褄が合ってるのか合ってないのかももう判断不能だから流し見するしかないというパターン。

番組が終わりに近づいているはずだしキャラもどんどん退場してるのに、妙に淡々としていたのが印象的なギーツ終盤でした。

ジオウの終盤も空気感はこんなノリだった気がする。

ゼロワンは主人公闇堕ち、セイバーは普通にラスボスとの戦い、リバイスはエピローグ的な狩崎とダディの話や一輝の記憶問題に関する決着というように毎年けっこう終盤にやってることがバラバラな令和ライダーですが、ギーツの場合「悪い未来人を倒すぞ」というシンプルな話で済ませられそうな部分が妙にボヤッとしていた印象。デザグラを終わらせなくていい雰囲気にするために未来人=基本全部邪悪みたいなイメージを外したかったのかな?

正直終盤のドラマの内容だけ見ると、あまりに淡々としていて令和ワーストだった気はしましたね。

だが終盤のバトルシーンはけっこう見ごたえのあるものが多かったので、そこだけ見てる分には令和シリーズで一番良かった終盤な気もする。(セイバーも賢神とかとの戦いがそれなりに良かったと思うが総合的にはギーツのが上かな)

ギーツはとにかく世界観や設定が複雑すぎて理解不能な結果よくできてるアクションシーンを楽しむにあたって邪魔になってるレベルだったので、日曜日から始まるガッチャードにはもっとわかりやすさを重視してほしいです。

複雑な世界観や設定を用意すること自体は否定しないけど、それらを理解してなくても目先のドラマは問題なく楽しめる感じであって欲しい。

設定の前にキャラクターとか毎回の話の面白さを重視してくれ。

王様戦隊キングオージャー

まぁだいぶ見ててキツいんですが、ラクレスが一時退場した結果ギラが概ね話の中心にいる構図になったのは良かったです。

しかしながらラクレスに時間かけすぎた弊害がずっと出てまして、デズナラクは実は良いやつだったんだとか今更言われても…とは思ってしまった。

今までのデズナラクの印象的だったシーンを振り返ってみるか。

  • カメジムとの「100人味方が犠牲になっても101人人間をぶっ殺せばOK」的な全く味方の命を重視しない会話
  • 自ら各国に侵入して王をボコる
  • ゲスト怪人にこいつの師匠がいて若造感が出る
  • ジェラミー初登場時に普通に負ける

とくに1個目が印象に残ってまして、あのシーンで「今年の敵は全く味方への愛情とかないヤバい奴らなんだ」というイメージが強くなっていたんですよね。

なんかネットの感想とか見るとちらほら過去の回でも「実は良いやつなのでは?」的な雰囲気のセリフがあったりはしたっぽいんですけど、初っ端の仲間の命捨て駒扱いのせいであんまり私の中に残らなかった感じだな。

あとギラが謝罪することでバグナラクとの戦いの歴史を終わらせようとする展開は悪くなかったんですが、正直現時点だと人間側にあまりにも非が感じられなくてモヤッとはした。「こっちも襲ってきたバグナラクの怪人殺したわ」という言い分で、その上での話にはなってたんだけども。

ラクレスの話は早々に終わらせるか後半に投げるかにして、もっとバグナラクVS人間の話を重点的にやってればここ3話分くらいの話の面白さがかなりアップしたんじゃないかなと。

ラクレス関連の話ってバグナラクが空気化するのも良くないんですけど、政治的な対立を延々やる結果として他の国王たちの印象もガンガン下げるからマジで良いところがなかったな。ラクレスというキャラ自体は全然嫌いではないが序盤から長々とこいつと揉める意味はよくわからなかった。

戦闘シーンは地下に突入した怪人をゴッドクモとゴッドアリで釣りして引っ張り上げる回だけかなり良かったです。あとはなんかいつも似たような感じで面白くないなと思ってます。

そして来週から第2部になって宇宙人との戦いに変更+10月からキョウリュウジャーが出てくるみたいですが…

私の希望としてはこれを機に、もっと各キャラクターを重視したわかりやすい一話完結単発回を増やしてくれればいいなと思ってたりはします。

それなりに謎が残ってるので、この宇宙人軍団との戦いもさっさと終わって冬くらいから真の敵みたいなのが出てくるのかな?

キョウリュウジャーについては出さんでええわとしか今のところは言いようがないです。

異世界の地球の話という世界観と合わない(平行世界超えて出てくるとかだろうけど)し、そもそも10年前という中途半端に古い時期のキャラを出してどうすんねんって感じがあるけど、なんか勝算があるんですかね?

出てきて番組が面白くなれば手のひらは返すぜ!

忍者戦隊カクレンジャー

終盤になっても今までの話の積み重ねとか微塵も感じられない単発回を連発していてマジで混乱していたんですが、Xの当時のスタッフの方のポストを見るにオーレンジャーのデザイン作業関連に時間がかかっていた結果話数が多くなったみたいなので、そういう事情なら謎単発回の数々にも納得にはなった。

カクレンジャー全話見たわけですが、アクションシーンや妖怪等のデザイン、役者の人たちの雰囲気などストーリー以外は良かったと思います。

ただストーリー部分があまりにもフワッとし過ぎていて、縦筋のドラマの主張が多少強くなった中盤以降はけっこう苦行だったかな…。

鶴姫の父が敵幹部になってるとかその関係者が犬に変えられてるとか色々な要素が出てくるんだけど、なんかその場の雰囲気で流したり大してその後の展開の面白さに繋がらなかったりで延々物足りなさを感じ続けることになっていたというか。

単発回だと縦筋の要素がほとんど忘れ去られるのがあんまり良くないのかな。白面郎とか基地にいるだけで何も自分から人間を襲う作戦とかやらなかったのでけっこう途中空気だったぞ。

最終的に「大魔王は人間の負の感情で出来てるので倒せないから封印するんだ」みたいな話になっていくんですが、ここがほぼ全部無敵将軍たちに説明されながら言われたことをやってるだけなので最後の最後にまったくカクレンジャーに成長が感じられないストーリー展開になってしまったのも地獄でした。

あと昔の戦隊って本筋が微妙でも単発回は面白いパターンが度々あるんですけど、本作はそこもなんか打率低い感じだったかな…。

基本個性が薄めで、さらに後半は成長した扱いになった+個性が強いニンジャマンがトラブルメーカーとして活躍する回が増えた結果よりいっそう薄くなってしまい、誰かを主軸にした回がそれほど盛り上がらなかった感じがある。

服装は派手なんだけどキャラクターとしては初期状態から発展がなくて地味・むしろ回を追うごとに薄くなってくるというのは今やってるキングオージャーに通ずるものがあるかもしれない。(でもキングオージャーのがまだ「こういう時こいつはこう言うだろうな」みたいな部分が想像しやすいかも)

カクレンジャーで私が好きなキャラは妖怪大魔王とニンジャマンで、こいつらが出てくると毎回ちょっと気分高揚してました。

しかし後者については出た結果カクレンジャーのとくに黄色とか青辺りの個性吸われてしまったので、いないほうが良かった疑惑はある。(あとモブの時と目立ってる時の扱いの差が大きすぎるのは気がかり)

妖怪大魔王も出た代償に貴公子ジュニアがいなくなってしまったのは残念。

白面郎はほとんど地上に出てこないので、なんか後半は妖怪の組織としての怖さ・緊張感が減っちゃいましたよね。

そもそも貴公子ジュニアが出る前は組織もクソもなかった緩い敵の有象無象って感じだったんで、むしろ貴公子ジュニアがいた時期だけちょっと様子がおかしかった感じだけど。

ウルトラマンブレーザー

7話まだ見てないので6話までの感想。

毎回それなりの面白さ+基本的に新怪獣が登場しているので、近年のウルトラマンの中でも視聴のモチベーションは維持しやすい作品かな。

6話は過去キャラのカナン星人が登場しましたが、こいつほとんどセブン以外の作品で見かけたことがないので実質新怪獣と同程度のお得感がありましたね。

セブンでウインダムを操ってたので今回はアースガロンだろうなと思いつつ、しっかりそこの期待も裏切らなかったな。

カナン星人は自分で直接戦う宇宙人ではないわけですが、次出るときとかは普通に巨大化して襲ってきたりしたらちょっと面白そう。

ウルトラマントリガー

リブットが出てくる前後編まで見ました。

グリッタートリガーエタニティが出てくる前後編がマジで話の内容意味不明でしんどかったですが、そこ以外はそれなりに楽しめてますかね。

「トリガーは当時子供にはかなり人気があったようでおもちゃも売れていた」ということを踏まえて、なぜこの番組がウケたのかを考えながら見る感じになってます。

とにかくクオリティが高くて迫力のある特撮シーンが満載でヒーローがめっちゃ戦ってるのがやっぱり良かったのかな。

あと基地内とかの画面がにぎやかで楽しげ。

ガッツスパークレンス

そしてガッツスパークレンス買いました。

大人が持ってもなおかなりサイズが大きくて重量も重いため、遊んでて充実感がありますねこれ。発光もキレイだし。

ブックオフで中古が3,700円くらいで、ギアトリンガーとかドンブラスターより圧倒的に中古価格が高い!人気があるんですかね。

これとキーがあればゼットとかリブットにもなれることが本編で明示されてるのも強いよな。トリガー以外が好きな人も欲しくなるという。

ポイント利用で2,700円くらいで買いましたが、ガッツハイパーキー1個だとやっぱり遊びの幅がそこまで広くないので集めようか。

ガッツスパークレンス

ガッツハイパーキーもわりと中古市場にないんですよね、番組終わってから2年くらい経つわけだが。

仮面ライダーブレイド

毎週ちゃんと追うかはわからんけど一応見てますねYouTube。

カメラの動きがすっげぇ見づらいし、セリフが長ったらしい説明ばっかりで聴いてて何も面白くない&言ってることを理解しづらいので滑舌どころかこの番組のあらゆる要素がヤバいよな序盤。

最終的にはすごく面白い番組になるわけですが、序盤はお通夜感が凄いです。

なおオンドゥル語的な方向では序盤マジで名台詞が満載なので、そこでだけテンション上がりますね。

アニメ

アニメほとんど見てねぇ!

ひろがるスカイ!プリキュア

視聴切りましたね…。

異世界前後編→シャララ隊長救出編と順調に気分が落ちて、結局「次回はLCCとのタイアップです」みたいなとこで「もうこのアニメを自分が楽しめる機会が訪れることはないだろう」と思って見なくなってしまいました。

この辺の時期に自作着ぐるみの人がやらかして燃えててなんか界隈に引いてしまったのも要因…いや、単に見るのをやめたいから都合の良い理由にしてしまっただけかもしれませんねこれは。

録画も全部消しちゃったけどまぁ今後よほど見たいと思ったら配信で見ます。

特撮はよほどのことがない限り切らない私ですが、アニメはわりと容赦なく途中で切りますね。

私は「特撮マニア」の枠と自覚していて、アニメは一応専門外・単にそのアニメが好きだから見てるって感じだから飽きたら切れるんだろうな。

また日本の特撮番組は基本的にライダー・ウルトラ・戦隊の3本しかないけど、アニメは誰ひとりとして全部を見切ることができない量あるので最初から全貌を把握しようがない点もそれほどジャンルとして深入りしない原因になってるかもしれん。

まとめ

というわけで、東映のYouTubeがパワーレンジャー重視になっている結果配信の視聴本数も減ってるため今月は夏休み期間って感じでしたね。

今日からカクレンジャーの枠でオーレンジャーが始まるのかな?オーレンジャーは全話見てるので毎週欠かさずは見ないと思うけど、好きな作品なので一応度々見るとは思います。

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