アニメ特撮

ゼンカイジャーが完結したので最近のアニメ特撮感想【2022年3月頭編】

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わりと最近頻繁にやってるのであれなんですが、今回も感想記事だ!

ゼンカイジャーがついに最終回を迎えたということで、まぁタイミングとしてはいいんじゃないでしょうか。

ゼンカイジャー感想|概ね面白かったけどもっと面白くできた気がする1年。

ルパンレンジャーVSパトレンジャー以降なんだかんだで毎年全話見ている戦隊シリーズ、今年も無事全話見届けることができました。

学生時代はなかなか現行の戦隊を全話見ることってなかったんですけど、学生じゃなくなるとむしろ時間に余裕が有り余ってて普通に見れてしまいますね。(多分会社員だと逆なんだろうけど)

さて、ゼンカイジャーですが…100点満点で言うと75点くらいですかね私は。

この後わりと長々と文句書きますが、面白かったかアレだったかで言うと面白かったので点数はそこそこ高めです。

参考までにここ3年くらいの作品にも点数付けてみると、トレパンは70点、リュウソウは90点、キラメイは85点くらいですかね。ライダーだとジオウは50点、ゼロワンは20点でセイバーは22点くらい?(こうしてみると私の戦隊シリーズの評価けっこう高いですね)

毎回の平均点の高さはキラメイがダントツなんですが、後半の盛り上がりの凄さやロボットの魅力でリュウソウが点数的には上って感じ。

ハカイザー退場まではほとんど毎回のストーリー的にはハズレ無しで進んでいて、年明け以降ちょっとマンネリかつ今まで大して話に積み重ねがなかった部分がだいぶ悪い方向に行きだす→ラスト3話くらいでなんとかギリギリ持ち直したかな…といったところ。

今作の良い点は毎回の小ネタやストーリーが面白いことで、悪い…というか私的にイマイチだった点は振り返ってみると毎回似たようなことやってるだけだったこと。

ゼンカイジャーメンバーの話って最初の1ヶ月における結成までで9割8分くらい終了していて、あとの変化ってガオーンが改心したくらいでしたよね。

着ぐるみキャラならではの面白さを色々出していくのかと思ったら、「着ぐるみ枠だし賑やかしでいいや」になっちゃったのがとにかく残念というかもったいない。

この個々のメンバーをあまり際立たせない作風はなんか80年代前半頃の戦隊まで戻っちゃった感があって、これでいいのか…と特に年明け以降は思ってしまいました。

80年代頃って敵側はわりとドラマが多めだったりするんですけど、それも今作はステイシーに全振りしてて他の幹部とかボスがめっちゃ薄いんですよね。

中盤のハカイザー投入は非常に良い流れだったんですが、退場後に空いた穴を埋める凄い敵とかが一切出てこなかったのが本当に残念。そのせいで年明け以降のマンネリ感が加速した感じはありました。

あとゲゲがセッちゃんに似た鳥キャラだけどとくにそれに意味はないしパワーアップして新幹部になったりするわけでもなく退場とか、全体的にもっと面白いことが色々できそうなのに目先の小ネタばっかりを重視してそのまま終わったのがやっぱりなんかなぁ…という。

毎回の話もリュウソウ~キラメイでは「ここがこう繋がるのか!」みたいな驚きが毎回あったんですけど、ゼンカイは勢いオンリーなことが多いのでやっぱりもう一声かなぁと。

ロボ関連も微妙で、「等身大でもロボだったらずっとロボ戦になるじゃん」というアイデアは面白かったんですけど「等身大でロボ戦やったようなもんだから巨大戦は流れ作業でいいや」みたいな雰囲気が後半だいぶ強くなっちゃいましたね。

等身大の戦闘シーンもふざけてるだけで終わることがわりと多くて、あんまり格好良い印象的なアクションとかもない感じで物足りなかったかなぁという感じ。

う~ん、とにかく全体的に惜しい1年だった印象。面白かったといえば面白かったんですけど、もっと面白くできそうなのにやる素振りすら見せずに終わってしまったのでやっぱりここ3年では一番物足りなかったかなぁという感じです。

その他特撮・アニメ感想

じゃあまん探偵団魔隣組

じゃあまん探偵団魔隣組、始まりましたね!

毎週見ております、現在6話。

…まぁまぁ面白いんだけどすごく面白いってほどでもないかな…!

覇悪怒組はかなりメッセージ性が強い、たまにちょっと説教臭さもある作品でしたが、魔隣組は今のところそういうのはなくて普通の愉快な少年活劇みたいな感じですね。

カラッとした作風でこれはこれで悪くないんですが、とくに心に引っかかるものもないのでぼんやりしてるうちに30分終わっていきます。

作風が違うとはいえ個人的に気になるのが、妙に犯罪行為に対する厳しさがないこと。

1話から「うっかりガラス割った弁償代10万円をジゴマからもらう(確実に盗んだ金)」というあんまりな出だしでしたが、5話の「ジゴマ探知機をあたおかな博士から盗もうとしてなんだかんだでゲット」もだいぶアレ。ついでに言うと博士がジゴマ探知機を実証するシーンでおばさんが万引きしてたのもなんかそのまま放置だったし。

子供が見る番組なわけで(まぁ今コレ見てる子供はほとんどいないと思うけど当時の話)、もうちょっとなんとかならんのかいとは思います。

一番面白かったシーンは、太郎が魔隣組に疑いの目を向けられる回でシャーロックおじさんが雑に「お前(太郎)が対決で負けたら学校をやめろ」みたいな異様に厳しい条件突きつけてきたところですかね。対決と言ってもジゴマ探知機を作れるかどうかみたいな話で、太郎的に何ができるわけでもない勝負なのに負けたら退学だ!

ミラーマン

怪獣軍団登場!→派手な怪獣いっぱいいるのに地味な中盤以降の怪獣ばっかり登場+新怪獣は着ぐるみ作ってるのに映像に出てくるのはほぼ人形のみでSGMにあっさり倒される+アンドロザウルス死亡で異様に悲しいラスト、という前後篇内容が面白かったです。

どこまで行っても辛気臭い作風だけは変えずに貫く姿勢は見事だと思います。

あと怪獣軍団回、怪獣より鏡京太郎がインベーダーと吊り橋の上で戦うシーンのほうが迫力ありましたね。昭和ライダーでもたまにしかやらないレベルの危険アクション。

ガンダムSEED DESTINY

2クール目に入ってから、シン・アスカの出番がだいぶ増えてきましたよ!

ようやく主人公っぽくなってきて安心です。

インパルスも活躍してますね。でも今後ストライクフリーダムとか出てきちゃうんだよな…

ワンダヴィジョン

なんとか先月中に全話見終えることができました。

…可もなく不可もなしだな…!

というか、大筋のドラマは普通(黒幕がぽっと出のキャラであんまり面白くなかったくらい)なんですけど長いわ。

でもラストの感慨深いというか悲しげな感じは話数がそこそこ多いドラマだからこそのものでもあるので、難しいところですね。

そのうち時間に余裕が出てきたら、またディズニープラスに加入してファルコン&ウインターソルジャーのやつとかを見ていこうと思います。

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