スマートフォン

Zenfone 10を購入したので本体やカメラの使用感をまとめる|5.9インチ画面のコンパクトハイエンド【SIMフリースマホレビュー】

※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます。

Zenfone 10

2023年9月についに発売されたZenfoneシリーズの最新モデル・Zenfone 10を購入しました。

価格はAmazonで99,800円、最新高性能CPUであるSnapdragon 8 Gen 2を搭載しながらもギリギリ10万円を切る価格設定がナイスです。

果たしてZenfone 10の実際の使用感はどうだったのか、カメラやゲーム性能等色々チェックしてみたいと思います。

この記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、自分で購入した商品を紹介しております。

Zenfone 10を開封しつつ外観をチェック!

Zenfone 10

というわけでZenfone 10です。

背面はちょっとザラッとした素材でかなり独特。こういうスマホってなかなかないので個人的には独自性を感じて好みであります。

右側面には音量ボタンと、指紋認証センサー搭載の電源ボタンがあります。

Zenfone 10スマートキー

電源ボタン2回押しでは標準だとGoogleアシスタントの音声入力が起動するんですが、設定アプリの「スマートキー」の項目からカメラ起動などに自由にカスタマイズできます。

 

またこの電源ボタンの上を指でスライドさせることで何らかの設定した機能を作動させたりもできる。これは便利ですね!

Zenfone 10端子

端子はUSB-Cで、その横にSIMスロットがあります。

SIMカードはnanoSIMを2枚入れられます。eSIMではなく物理SIM2枚を入れられるスマホって最近だと珍しいですよね。

Zenfone 10イヤホンジャック

またイヤホンジャックも本体上部にあります。

イヤホンが無線のみ対応の機種も多い中、Zenfoneは有線イヤホンへの対応を残し続けているわけですな。素晴らしい。

付属品はケースとUSB-C充電器、最大30Wの急速充電対応

Zenfone 10ケース

黒いケースが付属してました。コレ他の本体カラーでも黒が付いてるのかな?

Zenfone 10

Zenfone 10の機種名とかロゴが彫られていて、わりと良い感じですよコレ。

Zenfone 10ボタン

ただしボタンのとこががっつり空いていたりと、防御性能はあまり高くはないかも。

Zenfone 10端子

あと右下の部分がちょっと引っかかり悪かったりもした。

透明ケースを使いたい場合はkwmobileとかから買えます。

機能拡張とかができる純正のケースも出てるぞ。

Zenfone 10付属品

充電器はUSB-C対応で、最大30Wでの急速充電もできる仕様。

10万円をギリギリ切る価格から買えるのに、ケースも充電器もしっかり付属しているのは流石SIMフリースマホの老舗って感じですな。

Zenfone 10用の保護フィルムはミヤビックスの高光沢フィルムを買ってみた

ミヤビックス ASUS ZenFone 10 対応 保護 フィルム 高硬度 9H 光沢 PET製 強化ガラス同等の硬度 日本製

今回購入したZenfone 10用の保護フィルムはミヤビックス製です。

というか保護ガラス買おうと思ったんだけど、なんか明らかにステマレビューしかないような謎海外保護ガラスばっかりで選択肢がなかったのだ。

9H高光沢タイプの、OverLay 9H Brilliantというやつを買いました。

Amazonの商品ページにある貼り付け方動画を参考に貼ってみたぞ。

やっぱり海外のGalaxyとか向け謎TPUフィルムと比べると、位置決めが難しくて貼りづらくはあったが…物は良い感じです。

Zenfone 10保護フィルム貼り付けミヤビックス

若干触ったときの指紋は目立つかなぁと感じましたが、サイズはピッタリだし指すべりもとくに悪くはない。

Zenfone 10

画面の発色への影響もなく、きれいな画面で画面を守りつつZenfone 10を使えています。

1,200円と価格も高くないので、君たちもぜひチェックしてみてくれ!

Zenfone 10のカメラ性能は?

Zenfone 10

Zenfone 10はアウトカメラ5,000万画素と超広角レンズ1,300万画素という仕様で、ズームレンズは非搭載です。

料理写真

Zenfone 10料理1

とりあえず吉野家で親子丼食べたので、料理写真を撮影してみた。

ガジェットに金をかけすぎて貴重な外食も吉野家が限界だぜ!

Zenfone 10料理2

あんまり色を盛りすぎない感じなのかな、変に調整効きすぎるより悪くないと思うけどちょっと地味めな写りです。

風景写真撮ってみる

Zenfone 10風景

晴天!

まぁ普通にハイエンドスマホ的な写りって感じではあるかな。

超広角

超広角レンズにしてみた。歪む感じはあるか。

Zenfone 10

緑色が派手だな。ちょっと前のGalaxyっぽいか。

公園の遊具Zenfone 10

住宅街的なところの端の近くに急にある公園で撮影してみた。

Zenfone 10遊具

まぁ普通にキレイではあります。

Zenfone 10遊具2

それにしても雑草が生い茂っている。

ズーム撮影をしてみる

Zenfone 10川

駅の近くの川に亀がおりましたので、撮影してみました。ズームで。

Zenfone 108倍ズーム

デジタルズームでも最大8倍なので、流石にめっちゃ小さく写ってしまいますね。

画質もまぁだいぶ「昔のテープ式のビデオカメラで撮影した映像」みたいな感じになっている。

Galaxy S23 Ultra100倍

ちなみに↑はGalaxy S23 Ultraの100倍ズームだけど、寄れはするものの流石にもう写真なのかもわからない感じになる。

Galaxy S23 Ultra10倍ズーム

Galaxy S23 Ultraの10倍ズームだとこんな感じ↑

望遠レンズのおかげか、Zenfone 10よりだいぶ鮮明です。やっぱり望遠性能重視なら、Galaxy S23 Ultraとかの望遠レンズ搭載スマホを選んだほうが良いですね。

Zenfone 10のスペック評価|ベンチマークテストやゲームの使用感をチェック

Zenfone 10のスペックや価格は以下の表にまとめた通り。

Zenfone 10のスペック
価格(Amazon)99,800円(メモリ8GB・ストレージ128GBモデル)
CPUSnapdragon 8 Gen 2
メモリ8GB、16GB
ストレージ容量128GB、256GB、512GB
画面5.9インチ、2,400×1,080
重さ172g
カメラアウトカメラ5,000万画素+1,300万画素/インカメラ3,200万画素
バッテリー容量4,300mAh、最大30W急速充電対応

最小構成モデルなら99,800円と、ギリギリだけどSnapdragon 8 Gen 2搭載な上で10万を切っているのだ!

Snapdragon 8 Gen 2はハイエンドCPUで、最新ゲームをサクサク遊ぶとかしたい場合に選びたいやつ。

Snapdragon 8 Gen 2は基本20万くらいのスマホに搭載されているので、10万円程度で使えるZenfone 10はまさに激安なのだ。

とはいえ128GBモデルだとゲームそんなに入らないので、ゲームをバリバリ遊ぶならせめてストレージ256GBモデル(112,800円)を選んだほうが良いと思います。

Antutuベンチマークテストをしてみた

ハイパフォーマンスモード

ハイパフォーマンスモードが作動しつつAntutuベンチマークテスト。

Zenfone 10のAntutuベンチマークテスト結果

Zenfone 10のAntutuベンチマークテスト結果は1456747点でした。

めっちゃ数値が高い。

Galaxy S23 UltraのAntutu結果

Galaxy S23 Ultraが1225104点だったので、アレより高い…が、アプリのバージョンが違うせいもあるかもしれない。

Galaxy S23 Ultraスピードテスト結果9月

気になったので一応改めてGalaxy S23 UltraでAntutuベンチマークテストをしてみた。

これでもやっぱりZenfone 10のが少し上にはなるのか…。

Geekbench 6をしてみた

Zenfone 10のGeekbench6

続いてGeekbench 6もやってみたところ、シングルコア1907点、マルチコア5180点でした。

Galaxy S23 UltraのGeekBench6

Galaxy S23 Ultraだとシングルコア1933点、マルチコアは4942点なので流石にGalaxy S23 Ultraのほうが上ですな。

原神とかプリコネで遊んでみる

Zenfone 10原神

Zenfone 10で原神を遊んでみましたが、動作はそこそこって感じですかね。(序盤です)

ちょっとジャンプとか激しめの動きをした際にガタッとする感じはあるかも。

Zenfone 10原神画質

画質は初期状態で中となっておりました。

ただしZenfone 10では設定アプリにあるGame Genieという機能で設定を変更して、高性能状態で起動するとかできるみたいです。

当然バッテリー消費とかは速くなると思うけど、より快適に遊びたいなら活用したほうが良いですね。

今記事書きながら高性能・144Hz状態で原神起動してみたけど、この状態でも最高設定はかなり重め。グラフィック高くらいが限界な雰囲気。

Zenfone 10プリコネ

プリコネの動作については全く問題なしでした。

プリコネで今やってるイベントのクイズゲームがやたら面白い。いっそ常設して欲しい。

インカメラ部分はゲーム画面表示がないので黒帯になりますね。

ただしインカメラ部分にゲーム画面を表示するように設定アプリから変更可能で、「ディスプレイ」の「アプリスケーリング」で強制的に全画面にできます。

Zenfone 10ってかなり細かく色々な設定ができるので、わかったことはそれぞれ記事にしていこうかな。

Zenfone 10のその他の使用感まとめ

というわけで、Zenfone 10を使ってみて感じた諸々をまとめていきます。

圧倒的なコンパクトさはやはり魅力的

Galaxy S23 UltraとZenfone 10

Zenfone 10は5.9インチ画面搭載の小型ハイエンドスマホということで、たしかにかなり小さいです。

Galaxy S23 Ultraと比べてみると一回り以上の差。

片手で持っていても全然重くは感じないです。172g。

ポケットに入れて持ち歩いたりもしましたが、ズボンの尻ポケット内でも全然存在感はなかった。Galaxy S23 Ultraのあの圧迫感とはぜんぜん違うな。

片手操作もできるけどけっこう上下の端はこれでもなお届きづらいので、片手で操作したいならgoBeltとか買ったほうが良いと思います。

そして実は…

Pixel FoldとZenfone 10

Pixel Foldはさらに小さかったりします。

でもPixel FoldはZenfone 10と比べて圧倒的に分厚いし重いので、コンパクトさではやっぱりZenfone 10のほうが上なのは間違いない。

スピーカー音質はそれなりに良い、本体の音が全体的に格好良い

Zenfone 10のスピーカー音質は、それなりに良かったです。

購入直後に『ぼっち・ざ・ろっく!』の2話を見てみたんだけど、見ていて違和感をおぼえるような音質ではなかったです。

またドンブラのエンディングをYouTube Musicでスピーカーで聴いてみたけど、コレもそれなりに良い音といった印象。

敷いて言えば、ややボーカルの音が乾いた感じはあるか。あと音量上げると本体の背面がけっこうぶるぶるする。

そしてZenfone 10、本体に内蔵されている各種機能利用時の音が格好良いです。

画面ロック時の「カシャッ…」という音とか。

画面ロック解除時の「パシャッ」という音はカメラでなんか撮影したのかな?という音なのでちょっと他の音なかったのか的なムードだけども。

バッテリー持ちは悪くない気がする

まだメインスマホとして使ってないのでアレなんですが、とりあえずたまに使うくらいならフル充電から2日目の午後であるこの記事の作成時点でも41%ほど残ってて悪くない感じがある。

今まで使ってたmotorola edge 40は待機時にもガンガンバッテリー減ってたんだけど、こいつは使わないとそんなに減らないように思う。

Zenfone 8とか音速でバッテリー減ってた記憶がありますが、Zenfone 10はそういったことはないですね。

だがまだ3日しか使ってないので、バッテリーについてはもうしばらく使ってみてだな。

128GBで充分なのか?

このスマホでバリバリゲームをしたり、動画等の大容量データを撮影や保存したりするのであれば256GB以上のモデルを選んでおきたいところだと思います。

しかし大容量のゲームは1~3本程度遊ぶのみ、動画等はこまめにSSDとかに移すのであれば128GBでもまぁOKかと。

私はスマホの母艦的な感じで512GBのGalaxy S23 Ultraを別に持ってるので、色々なデータはそっちにおいておきつつZenfone 10は手軽に使えるポケットに入れておくスマホって感じで運用しようかな。

まとめ

というわけでZenfone 10を買ってみたんですが、これは他のスマホにないメリットが色々あって良い機種だと思います。

なんといっても小型である点は魅力的。

基本大画面・重量重めなスマホが多い時代の中でこのZenfone 10は小さめということで、iPhone 13 miniも販売終了した今はより魅力的になったのではないかと。

しばらく使ってみて、今後も色々気づいたことなど書いていきたいと思います。

-スマートフォン
-