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Xiaomi 12T Proは高いのか?買って使ってみた感想|スペック申し分なし、神ジューデン凄いが細かい難はあり【スマホレビュー】

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Xiaomi 12T Pro箱

Xiaomi 12T Proを購入しました!実家のほうでOCNモバイルONEに乗り換えるついでに買わせてもらった感じです。

やっぱり住所違えば親族の契約はできるんだな。(私はOCNモバイルONE永久ブラック)

ということで、申込みから5日くらいで届いたので早速開封して使ってみました。

感想を一言でまとめると「良いけど定価で買うのはキツいかな」くらいの感じですね。

OCNモバイルONEとかIIJmioで割引購入するならおすすめ。ソフトバンクで今後投げ売りとかあればそれも良いんじゃないかと。

ところでXiaomi端末、Amazonでグローバル版と国内版入り混じっててどれがどれだかわかりづらいのはどうかと思います。

これはAmazon発送かつおサイフケータイ対応の記載があるので国内版で間違いないかと。

(23年4月13日追記)なお2023年4月現在は、ソフトバンクで256GBストレージのモデルが実質24円になってたりもすることがあるらしいです。欲しい人は探してみてくれよな。

Xiaomi 12T Proを開封して外観をチェック|ぶっちゃけ高級感はない。

Xiaomi 12T Pro本体背面

というわけでこれがXiaomi 12T Proの本体です。今回はブルーを選択。

テカテカではない非光沢仕様になってますね。

Redmi Note 10 Proあたりと似たような感じですな。

Xiaomi 12T Pro充電端子

充電端子はUSB-C。イヤホンジャックはないです。

Xiaomi 12T ProSIMスロット

nanoSIMが1つ入ります。2つ目のSIMはeSIMみたいですね。

Xiaomi 12T Proボタン

音量ボタンと電源ボタンは右側面に。

保護フィルムは最初から貼付け済み!ケースは付属してる

Xiaomi 12T Pro画面

画面には最初から保護フィルムが貼られてます。

ただし正直指すべりは悪いです、なんか別にガラスフィルムなりTPUフィルムなり貼ったほうが良いかも。

Xiaomi 12T Proケース装着

透明なTPUケースが付属してます、これはなかなか良いですね普通に。

こだわりがなければべつにケースは無理して買う必要ないかと。軽いし滑りづらくて良い感じですよ。

Spigenが頑丈なケース出してるので落下時のダメージとか抑えたい場合はそっちを追加購入するのもアリ。

充電器付属、120W充電対応

Xiaomi 12T Pro付属品・充電器

Xiaomi 12T Proは120Wでの急速充電に対応してるんですが、付属の純正充電器の利用が必須です。

この充電器ノートパソコンのやつくらいデカいです。ケーブルも片側がUSB-Aになってる特殊なやつっぽい。

特別仕様のじゃなくても充電自体はできるので、まぁこれは家に置いておく用って感じですかね。

充電性能については後ほど。

正直本体の質感はそんなに高級感ないと思う

今回のXiaomi 12T Proは約12万円、Amazon価格でもほぼ10万円はするわけですが、まぁ…価格からするとちょっと安っぽいとは思ってしまいました。

Xiaomi 11T Proと比べると一応少しだけ良くなってる(11T Proは5万円くらいの機種の雰囲気だけど12T Proは7~8万円までは許せるくらい)んですけども。

Xiaomi 11T Proはそもそもの価格が安かったので本体の外装が安っぽくても許せるんですが、Xiaomi 12T Proは正直物足りないかな…!

まぁでもXiaomi 11T Proのあの変な虹色っぽく見える加工がなくなって落ち着きが出て、より魅力的な外装になったのは間違いないとも思う。

Xiaomi 12T Proでは背面がガラスになってるようです。ただし側面は普通に樹脂なのでケース無しで持ったとき絶妙に手触りに安さはある。

11T Proか12T Proのどっちかをメイン端末として使うなら持ちたいのはXiaomi 12T Proの方ではあるかな…。

Xiaomi 12T Proのカメラは2億画素らしい|とりあえず普通に屋外写真とかフィギュア撮ってみた(マクロも)

Xiaomi 12T Proカメラ

Xiaomi 12T Proのカメラはメインレンズが2億画素!あとはマクロ200万画素と超広角800万画素です。

超広角レンズはどうしても使わないので一旦スルーしてますが、とりあえずメインレンズとマクロレンズ検証してみたぞ。

屋外で風景写真?撮ってみた

Xiaomi 12T Pro風景

天候も風景もマジで何とも言えない感じで申し訳ない。

Xiaomi 12T Pro風景2

まぁ本当に普通に撮れてるって感じですかね。

Xiaomi 12T Pro風景3

2億画素の効果があるような場所に行けよって話ですな…。

Xiaomi 12T Pro風景曇り

天候曇り寄りの晴れで日陰っぽい場所中心に撮ってるのでアレですが、まぁ可もなく不可もない印象。

というかここまでのは通常撮影で、2億画素で撮るにはメニューのめっちゃ奥にある項目を選びつつ明るい場所である必要があるみたいです。

ズーム前

ということで2億画素モードで撮ってみた。

この状態から画面中央の水原弘を拡大してみよう。

水原弘看板

なるほど。

まぁ確かにけっこう鮮明に撮れてる感じしますな。

ただ、2億画素モードだと容量60MB弱という膨大なデータになるんですわ。

モードがめっちゃ奥に隠されてて、すぐには起動できないのも難点です。

ならGalaxy S22 Ultraみたいなズーム対応スマホで最初からズーム撮影すれば良くない?と、私は思ってしまいました。

Galaxy S22 Ultraのズーム

同じくらいの位置からここまで鮮明な水原弘撮れますからねGalaxy S22 Ultraのズーム機能。

超広角撮影前

あと一応超広角撮影も試してみました。

超広角レンズ

なんか被写体もう一声というか位置が悪かった、すまん。(本当に超広角撮影使わないので検証する気力も薄いという)

室内でフィギュア撮ってみる(マクロ撮影も検証)

Xiaomi 12T Proフィギュア1

思ったより室内の写真がキレイに撮れる。

なお上からLEDライトで照らしつつレフ板で光顔に当てて撮ってます。

Xiaomi 12T Proフィギュア2

後に単独記事にすると思いますが30MSのリシェッタ塗装してゴージャスフォーム作ってるやつ。

ヤスリがけが400番台だけだった結果めっちゃ荒々しい表面の部位があったりする。

Xiaomi 12T Proフィギュア3

ストラーフ。

ストラーフ2

このくらいまでは1倍で撮影可能。

で、マクロモードに切り替えてとったのが↓。

Xiaomi 12T Proマクロ撮影

全体的にザラッとした質感になっていて、正直フィギュア撮影で使うには微妙。

というかめっちゃ腕に綿埃みたいなの付いてる。お見苦しい感じになってしまいすまん。(ブログ書いてる今気づいて取りました)

※23年4月13日追記:改めて手持ちの27インチ4Kモニターで確認してみたところ、べつにレビュー記入時に思ったほど微妙でもないかもしれんわマクロ写真。

Xiaomi 12T Proデジタルズーム

デジタルズームだとそこそこ大きめの倍率の4倍ズームでこのくらいまで寄れますね。

正直、無理に細かいモード移動してマクロレンズに切り替えるより普通にデジタルズームすればいいんじゃないかと思った。

フィギュアみたいな小さい被写体撮る場合マクロのために寄るとスマホで影できちゃうし。

Xiaomi 12T Pro写真

紙カップなので映えないチャイティーラテ。

カメラについては、私としては最大100倍ズーム対応のGalaxy S22 Ultraのほうが圧倒的に満足度高いです。

価格帯の差がでかすぎるから比べちゃいけないか。

より近い価格帯だとPixel 7 Pro辺りのほうが良いかと。なんか特別ここが良い!みたいな部分がないというか。

私は超広角レンズとか不要でズーム重視派なので、10万超えの価格帯でズームないのはなぁと。2億画素もなんか条件厳しくて使うためのアプリ操作も面倒だから使う場面なさそうだし。最初からズームレンズ付きのスマホ買ったほうが良くない?と思ってしまった。

カメラのために買う機種ではないんじゃないかなと個人的には思う。

まぁ普通にそれなりにキレイに撮影はできるので、8万円台くらいまでならアリな内容ですかね。カメラも。

Xiaomi 12T Proのスペックは高め|ゲームは普通に動いてる

Xiaomi 12T ProはSnapdragon 8+ Gen1搭載でメモリ8GB、ストレージ128GB。ソフトバンク版なら256GB。

画面サイズ6.7インチの有機EL、重量205gです。

スペックは全体的に高めなんだけど、まぁ11万弱するんなら高くないと困るといえばそう。

ストレージが128GBしかなくてmicroSDカードも使えないのはデメリットですね。ソフトバンク版なら256GBだけど14万するので…それならGalaxy S22 Ultra買ったほうが良いとは思う。

ドルフィンウェーブはXperia 5 IVよりサクサク動いてると思う

Xperia 5 IVが謎にドルフィンウェーブの試合重くて微妙なんですが、Xiaomi 12T Proは問題ないですね。

なお画面端のカードが異様にタップされない問題があったんですが、設定変更で対処できました。

プリコネやウマ娘も問題なし

プリコネやウマ娘も普通に快適に遊べてます。

スピーカー音質も良くて、音声がかなりキレイに聞こえて良い感じ。

画面大きいから見やすいしな。

Xiaomi 12T Proの「神ジューデン」検証

Xiaomi 12T Proは、120W対応で付属充電器を使うことにより19分で100%まで充電することが可能。

前モデルのXiaomi 11T Proなら17分で100%だったことは内緒である。

というか、OPPOとかXiaomiスマホであるこの急速充電機能ってすごいわりに今まで宣伝が少なすぎましたよね。

しっかりとこの充電速度という魅力に気づいて宣伝でフル活用してきたソフトバンク、流石大手キャリアだと思った。

まぁ19分でも17分でも誤差みたいなもんですし、いいでしょう。

どっちにしろ朝起きて顔洗って着替えて朝飯の支度終わる頃にはフル充電できるわけですから。

あるいはご飯食べ終わって歯を磨いて出かける頃にはフル充電ですよ。これは本当に凄い。

とりあえずせっかくだから試してみましょう!

Xiaomi 12T Pro充電前

8時42分時点でバッテリー残量12%。ここから充電開始だぜ!

Xiaomi 12T Pro充電中

なんか「ブースト」をオンにしろみたいな表示が出た。

ブーストオンにする

充電速度のブーストをオンにしつつ充電再開です。

Xiaomi 12T Pro充電完了

18分後の9時に100%になってました。

確かに爆速で充電できております。これはすごいわ。

バッテリーの減りについては並程度という印象。6時間使用・20分動画見て95%残ってます。

その他、Xiaomi 12T Proを使ってみての感想

最後に、その他のXiaomi 12T Proを使ってみての感想をまとめます。

画面は普通にハイエンドの綺麗さがある

Xiaomi 11T Proはちょっと画面の発色とか安っぽいムード漂ってた印象ですが、Xiaomi 12T Proは普通にハイエンドのスマホって感じのきれいな明るい発色ですね。なんの不満もないです。

スピーカー音質は良いけど位置が微妙かも

Xiaomi 12T Proのスピーカー音質はゲームの音声とかかなりクリアーに聞こえるし良い感じなんですが、横持ちすると手のひらでちょっと覆われてしまう位置にスピーカーがあるので音が聞こえづらくなりやすいのが難点ですね。

これしかも上側は左端・下側は右端にスピーカーがあるので、どっち向きに持っても片側は覆われやすいというね。微妙な設計です。

相変わらずMIUIは使いづらいと感じる(自分で設定アプリから直せば大体はOK)

MIUI、利用中のアプリ一覧とか設定画面とか細かい部分がカスタマイズされてるんですが正直使いづらいです。

というかXiaomi端末しか使ってなければ慣れると思うんですけど、他のGalaxyとかPixelも使ってる場合違和感あるかと。

設定アプリからある程度他社の普通のスマホっぽくできたりするので、気になる人は直してみよう。

そこそこ軽くて持ちやすいのはナイス

200g超えではあるXiaomi 12T Proですが、205gなのでGalaxy S22 Ultraとかに比べると軽いです。ほとんどiPhone 14 Proと同程度。

iPhone 14 Proは逆にサイズ小さい割に重いからやたら重く感じますけどもね。

大きめでありつつも軽めで持ちやすい感じなのは良いと思います。

指紋認証は画面内のやつで精度問題なしだが位置が下すぎると思う

Xiaomi 11T Proは側面指紋認証でしたが、Xiaomi 12T Proでは画面内になりました。

側面認証は位置的に押しづらくて嫌いなので個人的には改善だと思います。

ただ、Xiaomi 12T Proの画面内指紋認証もけっこう画面下の端っこギリギリを押させてくるので位置が悪いですね。もっと上で良くないか?

指紋認証センサー、どんな形態にしろ普通に持った時に押しやすいかどうかをもっと重視してほしい。

Xiaomi 12T Proの指紋認証センサー

Galaxy S22 Ultraより3cmくらい下なので明らかに不自然。

Galaxy S22 Ultraの指紋認証センサー

今気づいて撮ったので指紋跡が目立つのは勘弁してくれ。明らかに位置が下すぎるんですよXiaomi 12T Proの指紋認証センサー。

AQUOS senseの3とか4の頃に近い配置の悪さですな。

カメラのシャッター音うるさい!

今上のGalaxy S22 Ultraの写真をスタバで撮って気づいたんですが、Xiaomi 12T Proはシャッター音うるさいですねカメラの。

カシャッ!みたいな高い音がめっちゃ爆音で響くので、店とかで写真を撮る方は要注意です。

一応スピーカー周りちょっと手で抑えて撮ってなお響き渡るレベルだぞ。

ちなみにスクショの音については設定アプリからオフにできます。

まとめ

というわけで、Xiaomi 12T Proでした。

本体価格が高いことが購入のネックだったので、今回安く入手して使えて満足でございます。

まぁ~8万円くらいまでで買えるならアリな選択肢だとは思いました。

本体は11万円と考えると安っぽさがちょっと強いですが、8万円までであれば許容範囲内。

画面はキレイだしスピーカーの音も良いので、ゲームとかでの活用にはおすすめ。スピーカーの位置はあんまり良くないけども。

カメラは正直物足りなかったです、カメラ重視ならPixel 7 ProとかGalaxy S22 Ultraのほうがおすすめ。

バッテリー充電の速度は文句なしに最強。朝出かける前に充電忘れに気付いたりしても「神ジューデン」を活用すれば全く問題ありません。

充電性能を重視したい人にはGalaxy S22 Ultraとかよりおすすめですね。

Galaxy S22 Ultraも速いけど1時間位はフル充電までにかかりますから。

AmazonだとXiaomi Smart Band7をセットで買えばSmart Band7代がタダになるらしいので、格安SIMの乗り換えとかが難しい場合はそっちで買うのが良いかと。

とにかく安く買うならやっぱりIIJmioがおすすめ、他社から乗り換えで79,800円です。

この値段なら今回微妙だなと思った本体の質感とかカメラとかもそこまで気にならないかと。激安で買えるゲームや充電性能特価スマホということで。

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