Xiaomiは最近日本国内でも熱心にスマホを販売していて、本日はRedmi Note 10 Proという機種の発売日です。
3万円台の低価格ながら、カメラ性能が高かったり各種スペックも不足がなかったりするコスパの高い機種とのこと。
無事に本日届いたので、Redmi Note 10 Proを実際に使ってみた感想をまとめます。
なお購入前に確認した本体の詳細は以下の記事にまとめてます。
目次
Redmi Note 10 Proを開封!グラディエントブロンズを入手
というわけで、これがRedmi Note 10 Proだ!
ブロンズカラーですが、微妙にグラデーションっぽくなってて上に行くほど色が薄いんですねコレ。
手触りはサラサラで、指紋とかも目立ちづらい印象。本体のみで使うのもアリな感じがしますね。
背面で印象的なのはカメラのデザインです。「カメラに特化している機種だぞl」という強い主張を感じる。
一方で背面右下に仕様的なアレコレが書いてあるのは散漫な感じでイマイチかな。
Redmi Note 10 Proのインカメラはパンチホール仕様です。先日紹介したRedmi 9Tはしずく型ノッチでしたが、価格が少し上ということで最先端っぽい仕様なんですかね?
ちなみに保護フィルムは最初から貼付け済み。若干指すべりは良くないので、とりあえず使ってみて気になった人は保護フィルムを買うのが良いかと。
充電端子はUSB-Cです。まぁ、もう流石にmicroUSB端子搭載の機種はほとんど出なくなりましたけどね。
右側面に音量ボタンと電源ボタン兼指紋認証センサーが。指紋認証の精度はぼちぼち良い印象でした。
イヤホンジャックも搭載している
Redmi Note 10 Proの本体上部にはイヤホンジャックもあるぞ!これで有線イヤホンを活用し放題だ!
デュアルSIMとmicroSDカードの同時利用対応が嬉しい
あんまり情報なかったので買って知ったんですが、nanoSIMスロット2つと別にmicroSDカードスロットが用意されてました。
ストレージ128GBに加えてmicroSDも使えるし、SIMも同時利用ができると。なかなかの充実度ですよね。
付属品
ケースと充電ケーブル、ACアダプター付属。
この付属充電器で33W急速充電に対応しているらしい。ハイエンドのGalaxy並みですね。(初日なので充電や電池もちに関しては割愛します)
ケースは手触りがサラサラしていて、握り心地が良いですね。
カメラとかボタンもしっかり覆ってくれるぞ。指紋センサーは流石に出てますが。
ケースの充電端子が蓋付きで、充電する際に開く手間がかかるのは難点。ここが個人的にだいぶマイナスポイントになってしまった感じはある…。
付属のケースとか保護フィルムが微妙な場合は、Amazonで色々売ってるので好きなのを買いましょう。
Redmi Note 10 Proの性能は?|ゲームの動作やベンチマークテストを検証
Redmi Note 10 Proのスペックは以下のとおり。
価格(Amazon) | 34,800円 |
CPU | Snapdragon 732G |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
サイズ | 164×76.5×8.1mm |
重さ | 193g |
画面 | 6.67インチ、2,400×1,080、リフレッシュレート120Hz |
カメラ | アウトカメラ:1億800万画素+800万画素+500万画素+200万画素/インカメラ:1,600万画素 |
バッテリー容量 | 5,020mAh、33W急速充電対応 |
指紋認証 | 対応 |
Snapdragon 732GはSnapdragon 730Gよりちょっと性能が上がってる版とのことです。
メモリ容量も6GBと、低価格スマホとしてはボリュームのある仕様。この価格帯だと、4GBくらいしかない機種も普通にありますからね。
CPUとメモリの性能を見るに、私が遊んでいるプリコネやウマ娘、ポケモンGOくらいなら普通に動くと考えられます。
ストレージ容量が128GBと大きいので、それなりにたくさんゲームとかのアプリを入れられるのもありがたい。
Antutuベンチマークテストの結果|性能は発売当初のPixel 5くらい
例によって、性能を数値化して測れるAntutuベンチマークテストをやってみました。
Redmi Note 10 ProのAntutuベンチマークテストの結果は298475点で、初期のPixel 5くらいの数値ですかね。(アプリのバージョンとか色々違うので、単純比較したら駄目なのかもですけど)
実際、ネットサーフィンとかアプリの立ち上げとかの動作は全然問題なし。動画などもスムーズに再生できてます。
強いて言えば、若干ブラウザの高速スクロール時にもたつく感じはあるかな。
プリコネとかウマ娘で遊んでみる
プリコネもウマ娘も、遊ぶにあたってそこまで高性能なCPUは必要ないんですが、去年発売された中でストレスなく遊べるギリギリの水準なのが同じXiaomiのRedmi Note 9SやRedmi Note 9S、Pixel 4aといった機種でした。
Pixel 5のようなSnapdragon 765G以上を搭載した機種ならかなり快適に遊べるんですが、Redmi Note 10 Proだとどうなのか。検証してみました。
それにしてもプリコネ、毎回検証のために10GB近い容量をダウンロードしないといけないのが地味にしんどいです…。
そもそもこのゲームってPUBGとかに比べてやってる層が限られてきそうなので、あえて検証する必要あるのか?とたまに思うんですが、まぁDigital Kaden Friendsは個人サイトなんでいいでしょう。私が快適に使えるかどうかが重要なので。
さて、プリコネの動作ですが、「超快適!とまではいかないものの十分に許容範囲内」でした。
このゲームはある程度遊べばあとは基本的に毎日の日課を10分くらいかけてこなす感じになるんですが、その日課をスキップ(最近一番時間かかってたダンジョン攻略もスキップ可能になりました)を活用しながらこなしたり、ストーリーを見たりするのはかなり快適ですね。
バトルシーンの細かいモーションなどは若干カクカクする部分もある(コレはPixel 5とかでも同様です)ので、あんまりいないと思いますが常時細かい演出とかを見届けたい人はハイエンド端末とかiPhone買ったほうが良いとは思います。
世間で流行ってて私も遊んでいる「ウマ娘 プリティーダービー」も、Pixel 5と同程度の感じで快適に遊べたぞ!
超快適・スムーズとまでは行きませんが、ストレスなく遊べる範囲内。
ところでウマ娘は4GB弱なので、比較的すぐにダウンロードできるのがありがたい。
PUBGは普通に遊べた
Redmi Note 10 Proには最初からPUBGのアプリがインストールされていて、へぇーと思ったらアプリダウンロード用のショートカットみたいなやつでした。
結局ダウンロードしなきゃいけないんかい(しかも提供者不明のアプリだけどここからPUBG入れていいの?みたいな表示出る)というアレはありましたが、「3Dゲームも遊べるぜ!」という自信を感じますね。
しかしながら、このショートカットから入れられたアプリは海外版。日本語を選べないし、なんかログインも出来ないから遊べなかった…。何?この謎アプリは。
仕方ないので、Google Play Storeからインストールした通常のPUBGで検証してみました。
Redmi Note 10 Proにおいて、PUBGで選べる画質はHD・高。
3万円台のスマホだと、だいたいこのくらいの画質が限度な印象あります。
動作は非常にサクサクで、何もストレスなく遊べました。3Dゲームも問題なしと。
Redmi Note 10 Proのカメラ性能は高いのか?室内や屋外で写真を撮ってみる
というわけでここからは、Redmi Note 10 Proのカメラ検証をしていきます。
あんまりカメラに関する知識は持ち合わせてないので、とりあえずなんとなく撮ってみてどうだったか、みたいな感じです。
なおナイトモードもなかなか良いみたいなんですが、夜外を出歩けないので検証してません。夜景についてはSNSとかで調べてみてくれ。
屋外のどうでもいい風景を撮影してみる
仙台市内の都市部とかをうろつける状況にないので、テキトーに人気の多くない郊外で色々撮ってみました。
あいにくの曇り空で明日明後日は雨ということで、作例が全体的にあれな感じになってしまった…。
いきなりビバンダム。
実際私のスマホカメラの用途って、フィギュア撮影以外だと看板に描いてあるキャラクターかそのへんにいる鳥・猫を撮影する程度なんで「このブログにおける著者の日常に則った作例」としては正しくはあります。
とくに物申したい感じもなく、普通にキレイに撮影できていると思います。
神奈川クリーニングのラッコのキャラクター、目が微妙に怖いですよね。
超広角撮影に対応!
超広角レンズ搭載ということで、一応撮ってみました。
私の場合超広角レンズってあんまり使う機会がないんですが、多分一切観光に行かないからなんでしょうね。
旅行行っても中古ショップしか見ねぇ!
雰囲気が伝わればいいにしてもそのへんのコンビニ撮ってどうすんねんと我ながら思う。
0.6倍に切り替えるとこんな感じ。こうしてみると、確かに超広角レンズってかなり広く撮れますね。どうでもいい景色でも違いははっきりわかります。
室内でフィギュアを撮影
Redmi Note 10 Proはテレマクロカメラを搭載しているんです。500万画素の。
私がスマホで撮影する被写体と言えば買ってきたガシャポンとかのフィギュアがほとんどなので、マクロ撮影の性能は何よりも重要です。(こういうの撮るなら普通は一眼レフとかミラーレスでしっかりこだわるものなので、世間的には多分あんまり重視されてないと思う)
でかめの超合金魂版イデオンF.A.はけっこうきれいな感じに撮れました。
寄れるのはこのくらいまで。(顔のあたりにピント合わせてます)
とくに写りが悪いとかはなく、小さいフィギュアもしっかり撮れてる印象。
Redmi Note 10 Proのカメラは低価格端末特有の微妙に締まりのない感じになっておらず、iPhoneとかとも遜色ないクオリティだと思いました。
スーパーマクロ発動
案外寄れないじゃんと思ったら、メニューからスーパーマクロを呼び出す必要がありました。
うぉ、うぉ、すげえ寄れるじゃん…
ま、マジかよ…!
Redmi Note 10 Proのマクロレンズ、凄いです。こんなにフィギュアに近づけるスマホは初めて見た。
正直注文したタイミングでは「飽きたら売ろう」とか思ってたんですが、フィギュア撮影用スマホとしてRedmi Note 10 Proはキープせざるを得ない。
(追記)Mi 11 Lite 5Gも同じようなマクロレンズ搭載なので、おサイフケータイを使いたい場合はそっちを選ぶのも手です。
Redmi Note 10 Proを使ってみて感じたその他の使用感まとめ
最後に、Redmi Note 10 Proに関するその他の使用感をまとめます。
Redmi Note 10 Proのスピーカーはデュアルスピーカー!音質・音量共に○
Redmi Note 10 Proはステレオデュアルスピーカー搭載!と公式サイトとかに書かれているわけですが。
そうは言っても3万円台のスマホだし、大したもんじゃないだろう…と思いながらプリコネ起動したら、音がけっこう良くてびっくりしました。
期待しすぎると微妙に思うかもしれないのでアレなんですけど、音質はそのへんのハイエンド端末にも負けないレベルな印象、このレベルの音を3.5万円で出せるとは。
流石にiPhone 12とかには負けますが、個人的には満足ですね。
出せる音量も大きいです。しっかりゲームの音が聞こえるのが嬉しい!Pixel 5だとゲーム音が異常に小さかったですからね…。
それなりにゲームが動く+スピーカー音質も十分ということで、今回のRedmi Note 10 Proは私的に大満足となりました。
流石に重さは感じるが、大画面は迫力があって良い
193gと重い重量は気になるんですが、代わりに画面が大きくて、ゲームで遊んだり動画を見たりする際は満足度が高いです。
スピーカー音質も良いし、娯楽コンテンツを楽しむのにかなり良い端末ですよRedmi Note 10 Pro。
有機EL画面はキレイ、120Hzのリフレッシュレートはなんともいいがたい
Redmi Note 9Sは画面の美しさが物足りなかった印象でしたが、今回のRedmi Note 10 Proは画面がキレイですね。5,000~1万円位価格差があるので、その分画面の美しさも上がったって感じでしょうか。
120Hzのリフレッシュレートになっている画面については、まぁ確かになめらかではあるんですが、たまに引っかかる感じはありますかね。
多分CPU性能の限界的なことなんじゃないかと思いますが、ハイエンド端末レベルの挙動のサクサクさではないので、スクロール中に若干ガタガタする感じはあるというか。
ちなみに初期状態だとリフレッシュレートは60Hz設定になっていて、設定アプリから変更する必要があるみたいなので注意。
結局のところ、Redmi Note 10 Proは買いなのか?
約3.5万円で販売されているRedmi Note 10 Pro、この記事をここまで読んできた方は「で、結局買っていいの?」という疑問をいだいたかもしれません。
私が思うに、以下のような人は買ってOKだと思います。
- 一通りのことが快適にこなせるスマホを使いたい
- フィギュアなどの小さなものを撮影する機会が多い
- 大画面で動画や電子書籍、ネットサーフィンなどを楽しみたい
- 出費は抑えつつも、できるだけ使用中のストレスが少ない端末を選びたい
反対にRedmi Note 10 Proよりほかの機種を選んだほうが良いのは、以下に当てはまる人ですね。
- おサイフケータイや防水が必須(Redmi Note 10 ProはIP53でそんなに防水性能高くない)
- 軽くてコンパクトなスマホを使いたい
- 3Dゲームなどを最高設定で遊びたい
この1年ちょっとの間に触ってきたXiaomiのスマホの中では、Redmi Note 10 Proは一番動作とか画面の満足度が高い印象です。
とはいえあくまでも中間グレードくらいの機種なので、最高クラスの挙動を求めると若干物足りない場面が出てくることもあるにはある、そんな感じです。
Redmi Note 10 Proをお得に買える格安SIM情報
最後に、Redmi Note 10 Proを安く販売している格安SIMの情報もまとめておきます。
OCNモバイルONEでは25,558円→MNPだと12,558円で販売中
OCNモバイルONEでは、Redmi Note 10 Proを25,558円で販売していました。
他社から乗り換えでさらに13,000円オフなので、12,558円で買えることになります。
OCNモバイルONEは月額770円(1GB)から使える格安SIMなので、通信料金と合わせてもかなり安くRedmi Note 10 Proを購入可能!
IIJmioではMNP時15,000円でRedmi Note 10 Proを入手可能
IIJmioでは、MNP特価15,000円でRedmi Note 10 Proを販売中です。
SIMの初期費用1円、通話SIMは月額2GB858円など、SIMの料金も割安です。
こちらもかなり安くRedmi Note 10 Proを購入できる格安SIMなので、ぜひチェックしてみていただければ。私もIIJmioを契約して使ってます。
まとめ
というわけで、Redmi Note 10 Proを使ってみた初日の感想でした。
バッテリー持ちに関してはもっと長く使ってみないとなんとも言えないので、今回は割愛です。
最近色々Xiaomiのスマホが出ているわけですが…
- おサイフケータイ・防水性能の高さ重視ならRedmi Note 9T
- 安さ最重視ならRedmi 9T
- 全体的な快適さならRedmi Note 10 Pro
こんな感じの印象ですね。
今回紹介したRedmi Note 10 Proは価格的には現時点で販売中の3機種で一番高いですが、その分動作等の快適さも一番だった印象。
おサイフケータイや防水がないことには注意が必要ですが、サクサク感を重視するならRedmi Note 10 Proですかね。
(追記)Mi 11 Lite 5Gが発売されましたが、そちらは本体の軽さ・小ささやおサイフケータイ搭載が魅力です。
ただしRedmi Note 10 Proより画面が小さく、SIMスロットも2つ目がmicroSDカードスロットと共用なのが注意点。
Mi 11 Lite 5Gのレビューはこちらをご覧ください。