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POCO F7使用感レビュー|5万円台で強力な性能だけどゲームの相性問題に注意

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POCO F7外箱

POCO F7を購入したので使用感をまとめます。

POCO F7は通常価格が256GBモデルで54,980円という破格ですが、Snapdragon 8s Gen 4というけっこう性能が高いSoCを搭載しているのが特徴です。

ただSoC性能が高いだけではなく、デザインにある程度の高級感があったり画面やカメラなどもそれなりに高いクオリティーだったりするため至れり尽くせり。

弱点を先に言うとあまり国内で採用されていないSoCなこともあってか、国内のゲームだと最高画質設定で動作しないなどせっかくの性能が宝の持ち腐れになってしまうケースもあることが挙げられます。

ゲーマー向けだけどゲーマーは要注意みたいな、なんとも言い難いアイテムにはなっていますね。

POCO F7の外観をチェック!

POCO F7背面

POCO F7のシルバーを今回買いました。

メカっぽい上部のデザインが私としては非常に好みですね、ロボコンとかキカイダーとか好きなので。

POCO F7下部

背面下部にはPOCOのロゴとかがあります。

POCO F7のボタン

フレームも金属だと思われるんですがけっこう質感良し。

ちなみにケースも付属しますが黒一色の微妙なTPUケースなので、気になる人はAmazon等で透明ケースを買うのもおすすめ。

※テキトーにリンク貼りましたがいっぱい種類はあるので合うやつを選んでくれ

POCO F7のUSB-C端子

SIMスロットが本体下部にあるのは、ケースを少し浮かせればトレイを取り出せて楽なのでありがたいですね。

POCO F7の画面

画面はけっこう黒枠が細くて、画面サイズ6.83インチとかなり大型なのも特徴です。

POCO F7のインカメラ

保護フィルムは貼り付け済みなのでとくに追加で買う必要なし。

POCO F7の画面下部

画面は輝度がけっこう高くて、明るい表示で動画なりゲームなり楽しめるようになってます。

POCO F7充電器

POCO F7にはさらに90Wの急速充電器まで付属、こういうの他社だと別売りなこともあるのでありがたいですよね。

30分で80%まで充電とのことで、実際に使ってみてますがだいたい50分で残量20%からフル充電が可能でした。

最近の20分でフル充電みたいな機種よりはまぁ時間がかかりますが、6,500mAhの大容量バッテリーを1時間かからず充電できれば充分でしょう。

POCO F7のスペックをチェック|Antutu数値は高いがゲームの相性問題はある

POCO F7のスペックは以下のとおりです。

価格(Amazon)256GB54,980円/512GB64,980円
SoCSnapdragon 8s Gen 4
メモリ12GB
ストレージ容量256GB/512GB
画面6.83インチ、2,772×1,280
重さ215.7g
カメラアウトカメラ5,000万画素+800万画素超広角
インカメラ2,000万画素
バッテリー容量6,500mAh、90W急速充電
おサイフケータイ/防水防塵×/IP69

ドコモの5Gバンドのn79には非対応なので注意。

またeSIMは使えないんですが、nanoSIMを2枚利用可能です。

指紋認証は画面内ですが位置がけっこう下なのは注意点、goBeltを着けよう!

Antutuベンチマークテスト結果やゲーム動作について

POCO F7のAntutuベンチマークテスト

POCO F7はAntutu1881736点でした。状況によってはもっと数値は出るかも。

POCO F7のGeekbench 6のCPUスコア

Geekbench 6だとCPUスコアがシングルコア2088、マルチコア6455点でした。

POCO F7のGeekbench 6のGPUスコア

あとGPUスコアは13502点ですね。

で、注意したいのはPOCO F7ってゲームの動作に相性がある感じなんですよね。

学マスPOCO F7

こちらは学マスのPOCO F7発売時点での設定画面ですが、この機種の性能なら本来多分動くはずの最高画質設定は選べませんでした。

高画質60fpsなら問題なし、そもそも5万円ならべつに高画質60fpsで動けば価格相応なんですがちょっと残念。

他にもネット見てると発売当初はウマ娘がうまく動かないとか聞きましたし(ただし最近解消されてきた模様)、また私の検証だとドルフィンウェーブも本機種発売時点だと動かなかったですね。

海外のゲームのゼンゼロとか原神とかはちゃんと動いてましたが日本系のゲームはわりと相性問題が発生する傾向っぽいので、ゲーマー向けっぽい機種だけどむしろゲーマーはわりと注意が必要な感じでした。

なおゲーム以外の動作は問題なしで、ブラウザやYouTubeなどサクサク動いてます。

POCO F7のカメラ作例

POCO F7カメラ

POCO F7はとくにカメラ特化の機種ではないですが、一応それなりにキレイに撮れます。

POCO F7写真1

室内でバンデル星人を撮ってみた。

POCO F7写真2

撮れるは撮れるけど望遠レンズはないので、正直あまりこういうテーブルフォト系とかフィギュア撮影向けではないとは思います。

POCO F7風景

風景写真系は思ったよりかなりきれいな感じです。Xiaomi 14Tとかより良いかと。

POCO F7料理

料理写真は色がちょっと微妙寄りかな…?この牛丼が極端な色すぎるせいもあるかもだが。

POCO F7夜景

夜景もまあ普通かなくらいには。

POCO F7風景2

望遠レンズはないので…

POCO F7ズーム

ズームはデジタルズームですがまあそれなりにいけますかね。

POCO F7超広角

こちらは超広角。

POCOをあえて選ぶ人はそもそもそんなにカメラ重視ではないと思うんですが、それを踏まえると充分綺麗に撮影できると思われます。

POCO F7のその他使用感まとめ

最後に、その他の使ってみて感じたことをまとめます。

サイズ感は好みは分かれるかも

大画面かつ200gオーバーのやや重い機種なので、サイズ感の好みはどうしても分かれてきそうですね。

私は普段使ってるのがGalaxy S25 Ultraなのでとくに違和感はないですが…。

大画面で動画再生とかゲームとかを楽しみたい人向けですな。

なおバッテリー持ちは大容量バッテリーだけどとくに極端に他社より良いこともなければ悪いわけでもなく、普通くらいの塩梅ですかね。

おサイフケータイはなし

POCO系はおサイフケータイ非対応、正確にはFelicaを使えないのでFelicaを使うモバイルSuicaとかは利用できません。

私はモバイルSuicaとビックカメラSuicaカードの組み合わせでJREポイントを延々貯めて定期的に無料で新幹線に乗って旅行するのを生きがいとしているので、まぁこの時点でなかなかメインスマホとしては使いづらいです。

JR東日本の電車によく乗るならSuicaカードでオートチャージによるポイント付与があるけど、私はほぼ地元の地下鉄にしか乗らないのでオートチャージもそう頻繁にはできないんですわ…。

XiaomiのHyper OSは使いづらい

これはもう何度も言ってるんですが、近年のXiaomi端末に搭載されているXiaomi Hyper OSという独自のUIがとても使いづらいです。

iPhoneみたいな通知センターとコントロールセンターが分かれたやつを強制で使わされたり、ジェスチャー操作をしたい場合はホーム画面を他のアプリに指定できなかったりなど…。

カスタマイズ性自体は低くはないけどカスタマイズしたい部分をピンポイントでいじらせてくれないって感じ。

私がYouTubeチャンネルとかでXiaomi端末を褒めつつも自分ではメイン機として全然使わないのは、こういう細かい部分の不都合さが原因なんですね…。

ただし人によっては普通に使いやすいと感じるケースも多々あるみたいなので、このへんはあくまでGalaxyのヘビーユーザーな私個人の感想にはなります。

スピーカー音質は並

POCO F7は全体的に非常に高い水準の5万円台スマホだと思うんですが、スピーカー音質だけはめっちゃ価格相応です。

最低限動画を見たりゲームをしたりするのに支障がない音は出てますが、スピーカー音質重視ならまぁAQUOS R10とか同じXiaomiでもXiaomi 14T Proとかのが良い気はします。

まぁ、昔のAQUOSとかみたいな「この音はないだろ」レベルの酷さではないのでそこまでデメリットとして大きいわけではないですけどね。

まとめ

POCO F7、点数を付けるなら基本的に80点くらいは行く感じですね。コスパという点では普通に100点も狙えるとは思います。

私は結局Galaxy S25 Ultraなどのハイエンド機を普段使ってカメラなど活用しているので、どうしてもそれと比べると満足度は下がってしまうのですが、基本的に世の中の大半の人はこのくらいの性能があれば全然問題はないかと。

ただし何度も言いますがゲームによっては相性問題とかもあるので、その点は要注意です。

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