キーボードは、デスクトップのパソコンを持っているなら絶対に誰でも使う周辺機器です。
最初から付属していたキーボードを使い続けることもあれば、家電量販店等で好きなものを買って使うこともありますよね。
今回は私が使ってみてよかったキーボードや微妙だったキーボード、気になっている機種を紹介します。
一応4年ほどフリーライターとして活動しているので基本的にはそれぞれ「ライターという立場において長時間使ってみて」の使用感が中心となります。
目次
電子レンジマン的ベストバイキーボード「REAL FORCE」
私が普段自宅で仕事用に使っているデスクトップPCでは、「REAL FORCE」のキーボードを使っています。
↑こういうやつ。
なぜREAL FORCEを選んだかというと…
- 仕事で毎日何時間も使うので、腕に負担がかからないキーボードを使いたかった
- 気が散るので、あまり音がうるさくない方が良かった
- 若干レトロなデザインがカッコ良い
こんな感じですね。
スマホ1台買えてしまうレベルの販売価格(2~3万円)なので手を出しづらい製品であることは間違いありません。
しかし高価格なだけあって確かに出来が良くて、3年くらい使い続けられています。
"買い替えの鬼"が3年使える満足度・頑丈さ
当ブログを執筆している電子レンジマン氏は、我ながら引くくらいすぐに物を手放す買い替えの鬼です。
どんな物も、一瞬でも「使いづらい」「定着しなさそう」と思ったら、速攻でメルカリかじゃんぱらに流します。
パソコンやスマホ関連の機器はもちろん、DVDやゲーム、おもちゃまで売りつくします。
そんな私が3年間使い続けているってことは、「素晴らしい製品」であることに他なりません。
共に使うデスクトップPCは2年前の秋頃に自作品がぶっ壊れたので代替わりしましたが、リアルフォースは継続で利用中。
パソコンより長持ちしているので、頑丈さも間違いなしですね。
あと今回紹介する2つ目以降のキーボードって使ってるとベタベタしてくるんですが、REAL FORCEは手触りが3年経ってもサラサラのままなのがポイント高いです。
REAL FORCEは静か・確かに負担が軽減される
よく言われることですが、まずスコスコ…というタイピング音が心地良い。
普通のキーボードは「カタカタカタ…」という高めの音が鳴り響きますが、REAL FORCEはもう少し低いタイピング音で耳障りが良いです。
そして力を入れすぎなくてもキーが入力されるため、間違いなく腕は疲れにくいですね。
現在冬休み的な感じで実家に滞在している=REAL FORCEを使えていないんですが、普段より明らかに手首や指が疲れてます。
ありがとうREAL FORCE…、君のおかげで普段は腱鞘炎にならずに済んでいるよ。
長年使っていて感じているデメリット
ちょっと指が力をかけた程度でタイプされるので、個人的に外で使っているMacBookのキーボードに比べてタイプミスしやすい印象。
私の入力の仕方が雑なだけな可能性もありますが…。
自宅と家でキーボードの形状が違いすぎるからなかなか慣れないってこともあるかも。
今まで使ってみたキーボードたち
超快適に使えているREAL FORCEですが、やはり2~3万円は高いです。
私のような四六時中パソコンを使っている特異な人にはベストバイですが、一般の人はなかなか手を出す気にならないでしょう。
とはいえ「そこそこパソコンを使う」程度の人でも、できればキーボードは打ちやすくて快適に使える機種のほうがありがたいですよね。
というわけで、ここからは私が今まで使ってきた他のキーボードの使用感や、最近気になっているキーボードについて紹介していきます。
Happy Hacking Keyboard Lite2は打ちづらかった
キーボードの中でもマニアに人気が高い、「Happy Hacking Keyboard」シリーズ。
通称HHKBですね。
実家のデスクトップPC用に「Lite2」という安価(といっても5,000円以上ですが)なモデルを買って、累計1年くらい使ってます。
「HHKBL2」、正直あまり良くなかったです。
この記事を作るに至った理由がHHKBL2であるくらいには、私にはしっくり来ませんでした。
先に良かった点を挙げると、以下の2点ですね。
- かなの印字なしでシンプル、テンキーレスで省スペース
- USBポートを2つ搭載している
とくにシンプル・コンパクトさは、他の機種に代えがたい魅力だったと思います。
デメリットは、以下の5点。
- InsertやDeleteなどのキーが独立していない
- CtrlキーがShiftの上にあって押しづらい
- 少し強く押さないとタイプされない、タイプ音がうるさめ
- ベタベタしてくる
- スタンドを立てるとグラグラする
私は毎日WordPressやOfficceで文章を書いているので、文字入力カーソルの位置を移動させたり前後の文字を消したりする場面が多いです。
省スペースに魅力を感じて導入したHHKBL2ですが、省スペースに特化し過ぎて頻繁に使うキーを押しづらい=負担が大きくなってしまいました。
タイプ音がやたらうるさいので、気が散るのも悩ましい。
Ctrlキーの配置も他のキーボードと違うので、どうにも慣れない。
キーの押し心地が重め+すぐにキーがベタベタしてくるのも、ストレスとして効いてきました。
REAL FORCEはサラサラした手触りのキーで、3年経ってもとくに劣化してないんですが…。(多分価格差により生じた品質差)
そしてもしかしたら個体差かもしれませんが、HHKBL2のスタンドは机の上で立てるとグラグラするんです。
↑丸で囲んだスタンドをPCデスクで立てた場合にぐらつく。
文字を打つとシーソーのようにグラつくので、片側にティッシュを敷いて地面を均す必要がありました。
REAL FORCEはキーボード自体がやたら重いこともあってか、グラグラすることは一切ないです。
というわけで、個人的にHHKBL2はあまり満足できませんでした。
HHKB自体は人気+2~3万円の高価格モデルもたくさんあるので、他のモデルならもっと満足できるかも。
「Insertとかのキーをそんなに使わない」「コンパクトさ・デザイン最重視」の人なら、HHKBL2もある程度満足できると思います。
K270は2年間使用、ベタつきやすいが無線で快適
私がREAL FORCEに乗り換える前に使っていたのが、ロジクールのK270。
K270はロジクールのUSBレシーバー対応で、無線接続できるのが便利でした。
マウスなど他の機器も1つのレシーバーにまとめて接続できるので、PCデスクの上がスッキリします。
ただ使っているとHHKBL2と同様ベタベタしてくるのと、長時間使う場合腕が疲れやすいのが難点。
とはいえ価格が1,000円台の激安なので、ベタベタしてくることについては最悪汚れたら買い換えればいいと考えると許容範囲でしょう。
K270は「これからブログやライター業を始めるけどまだあまり予算をかけたくない人」、または一般的な用途用のキーボードを探している人にオススメです。
K120は現在使用中、激安だが有線が難点
たまたま実家に放置してあったキーボードのK120を、現在実家での作業に活用中。
ほとんどK270と同じ形で、有線接続になっています。
有線だからか、Amazon価格も300円ほど安価になってますね。
打ち心地はK270とほぼ同じ、概ね問題はないんですが…やっぱりケーブルが邪魔な感じは否めない。
REAL FORCEくらいの快適さに達してるなら有線でもOKですが…
K270とK120のどちらかを迷ってるなら、300円出して無線のK270を選ぶのがオススメ。
マウスをロジクール製品にするなら、USBポートの消費が1つに収まりますし。
最近気になってるキーボード
REAL FORCEだとマウスとキーボードで2つUSB端子を消費するので、できれば1つにまとめたい。
そこで気になっているのが、ロジクールのKX800です。
Amazon価格14,500円と安くないですが、押しやすい(と思われる)形状のキー+ロジクールのレシーバー対応で良い感じに見えます。
無線なので充電が必要ですが、USB Type-C充電で最大5ヶ月間使えるとのこと。
実際買うかはまだ未定ですが、機会があれば手に入れて自宅で使いたい。
まとめ
REAL FORCEはやはり最高。
腕の疲れづらさは圧倒的ですし、ずっと使っててもベタベタしてこないのも嬉しい。
しかし1,000円台のロジクール製キーボードも価格を考慮するとかなり良い感じ、コスパは高かったですね。
今の所ライターならREAL FORCEを選ぶのがベストと考えていますが、KX800も機会があれば触ってみたい…。