さて、先日予約していたOPPO Find X3 Proが届いたぞ!
Mi 11 Lite 5Gがどうにもしっくり来なくてReno5 Aは満足という、どちらかというとOPPOファンの私的には非常に楽しみだったのです。
昨年はauでのみ、Find X2 Proが発売されていたんですよね。アレは安くて見た目も良い機種だったんですが、全然家電量販店とかに置かれないのでちょっと影が薄かった印象。あとタッチ感度が微妙だったかな…。
今回のOPPO Find X3 Proは明らかに家電量販店とかでの取り扱いが増えてるんですけど、動かせる実機は東北だとあんまり置かれてないです。ヤマダ電機とヨドバシくらい。
さらにFind X3 ProはSIMフリーモデルが登場ということで、ahamoユーザーかつUQ mobile契約者の私的にはそっちがいいかなと。
というのも、SIMフリー版ならau版より1万円以上安く買える上にデュアルSIM対応なので、あえてau版選ぶメリットが全然ないんですよねこの端末。
auユーザーですら、Find X3 Pro買うなら分割で買うでもない限りSIMフリー版のが良いという。
とにかく、手に入れたから開封して触っていくぞ!!
目次
OPPO Find X3 Proを開封!色はグロスブラック
というわけで、早速OPPO Find X3 Proを開封して本体の外観からチェックしてみますか。
これはうちの環境でちゃんと撮影するのやっぱり無理でした、グロスブラックは鏡面ボディで周りが反射しまくりだぜ。
あとチリとか汚れもめっちゃ目立つので、そういうの苦手な人はホワイトの方買ったほうが良いかと。
しかしながら非常に格好良い端末デザインです。Galaxy S21シリーズはどちらかというと落ち着いたデザインになりましたが、OPPO Find X3 Proはちょっと前の主流であるつやつやした背面の最上級版って感じ。
OPPOロゴが良い感じのアクセントとなっております。
OPPO端末ということで、電源ボタンが右側面にあります。
左側面に音量ボタンが。ちょうど反対くらいの位置にあるので誤スクリーンショットやらかしやすそう。
充電端子はUSB-Cだ。当然だけど。
デュアルSIM対応はSIMフリーモデルの特権
OPPO Find X3 ProのSIMスロットは、裏表に1枚ずつ挿せる方式のやつです。microSDカードには残念ながら非対応。
どうせこの端末買うような人ってマニアだし、キャリア版も普通にデュアルSIMにしてくれても良かったんじゃないかと素人的には思ったりする。
そもそも、キャリア版がデュアルSIMだったところで、一般の人がデュアルSIM活用することないですよね多分。
とりあえず手元にSIMがIIJmioとか楽天モバイルとかUQ mobileとかあったので、2枚入れて使ってます。
充電器付属、ケースもあり
コレがOPPO Find X3 Proの付属品で、黒いしっとりしたちょっと高そうなケースと充電器が付いてきます。
このケース非常に格好良いですね。OPPOロゴがついてて純正っぽさをアピールしております。
AmazonでOPPO Find X3 Pro用のケースを買ってみた。
それはそれとして、透明ケースも使いたかったのでAmazonで買いました。
箱がこんな感じ↓
スヌーピーのパチもんみたいなキャラクターが味わい深いですね。
ケースは非常に薄くて軽いです。
ドット加工になっていてにじみが発生する心配なしですが、代償として背面のメタリック感は薄れます。
端子周りもガード。
ボタンが押しづらくなったりすることもなく。
画面周りまでしっかり覆ってくれます。
安いケースですがしっかりガードしてくれつつ重さもなく、私としては大いに満足できました。
そういえばOPPO Find X3 Proは最初から保護フィルム貼り付け済みで、けっこう滑りも良くていい感じです。
OPPO Find X3 Proは顕微鏡カメラ搭載だ!カメラ性能をチェック
OPPO Find X3 Proは望遠・超広角・顕微鏡レンズ搭載。とりあえず何枚か撮影してみました。
顕微鏡カメラ
使い所があるのかはわからないけど面白い機能の顕微鏡カメラです。マクロ性能は私も重視してますけど、流石に顕微鏡まで行く必要はあるのか…?
はい、撮ってみました。コレは何かといいますと、いつも撮影で使っているクリーム色っぽい背景紙です。
1mmくらいまで近づいて撮らないといけないので、フィギュアとかを大写しにするもんではないですね。
面白い機能だけど…やっぱりこれ、使う機会ないな今後…。
作る側もあんまり使わないのはわかってるようで、「その他」に顕微鏡機能が収納されてます。
OPPO Find X3 Pro、マクロ機能があるぞ!
OPPO Find X3 Pro、顕微鏡以外にも普通にマクロレンズ機能を使えます。
しかも近づいて写真を撮る時に、自動的に「使うよ」みたいに機能を適用してくれる感じ。Mi 11 Lite 5Gは奥深くにあるボタンから切り替え必要でしたが、こっちは楽だぞ。
ウルトラマンジョーニアス(昼間に50円で入手)を撮ってみました。
フィギュアの顔を拡大して撮ったりできるので、非常によろしいです。顕微鏡は使わんと思うけどマクロレンズ機能は多用できそう。
けっこうキレイにフィギュア撮影できますねOPPO Find X3 Pro。
フィギュア撮影用スマホとしてはGalaxy S21 Ultraと同様満足度高し。
OPPO Find X3 Proの方が価格が4万円くらい安いので、手軽さ重視ならこっちがおすすめですかね。
雑多な風景
とりあえずその辺の店でも。
日差し強すぎてなんともな感じでしたが、逆光になってる感がありつつ非常に綺麗に撮影できているぞ。
タムタムでビルバイン1/48とバストール買いました。
テキトーな風景。
まぁこういう明るい場所での撮影は2~3万のスマホでもキレイですよね今。
このブックオフの外装減りましたよね今。
超広角レンズは良いけど指のレンズ被りに注意
後日超広角ズームの検証をしてみました。まずは普通の風景が↑。
けっこう色鮮やかな感じで、良さげな写真だと思います。
超広角レンズ使用で、ここまで広がります!全体的に若干色が落ち着いた感じはある。
…はい、完全に撮影ミスですねコレ。レンズにちょっと指がかかっていたようです。
OPPO Find X3 Proに限ったことではないんですが、多眼レンズのスマホってレンズに指がかぶりやすいので注意です。
スマホの小さな画面だと、ミスっててもその場で気づかないこともある…。
夜景色々撮ってきた
今時短営業とかやってるしあんまり夜外の人通りが多いとことかに行くのはアレ(普段から行かないけど)なので、その辺のスーパーで夜景撮ってみた。規模的に参考になるかはなんとも言えんのですが、ライトの周りが白飛びするとかもなくキレイな印象。
(2021年7月23日追記)
スーパーヒーロー戦記見に行くついでに色々夜景撮ってきました。
完全に暗闇状態で夜景モードを使って撮影してこんな感じ。これはもう、夜景じゃなくて曇ってる日の夕方ですね。
明るく写す能力はかなり凄いと思いましたが、暗闇感を撮りたいなら無理に夜景モードを使わないほうが良いのかもしれない。
ネオン立ち並ぶビルとかがある場所に夜行く機会がないということで、その辺のマンションになりますが…
これも結構良い感じじゃないですかね?川に照明が反射してる感じとかキレイだし。
被写体これでいいのかよとは思いますが…明かりが派手めで参考としてはいいかなと…。
ちょっと左上の方色々微妙な感じになってますね。激しめの明かりがあったりするとあまり良くないのかもしれん。
望遠レンズの実力をチェックだ!
ズーム性能を見てみましょう。1倍。
2倍ズームはボタンで1発です。
続いて5倍。光学ハイブリッドズームが5倍ということなので、このへんまではキレイと。
最大倍率の20倍はちょっと厳しめですかね。
Galaxy S21 Ultraの方がもうちょっとだけキレイに撮れる印象。
料理写真も撮ってみた
料理写真も良い感じです。
奥の方はボケやすいのが最近のハイスペックスマホカメラの難点ですが、OPPO Find X3 Proは許容範囲ですかね。
15万円台のGalaxy S21 Ultraだとこんな感じ。
AIによる修正か、やや黄色っぽさが強いのは好みが分かれるところ。ボケすぎてない範囲の広さはなかなか良い感じですね。
そういえばGalaxy S21 Ultraには、近くにあるものを撮ろうとすると自動的に超広角レンズに切り替わってピントが広い範囲に合ってたりマクロ性能高かったりな写真を撮れるんですが…
OPPO Find X3 Proも、マクロレンズモードに切り替わって似たようにしっかりピントが合った状態での接写を行えます。
OPPO Find X3 Proのスペックは?|Snapdragon 888搭載で高性能!
OPPO Find X3 Proの性能は以下の表にまとめたとおりで、要するにハイスペックです。
価格(Amazon) | 107,273円 |
OS | Android 11ベースのColorOS11 |
CPU | Snapdragon 888 |
メモリ | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面 | 6.7インチ、3,216×1、440 |
カメラ | 広角5,000万画素+超広角5,000万画素+望遠(ハイブリッド5倍光学ズーム・20倍デジタルズーム対応)1,300万画素、顕微鏡300万画素/インカメラ3,200万画素 |
バッテリー容量 | 4,500mAh、65WSuperVOOCフラッシュチャージ対応 |
サイズ・重さ | 163.6×74×8.26mm、193g |
おサイフケータイ・防水 | おサイフ非対応・防水対応(IP68) |
CPUは最上級のSnapdragon 888なので、これでゲームとか完璧な状態で動かないならゲームのほうが悪いかOS側に変な問題が生じてるかです。
メモリ容量ってのも重要だなと最近感じておりまして、メモリ6GBのReno5 Aと8GBだったPixel 5やReno3 5Gだと若干後者2つのほうが動作のサクサク感強かったんですよね。12GBあれば余裕でしょう。
弱点はおサイフケータイ非対応、microSDカード非対応とやや重量重いことくらいですかね。ほかは完璧。
とりあえずアプリの起動とかブラウザ利用などにおけるストレスはまったくなし、流石はハイエンドであります。
Antutuベンチマークテストをしてみた
今日も今日とてAntutuベンチマークテストです。結局これが一番わかりやすい。
632012点でした。
Galaxy S21 Ultraは70万点オーバーだったので、ちょっと下がりますね。点数的にはどっちにしろ高得点だし、まぁなんでもいいけども。
買った直後だったので調子悪かった可能性もあるので、後でまた測ってみます。
しかしながら、このアプリで数値が高かったからといって必ずしもゲームとか快適に動くわけでもないということで、気を引き締める必要はあります。(Mi 11 Lite 5GがAntutuの結果良いのにゲーム微妙だったから警戒してる)
とりあえずプリコネとウマ娘やってみた
プリコネめっちゃなめらかに動いてるーーーーーーー
プリコネってもっと性能低いスマホでもそれなりに遊べますけど、最上級端末だとやっぱり動きのサクサクな感じは全然違います。
ウマ娘も当然ながらサクサクです。育成もスムーズだぞ!(そもそも、スムーズに育成できない機種が稀なんだが…)
Find X3 Proを使ってみて感じたメリット・デメリット(ファーストインプレッション編)
というわけで、ここからはOPPO Find X3 Proを使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめていきます。
思ったより軽く感じた本体重量。
OPPO Find X3 Proは193gもあるんですが、案外軽いですねこれ。ケース着けてても余裕。
200gを余裕で超えるGalaxy S21 Ultraのせいで感覚麻痺してるだけ説ありますが…。
しかしまぁ、なんにせよストレスはなかったです。Galaxy S21 Ultraほどはでかくないので、夏場にポッケに入れたときの圧迫感も少しは抑えられるかな?
Galaxy S21 Ultra、マジでデカくて自転車乗ってる時にズボンのポケットですげぇ存在感。
スピーカー音質もよろしい。
Galaxy S21 UltraとかiPhone 12 Proと比べても遜色はない印象の本体スピーカー。非常に良い音です。
音量もかなり大きめにできるので、エアコンとか扇風機回してても大丈夫ですねこれは。さすがハイエンドだぜ!!
タッチ感度も違和感はなし
画面のタッチ感度も特に今のところ問題ないです。普通に使えてます。
メインスマホとしてしばらく使ってみてますが、快適にLINEなど行えています。
通知音が妙に主張強い
これパソコンで書きながらOPPO Find X3 ProでTwitterアプリにログインしたら、凄い謎なメール通知音が鳴り響きました。
「クイズ番組で不正解だった時になる音」みたいな…?
モトローラのスマホなんかもですが、たまに通知音の主張強いスマホありますよね。好きに変えればいいので別にいいですが、デフォルトの音がこの謎な音なの…?とは思った。
ColorOSの改めて使いづらいと感じた点|通知を消すスワイプの向きや共有画面など
通知を右スワイプでしか消せない(左だと通知設定とかが出てくる)という、昔あったColorOSの特徴がOPPO Find X3 Proにもありました。
これ、Reno5 Aだと自由になってるんですが…なぜ?
そして地味に気になったのが、写真アプリで写真を共有するメニューの使いづらさ。
iOSみたいな「横にアイコンが並ぶ」形式です。目的のアプリを探すのが大変。画像を圧縮してWordPressに送るときとか。
アプリによってここのデザインが違っていて、Chromeも1列、WordPressはさっき試したら2列表示でした。
Reno5 Aだと写真アプリの共有ボタンは普通にたくさんのアプリが一覧に出てくる、よくあるAndroidスマホの形式なんですよ。
ニアバイシェアが強調されてて無駄に1列消費しているんですね、OPPO Find X3 Proは。
一方でChromeの共有画面はOPPO Find X3 ProとReno5 Aで同じだったり。このへんの調整は謎。
Reno5 Aの方が通知スワイプのシステム進化しているのを考えるとバージョンが新しいとかで、OPPO Find X3 Proもアップデートで色々ColorOSの作りが改善されるとかあるんでしょうか。
そういえば、最近Mi 11 Lite 5Gがアップデート前は通知消す向き固定・MIUIのバージョンアップで自由になってました。
OPPOスマホもXiaomiも、独自UIによる謎の制限が徐々に撤廃されていってる過程って感じでしょうかね。
標準アルバムアプリは微妙に使いづらい
これは外部のシンプルギャラリーとかを使えばいいのでたいした問題ではないですが、標準のアルバムアプリ「写真」は、iPhoneの写真アプリのパチモン的な雰囲気でちょっと扱いづらいです。
すべての写真をまとめて表示するタブとかいる?
あと、削除した写真が30日間残るのもiPhoneと同じ仕様ですね。これも不要なら自由にオフにできればいいのになぁと思ったりします。
やっぱり悩ましいのはおサイフケータイ非搭載。
おそらくColorOS関連は今後解消されると思うので個人的には許容範囲内、一番の悩ましいポイントとしては…、OPPO Find X3 Proはおサイフケータイ非搭載なんですよね。
実は私、ほぼ毎日おサイフケータイ使ってるんですよ。
主にiDで、スーパーとかで買い物する感じです。
財布にクレジットカード入ってるのでまぁそれで支払うことも全然できるんで大丈夫っちゃ大丈夫なんですが、やっぱり10万オーバーの機種なら対応していてほしかったなぁとは思います。
でも、搭載すると+1~2万くらいになるなら…まぁこのままでもいいかな…?
Find X3 Proが販売されているMVNO情報
SIMフリーということで、IIJmioなどいろいろな格安SIMとFind X3 Proをセット購入できる状態です。
IIJmioでは99,980円で販売、他社からの乗り換えなら8月31日まで88,000円に割引きとなっています。
IIJmioはSIMも音声通話対応・月額858円で2GBなど安い料金設定で、私も契約してFind X3 ProにSIM入れて使ってます。
OCNモバイルONEでは音声SIMセットで99,812円、他社からの乗り換えであればさらに13,000円引きなので85,812円となります。
OCNモバイルONEも1GB770円、3GB990円など料金は安いので、検討してみても良いかと。Find X3 Proがけっこう高めの機種なので、合わせて使うSIM代を抑えられるのは嬉しいですよね。
まとめ
というわけで、OPPO Find X3 Proのファーストインプレッションでした。
料理系写真とか全然撮れてないので、Galaxy S21 Ultraとの比較記事とか作ろうかと思います。
さすがのハイエンドといったところ、動作面でもカメラ性能にも今のところ全然不満はなしです。これから使っていくのが楽しみ。