クレジットカードは色々あるわけですが、三井住友カードで新たに登場した「三井住友カード ナンバーレス」はなんとカードに番号が書かれていません。
支払いに必要な情報が書かれていないので、誰かがカードを見つけても番号を勝手に使ってネット通販などで支払いに活用される心配がないわけですね。
年会費無料ですぐ使い始められるということで、今回試しに申し込んでみました。
無事カードを発行できたので、カードの特徴と合わせて、数日間使ってみた感想やキャンペーン情報について解説していきます。
目次
最大11,000円相当の還元を受けられるキャンペーンが開催中
私が今回三井住友カード ナンバーレスを申し込んだ最大の理由が、実はこの「最大11,000円相当プレゼントキャンペーン」です。
三井住友カード ナンバーレスを2021年4月30日までに申し込みつつ利用すると、利用金額の20％→最大10,000円分のVポイントが還元されます。（入会月＋2ヶ月後末までを対象に、利用翌月末頃に20％を乗じた金額相当のVポイントを還元）
さらに合わせて、もれなく1,000円分のVポイントギフトコードが入会月翌月末頃までに発行されるので、合計11,000円相当の還元です。
VポイントはiDの利用金額のキャッシュバックで使えたり、Vポイントアプリ経由で買い物に使えたりするので、用途には困りません。
私はとりあえずイヤホンなどを購入して現在支払いに約35,000円利用済みなので、来月に7,000円相当のVポイントが還元予定です。（おそらく残り1.5万円も今月中に使って、来月満額10,000ポイントを入手できるかと…）
なおカード申込月の翌々月までに発行されなければ対象外になるなど、細かい注意点もあるので詳しくは公式サイトをご確認いただければ。
三井住友カード ナンバーレスの基本情報・特徴を解説！
三井住友カード ナンバーレスの、主な特徴を紹介します。
その名の通りカード番号の印字なし
三井住友カード ナンバーレスはその名の通り、カード番号がカード本体に書かれていません。
vpassというWeb上のカード会員向けサイトにログインすることで、番号や有効期限などの情報を確認できるしくみです。
物理カード自体は発行されるので、受け取り次第コンビニなどでの支払いでもちゃんと使えます。
私は変わったクレジットカードが好きなので、この特徴を知った段階でけっこう強い興味を持ちました。
三井住友カード ナンバーレスは年会費が永年無料
三井住友カードって、多くは初年度〜2年目以降に年会費がかかるものが多いんですが。
三井住友カード ナンバーレスはマイ・ペイすリボへの登録などの必須条件もなく、通常の仕様として年会費が永年無料です。
つまり持っていてもとくに負担になることはないので、自分のペースで支払いに活用可能となっています。
私はメインカードとして既に何枚か三井住友系のカードを持っていたので、今回は補助的な支払い用として三井住友カード ナンバーレスを発行してみてます。
ポイントは200円につき1ポイント還元、対象の支払いでは倍率アップも
三井住友カードは一昔前だと1,000円につき5ポイントが還元されてましたが、今は200円につき1ポイント付与されるんですね。
1ポイントは1円なので、還元率は通常0.5％です。
そして三井住友カード ナンバーレスは、以下の店舗だとポイントが+2%になるという特徴を持ってます。
- ローソン
- ファミリーマート
- セブンイレブン
- マクドナルド
しかもローソン、セブンイレブン、マクドナルドは、物理カードに付帯されているVISAのタッチ決済やMastercardコンタクトレスで支払えばさらに＋2.5％で合計5％還元です。
該当店舗によく行くなら、頻繁に5％還元を受けられるのが強みですね。
他にも対象のドラッグストアやスーパーなどから3つまで選んで、+0.5%還元（通常ポイントと合わせて1％還元）にできる特典もあります。
またポイントUPモール経由でのWeb決済やココイコ！にエントリーした上での実店舗での買い物でも、ポイント還元率を上げることが可能です。
海外旅行傷害保険も最高2,000万円
私は海外に行かないのでなかなか活かす機会がないですが、旅費をこのカードで支払っていれば海外旅行傷害保険も最大2,000万円で利用可能とのことです。
海外旅行に行った際の怪我や賠償責任などにも対応できるので、持っていると何かと便利なわけですね。
三井住友カード ナンバーレスを実際に申し込んで使ってみた
というわけで実際に三井住友カード ナンバーレスを申し込んで無事発行、数日間支払いで活用しています。
すぐにカードが発行され、Vpassアプリで確認可能に
申し込んだらすぐにカードが発行され、番号をVpassで確認できるようになりました。
おそらく三井住友カード発行の、Amazon Mastercardゴールドとかを持ってたから審査に時間がかからなかったんでしょうか？
Vpassアプリを開いて「カード番号を見る」というボタンをタップし、登録している電話番号を入力→SMS等で認証すれば番号を確認できるしくみです。
アプリですぐ番号をチェックできるのは、わかりやすくて良いですね。
物理カードが届く前の段階で、すぐに使い始められるのが地味に便利です。
Apple Payにもカード番号の手動入力で登録可能、私の場合はカードを申し込んだ日のうちに支払いで使えるようになってしまったほどです。（審査時間は人によってけっこう変わってくると思うので注意）
なお2月4日に申し込み、カードが届いたのが11日です。1週間で届いてることになりますね。
月末締め翌月26日払いを選べるありがたさ。
三井住友カード ナンバーレスは、15日締め翌月10日払いと月末締め翌月26日払いの好きな方を選択可能です。
私は月末締めで使いたかったので、選択できて大変ありがたいです。（メインカードは選択不可なのでちょっと使いづらいと感じている）
月末締めだと引き落としタイミングの把握もしやすく、15日締めよりわかりやすくて快適な印象です。
還元率アップの手段が豊富、ポイントを使いやすいのはありがたい
三井住友カードは基本的に0.5％還元なわけですが、対象店舗での支払い等で還元率を高められるので、比較的高還元なのも良いなと思ってます。
欲を言えば標準で1％還元くらいだとなお嬉しいんですが、まぁそこまで望むのは酷でしょう。
そしてVポイント、以前の提携ポイントへ交換したりなど手間がかかった「ワールドプレゼント」よりめっちゃ使いやすくなっている…！
1ポイント1円として、Vポイントアプリを登録することで街やネットで使えるという。
街のお店での支払いはiDやVISAのタッチ決済で行うしくみとなっていて、iPhoneの場合はApple Payに登録して、iD加盟店で支払いできています。
ネットでの買い物はVポイントアプリからカード番号を確認し、支払い先で入力すればOK。
iD加盟店もクレジットカードが使えるWebサービスも豊富なので、クレジットカードのポイントとしては最高レベルに使いやすいですね。
不正利用対策万全、ネットでの買い物でも不審な場合はブロックされる
ちょっと困ってしまった経験にもなるのですが、三井住友カード ナンバーレスなどの三井住友カードは、不正利用が疑われると支払いを即座にブロックしてくれます。
某パソコン系通販サイトで買い物をしようとしたところ、2.5万円の支払いが見事にブロック！
Visa Secureという専用のパスワードを使ったWeb上の決済サービスを利用してもなお、不正だと疑われる支払いはブロックされるほどの強固さです。
ブロックされるとすぐにSMSで「この支払いはあなたのものですか？」という確認の連絡が届くので、許可をすると10分程度でカードの再利用が可能になり、支払いを行えました。
大至急買い物をしたい時に不正利用を疑われるとちょっと困ってしまうので、やや不便ではあるのですが…、セキュリティ対策の万全さそのものは、間違いなくメリットに挙げられるのではないかと。
難点はアプリの多さ
三井住友カード ナンバーレスを使っていて若干感じた難点は、活用にあたって必要なアプリが多いことです。
Vpassに加えて、ポイントの活用にはVポイントアプリも必要になります。
できれば三井住友銀行なども含めて、全部まとめて1つのアプリで管理できると使い勝手がより良いかなと思いました。（一応Vpassアプリで三井住友銀行の残高を確認したり、反対に三井住友銀行のアプリでカードの利用金額を確認したりはできます）
まとめ
というわけで、三井住友カード ナンバーレスを使っています。
先日リニューアルでカードデザインが大きく変わった三井住友カードですが、ついに券面にカード番号が載っていない更なる最先端仕様が登場となりました。
不正利用対策はかなり万全、さらにキャンペーンやポイントサービスも充実しており、なかなか魅力的なクレジットカードです。
特にネットやポイントアップ対象のコンビニなどでの決済が多い方や、カードを落とした時のトラブルを極力抑えたい人には、三井住友カード ナンバーレスがおすすめです。