
Nothing Phone (3)を購入して使ってみました。
本機は夏に一度Nothing様からお借りして使用・YouTubeにレビュー動画も出しましたが、改めて使ってみたいと思い自分でも買ってみました。
結論から言うとけっこう使いやすく使っていて楽しいスマホですが、「定価124,800円~なのになんでこの仕様なの…?」みたいな部分もわりと目立つのでコスパは微妙です。
これが従来のモデルのように6~8万円台くらいであれば普通に大満足な一品となったと思うのですが、12万オーバーだと流石になぁ…?
一応弱点諸々は許容できないというほどではない部分が多いので「コスパ<デザイン」という前提ならそれなりにおすすめになります。
目次
Nothing Phone (3)の外観をチェック!

Nothing Phone (3)は例によって透明で内部見えてるみたいなデザインです。
最初これカメラの配置と合わせて「左目をカメラに寄せたぶりぶりざえもん」みたいに見えて格好悪いなぁと正直思ったんですが、実物を手にとって眺めてたら格好良く見えてきたので今は気に入っています。

今回はいつものライトが散りばめられたデザインではなくなり、本体右上のデカい黒丸にドットで情報とかが表示されるGlyphインターフェースになりました。

これは常時表示や時間帯に応じて表示にもできるので、まあどうせコレ買うなら常時表示にしちゃったほうが良いと思います。
任意で表示する場合は実は下の方に押せるボタンが有りまして、そこを押せば反応します。

そしてNothing Phone (3)からEssential Keyというボタンが追加されてまして、コレは電源ボタンの下にあって押せばスクショを撮って専用メモアプリに保存するとかできます。
が、私の場合既に何年もGoogle Keepを使ってるので今更メモアプリ変更しないんですよね。
結果として「電源ボタンと間違えて押しちゃう謎のボタン」がそこにある感じです。

音量ボタンが本体左側面の真ん中あたりにありまして、コレも向きがポケットの中とかでわかりづらいし左右から挟むスマホホルダーとかではスクショ誤動作を誘発するので微妙。

最近のスマホってSIMスロットが本体下部にあるものが増えててよいですよね、ケースを外しきらなくてもSIMスロットを展開させてSIMカードを交換できるのです。
付属品や購入したケース・保護フィルムについて

透明TPUケースと格好良いUSBケーブルやSIMピンが付属しています。

また本来は保護フィルムも貼られて販売されているのですが、今回は中古品を買ってしまっているので貼られてません。

これらの画像は前に案件で借りた時に撮ってたやつなので保護フィルムが貼られた状態ですが、サイズはちゃんと合ってますね。

黒影の保護フィルムを購入!アーマードライダーだね。
また本機は後でまた触れますが指紋センサーの位置が下にめっちゃ寄っている弱点があるので、goBeltを貼って使いたいのですが付属ケースに貼るのは跡とか残ってイマイチなのでJETechのTPUケースを追加購入です。

ケースをまず装着だ。

見ての通り普通のTPUケースですね、しっかり手に馴染むし安っぽい質感でもなく満足です。
ボタン部分は空いてますな。

goBeltを装着してみました。黒いからカメラや画面部分と合わせてアクセントになってると思い込もう。
これは引き出せばスマホリングみたいになる仕組みです。

黒影を貼ることで画面の反射を抑えつつ表示は普通の光沢フィルムのような綺麗さを確保可能。
ただし黒影はけっこう劣化スピードが早く、最短1ヶ月くらいでコーティングっぽい部分が剥がれて見栄えが悪くなるから頻繁に張替えが必要という大きな弱点もあります。
私は諦めて劣化上等で使っていますが、一度貼ったら次の機種変更まで一切貼り替えたくないという人は普通の保護ガラスとかのほうが良いです。
Nothing Phone (3)のスペックは高いが学マストの相性が悪い悲しみもある

Nothing Phone (3)はAntutuベンチマークテストでスコアが2433249点でした、これはもうほぼ2025年のハイエンド最新機に近いレベル。
ただしこれPOCO F7にも採用されてたSoCなんですけど、学園アイドルマスターでは最適化的なことが行われていないようで「最高画質60fps」でのゲームプレイができません。
実は(3a) Liteなら謎に最高設定で遊べるので、「最下位モデルでできることが最上位モデルでできない」というかなり変なことになっちゃってます。
これはNothing側になにか責任があるわけではなく普通にゲーム側の都合だと思われるので、まぁ残念だったねと言うしかありませんな。
Nothing Phone (3)の主なスペックは以下のとおりです。
| 価格(楽天モバイル) | 256GBモデル119,900円/512GBモデル138,900円 ※Nothing公式ストア価格は124,800円・139,800円 |
| SoC | Snapdragon 8s Gen 4 |
| メモリ | 12GB/16GB |
| ストレージ容量 | 256GB/512GB |
| 画面 | 約6.67インチ、2800×1260 |
| 重さ | 約218g |
| バッテリー容量 | 5150mAh |
| カメラ | アウトカメラ5000万画素+5000万画素+5000万画素 インカメラ5000万画素 |
| おサイフケータイ/防水防塵 | ◯/IP68 |
| OS | Android 15→5年間のOSアップデート、7年間のセキュリティパッチ |
上位モデルにすればメモリも16GBになるのがちょっと嬉しい。
過去モデルでは付いてなかったりもしたFelicaにしっかり対応しています。
またOSアップデートが5年と長かったりするのも良いので、つくづく投稿者的には学マスとの相性が悪いのが惜しいですな。
まぁ高画質60fpsでもそれなりに画面キレイではあるんですけど、Antutu数値の高さのわりにもっと安い機種でも選べる画質設定ができないのは物足りなさはあります。
そしてこのSnapdragon 8s Gen 4なんですが、POCO F7にも採用されてるんですよね。
性能に見合った価格設定ではあるものの、「POCO F7と比べて価格が倍以上」というところもなんかどうしてもぐぬぬ…?という気持ちになります。
Nothing Phone (3)自体は悪くないけど周りがすごかったりゲーム側がアレだったりで盛り上がり切れないという、けっこう可哀想なスマホです。
Nothing Phone (3)のカメラ作例をチェックしてみよう

Nothing Phone (3)のカメラで撮れる写真は「普通」くらいの印象です。
他社を圧倒する綺麗さってほどでもないけど取り立てて悪くもないくらいの、微妙に乾燥が難しい写りですね。

うまトマを撮ってみましたが、これもそこそこですかね。
コメとか周りのものが絶妙に食欲をそそらないものの、うまトマの赤さはちょうど良いくらいの塩梅で再現されています。

下位モデルのLiteだとめちゃくちゃ変な色で撮れていたので、ここは上位モデルとしてしっかり差が出ている部分ですな。

なんかイヤホンケースが落ちてた。

ヤッパッパーヤッパッパーイーシャンテン

川が凍っております。寒いね。

こういうそもそもイラストと大きな字のやつだと最大ズームでも違和感なし。

こちらは超広角レンズ。

カルガモがいっぱいいました。コレも最大倍率デジタルズームですがけっこうキレイですね。
むやみに100倍とかできない代わりに最大でもそこそこ良いパターンか。

とまぁ写りはそれなりなんですが、問題は相変わらずクソデカいシャッター音。SIMが入ってると強制的に音がします。
今回公園で撮ってますがマジで公園に響き渡る感じの音なので、コレはないよなぁと思いました。でも1の頃から永遠にこんな感じなので今後もこうなんだと思われます。
正直コレのせいでメイン機として選びづらいレベルなので、せめて音量小さくするか普通のシャッター音っぽい音になってくれませんかね…?
Nothing Phone (3)のその他使用感まとめ
というわけで、Nothing Phone (3)の諸々の使用感をまとめていこう。
画面内指紋認証のセンサーの位置が低すぎる問題

Nothing Phoneってずっとそうなんですけど、大画面なのに指紋センサーの位置が下過ぎて押しづらいんですよね。
Galaxy(FEを除く)やPixel等はもう少し上に配置して、自然に押せるようになっています。
初期はともかく12万オーバーで売っている現在でもこの仕様なのは流石にどうかと思うところで、(4)が出るときは改善して欲しいと思います。
スピーカー音質もイマイチ気味
まあ聞けなくはないけどけっこうギリギリな塩梅のスピーカー音質で、ここも音とかをわりと重視したスマホなのにスピーカーがコレでいいのか?という疑問がずっとあります。
スピーカーも6~8万くらいでこの音質ならそこまで文句は言わないんですけど、12万オーバーでコレはちょっとね。
こんな感じで、Nothing Phone (3)って「許容できないわけではないけど価格を考えると微妙じゃない?」みたいな部分が多いのが悩ましい機種です。
NothingってどちらかというとXiaomiのような一芸特化系というよりはPixelやGalaxyのような万能系路線だと思うので、そうなるとスピーカーもランクは上げてほしいですかね。(でも奇抜なUIとか考えると一芸特化寄りなのか…?)
Nothingではイヤホンやヘッドホンも多数販売しているので、組み合わせて使おう!私は今回Ear (3)を買ってみたので今後レビュー記事を出します。
Nothing独自のUIは慣れてくればけっこう使いやすいし楽しいかも

Nothingといえばこの白黒に特化した感じのUIデザイン周り。
これ格好良い一方で「色」というわかりやすい視覚情報が消えるので、どれがどのアイコンだか見分けづらいという諸刃の剣的なものでもあります。
普通のアイコンにももちろん変更できるのでそこは安心してほしいのですが、どうせNothingを使うならこの白黒で使いたいところでもありますな。
なにげに画面の自動回転とかワイファイボタンとかまでボタンとしてホーム画面に置けるなど、けっこうカスタマイズ性は高いです。
アイコンを置ける数もけっこう多いですよね。

クイック設定パネルもGalaxyとOPPOの中間くらいの作りで、わりと良い感じです。
UI周りのカスタマイズ性が一番すぐれてるのはGalaxyだと思っていますが、Nothingもそれなりに調整できる部分は多いですな。
ちょっと本体重量が重い
重量218gということで、Galaxy S25 Ultraと同じなんですね。
まあギリギリ許容範囲内の重さって感じですが、やっぱり200gを超えてくるとずっしりとは感じますよね。
Galaxy S25 Ultraの場合6.9インチの大画面ですがコレはそこまででもないので、200gくらいにとどまってるとありがたくはあった。
まとめ
悪くないけどすごく良いわけでもなく、とにかくまずはデザインが好みな人におすすめのスマホです。
価格が10万円切ってれば万人向けでしたが、この価格だとマニア向け感がどうしても強くなりますね…!
とくにおすすめ度を下げてくるのがシャッター音、次いで指紋センサーの位置やスピーカー周り。
SoCもどうせこの価格なら少し上がってでもSnapdragon 8 Eliteとか、あるいは値段そのままでMediaTekの高性能なやつあたりが良かったかなぁ…
ワクワク感はあるけどワクワク感だけで勢いに任せては選びづらいところではあります。シャッター音はどうも変わった電子音だったりして「これこそがNothingらしさ」という方向に行こうとしてる疑惑がありますが単純にやかましいので町中とかでこれが聴こえたところで「みんなナッシング使ってるね」みたいな良い印象にはなりづらいと思います。
総合的にはなかなか面白い機種ではあると思うので、興味を持った人は弱点を踏まえたうえでなら検討してもOKだとは思います。






