ホビー関連雑記

アニメ・特撮作品の難儀なシチュエーションを挙げていく

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完全に雑談ですが、自分が思う創作物の「やられると鬱陶しいシチュエーション」を考えてみたいと思います。

当てはまっていても面白いことはしばしばあるので、あくまで目安的なものになりますが…。

「この人はこういうのが苦手なんだな」という参考にしてください!(なんだそれ)

難儀①終盤なのに洗脳や誤解で仲間割れ

特に通年放送のヒーロー物でこれをやられると嫌なんですが、終盤に今更仲間割れするパターンはダルい!

どうしてもやむを得ない理由での対立だと面白くなりますが、洗脳とか誤解だと駄目。

洗脳だと「お前ら長い間戦ってるのにそんな外部のパワーに負けんの?」という感じになります。

誤解だと「なんで長い間戦ってきたのに察せないの?」になる。

終盤に味方がトラブルで敵になる展開は、それなりにドラマが濃くなった80〜90年代くらいの戦隊に多かった印象。

あとフォーゼの終盤に、今更味方が怪人化したのを事情を慮ることもなく平然とボコった展開もちょっと辛いものがあった。

ミラーマンとか最終回でさえSGM隊員がみんな操られてて、「お前らの戦いって一体…」という気分になりました。

難儀②敵幹部が味方になったと思ったら実は罠で裏切ってなかった

地獄大使とか日輪仮面とか、東映のヒーロー物で昔から多い「敵が上司に見限られたため裏切って味方になったと思ったら裏切ってなかった」パターン。

このパターンって、一旦視聴者を騙すために「敵幹部の立場が組織内で怪しくなっている」シーンを見せるから「なんでそんな状況でも裏切らないんだお前は」みたいな感じになる。

「せっかく仲間になったと思ったのに嘘かよ」というのはガッカリ感が強いし。(よほど悪い奴でも改心してくれるに越したことはないわけで)

というかこれもフォーゼでそのまんまやってたな…

ちなみに幹部じゃなくゲスト怪人や初登場キャラ(ブラックダイヤみたいな)なら、思い入れがまだないので全然アリ。(今更やられてもベタだな…以上の感想になりづらいけど)

難儀③無理やり加勢しに来る仲間

プリキュアとか戦隊とかの集団ヒーロー物ってたまにサブキャラ1〜2人だけで戦う回がありますが、トドメの時だけ主役や他の仲間が来るとなんかガッカリする。

おもちゃを売る番組なので仕方ないんですが、なんか「余計なことしてくれるなよ」って思います。

その点ファイブマンはブルーが1人で変身すらせずに怪人を倒す回があって、かなり衝撃的でした。(ロボ戦は他のメンバーも来るけど第2ラウンドだから個人的に問題なし)

あとダグオンも、ファイヤーダグオン不在でなんとかする回がちらほらあって良かった印象。

難儀④主人公のせいで一般人が犠牲になる展開

現代だと流石にもうないんですが、70年代に多かったですね。

ウルトラマンレオとかマッハバロンとか、主人公を追い詰めることでドラマを展開していく作風のやつで。

主人公の若さなり精神的に切羽詰まってたりが原因で問題が起こるまでは、物語を作ったり成長を描いたりするにあたって必要だから良いんですが。

流石に人が死んじゃったら取り返しがつかないので、駄目でしょう。

その後の回見ても「でもこいつのやらかしのせいであいつ死んだけどね…」みたいなしこりが残るし。

重要回で兄貴分が死ぬ(カミナ的な)みたいのならアリですが、その後の回に関わらない通常回でのやらかしは「郷さんがうっかりミサイルを発射しちゃったから怪獣が時限爆弾に」くらいが限度ですね。

というか今気づいたんですが、仮面ライダーゼロワンって令和なのにほぼ毎回守るべきゲストが怪人化して倒されてて凄いですね。

なんか見ていてフラストレーション溜まると思ったら、そういうことか。

何も守れてねーじゃねーか!

若干話がズレますが。

メビウスの1話で「戦いによって街が壊れたことを糾弾されるシーン」が入った結果、現在に至るまで個人的にウルトラの戦闘シーンでビル壊れると「あー何も守れてないわ」って思ってます。

考えすぎというか、アレって言った本人が己の無力さによる悲しみを他人にぶつけてるみたいなシーンでもあるので気にする必要ないとは思うんですけど。

というかビル壊れようが戦ってくれなかったらもっと街壊れとるしな!

難儀⑤主人公が命令を無視する展開からの説教・謹慎

これは4つ目までと比べて同意してくれる人が少ないかもしれないですが、主人公が命令を無視する展開はウザすぎ。

頭に血が上って命令を無視するのと「このままだと目の前の人が危ない」的なやむを得ない事情のパターンがありますが、どっちもダルい。

なんか「楽しむために作品見てんのになんで他人のミスのせいで説教されなきゃいかんのだ」って気分になる。

しかしながら、海外作品だと同じ展開をやられてもあんまり気にならないんですよ。

おそらく小学校〜中学校で「他の人がやらかしたせいで学年やクラス全体の集会が何十分〜何時間も続く」経験をしすぎたせいですねこれは。

集会って同じトラブルが起こるのを防ぐためには必要かもしれないですが、本来自分にとってその問題が関係ないはずの「先生に糾弾されてる奴」に対して無駄に怨みが湧くから諸刃の剣だと思う。

ちなみにこういった難儀な思考の結果、「他人のせいで怒られたくない」思いが強くなりすぎて会社に入れずフリーランスになりました。

難儀⑥急に出てくるラスボス

そこまで嫌でもないですが、見ていて「1年間の締めとしてはつまらないな」と思うのは敵のボスが終盤まで一切画面に出てこないやつ。

ぽっと出の巨悪に全部責任なすりつけてぶちのめして終わっても、そんなに盛り上がらないですよね。

起こっている問題の最高責任者がいるなら、声だけでも良いから1話の時点で出しておいてくれ。

例えばヨゴシマクリタインみたいなのは個人的にアウト(初期幹部が良い奴になりすぎたから倒しづらいし、仕方ない展開だったとは思うけど)。

難儀6.5 ラスボスの復活が敵の目的

ここ10年くらいで何度見たかわからない、最初は敵の幹部だけいて魔王的なのを復活させるために活動を開始するパターン。

このパターンて「存在は匂わせてる」とはいえ結果的にラスボスがぽっと出になるので、やっぱり盛り上がりに欠けると思う。

魔王的なのがシルエットと声だけでも出てるとなんぼかマシですが、出てないとぽっと出ラスボスになる。

復活が目的になっている結果、番組の都合上「封印されてる魔王は100%復活する」ので、「どうせ今回頑張ってもそのうち魔王復活するけどね」というあきらめムードでの視聴になるし。

難儀⑦俺たちの戦いはこれからだ!エンド

1年以上放送した番組の最終回が通常回だったり「新たな敵が出てきたから倒しに行くぜ!」だったりすると、「今まで見てきたものは何だったんだよ」という気分になりますね。

話は終わらせてくれ。

Twitter等でも何度も言ってますが、当時通常回で終わった『燃えろ!ロボコン』の最終回にとにかくガッカリして。

「来週からは仮面ライダークウガ」とか言ってないでロボコンはロボット学校卒業するとこ見せろや!!!!!と思いました。

最初から何も目的がない番組ならギリギリアリですが、明確に目的がある&打ち切りじゃないのに志半ばで終わられるとしんどい。(ロボット110番みたいなのは仕方ない)

目的がない番組でも、『ど根性ガエル』のアニメの最終回とか正直「2年も放送してラストがこれ?」ってなりました。

「さらば愛しきルパンよ」くらいには最終回っぽいのにしてくれ!(アレも事実上過去の回2年分の存在を全否定してるという問題があるけど)

個人的には、物語はなんでも「最後の敵を倒す」か「主人公が死ぬ(怪我で引退するとか仲間との別れがとか、出世して立場が変わるみたいな意味合いも含む)」のどっちかで終わって欲しい。

最後の敵を倒すも「ヒーロー(選手なども含む)としての立場がなくなる」なので…、

要するに「これ以上この話は続かない」という強い意志を持って終わらせて欲しいです。

例えば平成ライダーの場合、クウガとか剣とか、ビルド辺りの本編最終回は後腐れなく終わってて良い感じでしたね。

君はいくつ当てはまったかな?

というわけでいっぱい難儀に思う展開を挙げてきましたが、この記事を読んでいる皆さんはいくつ同意していただけましたか?

なんか「お前の人生と人格の問題じゃん」みたいなのもありましたが…。

あくまで「個人的にダルい展開」であり、当てはまってても面白い作品は色々あると思うので、そんなに深く考えないでOKです。

キミもウザいと思う展開を見つけたら、コメント欄に書いて教えてくれよな!

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