Skypeは元々ソフト単体での録音に非対応で、音声を録音する場合専用のソフトが必要でした。
しかし2020年5月現在、実はSkypeは既に正式な機能として録音に対応済み。
今改めて、Skypeの録音方法・必要機材について考えていきたいと思います。
目次
Skypeの録音方法の今〜ソフト単体で録音可能に
元々Skypeは録音に対応しておらず、WindowsやMacでは別途録音ソフトを用意するなどして、PCとマイクの音を同時に録音できる環境を整える必要がありました。
私の場合Windowsで長年Tapurというソフトを使って録音していたんですが、やがてソフトが利用不可能になってからはMacで「Call Recorder」という有料ソフトを使って録音するようになりました。
Skypeの録音ソフトって色々あるんですが、うまく動かないのが多くて最終的に有料のCall Recorderがベストという判断になっております。
しかし2020年5月現在は、Skypeの録音画面のメニューから普通に録音が可能となっています。
画面付きで音声が記録されるので、単体で動画として配信も可能に。
何でもっと早く機能つけてくれなかったんだ…とも思いますが、とにかくありがたい。
Skype純正の録音機能は音質がイマイチ
今まで使っていた39.95ドルの有料ソフト・Call Recorderは、自分側のマイクの音はおそらくネットワーク上に乗っかる前のクリアーな状態で録音される仕様でした。
しかしSkypeの純正録音機能だと自分・相手共に音質が昔のAMラジオくらいまで劣化してしまうのが難点。
Call Recorder×Pixelのマイクはなぜか音量バランスが悪い
「Call Recorderのが音良いじゃん」と思って先日環境を戻してみたんですが、これが大失敗。
手元にiPhone向けの長年使っていたイヤホンがない(状態が劣化しまくったので捨てた)のでPixelのUSB-C用イヤホンを装着したところ、音のバランスがとにかく悪い。
おそらく事前に何らかの方法で調整すれば良かったんだと思いますが、変に音が小さいんですよね。
多分ここで音量を調整できる。
音声自体はなかなかクリアーですが。
しかしこのマイク自体は、SUrface Pro Xでも全く同じものを使ってSkype標準機能で問題なく録音していたんですわ。
つまりMacBookにPixelのマイクを装着してCall Recorderと組み合わせると、なんか音が小さくなるようです。
Call Recorderだと音質のバランスも悪い
私はできるだけクリアーな音声でラジオ動画を構成したいんですが、Call Recorderだと私側の音声がクリアーになる一方で「相手側の音だけSkype的低音質」のままなんですよね。
最近ラジオやテレビ番組で、Skype等のソフトを使ってリモートでテレビ番組を作ってる場面をよく目にします。
アレみたいな感じで、「スタジオ=音を最良の状態で作れる人」とネットから声を発している人の差が露骨になるんですよ。
Skype標準機能の方が動画化しやすい
久々に別ソフトで録音して感じたもう一つのデメリットが、別途静止画用意してiMovieでくっつけないと動画にならないこと。
私のラジオ動画は基本2時間弱あるので、ノー編集でも書き出しに長い時間がかかります。
Skype標準機能なら既に動画として構成されてるので、ネットワーク上からダウンロードすればもう投稿可能なんですよ。
音質は犠牲になりますが、動画化のしやすさでは標準録音機能が有利。
今後の録音どうしよう
ということで、これからどうやってベストな録音環境を見つけるかが課題。
以下のどちらかで解決すると思いたい。
これでベストな録音環境を整えよう
- 昔から使っているiPhone用イヤホンEarPodsをイヤホンジャックに接続
- イヤホンは問わず、Skype標準機能で録音する
USB-Cのイヤホンなのがなんかボリュームに悪い作用している気がしてならないので、とりあえずブックオフに行って未使用品のEarPodsを買ってきました。780円でした。
音量バランス調整はおそらくPC側でできるとは思いますが、調整の手間がだるい。
EarPods×CallRecorderは問題ない音量バランスになるはずなので、おそらくこれでいけるかな?
ただ前述の通りCall Recorderだと動画化の手間がかかるのと、音質の微妙なバランスの悪さという問題も生じます。
いっそ音質は完全に諦めて、バランス良くて動画化しやすい標準機能で録音した方が良いのかも。
とりあえず次回ラジオ録音する際に、事前に調整してどっちが良いか検証してみます。