Apple スマートフォン

iPhone Duoの本体外観やUIといった主な仕様をレビュー。全体的に洗練されきっていない、アプリ最適化次第では評価も変わるかも

※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます。

iPhone Duo

iPhone Duoを発売日に購入して2週間ちょいくらい使っているので、とりあえず11月7日時点での使用感まとめです。

結論から言うとアプリ側が全然まだ最適化されていない関係でiPhone Duoは本領を発揮できていない状態であり、あまり詳しいレビューはできないのが事実です。

なので今回はとりあえず本体の外観周りなど、アプリ周りの使用感に関わらない部分の話が中心になってくると思われます。

iPhone Duoの画面をチェック!

iPhone Duo本体前面

というわけでこちらがiPhone Duoです。ちなみに上に載っけた純黒クリアの保護フィルムを貼って使ってますね。(インナーディスプレイに近い反射を抑えた表示になります)

まずこの閉じた画面なんですけど、これがまぁGalaxy Z Fold8辺りと比べるとけっこう作りが違っていて人を選ぶ部分かなと。

アウターディスプレイ側の作りはGalaxy Z Fold8とまったく違う設計思想

見ての通りDock的なやつは右端にありまして移動は不可能、インカメラが右上にありその下にWi-Fi等の電波状況やバッテリー、時計といった情報があります。

iPhone Duoのインカメラ

で、アプリ最適化はまだまだ途中であるわけですが、とりあえずこの右端の領域がむやみに広いため事実上アウターディスプレイ側で使える領域というのがここを抜かした部分となっている傾向です。

見よ、これがSafariですが画面サイズ自体は横に広くてけっこう大きいアウターディスプレイなのにWebサイトはかなりこじんまりとした表示です。(一応ページによってはたまに右端まで表示できるやつもあるっぽかったが大半はこうです)

Galaxy Z Fold8では右端まで広く画面が使えてインカメラも非常に小さかったのでサブ画面側の快適さが地味に素晴らしいと思ってるんですが、iPhone Duoは「メニューを右端に寄せることでアプリは普通のスマホくらいの縦長表示にできてるよ(右手専用になるけど片手操作もしやすいかもね)」というぜんぜん違う方向でのアプローチなわけですね。

なのでGalaxy Z Fold8を気に入った人が同じようなのを期待して買うと「これじゃないな」とはどうしてもなってしまうと思います、逆にiPhone Duoのアウターディスプレイのほうが使いやすいと感じる方もいるかもしれませんね。(ただ重さのせいで現状どうあがいても閉じてる状態は快適ではないと思います)

iPhone DuoのYouTube

そしてコレ仮の仕様だと思いたいので一応評価は保留にするんですけど(そもそもYouTubeってGoogleのやつなのでこれを端末の評価に加えていいのかはだいぶ意見が分かれそうだが)、現状YouTubeアプリをアウターディスプレイで表示すると動画の右端が時計とかで埋まってて絶望的です。

ただでさえインカメラが邪魔かつ右上の角が丸いせいで表示が中途半端なのに消えても良い表示が残るせいで、右端は半分くらい見えません。

そんな感じでアウターディスプレイは私としてはちょっと使いづらいかなと思ってます、Galaxy Z Fold8は開いても閉じても使いやすいようにできてますがiPhone Duoは基本的に開いて使う・閉じて使うのは緊急時のみみたいな気配。

 

Nano-textureカバー層は反射を抑えられるがインカメラが目立つ

インナーディスプレイ、要するに開いた時のメイン画面は反射防止のNano-texture仕様になっています。

これがなんか「保護フィルムじゃなくカバー層というのが交換可能で用意されてるのが凄いんだ」みたいに発売前に言われてたと思うのですが、正直素人である私としては「これ他社の普通の保護フィルム貼ってるのとどう違うの?」という感じでした。

結局黒いフレームと画面の間に明らかに1mmくらい隙間があってそこにゴミとか溜まりますし、まったく保護フィルムが採用されているGalaxyやPixel、motorola、nubiaといった他社折りたたみスマホと利便性は変わらないです。

強いて言えばアップル製品なので劣化してきた時に交換しやすいと考えられる点が強いですかね、公式の修理窓口が各地にあって多いので。

Nano-texture

で、Nano-texture仕様の画面については良い点もあれば悪い点もありますね。

まず画面表示のキレイさはどうしても普通の光沢があるディスプレイと比べて落ちてしまうし、また光が当たると黒い表示がかなり白っぽくなってしまう弱点もあります。

逆にメリットは反射がないので、画面に自分の顔が映り込んだりしないです。

私は学園アイドルマスターをよくやってるし美少女アニメとか見ることもあるので、そういう時に自分が映り込むともうほんと微妙な気分になるので反射防止はけっこう良いですね。

また普通の反射防止フィルムと比べると明らかに表示がキレイです、白い表示がもっと滲むのが普通のフィルムなんですがコレはほとんどないですね。

買った直後は弱点のほうが目立って「なんか微妙かも」と思ったんですが、使っていくうちにこれはこれでかなり良いんじゃないかとは思えてきました。

ちなみに折り目はどうあがいても斜めから見れば主張してくるので、あまり他社の光沢ありフィルムと変わらない見え方ですね。正面から見てる分にはほぼ気にならないのでここはどうでもいいかと。

iPhone Duoのカバー画面のインカメラ

そしてインナーディスプレイのインカメラはGalaxyがFold6まで採用していた画面下に埋め込まれてるやつなんですが、コレがまぁわざわざGalaxyが捨てたものを採用してくるからには凄い進化してるもんだろうと思いきやべつにそんなことはなし。

インカメラの上の部分の表示はかなりザラザラした見え方、解像度がここだけ周りの1/3くらいまで落ちてるような雰囲気です。

しかもこの右上の真ん中という位置、意外と漫画では吹き出しや絵に表示が被ってきやすいです。ほかの電子書籍とかWebサイトとかでも同様。

結果として頻繁に「インカメラ部分の表示だけめちゃくちゃ見づらい」という場面が発生するので、満足度を著しく下げています。

Pixel 11 Pro Foldのメイン画面

先日紹介したPixel 11 Pro Foldやnubia Fold、motorola razr foldといった機種は右上の端にインカメラを黒丸で設置しているので、ほぼほぼ表示が何かに被ることはありません。

iPhone Duoも無理に画面下埋込式にせず、アウターディスプレイと同じ右上の端にインカメラがあるやつで良かったように私としては思います。

ただし、人によっては動画再生メインとかで全然気にならないこともあるんだとは思われます。私は漫画など文字が含まれるコンテンツをよく表示するので気になるという感じですね。

iPhone Duoのインカメラ

そして画面が暗い表示だとインカメラはめちゃくちゃ目立ちます、この部分だけおそらくNano-textureになってないんですよね…

蛍光灯などの光が当たるような場所で使ってると最悪レベルに目立ってくる感じ、私は自宅の自室で使ってて頻繁にインカメラが主張してきて困ってます。スタバとかだとあまり気にならないかも。

 

アウターディスプレイのUIは最適化が進めば使いやすい可能性あり

私がiPhone Duoの評価を保留にしているのは、アウターディスプレイのアプリのUIが新しいものであるためです。

iPhone DuoのYouTube再生

見てくれ、これがおそらくほぼ完成形だと思うYouTubeアプリだ。

右端はやはりアウターディスプレイと同じく表示がないメニュー領域みたいになってるんですが、アウターディスプレイの場合画面が広いのでそこまで変にはなってないかなと。元々手で持つと手で隠れてあまり視界に入らない位置ですし。

最適化済みのアプリでは持った時に指が自然に右下のメニューにくるようになっていて、しっかり持ったままでほとんどの操作ができるようになると考えられます。

しかもどのアプリでもこの仕様になればわかりやすくて、非常にスッキリしそうなんですよね。なので大部分のアプリがこの大画面+メニュー操作にならないとiPhone Duoが本当に使いやすいかどうかの判断もしづらいかなぁと思っています。

ただしこのYouTubeアプリ、検索ボタンや登録済みチャンネルという明らかに一番使うやつが何故か右下にないです。

YouTubeっておすすめ動画を垂れ流す以外はあまりさせたくない気配が近年ずっとありますがそこがアプリの作りにも出ちゃってますね。

こんな感じで「メニューにまとめられたボタンがイマイチでせっかくのDuoの設計が活かしきれてない」という問題は多発しそう、企画倒れにもなりそうなUIですな。

Amazonアプリ

また未最適化アプリは一応メニュー周り以外全画面になっているものもあれば…

学マスの最適化前

ただただスマホ表示のアプリもある感じです。

ちなみに学マスは一応縦画面にして拡大した状態だとそれなりに良い感じの表示にはなります。

ソシャゲというかゲーム系ってiPhone Duo向けにわざわざ専用のUI作るの厳しそうだけどどうするんだろうか。最適化されないとそれはそれで高性能大画面なDuoの存在意義がずっと微妙にもなるけど。

2画面マルチタスクはかなり使いやすいが制限もあり

iPhone Duoのマルチタスクは横に均等に2画面表示するスタイルって感じで、比率をいじったり自在に縦に並べたりもできるGalaxyとかと比べると制限がだいぶありますね。

ただし分割する操作はめちゃくちゃかんたんで、開いて右か左の上のほうにスワイプすれば分割表示可能。

私は動画をPIP表示しつつブラウザ等を見るみたいなことのほうが多いので、まぁここにとくに大きな不満はないかな…?

 

iPhone Duoの本体のボタン配置とかについて

本体背面はまぁいつものPro系モデルのiPhoneって感じです、望遠レンズはないが。

で、音量ボタンが右上という変な位置にあるのが個人的に微妙です。

カメラコントロールがあるし左はヒンジなので他に位置がなかったんだと思われますが、妙に遠い位置で押しにくいですね。

電源ボタンはTouchIDを珍しく搭載、その下にカメラコントロールがあるけど写真ではボケちゃって見えてなくてすまん。

指紋認証は謎にロック解除時だけ2秒くらい待たされるのでテンポが最悪、そのせいで触っても電源ついてないのかと思ってボタン押しちゃって逆にロックかかるみたいなことが多発してます。

カメラコントロールは私の持ってる個体だと閉じてたら作動しないです、Appleに問い合わせたけど「とりあえず同じような問い合わせは来てて確認中だからアップデートを待て」という感じでした。

USB-C端子は閉じてる時の「上側」にありまして、なんか他社は下だったと思うので慣れないですね…。

ヒンジ

ヒンジ部分はとくになにもないです。

重くて片手操作はしんどいです

そんな感じなうえで重量が254gありまして、まぁ開いてる時は両手で持ってるのでいいんですけど閉じてるとずっしりしすぎて片手操作はキツイです。

閉じてる時のUIは片手操作しやすそうな作りだけど重量の時点で断念ですね。ここは来年以降の後継機に期待するしかなさそう。

スピーカー音質はGalaxy Z Fold8より良いかと

Galaxy Z Fold8を使っていてスピーカー音質だけは篭もり気味でイマイチに感じていたんですけど、iPhone Duoのスピーカー音質は普通のiPhoneとそんなに変わらないくらいには音は良いと思います。

映画や音楽を本体スピーカーで楽しみたい場合は満足度が高いと思われますな。

 

まとめ

というわけでとりあえずUIとか本体外観について、使用感を踏まえつつまとめました。

アプリ最適化が済まないとなんとも言えないうえで、正直済んでも重さとか右端に全部まとめたUI周りの都合で使いづらい部分は目立ってきそうではあります。

弱点が全体的に主張してくるので基本的には後継機を待つのが無難ですが、あまりに売れないとかだと後継機が出ないまま終わる可能性もあるのでまぁ気になったAppleファンの人は頑張って買ってみるのがおすすめだ。

現時点だと正直Galaxy Z Fold8のほうが重量は201gで軽いし、サブ画面は普通に広く使えるしで総合的な満足度は高いです。

しかも普通に買えるので私がどちらかを勧めるならGalaxy Z Fold8のほうにはなりますかね、価格も圧倒的に安上がりだし…。

とはいえiPhone Duoもスピーカー音質とか反射しない画面とか魅力自体は色々あるので、まぁお互い切磋琢磨して良い製品を出していってくれ。

-Apple, スマートフォン
-,