どうも、電子レンジマンです。今日はちょっとした雑談的な内容で、MagSafeについて考えていきたいと思います。
MagSafeは2020年のiPhone 12シリーズからiPhoneで使えるようになった、磁石でiPhoneの背面に充電器とかを取り付けられるやつ。
iPhone 15シリーズがUSB-Cに対応したことで、MagSafeの時代も終わっていくんじゃないかとなんとなく思ったのでそれについて書いていくぞ。(あくまで私のしょうもない妄想なので憤慨しないでくれよな)
目次
iPhoneにおけるMagSafe充電の良かったところ・メリット
まずはMagSafeのメリットから振り返っていきましょうか。
ケーブル端子を傷つけずに充電できる
MagSafeの良かった点といえば、やはりケーブルを端子に挿し込むことなく充電ができることです。
iPhoneの充電端子周りってわりと傷つきやすいんですよね。
背面に取り付けるだけで充電できるかつケース装着しててもOK(基本対応ケースである必要はあるが)なのも便利。
そもそもケーブルを抜き差しするの自体も、端子を確認して差し込むみたいな流れがやや面倒ではある。MagSafeなら後ろに当てれば磁力でくっついてくれるから便利ではあります。
一応Androidスマホでも使えたりする
そしてワイヤレス充電対応のスマホなら、AndroidでもMagSafe充電器を使えたりしました。
LightningからUSB-Cに移行される前の段階では、MagSafeの利用によってケーブルを統一していた方もある程度いるんじゃないかと。
片側がUSB-C端子になっているのもまぁまぁ便利
MagSafe充電器のケーブルは片側がUSB-Cなので、他のスマホとかタブレットとかを急速充電するのに使っているUSB-C充電器を使えるのもまぁ便利といえば便利でした。
もっとも、Lightningケーブルも片側USB-Cのやつがだいぶ前から出てましたけどね。
MagSafe充電器の使いづらかった点・デメリット
一方でMagSafe充電器、ちらほら面倒くさい点があったのも事実であります。
そんなに充電速度が速くない、そこそこ発熱することも
MagSafeは充電速度が最大15Wということで、普通にiPhoneにUSB-C兼Lightningのケーブル挿して急速充電した場合の20Wだったかと比べると遅いんですよね。
まぁ速度より前述の利便性を重視してるってことだと思うけど、夜寝る前とかの急いでないタイミング以外はできるだけ素早く充電して欲しいところでした。
また発熱もあり、ちょっとバッテリーが劣化するスピード速めそうな怖さもあるけど実際どうなのかはわからん。
専用ケーブルがまぁまぁ高い
MagSafe充電器って5,303円(2023年9月14日時点、Amazon価格)とかするので、結構高いんですよね。Apple Storeだと6,480円だった。
そう何本も気軽に買えるものではないのも、地味にMagSafe充電器の難点だったと思います。
一応外部メーカー品のMagSafeケーブルも出てましたが、出力が遅くて使い物にならないようなのが多かった。何らかの規制があったんでしょうか。
専用ケーブルがかさばる、重い
iPhoneに取り付ける部分がまずデカくて重いし、ケーブルもそれなりにしっかりした作りな結果なかなかにかさばるのもMagSafe充電器のイマイチなポイント。
私もこのケーブル持ってるわけですが、旅行とかのときに持ち出すことはなかったですね。
ケースがMagSafe非対応だと充電できない場合もある
iPhoneはケースを装着して使っている方がほとんどだと思うんですが、MagSafe使う場合ケース選びで制限がかかるんですよね。
MagSafe向けに磁石が内蔵されてるケースを使わないと、磁力が弱くて充電できなかったりしっかりiPhone本体に固定できなかったりするという。
そしてMagSafe対応ケースって、不透明なやつならまぁいいんですけど透明のだと磁石部分だけどうしても白とかでマーク的な形状になるわけですよ。
このAppleロゴを囲む輪みたいなのが絶妙にダサく見えてしまうのも私としてはイマイチでした。
ケースにgoBeltとかスマホリングを付けづらくなる
スマホって角ばってて持ちづらいので、私はスマホリングやgoBeltを使って落下防止をしています。
しかしMagSafeを使う場合は背面にかなり広めの空き領域が必要となるので、そういった落下防止のやつを着けるのが難しくなるんですよね。
前紹介したMagSafeでiPhoneに固定できるスマホリングってのもあるんですけど、どうしても位置が高くて下の方とか操作しづらいし保持もしづらいという問題がありました。
データ転送ができない
MagSafeってあくまで充電器で、こいつデータ転送できないですよね。
将来的には対応するのではないか説とか見たけども。
充電しかできないというのも、MagSafeの惜しい点ですな。
新たにiPhoneが対応するUSB-Cの魅力
iPhone 15シリーズより、ようやくiPhoneもUSB Type-Cに対応します。
USB-Cの魅力についても触れてみましょう。
なんといっても使われている機器が多い
AppleがまずiPad、Macといった機器をUSB-C端子対応にしていますよね。iPhoneだけが頑なにLightningでしたが。(あとMacの周辺機器)
Androidスマホも流石に今売ってる機種はほとんどがUSB-C対応ですし、ワイヤレスイヤホンやタブレット、ノートパソコンなども同様。
身の回りの様々な機器がUSB-C充電可能なので、iPhoneがUSB-CになったことでiPhoneユーザーもいよいよケーブルや充電器を完全統一可能となりました。
データ転送も可能、Proモデルは転送速度もアップ
MagSafeと違いUSB-Cのケーブルは当然パソコン等と接続してデータのやり取りも可能。
Lightningケーブルももちろん対応していればデータ転送はできるんですが、iPhone 15シリーズ本体の仕様変更により転送速度もアップです。
iPhone 15無印やPlusはUSB 2ということでパソコン等へのデータ転送速度が鈍足のままなんですが(正直借りにもハイエンドスマホなのにこれは酷い仕様なので16系では改善して欲しい)、ProモデルであればUSB 3と書いてあるのでかなり速くなることに期待できます。
私はiPhoneで一日中動画を撮影してパソコンで編集することがあるので、この際に転送速度が向上するのはありがたいです。
というかiPhone 14シリーズ、転送速度遅いしエラーで頻繁にWindowsPCから切断されるしでマジで最悪でした…。
デメリット・注意点はケーブルや充電器選びがちょっとわかりづらいこと
USB-Cのケーブルって、USB 2.0の古いデータ転送規格にしか対応していないやつがあったり、PDという急速充電規格に非対応なやつがあったりします。
ケーブル選びのわかりづらさは難点ですかね。
あと充電器も、USB-C対応だけど遅いやつとかたまにあるので注意が必要。
とりあえずiPhone 15シリーズを素早く充電したいだけなら、おそらくダイソーとかでも売ってる最大60W対応のケーブルを買いつつ20W以上に対応する充電器を買えばOKかと。
タブレットとかも充電するなら充電器は65Wとかせめて45Wとかのやつにしつつ、ケーブルも100Wまで対応とかのにしておくのが良いと思われます。
iPhoneのUSB-C対応でMagSafeを使う人減ってくる説
iPhoneがUSB-Cになることで、他に持っているタブレットやパソコン、イヤホンなどの機器と充電器やケーブルを完全に統一可能に。
同じ充電機器一式でなんでも充電できる感じになればその利便性の方が高いため、わざわざワイヤレス充電のためにMagSafe充電器を使いつつケース選びとかでも不便を強いられることを良しとする人は減る説。
USB-Cのケーブルなら100均でも買えますし、最近は充電器すら急速充電対応のやつ売ってたりしますよね。
MagSafeもAndroidスマホとiPhoneの充電機器一式統一に役立ってたりしましたが、遅い無線充電より素早い有線充電で環境揃えたほうが都合よいかと。
まぁ端子を傷つけず手軽に充電できるというMagSafeの利便性は今後も残るため、それを求める人は今後も使い続けるか。
まとめ
というわけで、ちょっとした雑談的な内容でした。
私もMagSafe充電器持ってるんですが、iPhone本体がUSB-Cに対応したということで今後はもう使うことはないかな…?
一応ケーブルは対応するケースの商品提供依頼とか万が一来たら困るし持っておくけど。