
昨年末にGR IIIxのUrban Editionを買ってから1年くらい経過したので、改めて使用感レビューを行いたいと思います。
そもそも最初の使用感レビューってブログのアクセス数が終わってた関係でnoteのほうでやったので、このブログで行うのは今回が初なんですけどもね。
※基本的に割高価格で売られてるので公式の抽選販売とかを活用するのがおすすめ
目次
GR IIIx Urban Editionのここが素晴らしい

この秋にGR IVも入手したのでGRは2台体制となりましたが、IVを追加してもIIIxを使う日は多いというか正直普段よく使うのはIIIxのほうだったりしてます。
GR IIIxのどこが良かったかを見ていこう。
なんといっても小型で持ち歩きやすい

GR IIIxとα7 IVを並べてみるとこんなに差があります。(α7 IVは三脚の台着けたまま撮ってたから高さズレた写真になっちゃってますが)

GR IIIxはレンズが沈胴式なので、普段は収納されて非常にコンパクトな状態で持ち歩けるわけです。
これによりやろうとすればズボンのポケットにも普通に入りますし、私の場合は百均のポーチに入れて腰に下げて携帯しています。
ミラーレス一眼だとどうしてもレンズや本体の厚みがあるため一定以上の大きなカバンがないと持ち歩けませんが、GR IIIxならカバンなしでも行けるのがとにかく便利ですね。
今年はDC-TZ99というのも買いましたけど、アレもコンデジではあるんですが本機と比べてゴツいかつ画質も望遠に強い以外では負ける関係で結局ほとんど持ち歩かなくなってしまいました。(年末に新レンズを買うために手放してます)
しかしGR IIIxは圧倒的にコンパクトなうえで、写真の写りも良いんですわ。
なんといっても写真のクオリティが高い

室内でも屋外でも写真をとにかくきれいに撮れるのもGR IIIxの魅力ですね。
実はこのカメラ、室内で使うことが圧倒的に多かったりします。
机の上に置いておいて、新しいガジェットとか人形とか買った時にすぐ手にとって撮影してみたいな運用をしております。
α1 IIは流石に机の上にそのまま常時置いておくにはサイズが厳しいので、こういう運用ができるのもコンデジであるGR IIIxの魅力だと思います。

GR IIIxはマクロ撮影にも対応していて接写にも強いカメラです。

そして40mmという焦点距離が良いですね、広すぎず狭すぎない画角で近くにある物とか看板とか食べ物とか、投稿者がよく撮影する被写体を撮影しやすいです。

白黒とかのカラーフィルター的なのもあります。

夜でもけっこうキレイ。

旅行先で食事を撮影してみたり。

広すぎない画角な結果ある程度情報量が絞られるので、良い感じの写真を製造しやすい感じはあります。
バッテリー持ちもGR IVより良い気がするが…?
というかGR IVの電池持ちがやたら悪くて、GR IIIxって長持ちだなぁと感じているんですがこれは正確なことなのか微妙です。
というのも、GR IIIxは私の場合「ここだ!」というタイミングをある程度考えて判断して使うので撮影枚数がそこまで多くならないんですよね。
GR IVの場合は28mmで広い結果として思いついたらすぐ撮れば構図とかの完成度はともかく撮りたいものは全部撮れるため、撮影枚数がけっこう多くなりがちです。
つまりそこまで連写してないからそりゃ持つよねっていうことな可能性もあります。
GR IIIx Urban Editionのデメリットはどこだ?
逆にデメリットはどこか、考えてみました。
立ち止まっても手遅れなことがある

40mmという画角は狭すぎることはないですが、広すぎることもありません。
スマホは24mm~28mmくらいなので、スマホで2倍ズームにしたときの範囲に近い広さです。

結果として風景写真なんかは撮ろうとしてもけっこう切り取れる範囲が狭くて、それが良い方向に出る時もあれば写しきれなくてしっくり来ないこともあります。

全体を撮りたかったけど収まりきらないから一旦後ろに下がるみたいな場面もちらほら出てくるので、それが煩わしいときもありますね。

これがGR IVだと基本的にその場で視界に見えてるものはだいたいフレームに収まりますので、作品というより記録的なものであればGR IVのほうが都合は良いと思います。

まあ遠い風景とかならGR IIIxでもけっこう大丈夫ですけどね。
AFの反応がやや弱い時がある
晴天時の屋外とかならまず大丈夫なんですが、照明が足りてない室内とかだとかなり頻繁にピント合わせが定まりません。
また明るさが足りない場所だと狙った位置に一発では来ないことが多いので、私は画面をタッチしてピント合わせをする事が多いです。

タッチして合わなければ照明をより強く炊いたり位置をずらしたりみたいな感じです。
あとAFのスピードはソニーのカメラでミノルタ時代のレンズを使ったときのような感じなので、あまり速いとは言えないかもしれません。
ミノルタのAF 28-70mm F2.8 Gで全然違和感ないのってGR IIIxを使ってるからなのでは…?
まとめ

私のチャンネルやブログへの貢献度は正直1位かもしれないのがGR IIIxですね。
これが入手性悪いのは本当に惜しいところ、APS-Cセンサーで40mmのコンデジというのは唯一無二の個性で、値段が10万オーバーとはいえ文句無しにおすすめのカメラです。

個人的にはGR IVよりIIIxのほうがよりおすすめですかね、IVも良いんですが進化も極まってきている最近のスマホカメラでもある程度代用が利くところがある画角なのでGR IIIxのほうが併用するのにちょうど良いと思っています。


