ChromebookはGoogle ChromeとAndroidアプリが動くパソコンです。
私は2015年頃から定期的に海外とか国内で販売されている機種を買って使っていますが、そろそろ新しい機種が欲しくなってきたのでちょっと最新の販売状況を調べつつ、自分ならどれを買うか調べてみました。
先日記事も書いて展開予定だったThinkPad X240のカスタマイズ遊び企画が流れたので、代わりになんかパソコン買えないかな…ということでChromebookの購入を検討しているのです。
目次
国内販売されるChromebookの高価格モデルが増えている
まず感じたのは、一昔前に比べて高価格帯のモデルがかなり増えていること。
↑Amazonより抜粋。
Chromebookって正直、安いは安いけど欠点も目立つ機種が多くて当たり外れがでかい印象でした。
今まで買ってきた多くのChromebookの印象
- 液晶画面の解像度が低くてしょぼい、視野角が狭い
- キーボードが特殊な配列で打ちづらい
- OSが軽いと言うが実際の動作は重い(おそらくCPU性能やメモリ容量の都合)
- 本体重量が重く分厚いので携帯性がイマイチ(ただし頑丈)
こんな感じで、コスパが良いというよりは「安かろう悪かろう」に片足突っ込んでるようなのによく当たっちゃってたんですよね。
また情報が少なくて、買ってからわかるイマイチな点もある。
上に書いた視野角や重さもそうだし、スピーカーの音が悪くて動画再生などには適していないこともあったり。
国内で気軽に買える高価格モデルが増えたことにより、フルHD以上の高解像度画面や高性能CPU・大容量メモリなどで今までの弱点が補われているであろう機種が手に入りやすくなってます。
私が今まで買ったことのあるChromebookで一番価格が高いのはC302CAですが、アレはたしか発売当初7万円くらいした代わりに、めっちゃ動作がサクサク・キーボードも打ちやすくて画面もキレイとパーフェクトな機種でした。
Chromebookに出せる予算の限度ってどのくらいだろう?
しかしAmazonやヨドバシカメラなどで機種のリストを見ていて改めて感じたのが、「Chromebookに出せる予算にも限界があるな」ということ。
Chromebookでできることは、Google Chromeと一部のAndroidアプリを動かすこと。
Androidは動かないアプリもあるので、あくまでおまけと考えたほうが良い。
WindowsパソコンやMacのように何でもできるわけではない関係上、どうしても出せる予算の上限は下がってきます。
何でもしたい人が選ぶ選択肢ではないのは重々承知ですが…、それでもやはり限界あると思う。
実際ネットサーフィンやブログの編集をするだけなら、本来は手持ちのiPadやスマホでもいいっちゃいいわけで…、私にとってChromebookって、「仕事とか日常で手軽に使える相棒」というよりは贅沢品に片足突っ込んでるのかも。(良くも悪くも)
どんなに高性能でも7万円以上は厳しく感じる
ひとまず思ったのは、「10万は無理だな」ということ。
CP713-1WN-A58P/Eは約11万円でCore i5搭載のChromebookで、メモリ容量8GB・スタイラスペン付きと最強クラスの性能・機能です。
こんな高性能のChromebookがあったら何ができるのかめっちゃワクワクもんですが(当然ながらChromeとAndroidアプリにはなりますが)、流石に10万出すなら動画編集とかもこなせる普通のパソコンを選びたくなります。
一応ChromebookもAndroid版PowerDirectorとかキネマスターは使える可能性ありますが、まぁそれ使うなら手持ちのGalaxyとかiPadで編集すりゃいいかなって気が。
そして8~9万円台でも、そこそこ高性能なWindowsノートパソコンやMacBook Air辺りを新品・中古で買えてしまうので厳しい。
私にとって、Chromebookに出せる予算の限度は税込7万円までかなと思います。
そもそも実際、発売された直後にC302CA買った経験がありますからね…。
軽量に加えてタッチパッド+高解像度+画面を360度回転させられるくらいの機能・性能があるのであれば、7万円までは許せる。
価格はできれば3~4万円に抑えたい
実際7万円まで出せると言っても、今手元に気軽に使える7万円があるわけではありません。
貯金を崩さない場合、せいぜい4万円台が限度かなって感じです。(Surface Pro Xとか買っちゃったのであんまり予算ない)
Chromebook買うならどれだ?性能・機能と共に考える
ブログで紹介する関係上今更感が強くなるとアレなので、古くても2018年秋以降に出た機種が望ましい。
大きすぎても小さすぎても使いづらいので、画面サイズは11~14インチですね。
メモリ4GBは必須、ストレージ容量は何でもいいです。(データをたくさん保存するものではないので)
あとUSB-Cで充電できることは必須。(充電器増やしたくない)
ということで、順不同で予算と希望に合った機種を挙げていきます。
候補①Acer Chromebook 512 C851-A14N
まずAcerのC851-A14Nですが、特徴は次のとおり。
主な特徴・スペック
- 12インチ・1366×912
- メモリ4GB
- バッテリー駆動時間12時間
- 2026年6月まで更新あり
- タッチパネルなし
全体的に可もなく不可もない印象、今から6年間使い続けられるのは良いですね。(絶対6年も同じ機種使わないですが)
バッテリー駆動時間が長めなので、外での作業なんかにはなかなか使えそうです。(私の場合Surface Pro X持ってるので、どのくらい外で使うかわからないですが…)
候補②Acer N3350
N3350はAmazon価格が2020年2月19日現在29,552円とかなり安い。
主な特徴・スペック
- LTEモジュール搭載
- 画面サイズ11.6インチ、1366×768
- メモリ4GB・ストレージ16GB
- バッテリー駆動時間12時間
- タッチパネルなし
- 2024年6月まで更新可能
圧倒的安さとLTE対応(ただし基本的に本家ドコモでの利用必須)が面白いです。
しかしタッチパネルなし、ストレージ容量が少ないなど、総合的にはちょっと微妙な部分が目立つかも。
価格が安いのは良いんですが、安い関係上今まで何回かあったような「安かろう悪かろう」パターンに陥る心配はかなりある。(CPU性能は低めっぽい)
候補③ASUS C204MA
ASUSのC204MAはAmazonの新品価格42,600円、全体的にバランスが良い印象。
主な特徴・スペック
- 11.6インチ、1366×768
- メモリ4GB
- バッテリー駆動時間13時間
- ノングレア液晶・視野角170度
- ディスプレイ180度展開可能
- 2026年6月まで更新可能
バッテリー持ちがよくて画面も見やすい(解像度はフルHD未満ですが)のでなかなか良いですよね。
ただ思ったんですが、せっかくタッチパネルに対応していてもキーボードを裏に畳んでタブレットがたっぽくできないなら、タッチパネル使うことあんまりない気がする。
そもそも私の場合折りたためたところで、本体が分厚くて重いのでiPadなどのようにアプリを活用することはない傾向にありますが…。
今のところC204MAが一番気になっているが…
3万円台半ばくらいで売ってる店も多いので、ここまで挙げた中で選ぶならC204MAかなと。
しかし、なんというか3つとも決め手に欠けますね。3~4万円の機種の限界を感じました。
Chromebookをより楽しむなら、やはりもう少し予算を出して良い感じの機種を選んだ方が良いのか…?
Surface Pro Xを使えば良いのでは?
ということで結論出ず。
いっそテキトーに選んで買おうかとも思いましたが、今年に入ってからライター業の収入がだいぶ落ちてるので雑に物を買うのはやめておきたい。
「Chromebookを買って遊びたい」という大まかな希望の元Chromebookを探してみましたが、ここでちょっと考えたことがあります。
Chromebook買おうかなと思ったが
考えてみるとChromium Edge入れたSurface Pro XにAndroid動く32bit対応ソフト入れれば解決なのでは— 電子レンジマン (@Denshirangeman) February 19, 2020
そう、手元にあるSurface Pro XにAndroidアプリが動くソフトをぶち込むことで、疑似Chromebook化するんですよ。
Surface Pro Xって、わりとChromebookみたいなWindowsPCです。
Surface Pro Xの特徴
- 起動が早く、10秒くらいでホーム画面になる(顔認証なのでパスワードすら入力不要)
- ブラウザはChromium Edgeが使える(もちろん通常のChromeも動く)
- しかもLTEに常時接続されている
- スリープ解除時の待ち時間もなし
まぁ、高いChromebookよりさらに10万くらい高くなるだけあって、快適さでは最高クラスなんですよ。
せっかくSurface Pro Xを持っているからには、Surface Pro XをChromebookのように活用してしまえば良いのでは?
ということで次回は、Surface Pro XでAndroidアプリを動かしてChromebook状態にできるか試行錯誤してみます。
なんか当初の目的からはだいぶ遠くに来てしまいましたが、Chromebook自体も近いうちに何か買いたいとは思ってるので決まり次第報告します。
Surface Pro XにAndroid動かせるソフト色々入れてみてるが動かないな
CPUがAMDとかintelのじゃないのとドライバの相性の問題と思われる(あとグラフィック性能がどうみたいな表示出たソフトもあった)— 電子レンジマン (@Denshirangeman) February 19, 2020
ちなみにSurface Pro Xの疑似Chromebook化計画はすでに計画は進めていますが…、けっこう厳しい状況にはなってます。