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フィギュア撮影技術試行錯誤|背景紙の主張を抑えつつ良い感じに光を当てる【カメラ雑記】

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どうも、電子レンジマンです。

ZV-E10を買ってから「いい加減もっと良い感じの写真をブログや動画でお出しできるようにならないといけない」という使命感に目覚めまして、今日も延々試行錯誤しておりました。

今日は「背景紙の主張を抑えつつ照明を良い感じにフィギュアに当てて撮影したい」という話です。

当サイトのフィギュア写真の変遷

最初期は机の上に直置きで撮影していたようです。

なんか改めて見るとこれはこれで素人の人の素朴なブログ的な佇まいはあって悪くないな。

あと撮影ブースも使ってるみたいですが、これ背景紙に皺が寄りやすかったり色とか当時使える照明類の関係でなんか微妙な感じになりやすかったためすぐ使わなくなってます。

当時は撮影スペースを常備しておくという考えもなかったので、ブースデカいから出し入れ面倒だったのもある。

ドラゴンシーザー

我がDigital Kaden Friendsでは、レザック66の「しろねず」みたいな色を背景紙で基本的に使ってきていたんですよね。

この紙自体はかなり良い感じなんですが、デスクライト使いつつスマホカメラで撮る場合なんか乾いた空気感になりやすかった印象はある。

ライトはちらつきがヤバかったので後にZ-LIGHTに変更。

角度や位置調整がかなり自由なので良い感じです。LED電球交換式なので長く使えそうだし。

グラペのマリンブルーってのも使ってたんですが、これもスマホやZ-LIGHT導入前のデスクライト(ナショナルの古い蛍光灯のやつ)と相性悪い。

全体的に黄色っぽくなったり、青い背景がギラついたり。そしてこの紙やたら汚れやすくて、下の方は鉛筆の跡みたいな汚れだらけになる。

ということでそんなに使うこともなく…

ガンダムエアリアル 改修型ビームライフル

背景紙で試行錯誤してたらモデグラの「スマホカメラでプラモ撮影しよう」みたいな号が出まして、そこでおすすめされてたのがPVC背景紙ですね。

こういうやつ。

でもなんか、これもiPhone 14 Pro Maxとかで撮影してると全体的に黄色っぽくなるし背景がけっこう光反射して微妙なとこあるなとか思ってたわけです。

イーアネイラ電撃ホビー武装状態

Xperiaのハイエンドモデルならホワイトバランスというのを手動でいじれるからある程度良いねみたいに思いつつ。

そしてZV-E10を先月導入。

こいつは本来動画向けのカメラなんですが、レンズ交換式で普通に写真も撮れます。

YouTubeを本格的にやっていくにあたって、動画を高音質・きれいな映像で撮りたいから買ったんだけどまぁあんまり動画で使ってないですね結局。

カメラ買ったタイミングで、「Galaxyでもプロモードにすればホワイトバランスいじって撮影できる」事が発覚。

ここからスマホとデジカメにおける撮影環境発展の意向が本格的に。(ぶっちゃけ5万円くらい予算オーバーしてるので回収するためにも使いこなしたい)

カメラの方の試行錯誤で「テキトーに撮るとISO感度上がってノイズが酷い→ISO感度下げて三脚で撮ることでノイズを抑えられる」「露出補正で白飛びとかを抑えたりできる」という概念を学び、

スマホの方でも「マクロじゃなくていい」「望遠で撮れば端のほうが歪まない」「Galaxyはプロモードなら望遠レンズ固定で撮れる」とかわかってきたわけです。

また極力ライトと背景は離した方が光が背景に当たらなくて良いっぽいから、机の向きも今までの横から縦に調整したり。

結城まどか水着

そしてついにRAW撮影とLightroomによる現像を開始。

RAWで撮って後から背景とかフィギュアの色・部位ごとの明るさなんかを調節できると。

これでだいぶ向上したんですが、

アイシス

油断するとなんか背景白くなりすぎたりするし、

ちょっとZ-LIGHTからの光も強すぎて白飛びが発生しがちだし(Lightroomである程度は白飛びを抑えて見えなくなってたディテールを復活可能)、

メイドロイド・クオン武器2

一応レフ板向けたりデコパネ置いたりしてますが流石に薄暗いかなぁみたいになったり。

照明を徹底的に手前上に持ってきてトレーシングペーパーとサブライト導入

パーツ
ある程度編集とかで抑えた状態

ということで背景紙に光が当たらないようにするにはどうするか?

カメラ照明調節

離すしかないよねということで、めっちゃ手前にフィギュアを置きつつ光の当て方も斜め前からに変更。(今までは基本真上から照らす・やや位置を前の方に持ってきている感じでした)

あと光の強さを抑えるため、一応部屋に落ちてたトレーシングペーパーをライトに巻く(これ本当はクリアファイルに入れるとかしてもう少し光源から離して使うべきらしいが)とかしつつ、さらにだいぶ前に撮影用にデスクライトと別に使っていたNEEWERのライトもディフューザー的なやつ込みで復帰させました。

こいつで光が当たりきらない部分を補う形。

レフ板α

ついでにヨドバシでレフ板αというのも買ってみたんだけど、これは現段階だと要らんかったかもしれん。

レフ板α中身

ちなみにこういった、発泡スチロールみたいなのに銀色の紙貼ったやつですねこれは。

レフ板α2

ぶっちゃけ100均で300円くらい出せば自分で作れそうなやつではある。

フィギュア撮影の場合結局顔とか狙った位置に光当てるには角度の調整が必要なので、今持ってるレフ板クリップで挟むか手で持って動かせばそれで良かったかも。

完成形1

ということで試行錯誤し…

完成形2

どうだこれは。

Lightroom調整

Lightroomでちょっと色を整えて完成といったところ。

まとめ

ゴッドゼノン

というわけでまだまだ調整過程ですが、わりと良い感じになってきた感はある。

ゴッドゼノン全体像

全体像を撮ろうと思ってちょっと奥に置くとやっぱり背景の主張が強まるんですが、まぁLightroomでの調整は可能。

あるいはカメラの方を離せばいいんだろうけど撮影スペース外の領域が広く撮れすぎてトリミングを4:3でしづらくなる可能性とかあるので今後いじってみよう。

30MSオプションパーツ

というわけで、次回はスマホ撮影のマニュアルフォーカスとかについてでも書いていくかな。

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