スマートフォン

AQUOS sense10使用感レビュー|細かい機能やカメラが改善されて万能に

※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます。

AQUOS sense10外箱

毎年楽しみにしているAQUOS senseシリーズの最新モデル、AQUOS sense10がついに発売されたのでレビューします。

公式サイトなどで情報を見ると昨年からSoCが変更されたりスピーカーが改善されたりしているようですが、正直あまり変わらなさそうだと感じていたのも事実でした。

実際に入手して触ってみたところ思ったよりも全体的に改善されていて、満足度が高いスマートフォンに仕上がっていた印象です。

AQUOS sense10の外観は昨年とほぼ変わらず

AQUOS sense10の背面

投稿者としてはスマートフォンが次世代になった際は完全に違う見た目か、全く同じでケースや保護ガラスまで使い回せるかのどちらかが理想です。

前者なら目新しいですし、後者ならアクセサリーを流用できたり在庫処分になってる旧型のを安く手に入れられたりして便利なんですよね。

今回のAQUOS sense10はsense9と寸法が同じで、ケースも保護フィルム系もそのまま行けます。目新しさはないけど色のラインナップは違うかつアクセサリーは流用可能だ。

AQUOS sense10の音量ボタン

やや弱点に感じていた妙に高い位置の音量ボタンもそのままの配置となっています。

これスクショを撮りたいときとかにちょっと不便ですが、そもそもスクショは左か右の上の隅の長押しでも撮れるのでまぁいいのか。

AQUOS sense10のUSB端子

USB-C端子が下部に。

付属品もいつもの説明書とデータ移行用のアダプターだけです。ケースとかは自分で入手しよう。

AQUOS sense10のスペックや細かい挙動周りの話

AQUOS sense10

AQUOS sense10のスペックは以下のとおりです。

価格(メモリ8GB/ストレージ256GBモデル)74,800円、別途ポイント還元あり
※楽天ビック
OSAndroid 16、最大3回更新あり
セキュリティアップデート5年間
SoCSnapdragon 7s Gen 3
メモリ6GB/8GB
ストレージ容量128GB/256GB
画面6.1インチ、2,340×1,080
1~240Hzリフレッシュレート
サイズ、重さ149×73×8.9mm、166g
アウトカメラ5,030万画素+5,030万画素
インカメラ3,200万画素
バッテリー容量5000mAh
おサイフケータイ/防水防塵◯/IPX5、IPX8、IP6X
MIL-STD-810G準拠・全16項目

また例によってアルコール除菌シートを使えたり、ハンドソープで洗えたり耐薬品でもある感じですね。

ポイント還元込みで上位モデルをだいたい6万円台半ばくらいから入手可能という感じです、下位モデルが未だにメモリ6GBなのはちょっと仕様として古い印象。

ベンチマークテスト結果はちょっと低い、動作も他社には負ける

AQUOS sense10のAntutu

Antutuは最近のバージョンだとGPUの計測がまともにできないので古いのでやってみましたが776890点、まぁ定価7万円台の機種としてはちょっと数値低いです。

AQUOS sense10のGeekbench 6のCPUAQUOS sense10のGeekbench 6のGPU

Geekbench 6はCPUがシングルコア1158点、マルチコア3301点、GPUが3316点でした。

昨年よりは流石に少し性能が上がってるんですが、XiaomiのPOCO系とかmotorola edge 50s proとか色々安くて高性能なのが出てるのを踏まえるとまぁ動作面は物足りないのも事実です。

しかしとりあえず普段遣いでの動作は並程度にサクサク動いてます、使ってて動作が駄目という感じではないので例えばゲーム性能重視でなければわりと満足はできるかと。

ゲームについては設定を上げずにゲーム側の推奨設定で遊んでも正直ちょっと重かったりします。

押し込み式指紋認証に対応

押し込み式指紋認証

AQUOS sense10は今までのAQUOSで非対応だった押し込み式指紋認証に対応、これは何かというと電源ボタンを押して指紋認証する際にボタンをちゃんと押し込まなければ反応しないようにする設定ですね。

今までは触るだけで反応したんですが、ズボンのポケットにしまう時とかふとしたタイミングで指が当たって勝手にロック解除されてしまい、そのまま動いてしまうようなことがありました。

酷い時は勝手にブラウザとかメール画面で文字が入力されてたり緊急通報に発信しかけてたりすることもあるので、この「画面消灯中のロック解除を防ぐ」をオンにして誤動作を防げるようになったのはかなりありがたいですね。

コレXperiaだとむしろ今年急に今まで搭載されてた機能が削除される謎の事態になってたりします。

スピーカー音質も改善

今回スピーカーが強化されたとのことでしたが、確かにハイエンドスマホレベルとまでは言わないもののかなり音は良くなってます。

YouTubeを見たり音楽を聴いたりすることが多い人には嬉しい改善かと。

いつも通りダイレクト給電などの便利機能あり

AQUOSトリック

AQUOSは色々便利機能を搭載してまして、よりスマホを便利に使えるようになってます。

今回は通話をクリアーな音声で自分の声をしっかり届かせるやつとかもありますな。

ダイレクト給電

投稿者が便利に感じているのはダイレクト給電で、これはケーブルを接続して使ってる間はバッテリーを充電しないというもの。

発熱を抑えてバッテリーへの負荷もかけずに長時間スマホを使い続けられるのです。

これGalaxyでも搭載してくれんかな…(厳密には機能あるんだけど基本的にゲーム中のみで制限が多いからイマイチ使い勝手が悪い)

あとはコントロールセンターもWi-Fi独自のオン・オフ切り替えボタンがあったりとか、Pixelあたりとくらべると使いやすいように全体的に調整されてると思います。

バッテリー持ちも安定して優れている

私のメインスマホであるGalaxy S25 Ultraは朝起きて朝食をとるまで使ってたらもう80%くらいまで落ちるレベルで持ちが悪いんですが、AQUOS sense10は1時間ぶっ続けで動画を見たりしても10%も減ってないのでけっこうな電池持ちの良さですね。

投稿者が近年AQUOSシリーズを積極的に使ってる理由の1つが電池持ちの良さにあったりします、メイン機としてもサブ機としても使いやすいよな…

AQUOS sense10のカメラ作例

AQUOS sense10カメラ

現在発売から2日目、まだメーカー側の調整が微妙なのか妙にアプリがエラーで落ちたり動かなくなったりしやすいのが気になりますがとりあえずカメラ作例を見ましょうか。

AQUOS sense10の作例1

なんかけっこう光と影が強調されたような濃い写りになりますね。

広角前

とりあえず風景。

AQUOS sense10の作例超広角

超広角だとこう。

AQUOS sense10の作例の望遠

望遠の最大ズームがこんな感じ。望遠レンズはないのでデジタルズームになります。

AQUOS sense10の作例アクスタ

ハードオフでアクスタを買ったから撮って置いた。

AQUOS sense10の作例ラーメン

こちらはラーメン。

今回はいつもの300g中盛りではなく200gの並盛りにしたんだけどそれでもなおけっこうなボリューム。

AQUOS sense10の作例うまトマ

うまトマはかなり赤めに撮れます。これ機種によってまったく写りが違うんですよね…。

AQUOS sense10の作例うまトマ2

やや赤みが強すぎる感じもありますが、トマトは赤いもんなので個人的にはこれでOK。Galaxy S25 Ultraとかだとめっちゃ茶色い色に調整されがちなんですよね。

AQUOS sense10の作例夜景

夜景というか暗闇はそこそこ明るくなりますが他社のハイエンド機とかよりはイマイチ鮮明さが劣る感じもある。

AQUOS sense10の作例

カメラは去年以上に色味が良い感じになりやすい印象ですかね、派手すぎず地味すぎず適度に盛ってるような感じで個人的には好みです。

動画撮影についてはやっぱりハイエンド機と比べるとイマイチな感じはあるので、動画をいっぱい撮るなら普通に高性能のGalaxyとかPixel買ったほうが満足度は高いぞ!

まとめ

大々的に進化したというほどではないものの手堅く物足りなかった部分が強化されてる感じで、AQUOS R10と同様に満足度が高い機種ですね。

ゲーマーにはゲーム性能がちょっと物足りない関係でおすすめしないですが、あまり高くない金額で普段ブラウザやSNSなど快適に使えるスマホが欲しいという人は本機を選べば満足できるかと。

AQUOS sense10はおサイフケータイや防水防塵にもちゃんと対応しているなど、多機能だったり頑丈だったりするのもナイスです。

今後もAQUOSは見逃せないですね、来年も楽しみ。

-スマートフォン
-, ,