アニメ特撮

電子レンジマン的アニメ特撮感想2024年8月編

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電子レンジマン

どうも、電子レンジマンです。

今日は久々に、最近見てるアニメ特撮等の感想をまとめるぞ!

映画編|デッドプール&ウルヴァリン

デッドプール3は2までと比べるとMCU入りしたこともあってMCUの世界観っぽい(というか舞台がそのまま出てくるし)感じは若干強くなりましたが、まぁ普通に面白かったです。

デッドプールはふざけたキャラみたいな雰囲気でありつつもわりと毎回のストーリーというかテーマ的な部分自体は地に足のついた内容になっていてバランスが良い印象。

またデッドプールやXメンはMCUじゃないFOXのマーベルヒーロー映画だったという前提を踏まえた内容で、そのへんを追ってた人はより面白いと思われます。

強いて言えば今までのシリーズのキャラの出番が最小限で、振り返ると途中50分くらいわりと停滞感ある場面構成だった気はしますがとりあえず満足ですね。

特撮編

というわけで特撮の感想。

ところでガッチャードが終わるけど、私は1月に「これ結局やってることそのものはいつもの令和ライダーじゃん」と思ってしまい力尽きて切ったので今年は1年間の総括みたいな記事は作りません。

電子戦隊デンジマン

1クール目はめっちゃ楽しかったデンジマンですが、2クール目は話の出来にかなりムラがあるというかぶっちゃけつまんない回が多くてしんどめです。

アクションは安定して面白いですが、話がつまんない回に限ってロボ戦なかったりシリーズ初期の試行錯誤で「等身大戦→ロボ戦」の順番を入れ替えたり往復したりするのは正直面白くはないです。

「戦隊っていっつも等身大で敵倒しきれないよね」みたいなツッコミを我々視聴者は何十年もしてきているわけですが、それが崩れると全然面白くないことに気づけたのはデンジマンを見て良かったなぁと思います。

後から等身大戦にするとスケールが小さくなって盛り下がって終わりますし、往復するのも忙しないだけで微妙。

話は結局メンバー交代も敵幹部の追加もないままやってるかつ、初期の怪奇路線みたいなノリも2クール目ではかなり薄まっているので単純に盛り上がりに欠ける印象ですね。

爆上戦隊ブンブンジャー

よくもまぁここまで味のしないガムみたいな内容の話を連発できるもんだと逆に感心するくらい内容がないよう。

たとえ大人の事情でドラマパートに短い尺しか使えなくなったにしてもキャラクターの成長とか敵との騙し合いとか色々やれることはあると思うんですが、マジで「誰かが出かけたら敵いたから倒しました(完)」レベルの話ばかり。赤強化回でオレンジ黒がメインだったりするのも謎。

せっかく変わったポジションの紫が追加されたのにほとんど衝突もなくメンバー6人目として馴染んだ結果ちょっと影が薄いぞ。(そもそも影が濃いやつがいないけど)

むしろここまで来ると、「ドラマを展開してはいけない」という制限があるとしか思えません。(おそらく去年徹底的にバトルを削って立ち話してしまったのが問題になっている)

バトル自体は毎回かなり工夫が凝らされていて面白いですし、怪人のデザインや能力なんかも楽しい物が多いのは救いですね。

登場人物自体もみんな一定の魅力自体はあると思うので、もっと個性を活かした面白い話をやってほしいところ。

来週からはオレンジなり赤なりの過去がようやく明かされていく雰囲気ですが、今までのキャラ単体の描写の積み重ねが薄いので過去明かされたところでどうにもならんのでは…という恐さはあります。(オレンジや青はまぁいいとして赤がけっこう厳しい)

アニメ編

この夏はアニメばっかり見てますね。

しかのこのこのここしたんたん

2話まで見て今後どうするか迷ってます。

人間キャラクターのデザインは非常に良いと思うんですが、展開されるギャグが日常アニメみたいな見かけに反して異様なまでに下品なので「バランス悪いな…」という印象。小学生とかに見せられないだろこれ。(そもそも深夜アニメではあるが)

2話時点だとちょっと話やスローモーション多様ギャグのテンポが悪いのと、そもそも「鹿」ってわりとギャグに向いてない動物だなというところが気になってはいます。

豚とかゴリラとか犬、牛あたりと比べると神秘的な雰囲気ある結果茶化しようないというか。

サイボーグ009(1968)

YouTubeで突然…というほどでもないですが60周年記念でサイボーグ009の配信が始まりまして、多分こういう機会がないと全話通して見ることはないと思うので追ってます。

元々009は小学生の頃に文庫版で読んでたりしたので好きなんですが、なかなか膨大な量あるTVシリーズを全部見ようみたいには普段ならないですからね。

白黒版009の感想としては、当時の子供向けアニメとして作られてることもあってか009がやたら活発で好戦的な感じなのがなんか面白いです。お前そんなキャラだったか…?

カラー版(新ゼロ)以降や原作はサイボーグになってしまったことへの憂いみたいな部分がめっちゃ強調されてますが、旧ゼロは2話とかで極稀にそういう要素があるだけで基本的に全員困ってなさそう。

そして009の能力が「なんか脚速くて強い」みたいなかなりざっくりした描写なのも謎。リーダーという役職が能力みたいな扱い。

話はまぁ面白い回とどうでもいい回がまばらにある感じですね、よく世間で名作と言われる回はマジで面白いけどとくに語られてない回は可もなく不可もなく。

サイボーグ009(1979)

カラー版ですね。こっちも追ってます。

宇宙樹編があんまり評判良くないのは知ってましたが、通して見てみると雰囲気の壮大さは良いんですけど話の方はマジで微妙。

敵の規模がデカすぎて勝ち目ないだろみたいな雰囲気のまま毎回世界各地に行っては「敵倒すけど誰か犠牲になるか現地民から迫害されて退散」を延々繰り返すのでけっこうしんどいです。

宇宙樹編は9話で強制終了となったわけですが、打ち切り最終回みたいな勢いで今まで強かった連中がテキトーに倒されていくのはなかなか衝撃的でした。

宇宙樹編終了後に始まった「戦士の休暇編」だかは1話完結の個別エピソード、要するに白黒版に近い作風になりまして、これは面白いです。

白黒版は出てくるメンバーがほぼ固定ですが、カラー版では話の中心になるキャラが毎回違うのでよりバラエティーに富んでる印象。

13話の国家間の信頼関係を破壊しようとする回みたいなやつで大統領だかがめっちゃ普通に守りきれず犠牲になったのだけちょっと変な方向の面白さがありました。(全部終わった段階で007がネタばらしを始めるけどシラを切られたら普通に負ける言いがかり)

サイボーグ009(2001)

どうせならもう平成版もまとめて見ればいいじゃんということでU-NEXTで視聴中です。

平成版は当時多分アニマックスで放送されてまして、テレ東がない仙台市民の私はそっちでたまに見てました。

原作にかなり沿った内容だけどわりと変えるところはガッツリ変えてるという絶妙なさじ加減。

とりあえず最初に見るならちゃんと誕生から描かれてるしコレがベストですかね。(白黒版もその前の映画で概ね原作の冒頭の話展開されてますけど)

主題歌の歌詞がやたら少なかったという当時の記憶があったんですが、やっぱりそうですね。

あとエンディングの映像がウルトラマンっぽくて良い感じ。(旧ゼロ映画版のOP映像も影絵なのでそっちをリスペクトしてるんだろうけど)

わりとキャラの性格が従来から変わっていて、旧・新ゼロだと「見た目のわりにはやたら気さくな人」というイメージが強い004が次元的な比較的渋いキャラになってたりとかしてますね。

ついでに並行で原作も改めて読んでます、宮城県は石ノ森ゆかりの地なので図書館に普通に原作置いてあったりするのだ。

また平成版当時にコロコロで連載してた「ゼロゼロ学園危機一髪」の単行本も買いました。

8月は009だけ延々追って終わりそうですね。

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