アニメ特撮

電子レンジマンの視聴中アニメ特撮感想2023年10月25日編|ガッチャードが地味に良くなってきた

※当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます。

SIGMA

ごきげんよう、電子レンジマンです。

今日はこのブログはあくまで個人ブログということで、私が最近見てる番組の感想をまとめていくぞ!

特撮編

というわけで、特撮の感想からだ!

まぁ傾向は先月とあまり変わらないですけどね。

仮面ライダーガッチャード

正直、もはや普通に楽しめてますねガッチャード。

レスラーG回辺りからこの番組の魅力が強く発揮されるようになったというか、色々な意味で見る側としても慣れた気がします。

平成以降の仮面ライダーってめっちゃ背伸びした内容のやつと普通に児童向けに寄ったやつがあるわけですが、ガッチャードは後者を手堅くやってる感じですよね。

なのでSNSとかYouTubeやってるネット層にはウケが悪いように見えます。某有名玩具レビュアーの人すらわざわざ文句つける動画出してたりして。

で、私はどちらかというとガキっぽいノリの番組が好みなのでここ5年位では一番今のところ純粋に楽しめてる感じ。

べつに大人っぽい話が見たければ普通に大人向けのドラマなり映画見れば良いんだから、子供向けヒーロー番組はこのくらいのノリが基本であるべきだと思います。

というか、無駄にシリアス一辺倒なノリの作品続けすぎて飽きてますよね。

どんな路線でも連続すると一定のクオリティがあったとしても楽しめないのは、改めて当時クソつまんないと思ってたウィザード配信で見返したらわりと面白かったことも考えるにある。

定期的にガッチャードくらいの作品は混ぜておくべき。

ガッチャードの良いところは序盤の段階で縦筋のドラマをそれほど重視していないことで、今後に関わるような話は最低限に抑えつつ基本的な一話完結ゲストお悩み相談系ドラマをやることでしっかり登場人物たちのキャラを立てようとしている。

比べて文句言っちゃって申し訳ないんだけどギーツやリバイスは年末までに登場人物のキャラがそれほど立てられておらず、結局なんかどのキャラも好きになれないまま話だけ動いても全然乗っかれなかったからな…。

主人公や周りの仲間達の人物描写もわりと良い感じで、ガッチャードのキャラってそれなりに良いやつらなんだけどかといって人格的に立派というほどでもないんですよね。

それぞれの良さと悪さを均等な感じに出しておいていることで、今後の成長とか話の展開にも期待はできますよね。

度々できることの限界を見せたり意見に否定するやつを出したり、勝つにあたって仲間との協力が不可欠だね感を出したりすることで、無条件に主役をもてはやす作りになってないのもバランスは良い。

ただし話には文句もちらほらあって、正直完成度自体はそんなに高くない回が目立つのも事実。

3~6話辺りは私としては概ね良かったと思うけど1~2話や直近のサボニードル前後編は物足りない。

レスラーG回くらいの出来を毎回叩き出せるようになってくれると嬉しい。

とくに要素として気になってるのは「なんで宝太郎はそれほどまでにケミーに肩入れするのか」という点。

これは1~2話でそれほどケミーとの交流に尺を割いてなかった弊害な気がする。話に入り込む上で一番重要な部分がわりとスカスカなので、本来ならもっと高得点狙える話でそれほど点数上がらないというか。

3話で「ケミーと仲良くなるためにライダーになった」的な謎の過去捏造まで行われたし、ここは早めになんとかしたほうが良いと思います。

ただし「そういう人です彼は」とここを強引に受け入れてしまえば、わりと流せはするかな。ウルトラマントリガーでケンゴが異様にスマイルにこだわってるのと同じようなもんとして。

また最初はなんか地味だなぁと感じたアクションシーンですが、

  • 必殺技はどんなフォームでもキック
  • 戦闘シーンになるとヒーロー名を連呼した挿入歌がかかる
  • どちらかというと肉弾戦重視のアクション

こういった、わりと昔からライダーが好きな人のツボは突きつつ無難にやってる感じはこれはこれでいいんじゃないかと思いました。ヴァルバラドいるとはいえライダーと名乗るものが現状1人しかいないのもよし。

ただ戦闘には難もあって、例えば着ぐるみ用意した意味を感じさせない使い捨てフォームが多い

そもそもガッチャードには一枚絵やCGしか無いフォームがたくさんあるのに、そのうえでスーツをちゃんと作ったやつもわりと1回技出すだけとかで使い捨てるのが意味不明です。

あんなテキトーにヴェノムマリナーとかあの辺使い捨てるならスチームホッパー・アントレスラー・アッパレスケボー以外は全部CGとかで良くねぇ?!

また意味がわからないバトル演出や武器もたまにあり、顕著なのがアッパレスケボー。

武士とスケボーがモチーフなのに武器が弓なのもちょっと捻ってるし(武士もそりゃ弓使うけど)、変な真空竜巻旋風脚みたいなキックもなに?みたいな。

とりあえずこの路線でもう少し毎回の話が面白くなってくれれば、令和ライダーでは1位狙えると思います。

できるだけおもちゃも買って応援するから頑張ってくれよな。

王様戦隊キングオージャ―

つまんねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

いきなり盛大な文句から入ってしまいましたが…

普通にヒーロー物として成立していて王様達の個性も概ね良い方向にしっかり描かれていてまともなキョウリュウジャー登場の前後編をうかつにも挟んでしまったせいで、今週のキングオージャ―は普段以上にヤバさが際立ってしまっていたように思えます。

実際のところ今週のキングオージャ―って、普段より長めに戦闘シーン入ってる時点で年間通して見るとマシな部類の回だと思うんですよ。

いつもより単調な連続スローモーションも控えめで戦闘わかりやすかったし。(つーか戦闘シーンあるだけで評価高くなるヒーロー物っておかしくないか?)

そのうえで悶絶するほど面白くないという。

キングオージャーがなんでつまらないのかというと、同じことを繰り返しているだけだからです。0が-1になってまた0に戻って+1になったらまた0に戻っての繰り返し。

連続ドラマという構成を取っているのに、戦隊シリーズでもわりとなかなかないレベルで話が進みません!1年も放送枠あるんだからもっとなんでもできるだろう…?

近年だとゼンカイジャーやルパパトは縦筋のドラマがなかなか進まないなぁという悪い印象だったんですけど、そいつらのが進んでたぞ。

ラクレスと王位を争って揉めてる途中に一般市民が愚民ムーブするだけ。これを1年間繰り返す恐怖ですよ。

ラクレスは何も彼の行動の理由を説明せず退場したので絶対復活してくるだろうと思っていましたが、まさか復活したらまた王位を争うことになるとは。

話考えてる人たちも流石に飽きないの?!作ってて。

味方になってなおかつ人間にも受け入れられている描写を無理やりにでも入れて丸く収めたはずのバグナラクが、またシュゴッダム愚民に差別されていてしまいには王様達に雑に始末されたのも最悪。

入れ替わり回でおばさんにバグナラク肯定させたシーンとかなんだったんだ。

そもそも今回の怪人って暮らしに困ってるっぽいセリフをやたら言っていたので、襲ってきたとはいえ倒しちゃ駄目だったんじゃねえの?

あるいはバランス取るなら、ゴローゲとか襲ってきた国民も反逆罪で全部抹殺しろよ。(やったらやったで引くけども)

話が微妙でもキャラが良ければまだ見られるんですが、残念ながらキャラも薄いです。

カグラギやリタは完全にモブ化してしまっているし、ヤンマやヒメノはどうしても言葉の棘が強かったり印象の悪いシーンが多いうえでフォローするようなシーンもなんか話が進むごとになくなっていく。

ギラも話を牽引できるパワーがないし、こいつの謎(レインボージュルリラ)は賞味期限が完全に切れていて今更説明されてもこいつ自身の薄さを補強できないぞ。

ジェラミーは多分良いやつなんだろうけどこいつが妙に話の中心に来るせいでギラの薄さ高まっちゃってるのと、何かと無意味に罪を背負ったりして可哀想ですアピールしてくるのがなんか回を追うごとに苦手だなこいつ…という印象にはなってきてしまった。

みんな顔はいいし派手な衣装や俳優陣の演技も良いんだけど、いかんせん初期設定から何もキャラが動かないので面白くないのがもったいないですね。

個性的な王様達が~みたいによく紹介で書かれてるけど、正直戦隊シリーズの中でもキャラの個性は薄い方だと思うぞ。みんな高圧的で似たような人格だし…

キョウリュウジャー回みたいにキャラそのものの魅力をもっと出せばいいのに。

全体的に無神経さが極まった番組となっている本作、正直この調子で行けばシリーズワースト作だろうと思ってます。(ここから盛り返せたとしてもだいぶ厳しいぞ…?)

超力戦隊オーレンジャー

オーレンジャー、おもしれぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オーレンジャーは中学生時代から延々見続けてはいるんですけど、実際見返す回って限られてたんですよね。

シリアス路線だった1~8話と15話、17~18話、キングレンジャー登場回、オーブロッカー登場回、あとラスト4話あたり。

ぶっちゃけ9話以降とかの通常回ってそんなに面白い印象なかったんですが、改めて見返してみるとわりとその後も面白いわ。

とくに12話の「爆発!!赤ちゃん」、これ赤子が泣くと破壊音波になってビルとかが吹き飛ぶというギャグっぽい絵面の回なんですが、「泣くと街が壊されれば赤子が嫌いになって地球が終わると思って作戦を立てたらむしろ人類は泣かせない方に全力で頑張りだしてあてが外れてしまうバラノイア」という部分がわりと世界観的によく出来た構成になってて面白かった。

仮面ライダーセイバーでマスターロゴスが空に出てきて人類を争わせようと恐怖の演説したらそんなアホな提案に世界中の誰も乗ってこなかったやつのより良く出来てる版というか。

あとアクションシーンの出来がかなり良いです。長回しで等身大アクションする回とかもあったり。

また見返してない回を見てて思うのが、オーレッドが強すぎる。

例えば9話ってピンクとイエローがメインの女子回なんですけど、何故かオーレッドが個人技で普通に怪人倒してました。合体武器とかですらない。

その後も必殺技のジャイアントローラーはオーレッド単体で使う武器なので、大体の回がオーレッドによる怪人撃破になっているという凄まじさです。

他の回もオーレッドが隊長で現場の指揮権持ってる結果、誰が何しようと隊長の判断力とかが要素に含まれるので株が上がっていくぞ。

そろそろオーレッドとかボウケンレッドみたいなやたらに頼りになるレッドもまた見たいですね、ドンモモタロウもまぁ強さ的には近いんだけどあいつはなんかまた別のジャンルかな…

ウルトラマンブレーザー

ぶっちゃけちょっとモチベーション下がってて、総集編の手前で止まってますがそろそろ再開したい。S.H.Figuartsも予約してあるし。

なんか1ヶ月経った辺りから「そのへんのウルトラマンっぽい普通の回」が増えてきて、さらに既存怪獣の登場も増えてきてちょっと独自性薄れてきてたんですよね。

ちょっとあとに見たゲバルガの前後編がそれなりに面白かったので、一応まだ見る気はあります。

テレビドラマ

このブログでドラマの感想コーナーあるのレアだよな。

相棒

ついに始まりましたね、相棒。

相棒、初回から面白すぎました。

今回は疾走した謎の男の行方を追っていたら新興宗教団体の怪しげな動きに巻き込まれるという話なんですけど、時事ネタでリアルに描写しすぎるとヤバいからか完全に宗教団体がショッカーとかのノリでした。

悪の組織の会議シーンみたいなのもあったりして、仮面ライダーBLACK SUN的な面白さがあった。(あれもリアルな雰囲気出してる割には今週の怪人を呼び出してのベタな幹部会議とかやってるんですよね)

初回からケケラもやってくるし(東映なのでわりとライダーや戦隊に出演していた俳優が直後にゲスト出演する)、反町時代の名物キャラの青木もゲスト出演するしで見どころ満載ですわ。

とはいえ相棒の真骨頂はこういう大規模な回じゃなく1話完結の単発回、本番は来週からだな。

花のあすか組!

なんかだんだん作風が軌道修正されてきたというか、軽いノリになってきましたね。

初期は明らかに変なことが起こってるわりに登場人物たちは大真面目なのが謎の味わいでしたが(お手玉で攻撃してくる意味わかんない敵とか出ては来るが)、先週配信の8話なんかはもう完全にギャグにしか見えないローラースケート軍団(織田信子が率いる七天皇みたいなやつら)登場の生中継したりだいぶ愉快なムードに。

サブタイトルも明らかにリスト見てるとブルースワットレベルで方向性変わってるので、多分なんか判断があったんだろうな。

意味分かんない割に仁義的な部分のドラマは重いムードだったのが意味わかんなくて全体的に軽めになった結果、見やすさは増したとも思う。

アニメ

アニメも見てますよ!

葬送のフリーレン

こんな面白いアニメ(漫画)あるんだなぁ~と素直に感心した。

非常にオモシロイと思っていて、原作も買って読んでます。

ただ金曜ロードショーで放送した分と以降でけっこうテイスト変わってきた気もするな。

直近の回では普通に邪悪な敵が街を脅かしていて、より普通の冒険物になってきた気はする。

私としては淡々とかつての旅の跡を追いながら現地のちょっとした問題を解決する序盤のほうが好みではあったり。

シャングリラ・フロンティア

これアニメだけ単体で見てたら切ってそうな気もする。

原作を先にマンガ喫茶で読んでいたので面白い部分をある程度把握していたわけですが、知らなかったらなんか微妙なゲームを淡々とやってる謎のアニメにしか見えんよな。

先に予習しておいて正解だった例だな。

-アニメ特撮
-, ,