アニメ特撮

電子レンジマンのアニメ特撮ドラマレビュー2023年6月末編【雑記】

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どうも、ニチアサ大好きおじさんです!みんなはニチアサ好きかな?

でも今日は現役ニチアサファンにはイラつく感じの内容になっているので、ブラウザバック推奨だ。

今日は久々に、今やってる(見てる)アニメ特撮の感想です。

相棒の新作やってないからドラマはないぞ、と思いきやMCUドラマは見てたわ。

キングオージャーの感想(というか不満点)

というわけでやっていこう。

まさかのキングオージャー単独見出しなんだけど、実はこの記事当初は「キングオージャーに全然ハマれねぇ」というネガティヴを極めたやつだったのを流石に公開していいのか悩んだ結果1ヶ月位放置してたやつに他の作品の感想混ぜたやつなので、キングオージャーの話が長いです。

何やってるのかわからないまま30分終わる

前も感想記事で言ったんですが、30分見ても今回がどういう話だったか流れを説明しづらいことが多い。

なんか起承転結の流れがよくわからない回が最初の5話終わった辺りから多くなった印象。

各々が分かれて独自行動してるの自体はドンブラに近いんだけども、戦闘シーンですらあんまり集まらないので要素がバラバラなまま終わっていくというか。

基本連続ドラマ形式でその回の中で終わらない要素も多いこともあってか、今誰が何のためにどこで何してるんだか把握しづらい。

そもそもプリキュアとライダー見てそこそこ疲れてきたタイミングでのキングオージャーなこともあって、理解する体力がだいぶ下がってしまってるせいもあると思いますが。

毎回の盛り上がりどころがない

戦闘シーンにあまり重きが置かれてないというか、なんかいきなり怪人出てきてすぐ巨大化してロボで倒して終わりみたいな時が多くて盛り上がらない。

そもそも怪人が出ないでデズナラクと戦うだけの回も途中ちらほらありましたが。

ドンブラと比べるの反感買いそうですげぇ嫌なんだけど、アレは最低限の時間ながら怪人による被害とか描写されてることが多かったし、戦闘になれば強制的に全員集まるからとりあえず戦闘が盛り上がりどころにはなってたと思うんですよね。

キングオージャーはギラやジェラミーで動かせることもあって出すために揃う必要がなく、「みんなでロボに乗って敵を倒すぜ!」的な戦闘の盛り上がりがあまりないですよね。

等身大戦が「戦闘員倒してちょっと怪人と戦って終わり」みたいな感じで必殺バズーカとかないのも盛り上がりに欠ける。

戦隊長年見てて「この必殺技使っても絶対巨大化するから意味ないじゃん」みたいに思うことは正直度々ありましたが、いざ全部無くされるとそれはそれで淡々としすぎてしまうんだなと。

等身大戦の戦闘内容も正直今年はイマイチというか…(後で書きます)

一方でこの番組のドラマパートが面白いかというと、なんかいつも似たような背景で突っ立って会話してるようなシーンが多くてわりと退屈。

壮大なドラマを描こうとした結果過去とか政治の説明に時間を取られてしまい、その回のドラマそのものの面白さが全然ない事態に陥ってる気がする。

登場人物たちに感情移入しづらい

奇抜なファッションと言動の王がいっぱいでてくるわけですが、基本全員自分の利益とか自分の復讐の話ばっかりしてて感じ悪いのであまり応援する気にならないです。

一応たとえ他国の民でも目の前で襲われてたら助けてくれるという描写はちらほらあるんですけども。

ラクレスとカグラギくらいならともかくわりとヤンマくんとかヒメノまで民を騙してまでラクレスの印象下げる作戦とかやろうとしてくるのはちょっとどうかと思った。

そして1話のギラは良かったんだけど以降は邪悪の王BOTみたいになってしまったし、途中2ヶ月弱表に出られない状況になったのを律儀に守ってほぼモブだったのはかなり良くなかった。

長い匿われ期間に画面内で何もやってなかった結果、いざ久々にラクレスの前に姿を見せても盛り上がるより「お前何もしてなかったのに勝てると思ってんの?」みたいな気分になってしまった…。

そしてなんつーか、「話」や「世界観」を優先しすぎててキャラクター本人の魅力が伝わって来づらいですよね。

せいぜい「こいつはこういう設定だからこうする」みたいなところで終わってるというか。

登場人物たちの生き様そのものが見たいのに設定資料集だけ見せられてるみたいな感じが2話からずっとある。

敵(バグナラク)が空気

「それほど面白くない敵組織」自体は過去にも色々ありましたが、流石にバグナラクはモブすぎないか…?

存在感がなさすぎて出番が取ってつけたような感じになってる時が度々あるし、空気なのでたまに出てきても盛り上がらないぞ。ボスのデズナラクも雑に追い返せるし。

一応喋るゲスト怪人の増加で、序盤よりはなんぼかマシになってきましたけども。

今週とか新幹部みたいなのが現れてヤバい!という話だったはずなのになんかラクレスの策略!みたいな部分のほうが強調されてたし。

あとまぁジェラミー関連ですが、基本的に邪悪なやつしか出てきてない段階で「バグナラクが悪とは限らないのでは」みたいな話やられても「そうかもしれん…」みたいな気分になりづらいというのはある。

戦隊でありがちな良い怪人と交流する回とか先にやってればよかったけどこの作品単発エピソードほぼないし、1〜2クール目からそんな話入れてる余裕もないか。

正直アクションシーンもそれほどかな…

アクションシーンもなんかいつもスローモーションで剣使って戦ってるイメージ。

格好良いは良いんだけどマンネリ感がある。

ギーツにも言えるんだけど延々戦闘員と戦ってる時が多いこともあって、変わり映えしないかな。

ロボ戦はかなり派手になったんだけど、動きが速くて見づらい。(なかなかに老害感ある文句だな!)

CGとか多く使ってるロボ戦はかなり新鮮ではありますが、毎回のようにCGバトルやられてもそれはそれで今回すげぇ!みたいな部分薄れてきてそんなにかな…

さっきも言ったけどやろうとすればギラ一人で動かせてしまうため物語的な盛り上がりも薄いし、なにやってるかもわかりづらいからロボ戦がそれほど盛り上がりどころになってない時が多い気がする。

とまぁ色々文句言いましたが、一応カグラギ妹救出回とか裁判回とか最近徐々になんぼかマシになってきた気もするので今後に期待だな。

とりあえず長い間空気過ぎたギラをもっと主役として活躍させてくれ。

その他視聴中の特撮

キングオージャー以外の感想。

仮面ライダーギーツ

う~ん…

この4年で一番マシだとは思うんだけど「この4年で」止まりのまま終わりそうだな。

ギーツ、なんだかんだで一応最低限ストーリーを成立させるために抑えるべきポイントは抑えてる率が高いとは思うんですよね。

ただ、それをやるための組み立てとかやるタイミングが常に終わってていざ映像として見せられると「はぁ…」で終わることが非常に多いという。

今回の桜井の闇堕ち?(実際雰囲気が変わっただけで普段とアレさはとくに変わらない気はする)も展開としてはかなり良いし絶対にこの作品にあったほうがいいやつだとは思うんですが、終盤に差し掛かる今からやるの?(年明け〜春くらいにやっとけばいいのに)というのと、視聴者からするとなんか怒りの矛先の向け方が強引気味(この番組のキャラは常にそうなので一貫性はあるけどな)でそれほど気分上がらず。

アクションシーンはキングオージャーより良いと思うんだけど、流石に最強フォームと戦闘員一匹が戦う絵面についてはショボすぎて笑ってしまいました。

あと謎に2週連続でX-GUNゲスト出演したのは謎すぎて面白かった。(個別に出してるのも謎だった)

イナズマンF

とうとうスタッフも一線越え始めた感じのイナズマンF後半戦。

ぶっちゃけ通して改めて見たら前半デスパーシティ回以外ヤバいくらいつまんない回が多かったんですが(変な姉弟とウロウロする回とか)、青い瞳のインベーダー以降やっぱり面白さ上がってますね。

再生怪人ばっかりになってきたけど話が面白いからとくに気にならず。

あとすごいシリアスな雰囲気の話と見せかけていきなり何かへの配慮なのかガイゼル主催カンフー武闘会始まったりする塩梅も良いですね。

そういえばイナズマンFの次の配信がパワーレンジャー・サムライのようで、キャプテンウルトラの次もミスティックフォースだったんですよね。

パワーレンジャー自体はあんま見たことないので新鮮なんだけど、昭和特撮の配信がどんどん減っててショック。

いっそ最初のパワーレンジャー配信せんかな。ビデオや再放送でちょっと見ただけだからちゃんと見たいぞ。

忍者戦隊カクレンジャー

なんつーかテコ入れが凄すぎて衝撃を受けました。

ここまで方向転換する戦隊あんまりなくない?と見せかけて翌年のオーレンジャーも大概だけどな!

1クール目はかなり緩めの作風→2クール目でどんどんシリアスになってくる→講釈師消えて謎の個別修行(2名ほど例外)→その後の個人回では若干序盤の怪しい妖怪人間態要素戻りつつ敵はベタな悪の組織に、みたいな変遷。

私としては妖怪ってあんまり組織的なものになってほしくないので(後半の暴魔獣くらいが限度)、妖怪大魔王出てきちゃったのはちょっとイマイチですね。

貴公子ジュニアはあまりにもキャラクターのインパクトがありすぎたので一周して良かったけど。生身の人間が演じてるし。

個別修行回は新鮮ではあったんですが、サイゾウセイカイ回ひとまとめにすることで問答無用で当初の指令の概念崩壊したりジライヤ回もサスケがさっさと合流しちゃって旅立ち回の悲壮なムードなんだったんだよという。

あと途中で雑に無敵将軍倒されたのも謎。

1ヶ月以上かけて修行したのに白面郎に速攻で超忍獣ひとまとめにやられたのも驚きを超えて激萎えではありました。

驚いたといえば、隠大将軍が基本的にスーパー隠大将軍というユニットで出てくるのもなかなか。

隠大将軍初登場回でもうスーパー隠大将軍になるという。ツバサマルの販促もしたい都合?

とまぁ「なんだこれ?」「う~ん…」と思う部分は多いんですけど、改めてこの作品を見たからこそわかった発見って感じで楽しめてはおりますカクレンジャー。

ファルコン&ウィンター・ソルジャー

ディズニープラスに加入したのでまた続き見てます。

なんかMCUにそんな概念ほとんどなかったのに今更大々的に「この世界には黒人差別というこんな酷い問題が蔓延しているんだ」的なムード出されても反応に困るというか。

現地だとまぁ根深い問題なのかもしれんけど、こういう現実の問題テキトーに入れられても話のスケール感がなんか薄れるよな。

そこ抜きにしてもあんまり見てて楽しくないです。

まずこいつら二人の組み合わせ見たいか?(個人的な感想かつそこに文句言うならもう見るなよ案件)

なんかずっと口論してて鬱陶しいし、新キャプテン・アメリカは彼なりに頑張ろうとしてるのにそれに対する態度悪過ぎで無駄にメイン二人感じ悪くなるし…と思ってたらバランス調整のためか新キャプテンもウザくなってきた。

全6話くらいしかないけどなかなかにしんどいぞ。

アニメ

最後はアニメの感想だ!

ひろがるスカイプリキュア

これは…?????う~ん??????

まず、キュアバタフライはかなり気に入りました。

変身〜名乗りの作画枚数はそこまで多くなさそうだけどテキパキとした感じの動きとか。

変身前とくにギャルっぽいキャラじゃないのにギャル系になる感じとか。

必殺技が大圧殺だったりとか、ましろが絵本作家目指しそうなキャラになってるのにこいつの方が画材武器だったりとか。

ここ最近の回はましろやつばさの将来についての話で、その内容もまぁそれなりに良かった感じします。(意外なところで知識が役に立つよみたいなババアの話もわりと良かったと思う)

気になる点としては、やっぱり主人公の影薄すぎない?ということですかね。

ギーツのように前半のストーリーであんまり目立ってなくても戦闘では強さアピールされてて印象的!みたいなこともなく。

ヒーローを目指して鍛錬する女で話展開するの難しいのかな?

なんかいつの間にかエルちゃんの成長のほうが話の中心に置かれてる気がするし。

私も昔は主人公より脇のキャラの活躍の方に気を取られてましたが、最近は「まず主人公の方をしっかり見せてもらわないとどっかで崩壊するんじゃねぇの」的な心配が。

そして敵もバッタモンダーになってから微妙…って何かキングオージャーの文句とあんまり内容変わらんなこれ。

この番組敵が一匹だけで来るので、幹部会議とかやらないしなんか敵のシーンが盛り上がりに欠けるんだよな。

ただ動きを止める敵の回で自分も平然とフリーズしてたり、工事現場で黄昏れてたら注意されたのに怒らず普通に立ち去ったりみたいなたまにやたら面白いシーンが有る。

機動戦士ガンダム 水星の魔女

可もなく不可もなくだな。途中の「これやばいのでは…?」と思いかけたところからは持ち直したと思うけど。

途中のスレッタが薄くなってた時期がやっぱりよろしくなかった印象。

なんか劇的な暗い展開になりそうな部分が良くも悪くも平坦な感じで進む結果テンションが上りきらないまま終わったなって感じ。

まぁ17年くらい共に暮らしてきたんだからプロスペラやエリクトもそりゃスレッタ嫌いなわけないよねという納得感はあったけど、結果宇宙で放逐されるところからそれ以上の盛り上がりが来ず…みたいな。

スレッタたちが戦場に向かうのも自発的というよりは偉い人に頼まれてお膳立てされたからで、なんかフーンって感じ。

結局ラウダがシュバルゼッテに乗って襲ってきたのも激萎え。戦闘シーンが格好良かったところで展開虚無過ぎて盛り上がれず。

「これ凄いやばいことになっちゃうんじゃないの?!」と期待させてわりと肩透かしといえば鎧武もそんな時多かった気がする、近年の連続ドラマのスタンダードって感じだな。(べつに鎧武かなり好きだし水星の魔女もそれなりに好きなのは間違いないが)

超力ロボガラット

これは…面白い…のかもしれない…。

80年代の子供向けギャグロボットアニメでやや下品寄りということで、見ててキツいときもあるんだけどたまーに一周して「このアニメ面白いのでは…?」みたいな気分になることも。

主人公の声が格好いいです。

(書き忘れてた)未来戦隊タイムレンジャー

うわあああああああああああああああああああああああ面白すぎるうううううううううううううううううう

新しい作品ボロクソ言ってから古い作品称えるのマジで老害っぽくて本当に良くないんだけどタイムレンジャーおもしれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

面白すぎてあんまり言うこともない。「こんな面白い番組世の中にあるんだ」みたいな感じ。

まず登場人物たちそれぞれの魅力を描くことが大事なんだなとは改めて思った。

戦隊メンバーや敵組織やゲスト怪人が全部良い感じだもんこれ。キャラが面白いことで壮大な縦筋の話も普段の単発回もより面白くなる。

どうでもいいけど私が戦隊シリーズのED映像で一番好きなシーンってタイムレンジャーの「なんか妙にアップで映って目立ってる公園のキッズたち〜真ん中でなんか踊ってるドモン」のとこですね。

こういうダンスじゃないエンディングってもうやらないんですかね。

踊らないやつでも毎週同じ映像流すことでその作品の世界観とかが強調されて良いと思うんだけど。(ボウケンジャーとかメガレンジャー〜タイムレンジャー辺り全部秀逸だったと思う、マスクマンとかジェットマンバイオマン辺りも)

いないいないばぁっ!

え、これの感想もあるの…?!

何故か毎日見てるんですが、時たまぽぅぽがワンワンや自分の家族に対してなんか鬱陶しい感じになるのが印象的です。

うーたんってすごいテンション高かったですが、ぽぅぽはダウナー系ですよね。(多分リアルな幼児感を出そうとしてるんだと思われるけどなんかアラサーおじさん的にはちょっとこいつが何考えてるんだか分からなくて怖い時がある)

あと「はぐきのうた」みたいなやつの映像と歌が幼児向けに地獄を表現したような感じでインパクト絶大なので、見たことない人は見てくれよ。

あと視聴者のキッズが送ってくれた絵(カラフルな線がぐるぐるしてる系のやつ)を紹介するコーナーがあるんですが、たまにワンワンが「これは○○以外の何物でもないですよ!!!!」みたいに異様なまでに絶賛しすぎて逆に皮肉言ってんのか…?みたいな時があったりするのもだいぶ面白いぞ。

おかあさんといっしょ

これの感想もあるの…??

私子供向けの童謡とか児童向けの楽曲とかそういうのが本当に好きで、つい見てしまいますよね。(今年30歳になる)

6月の月歌(この番組では長期休み期間を除いて1ヶ月間毎日かける歌があるのです)が「むしむしフェスティバル」みたいなやつだったんですが、もはや最近自転車で移動してる時これ歌ってますからね。

キッチン戦隊クックルン

これの感想もあるの…と思いきやアニメかつ戦隊物なので完全に私の守備範囲内ではある。

クックルンは時間帯が中途半端なので毎回欠かさずは見てないんですが、時間が合えば見てます。

日常→怪人が来て小競り合いとか雑談→巨大化→料理→必殺技で倒す(そして敵組織はドロンボー系のゆるいやつ)ということで私の好きなフォーマット完全に固定されてるマンネリ系番組ですね。

まだ見たことがない君も、子役の方々がやたら早口でわけわかんないギャグアニメみたいなのを演じさせられてる状況を楽しもう。

絵も最初期のシーズン見た頃は「オタクアニメっぽかったまいんからだいぶ普通になったな」とか思ってましたが、第2シーズン辺りからはこのシンプルさが逆に良いんじゃねぇか…?みたいな感じになった。

今年はクックルンだと多分今まであんまなかったと思う子供の追加メンバーが増えるパターン(年上のキャラが追加になることは度々あった)なんですが、延々合流しないけど来月あたりするんですかね?

なんか週3回しかやらないかつ実写パートのみの日とか再放送週がやたらあるので、話が全然進まないぞ。

まとめ

老害極まってる感ある感想記事でしたね!

水星の魔女が日曜で終わっちゃうしイナズマンFの次のパワーレンジャーも見るかわからないので、そろそろなんか1本個人的なペースで見る番組追加しようかな。

がんばれ!レッドビッキーズが見たいんだけどアマプラの有料チャンネルくらいしか手段ないんだよな。

あるいはぐるぐるメダマンかな。これもDMM TVあたりに課金する形になるが。

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