今やスマホを使っていく上で欠かせない存在となりつつある、完全ワイヤレスイヤホン。
Bluetoothでスマホや音楽プレーヤーと接続し、音楽を聴けるのが便利です。
とくにスマートフォンの場合、iPhone 12シリーズやGalaxy S20シリーズのようにイヤホンジャックが非搭載・基本的にワイヤレスイヤホンで音楽を聴く形になる端末も多くなってきました。(充電端子に変換アダプターを着けて有線イヤホンを接続する手もありますけど)
今回はそんな完全ワイヤレスイヤホン、AirPods Proの、バッテリーについての雑感をまとめます。
目次
AirPods Pro、ぼちぼちバッテリー消費が早く感じる
スマホをiPhoneにした関係で、使う完全ワイヤレスイヤホンをGalaxy Buds LiveからAirPods Proに乗り換えて約2ヶ月。ちなみにちゃんと新品を買ってます。
なんか微妙にバッテリーの消費が早いと感じるようになってきました。Galaxy Buds Liveは私の使い方(週に10時間くらい主にラジオを聴く)で10日くらい持っていた印象ですが、AirPods Proは5~7日くらいでケース残量1%くらいになってるんですよね。
改めて公式サイトのスペック表を眺めると、仕様上では電池持ちはAirPods Proの方が良いことになってるんですけどね。
バッテリー持続時間(ケース充電併用時) | |
AirPods Pro | 24時間以上 |
Galaxy Buds Live | 最長21時間 |
Galaxy Buds Liveも21時間使えたかと言われると微妙(体感で12~15時間くらい?)ですが、AirPods Proは絶対24時間もバッテリー持ってないと思うんだが…。多分10時間くらいで切れてます。
そして、電池の減りが早いと感じる原因がもう1つありました。
AirPods Pro、連続使用時の電池持ちがちょっと悪いです。
これは仕様でも間違いなく、Galaxy Buds Liveの方が持ちが良いことになっています。
バッテリー持続時間(本体のみ) | |
AirPods Pro | 最大4.5時間 |
Galaxy Buds Live | 6時間 |
ウロウロしてるときとかに音楽やラジオを聴いていると、そういえばGalaxy Buds Liveよりも「残量ないです音」が鳴るまで早いような。体感だと3.5時間くらいでだいぶ限界に近づいている印象。
実はAirPods Proの「単体再生時最大4.5時間」ってわりと短めで、同じような高価格帯の完全ワイヤレスイヤホンでも、ソニーのWF-1000XM3やBoseのQuietComfort Earbudsだと6時間持ちます。
音楽を通勤・通学中に聴くような使い方なら全然問題はないですけど、長時間ラジオを聴くような使い方の場合はちょっと注意が必要ですね。
AirPods Pro、バッテリーの減り以外はケースの傷つきやすさくらいしか不満なし
バッテリー持ちが微妙に不満になっているAirPods Proですが、バッテリー以外は普通に満足できてます。
音質は十分ですし、ノイズキャンセリング性能は見事。Galaxy Buds Liveは正直ノイズキャンセリング性能がイマイチ気味だったこともあり、AirPods Proにおける雑音の消え方には大変満足しています。
一時停止などの操作が棒の操作パッドを押して行うしくみなので、Galaxy Buds Liveのタッチパッドのように誤反応しづらいのもありがたいです。
強いて言えば、白いケースが傷つきやすいのだけ残念ですね。
私はAirPods Proをダイソーのケースに入れて持ち運んでいるんですが、それでも2ヶ月経たないうちに傷だらけになってしまっています。
Galaxy Buds Liveのブロンズカラーのケースはサラサラで傷など付かない仕様で、良かったんですけどね。
あとAirPods Proの細かい不満としては、自動で他のiPadなどに接続先を切り替えてくれる機能がたまに「今iPhoneで音楽を聴いてるのに勝手に手元でいじり始めたiPadに接続先を切り替えられてしまった」みたいな悪さをしてくるんですが、これは設定をオフにすることで解決しました。
コントロールセンターからすぐに接続先を切り替えられるので、自動での切り替えがオフになっていても全く問題ありません。
バッテリー持ちが良い完全ワイヤレスイヤホンがないか調べてみた
AirPods Proからメインイヤホンを乗り換えることはiPhoneとの連携の便利さの関係もあって多分当分ないですけど、それはそれとして電池持ちが良い完全ワイヤレスイヤホンが他に無いかちょっと調べてみました。
Truengine 3SEは30時間以上のバッテリー持ち
SoundPEATSのTruengine 3SEは、単体で6.5時間、ケース込みで30時間以上音楽を聴ける仕様とのことです。
音楽再生時のノイズキャンセリング機能はないものの、長時間の音楽再生という点ではかなり強い製品ですね。
Truengine 3SEは価格も6,000円前後(執筆時点だとタイムセールで5,338円でした)と安いので、なかなか良い選択肢かもしれません。
充電端子がUSB-Cなので、とくにAndroidユーザー的には充電ケーブルが増えなくて良いですね。
Soundcore Liberty Air 2 Proは最長26時間、ノイズキャンセリング時は21時間電池が持つ
AnkerのSoundcore Liberty Air 2 Proも、最長26時間のバッテリー持ちで単体なら最長7時間電池が持つとのことです。
さらにノイズキャンセリング対応で価格が12,980円となかなか安いんですが、ノイズキャンセリング機能利用時はケース込みで21時間、単体だと6時間の電池持ちとなることに注意が必要ですね。
まとめ
というわけで、AirPods Proを日々使っております。
3万円程度とそこそこ高いAirPods Proですが、音質やノイズキャンセリングといった性能に関しては不満なし。バッテリー持ちにはちょっと不満があります。
おそらくそろそろAirPods Proにも新型が出てくると思うので、新型ではバッテリー持ちの改善に期待したいところですね。
あるいはiPhoneの後継機がGalaxy S10以降やPixel 5のようにAirPods Proをワイヤレス充電できるようになれば、電池持ちに関する不満はだいぶ解消されそうです。