久々に最新のスマホを発売日に購入、今回はRedmi Note 9Tのソフトバンクモデルをレビューします。
Redmi Note 9TはXiaomiのスマートフォンで、およそ2万円(21,600円)の激安価格ながらおサイフケータイと5Gに対応していて、さらにCPUはDimensity800Uというまぁまぁ性能が高いらしいものが搭載されています。
バッテリー容量も5,000mAhの大容量、向かうところ敵なし感があるので流石にスルーできませんでした。
目次
Redmi Note 9Tの外観をチェック!
Redmi Note 9Tの背面はおそらくプラスチック的な素材で、ザラザラしています。この手触りはまさに2万円位の安いスマホって感じですね。
内部や機能が色々整備されているRedmi Note 9Tですが、背面は価格相応な印象。
しかし貧乏くさいようなイマイチさはないですし、指の表面にしっかりホールドされる感じで持ち心地も良いですね。
ちなみに本体カラーは「ナイトフォールブラック」と「デイブレイクパープル」があるんですが、私は前者を購入しています。(買ったお店に黒しか在庫がなかったため)
右側面に指紋センサー兼電源ボタンと音量ボタンがあります。
本体下部にはUSB-Cの充電端子とイヤホンジャックが。
イヤホンジャックも搭載されているのはなかなかありがたい印象。ワイヤレスイヤホンを持ってなくても大丈夫だ!
いわゆるTPUケース付属
Redmi Note 9Tには最初からケースが付属してます。
ケースは充電端子やイヤホンジャックの周りがちゃんと空いてる仕様。
指紋センサーもちゃんと使えます。
軽いし硬すぎず柔らかすぎずでなかなか良い感じ、よほどのことがない限りはこのケースを使えばよいかと。
ケースを装着してみました。
しっかりフレームを覆ってくれますし、落下してもケースが地面に当たるため本体へのダメージは変な場所に落ちない限り緩和されるかと。
画面は保護フィルム貼付け済み、パンチホールディスプレイ仕様
インカメラはパンチホールディスプレイ仕様です。
Redmi Note 9Tは画面に保護フィルムが最初から貼られています。
フィルムの購入や貼り付けってだるいので、最初から貼り付け済みなのはかなりありがたいですね。
ただ指すべりはあんまり良くないので、気に入らない場合は別途保護フィルムとかを買うのも良いかもです。
Redmi Note 9Tのカメラで風景や食事の写真を撮ってみた
Redmi Note 9Tはアウトカメラが3眼レンズ仕様です。
4,800万画素のメインレンズ+200万画素の深度カメラ+200万画素のマクロレンズ搭載。
とりあえず写真を何枚か撮ってみました。
モスバーガーで食事だ!Redmi Note 9Tで食事写真を撮影
先日イデオンのスーパーミニプラを買っちゃって金があんまりないんですが、流石に最新のスマホを買ったのに何も食事写真を撮らないのはヤバいのでモスバーガーに行って来ました。
若干暗いかな?という気はしますが、レタスの色が良い感じに出てますし、写真の色の表現はけっこう良い感じに見えます。
最近のスマホって食事写真に対して色を盛りすぎて変になることも多いんですが、Redmi Note 9Tは変に黄色くなりすぎてなくて、全体的に悪くないですね。
エビカツバーガー美味かったです。
Redmi Note 9Tで風景写真を撮ってみる
続いて、風景写真を撮ってみました。
図書館の遠景ですが、曇り気味の空模様においてそこそこキレイな写真が撮れたと思います。
ベガッ太くんだかの像が近くにあったので、こいつも撮ってみました。
うん、良いんじゃないでしょうか。とりあえず昼間の写真は、2万円のスマホと考えると十分なクオリティかと。
Redmi Note 9Tでフィギュアも撮ってみた
マクロレンズ搭載って話ですが、どのタイミングで使えるんだろう。項目とか見当たらないんですが、自動で適用されるとかですかね?
それほどフィギュアには寄れない感じ、ピントを合わせるにあたって5cmくらいは離す必要があります。
Redmi Note 9Tのスペック|Antutuベンチマークテストで292045点
Redmi Note 9TのAntutuベンチマークテストの結果は、292045点です。
7.5万円のPixel 5が28万点台だったので、約2.2万円のRedmi Note 9TでPixel 5以上の結果なのはかなり凄まじいですね。
ただしRedmi Note 9TのCPUはMediaTekの「Dimensity 800U」というもので、国内スマホで主流のSnapdragonなにがしではありません。
結果としてゲームアプリなどが快適に動くかどうかはけっこう分かれてくるっぽいですね。
そしていつもは検証しているGeekbench 5ですが、何度やっても途中でアプリが落ちます。CPUとアプリの相性が悪いんですかね?
なおRedmi Note 9Tの各種スペックは以下のとおりです。
価格 | 21,600円(ソフトバンク) |
CPU | Dimensity 800U |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
サイズ | 77×162×9.1mm |
重さ | 約200g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
画面 | 6.53インチ、2,340×1,080 |
カメラ | 4,800万画素+200万画素+200万画素/1,300万画素 |
プリンセスコネクト Re:Dive!で遊んでみた|概ね快適に遊べている
私が遊ぶスマホゲームはプリコネなので、プリコネを検証してみます。
プリコネはCPU性能が低いと、攻撃の激しい「アリーナ」とかで動作が重くなり、ボタンの反応が悪くなったりしやすいんですが…
Redmi Note 9Tは2万円のスマホとしてはプリコネをかなり快適に遊べていて、「Snapdragon 765G搭載のPixel 5より若干重いかな?」程度です。
Snapdragon 730G搭載のPixel 4aや、Snapdragon 720G搭載のRedmi Note 9Sと同程度の挙動でしょうか。
最新のiPhoneとかと比べると流石にちょっとボタンを押してからの間が長めだったりはしますが、普通に遊べる動作はしています。全然問題なし。
ちなみにプリコネは最近、重くなりがちなアリーナのバトルをスキップできる機能が追加されたので、動作重いスマホなら飛ばせるようになってより遊びやすくなってたりはします。
なおプリコネの画面はRedmi Note 9Tだとフルサイズ表示非対応、こんな感じで左右に黒帯が出ます。
傾向としてAndroidはプリコネの全画面表示ができる機種が少ない印象、ここはiPhoneのが有利ですね。
ついでにPUBGも遊んでみる
スマホレビュー記事での検証時しか遊んでないでおなじみ、PUBGです。
3Dゲームアプリなわけですが、Redmi Note 9Tでの動作はどんな感じでしょうか…?ちなみに初回起動時の読み込み時間は2分強あって、ちょっと長かった印象です。
というわけで、PUBGで選べる画質は「HD・高」。低価格帯のスマホってだいたいHD・高止まりですね。
PUBGプレイ中の動作は普通になめらか、税込み約2.2万円のスマホでこんなにサクサク動くんだ?と驚きを隠せないレベル。
強いて言えば、カメラをめっちゃ動かしたりするとちょっとカクカクするかな?くらいですね。
というわけで、PUBGに関しては3Dゲームでも快適に遊べました。Redmi Note 9T、なかなかやるじゃないか。
その他、Redmi Note 9Tの使用感まとめ|使ってみて感じたメリット・デメリット
(3月2日追記)YouTubeで1080p60の動画を再生するとたまにカクカクする
けっこう見逃せない難点だと思ったので、追記ですが見出しの頭に。
Redmi Note 9T、YouTubeの動画をフルHD(1080p60)で見ると映像がガタガタしやすいです。
2万円のスマホと考えればまぁこのくらい起こってもおかしくないですけど、一応CPU性能は高いのに意外と動画再生性能は微妙な雰囲気ですね。
720pに下げればだいぶ安定するんですが、わざわざ自動再生から切り替えるのはちょっと手間。せっかくの高解像度液晶もなんか持て余し感出てきちゃうし。
ちなみにNetflixやHuluでは、とくに変な挙動は発生していません。性能が足りてないというよりは、アプリの相性問題か何かですかね?
サイズが大きいので重量200gはそれほど気にならない
Redmi Note 9Tは重量が200gあってけっこう重いんですが、あまり気になりませんでした。
そもそもサイズが画面サイズ6.53インチということもあり、かなり大きめです。
結果として「大きさを考えると妥当~やや軽いかな」くらいの印象を受けました。
重量が軽いスマホではないことは間違いないので、軽さ重視の人は注意が必要になるのは間違いないですが…。
おサイフケータイ搭載の衝撃
FeliCaのロゴが背面にしっかり記載されていることからもわかる通り、Redmi Note 9Tはおサイフケータイ対応です。
新幹線もSuicaで乗る時代なので、おサイフケータイ搭載はやっぱり嬉しいですね。
ただしRedmi Note 9Tは防水に非対応なので、風呂場で暇つぶしに使えないことには注意が必要。
防水にまで対応すると価格を2万円に抑えるのは難しくなってしまうと考えられますし、まぁ仕方ないですよね。
ステレオスピーカーの恩恵か?音質が良い
Redmi Note 9Tは2万円のスマホなのに、ステレオスピーカー搭載です。(横持ち時に左右にスピーカーが配置される)
ステレオと言い張ってる割に音が悪いスマホもけっこうあるんですが、Redmi Note 9Tはそこそこスピーカーの音が良いですね。
Antutuベンチマークテストやプリコネのインストールをしているときに音楽が色々流れますが、大きくてそれなりに音質も良さげな音が出て驚かされました。
価格を考えるとかなり満足度の高いスピーカー音質です。7万円台のPixel 5では足元にも及ばん…(ただしあくまでそこそこ良い音なので、期待し過ぎには注意)
片手操作は無理
6.53インチの大画面を搭載しているRedmi Note 9T、流石に片手操作は無理ですね。
どうあがいても画面全体を片手で操作するのは無理です。
コンパクトさ重視の場合は、Pixel 5やiPhone SEの第2世代なんかを買ったほうが確実に満足度は高くなるんじゃないかと。
プリインストールアプリが多い
以前レビューしたReno3 5Gもそうでしたが、Redmi Note 9Tは最初からインストールされているアプリが多めです。
よくわからんスポーツ系のアプリとかも含め大量に入っているので、かなり邪魔…。Redmi Note 9Tはストレージが64GBと近年のスマホとしては少ないので、ちょっと勘弁してほしいと思いました。
まぁRedmi Note 9TはmicroSDカードに対応しているので、プリコネとか容量の大きいサービスは対応しているならそっちに移せばストレージの余裕自体は生み出せますが…
指紋認証の反応が良い、顔認証にもしっかり対応
Redmi Note 9Tは顔認証と指紋認証に対応していますが、この指紋認証の反応が側面にセンサーがあるタイプとしてはなかなか良い感じです。
反応したときにホーム画面が表示されるときのアニメーションがスピーディーでちょっと楽しいのも良し。
顔認証にも対応しているので、指紋でロックを解除できなくても顔が一致すればロックを解除してくれます。
そろそろ春で手袋もしない季節なので、指紋認証対応だと外出中のスマホ利用が快適になりますね。顔認証のみだとパスコード地獄…
画面表示もきれい
有機ELディスプレイに慣れている私ですが、Redmi Note 9Tの液晶画面も十分綺麗ですね。
画面サイズがかなり大きいので、動画も見やすいぞ。
まとめ
というわけで、Redmi Note 9Tを買ってみました。
発表時点で「これはすごいスマホが来たんじゃないか」とは思っていましたが、確かにRedmi Note 9Tは魅力的な端末ですね。
特に良いと思ったのはスピーカー音質、大画面の本体と合わせて動画やゲームなどを愉快に楽しめそうです。
ただし繰り返しますがCPUはSnapdragonなんとかじゃなくMediaTekのやつなので、ゲームによってはうまく動かないとかあると思います。注意。
2万円でとにかく充実したスマホを買いたいぜ!という方は、Redmi Note 9Tを検討してみては?