先日購入していたXperia 1とiPhone SEで、カメラテストをしてみました。
屋外に出かけられない都合上、室内のフィギュア撮影という微妙に特殊な環境でのテストとなります。
要するに小物を室内で撮影する時どれくらいキレイかということなので、ブロガーだけでなく買ったものをツイートする人とか、インスタグラマーの方にもある程度参考になるかと。
目次
フィギュアの全体像を撮り比べてみる
まずは13cm程度のフィギュアの全体像をフレームに収めてみます。
なお今回の撮影はライトを上と左右から当てていて、写真はサイズのみブログ向けに変更してます。
使用したフィギュアはロボコンの香港製合金フィギュアと、お馴染みのG.I.JOEのトリップワイヤーですね。
ロボコンは新作の「がんばれいわ」公開を記念して、部屋の中から引っ張り出してきました。(しかし本当に夏に公開できるのか…?)
余談ですがこのロボコンの合金フィギュア、「テレビのロボコンの再現」という点では最高の商品だと思ってます。
当時のポピーの超合金も良いんですが、足が黒だったりしてテレビとはだいぶ違うんですよね…。
<Xperia 1>
全体的に明るいですね。
しかし明るすぎてちょっと白っぽくなっていて、不自然にも感じます。
ロボコンの足とか、よく見るとぼやけちゃってますし。
<iPhone SE>
一方でiPhone SEは、Xperia 1と比べて落ち着いた色合いになりました。
同条件での撮影ですが白っぽくなっておらず、細かいディテールまでパリッと正確に描写されている印象。
私の見解では、満足度はiPhone SEのが上回っています。
ズームはどちらもピントを合わせづらい
続いて、フィギュアをできるだけ大きく撮影してみました。
結論から言うと今回はXperia 1が完全アウト、iPhone SEはしっかり撮影できました。
<Xperia 1>
Xperia 1、とにかく近くの被写体にピントが合いません。
まず1倍ズーム時に限界まで寄った結果がこちら。
正直あまり寄れてないな~と思いましたが、Xperia 1は光学2倍ズームに対応しているので、機能を使えばきれいなままもっと近づけます。
と思いきや…
ピントが全然合わない!
フィギュアの場合顔にピントを合わせるのが普通ですが、何回やっても合わないんですよ。
合っている部分を見るにピントさえ合えばそれなりにきれいな写真になるはずですが、合わないのでは仕方ない。
Xperia 1でフィギュアのような小物を正確に撮影するのは、難しい…。
<iPhone SE>
iPhone SEの方がXperia 1より若干近くに寄れて、寄った際の写るスペースは狭めですね。
ただこっちもXperia 1ほどじゃないけど、ピントが若干顔に合いきってない感じはあるな…。何枚も撮って大画面で確認したほうが確実ですね。
普段使っているGalaxy Note10+はもっとピントを合わせやすいんですが、おそらく画面が大きいため確認しやすかったり、ズーム性能が単純に高かったりするのが理由ですね。
https://denshirangeman.com/phone-figure/
iPhone SEは光学ズームレンズが非搭載ですが、デジタルズーム機能で2倍ズームは撮れます。
やや色は暗めになってますが、ピントは合ってるしスマホやPCで見る程度ならデジタルズームでも許容範囲かと。
どちらかというとiPhone SEの満足度が高かったが…
Xperia 1だとピントが合わなさすぎて、室内撮影の総合的満足度は本来定価が半額程度のiPhone SEの方が高かった印象。
しかしiPhone SEも、Galaxy Note10+なんかに比べると室内写真は撮りづらかったです。
あまり一般的な用途でないのでどれだけ役に立つか微妙ですが、参考にしていただければ。
ちなみに現在Xperia 1のソフトバンクやau版は4万円台から買えるので、購入額は同程度にできます。