Galaxy S24シリーズが海外で発表されましたが、私は2024年になっていきなりGalaxy Note9を入手しました。
なんでこれを買ってんねんという話ですが、まぁYouTubeを最近積極的に更新してるのでその動画ネタとして古いスマホを買ってレビューする企画をやっておりまして…
とりあえず今も使える範囲内で良さげな機種ってなんだろうと思い検討してみた結果、このGalaxy Note9かXperia XZ3辺りが良いかなということで探したらネットで24,300円（ポイント還元で実質22,000円くらい）ほどで売ってたので買ってみました。
動画だけで終わらせるのはもったいないので、ブログでもレビューしていくぜ！
目次
Galaxy Note9の外観をチェック！
というわけでGalaxy Note9ですが、今回はオーシャンブルーのドコモ版を入手しました。
ドコモ版なので背面にはドコモロゴがあります。
中古だけど背面はかなりきれいな状態。このオーシャンブルーは今のS23 Ultraなどと違って光沢ありのメタリックなデザインで、かなりゴージャスな感じ。
指紋認証センサーは画面内ではなく背面にあり、カメラはメインレンズと光学2倍望遠レンズという使用です。
センサーの反応は普通にいいかつ、指紋の登録が指でこのセンサーを上から下になぞったら音速で行われるしくみでかなり最先端感がありますね。
まぁ、その後画面内指紋認証になったら普通に何回も指をセンサーに押し付ける普通の仕様になっちゃったんですけどもね。
画面も概ねきれいな状態。
一応薄い傷自体は全体にあるんだけど、ほとんどは本当に薄いやつなので目立たないです。
強いて言えば画面右端に1箇所やや目立つ細い傷（画面点灯時も白い背景だとちょっとそこの表示滲むくらい）があるんですが、これ1日外で使ってから気づいたので私がポケットに入れて持ち歩いてる間に付いた可能性も大いにあります。
右側面には電源ボタンが。
左側面には音量ボタンと、そういえばこんなボタンあったね…って感じのBixbyボタンがあります。
これ好きな機能を割り当てられたと思いますが、たしか当初は国内だとマジで何もできないようなボタンでしたよね。
充電端子はUSB-Cでイヤホンジャックあり。
またmicroSDカードスロットもあります。
Note20 Ultraを最後にmicroSDカードも使えなくなったので、実は動画とか音楽とかのデータを大量にぶちこんでおくならこの頃のNoteシリーズのほうが良かったりする。
そしてmicroSDカード、これ中古で買った本体にそのまま入ってました…。マジかよ。
めっちゃ家族写真とか機密データみたいなのが入ってて流石にそのまま消していいのか心配になったんですが、調べても元の持ち主へのコンタクト方法がなさそうだったのでデータは削除させていただこう…。
そしてGalaxy Note9にはSペンが内蔵！色はなんと黄色です。
これ発売当時もすげぇ良いと思ってて、当時買ったときもたしか青本体を入手してたはず。
なお中古で本体のみの製品を買ったので、付属品はないです。アリエクで保護フィルム注文しました。
というわけで本体デザインについては当時の最先端なので、背面パネルが光沢ありのガラスなこととS24 Ultraからエッジディスプレイやめたのでそこが時代を感じなくもない以外はかなり今見てもナイスです。
というかその2点も完全に好みの問題ですからね。
ちなみにバッテリーは80％以上ということで全然劣化してませんでした。
流石に5年以上前の機種だから劣化してて当然だと思うんだけど、80％以上を保ってて実際減りは普通ということは途中で交換とかしたのかな？
なんというかこの端末は元の持ち主がめっちゃ丁寧に使っていたことが伺えますね。傷も少ないしフレームに打痕とかも一切ないあたり。
Galaxy Note9の挙動は2024年時点でも快適？スペックやAntutuベンチマークテスト結果をチェック
Galaxy Note9のスペックは以下の通り。
| 価格（ドコモ版） | 127,000円らしい |
| CPU | Snapdragon 845 |
| メモリ | 6GB |
| ストレージ容量 | 128GB |
| 画面 | 6.4インチ、2,960×1,440 |
| 重さ | 201g |
| カメラ | アウトカメラ1,220万画素＋1,220万画素/インカメラ800万画素 |
| バッテリー容量 | 4,000mAh |
| おサイフケータイ・防水 | ◯/IP68 |
6.8インチとかになってる最近のUltra系と比べると画面小さいんですねこれ。当時としては6.4インチはかなり大きいはずだけども。
Antutuベンチマークテストをしてみると数値は447657点で、これ2023年発売のSnapdragon 695搭載スマホ・Xperia 10 Vよりも少しだけですが高得点です。
OSを気にしなければ性能は2018年のハイエンドスマホ＞2023年のミドルスペックスマホなんだな。
ただしSnapdragon 6 Gen1搭載のAQUOS sense8だと流石にGalaxy Note9 の数値を超えてます。
挙動的には全く問題なし、OSは古い
2024年時点でも余裕で使える性能があると、Galaxy Note9を使ってみて感じました。
とにかく動作はサクサクなんですよね。
とくに引っかかりをネットサーフィンや動画再生などの通常用途において感じることはなかったです。
強いて言えばゲームは…プリコネなんかはちょっと重さを感じる場面もありましたかね。初回起動時にフリーズしたりなど。
麻雀ゲームとかのライトなものであれば、問題なく遊べるとは思います。
あとOSがAndroid 10で止まっているので、それ以降のOSが求められるゲームやその他アプリは利用できないと考えられることに注意ですね。
セキュリティーの更新も2021年4月で止まってるので、うかつに変なサイトとかアプリを開くと危ない可能性はある。
Galaxy Note9のカメラを検証
Galaxy Note9のカメラ性能は、とくにこちらも今使っても不満が出ることはないクオリティーですね。
まぁ2018年秋って仮面ライダーでいうとジオウやってる時期でそんなに前でもないですし、その当時のハイエンドスマホならそりゃカメラ性能も高いわな。
ただ当時より今のほうがミドルスペックスマホのカメラ性能なんかはだいぶ上がってる印象なので、カメラのためにあえてめっちゃ古いコレを選ぶほどかと言われるとどうだろう…とも思いかけたけど晴天時の静止画はともかく動画撮影の画質や手ぶれ補正とかは流石にNote9の方が良い印象だったり。
室内でもキレイに撮影できますな。
フィギュア撮影もしてみた。ちょっと薄暗いけども。
マニュアル撮影モードがあるので、とりあえず画面の色合いとかはある程度調整可能です。ただしマニュアル撮影時に望遠レンズ使えないっぽい？
また接写にめっちゃ強いですね今見ると。ココまで寄れましたわ。
まぁ寄りすぎるとスマホが影になって暗い感じの写真になりやすいのには注意だけど。
最近のスマホはメインレンズが接写に弱くて、超広角レンズでマクロ撮影とかやってるのが多いけどアレ画質露骨に落ちるから微妙なんだよな…。
望遠レンズも使ってみましょうか。まずは1倍状態。
2倍にしてみた。ここまでは光学ズームですかね。
デジタルズームで10倍。う～む、流石にだいぶ画質が落ちるな。
最新のGalaxy S22～S23シリーズ辺りでは10倍なら余裕のキレイさ、Ultra系は30倍や50倍でもそれなりに見られるクオリティーなのでここは進化を感じますね。
というわけでカメラは普通に良いです。
とくにブログだから紹介できないけど動画撮影は、下手に安いデジカメとかスマホ買うよりコイツのほうがキレイな映像で撮影できますよ。
その他、Galaxy Note9の使用感
というわけで、最後にGalaxy Note9のその他諸々の使用感まとめです。
まぁ古い機種なので、最近のスマホと比べてどうかみたいな観点でのレビューになりますかね。
Sペン搭載のスマホが2万円台で買えるありがたみ
Galaxy Noteシリーズの魅力といえばこのSペンです。
まぁ実は全然使わない人も多いと思うんだけど、思い出したときにこいつでメモ書きとかイラスト作成ができるのは強いです。
サイズも大きすぎず小さすぎず。
Note9は性能がある程度あるうえでSペン搭載なので、Sペン使える機種を使ってみたいけど予算が…という人にも嬉しい選択肢になるんじゃないかと。
Note8のが多分安くはあるけどアレは指紋センサーの位置が悪かったり性能がさらに1年分落ちたりするので、バランス的にはNote9～Note10+が良いと思います。
Note20 Ultraは普通に6～7万円くらいするので微妙。
Sペン搭載位置はNote9が良い
またSペンの搭載位置、Note20 Ultraから左端になりましたよね。
Note9は右端でその横にスピーカーがあるんですけど、これ左に90度傾けて横持ちする際に手のひらがスピーカーを覆わないナイスな配置です。
言い換えると最新のS23 Ultraとかは左に傾けて横持ちするとスピーカー覆われるのが難儀なんですわ。
ついでにいうとイヤホンジャックがあるので、有線イヤホンをすぐに使えるのもNote9はナイスです。
スピーカーや画面の発色の満足感
本体スピーカーの音はS9シリーズやNote9からステレオになったんだったと思いますが、Note9のスピーカー音質は普通に今の水準でも十分良い音だと思いました。
というか聴き比べるとXperia 10 Vのステレオスピーカーはちょっと微妙、まぁ所詮こいつはミドルスペックスマホだから仕方なくはあるか。
そしてGalaxy Note9の画面、マジでキレイ。
動画とか電子書籍を利用する際の満足度は非常に高いです。コンテンツ消費マシンとして現役でいけるな。
ドコモ版故の弱点
今回入手したGalaxy Note9はドコモ版なんですが、ドコモ関連のアプリの主張が多すぎてけっこうなうんざりさ加減です。
ドコモなんたらマネージャーが作動しないとかおすすめアプリがどうとか、邪魔すぎる…！
この時代でもau版ならここまで色々なアプリが主張してくることはもうなくなり始めてたように思うので、マジでドコモ版のスマホはあんまり買いたくないなと改めて思ったのでありました。
まぁ、今後P20 Proを再レビューする企画考えてるのでまた買うんですけどねドコモのスマホを…！
まとめ
というわけで、Galaxy Note9でした。
2018年のスマホでかなり古くなってしまってはいますが、性能的にはOSに問題なければ余裕で使えますな。
最近のGalaxyは4世代・セキュリティなら5年間アップデートもあるわけですが、Galaxy Note9の時代はそこまでではなかったということでOSがAndroid 10・セキュリティが2021年4月で終わっている点が惜しいところです。
多分動作的にはあと2～3年くらいふつうに使える感じ、重量が今のGalaxy等より軽いこともあって思った以上に気に入りました。今後も使っていくぞ！