Galaxy Z Fold5を買ってみました。前モデルのFold4が非常に良かったので、そこからの進化度合いをチェックしてみたいと思います。
Pixel Foldという他社折りたたみスマホも触っている今、Galaxy Z Fold系列の良さについて改めて確かめてみよう!
目次
Galaxy Z Fold5の外観をチェック!
というわけでGalaxy Z Fold5の本体を展開した状態ですが、まぁ~~~~Galaxy Z Fold4と同じですね。
ここまで何も変わらんとはってくらい見た目の印象が同じです。
このメインディスプレイ右上にある画面内に埋まってるインカメラの部分がギザギザしてて表示見づらくなってるのもとくに改善されていませんでした。
ここがGalaxy Z Fold4での最大の不満だったので、進化がなかったのは残念。
現在の技術ではまだここの処理難しいんですかね。
本体右側面には、音量ボタンと指紋認証センサー搭載の電源ボタンがあります。
本体下部にはUSB-C端子があります。スピーカーも上下のフレーム部分にありますね。
サブ画面側はこう。こちらもまぁGalaxy Z Fold4と何も変わらないですわ。
Galaxyのカメラレンズは飛び出しているんですが、ここにめっちゃ汚れが溜まるのが微妙。しかも取りづらいんですよ。
iPhoneもだけど、レンズの形状はそろそろ進化が欲しいかな。
Slim S Pen Case EF-OF94Pと外部メーカー製保護フィルムを装着してみた
今回入手したアクセサリーは、PCduoduo製サブ画面用保護フィルムとSamsung純正だけど海外版のSlim S Pen Caseです。
ペン搭載ケースについては、国内版よりAmazonで売ってる海外版のが4,000円くらい安く買えるので選びました。
保護フィルムは2枚入りなので単純に安かった。
というかめっちゃ日本語で「紙」マーク付いとるやんこれ。
装着してみましたよSlim S Pen CaseをGalaxy Z Fold5に。
非常に一体感があります。
本体が黒なのでケースは青にしてみた。
USB端子部分やスピーカー部分は空いてます。
画面を閉じてみた。
フレームの部分がかなり出っ張ってるので、ちょっと端の方を操作しづらいです。
ただしその分落下時のダメージを抑えてくれますね。
実は私昨日起床時にうっかりベッドの脇の隙間にGalaxy Z Fold5落としちゃったんですが、画面側から落ちた結果一切サブ画面に傷は付きませんでした。
なおPCduoduo保護フィルムと干渉したりはしません。
そして画像だと貼り付け直後なので保護フィルムに気泡残ってますが、3日ほどで気泡は全部抜けましたよ。
音量・電源ボタン部分も空いてます。
ヒンジ部分は例によってがら空きです。
SペンはFold4だとめっちゃキツいのを無理やり引っ張り出す形式でしたが、Galaxy Z Fold5のSlim S Pen Caseだと上のスライド部分を押し込むと飛び出してくる。
しかしながらコレはコレでちょっと固いし、ペンが細くて掴みづらいのもあって出し入れはしやすいとは言えないですね。
SペンはFold4のやつより多分細いですが、鉛筆みたいな感じでそれなりに長くて持ちやすいです。
色も好みだな。
Galaxyリペアコーナー対応のドコモモデルを今回買ってみた
今回はドコモ版のGalaxy Z Fold5を買ってみております。
理由は、ドコモ版だとGalaxyリペアコーナーという一部のドコモショップにある専用修理窓口で保護フィルムの貼り替えを受け付けているから。
まぁそもそも中古で買ってると対応どうなのかはわからんけど、とりあえずGalaxy Fold系は保護フィルムが剥がれるみたいな声もよく聞くので念のためサポートが手厚いっぽいドコモ版を選んでみた感じです。
都内だと原宿行けばGalaxyスマホの保護フィルム貼り替えとか気軽に無料でできたはずですけど、仙台だとGalaxyリペアコーナーくらいだからな…。
というか、auでもauショップとかで対応してくれ…。キャリアごとにサポートの充実度違うの変だろ。
Galaxy Z Fold5のカメラはどう?写真撮影を検証
例によってカメラを検証しますが、まぁGalaxy Z Fold系ってカメラを目当てに買う機種ではないとは思うのです。
とはいえカメラ性能自体はそれなりに高いので、一応風景や料理、フィギュアといった当サイトで取り扱う被写体を撮影してきた。
風景写真|ズームは最大30倍
とりあえず仙台駅。メインレンズ。
光学3倍ズームのレンズ搭載なので、3倍にしてみた。
Windows11のプロパティ見ると標準レンズが焦点距離23mmに対して、望遠レンズは66mmほどみたいです。
というか各社で「4倍」とか「5倍」とか色々スマホカメラの望遠について書かれてますが、機種ごとにメインレンズの焦点距離違うから◯倍表記ってあんまり意味ないのか実は。
情報読む側にも知識は求められるわけだけど、◯倍表記と共に焦点距離ももれなく書くようにしてもらえると他のスマホと比べやすくて良いのかもしれん。
最後にこれが30倍ズーム。デジタルズームですね。
3倍が66mmだから、その10倍で660mm相当って感じなんですかね?
まぁ~30倍はほぼ絵になっちゃってて微妙でした、なかなか使う機会はないかと。
ついでに川にいる亀も撮影してみよう!
3倍にするとどこにいるのかわかりやすくなりました。
30倍だとこんな感じ。
ちなみに同世代のGalaxy S23 Ultraだとこんな感じ↓
暑いから亀シーズンは終わらない pic.twitter.com/61kS2BLEby
— 電子レンジマン (@Denshirangeman) November 2, 2023
流石にGalaxy S23 Ultraだと圧倒的にキレイですね。最上位モデルだけある。
料理写真
料理写真も撮影してみた。
まぁ普通かな。
それなりに美味しそうだけどややボケがキツい印象はある。
必要に応じて望遠レンズなりマクロ機能なり使ったほうが見栄えは良くなるのかも。
スタバで仕事するついでに撮影してみた。
フィギュア写真|メルカリとかで商品画像載せる人にも最適
Galaxy Z Fold5は光学3倍望遠レンズを搭載しているので、プロモードにカメラアプリから切り替えてホワイトバランスやISO感度をいじりつつ撮影すればわりとデジカメいらずなレベルでキレイなフィギュア写真とかを撮れます。
青とか黒の背景紙使うと周りの色も引っ張られて変になりやすいスマホカメラですが、Galaxyならプロモード使えば色合い調整をすぐに行えるのでラク。
私のようにフィギュア撮影して遊ぶ人だけでなく、メルカリとかで物を売る人にも助かる機能かと。
総合的に最近買った中ではGalaxy S22のカメラと似たような印象を受けました。多分S23と同程度のカメラのクオリティなのかな?
Ultraより望遠性能が落とされてるのは難点ですが、ただでさえ25万とかするスマホに10倍望遠レンズも増やすといよいよ30万とかになっちゃうから仕方ないのか。
Galaxy Z Fold5のスペックは?ベンチマークテストやゲームの挙動など合わせてチェック
Galaxy Z Fold5のスペックはこんな感じ。
価格(ドコモ) | 257,400円 |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB/512GB |
画面 | 7.6インチ・2,316×904/6.2インチ・2,316×904 |
重さ | 253g |
カメラ | アウトカメラ5,000万画素+1,200万画素+1,000万画素/インカメラ1,000万画素+400万画素 |
バッテリー容量 | 4,400mAh |
おサイフケータイ・防水 | ◯/IP68 |
私は23万円ほどで中古のドコモ版をじゃんぱらから購入してます。
スペック的にはGalaxy S23 Ultraに近いかな。
Antutuベンチマークテスト結果は1561016点でした。
Galaxy Z Fold5のGeekbench6結果はシングルコアが2056点、マルチコアが5434点です。
ゲームはプリコネとかドルフィンウェーブをやってみましたが、非常に快適に遊べています。
先日買ったPixel 8 Proなんかはこういったソシャゲでもわりと動作が重かったんですけど、Galaxy Z Fold5は流石にSnapdragon 8 Gen 2という2023年最新のSnapdragon系CPU搭載なので安定した快適動作。
Galaxy Z Fold5のその他使用感まとめ
最後に、Galaxy Z Fold5に関する細かい使用感関連の情報をまとめていくぞ!
折りたたみタブレットは携帯性に優れている
先日iPlay 50 mini Proという8.4インチ画面のタブレットをレビューしまして、これもなかなか良かったんですよね。
こんかいのGalaxy Z Fold5は普通のタブレットと比べるとやや画面が小さいんですけど、代わりに折り畳めるのがやはり強い。
折りたたむことでスマホポーチとかに普通に入るので、どうしても入れるカバン等にある程度のサイズが必要なタブレットと比べてめっちゃ携帯性に優れてます。
私もメインスマホは一応まだGalaxy S23 Ultraのままにしているんですが、常時Galaxy Z Fold5も一緒にスマホポーチに入れて腰の位置に置いて持ち運んでおります。
雑にポケットとかに入れておくのには不向き
今回ヒンジ部分の改良でより薄い感じになったGalaxy Z Fold5ですが、流石に腰のポケットとかに入れてるとやや存在感はありますね。
厚みがあるのでどうしても。
これからの季節だとまぁコートとか着てるのでそういうところには収納しておきやすいですが、夏場にズボンのポケットに入れて自転車に乗るとかは厳しいかも。
純正ケースにgoBeltは装着できる
純正ケースのSlim S Pen Caseに、goBelt装着してみました。
しっかり背面に貼ることが可能です。
コレにより片手でタブレット状態でもスマホ状態でも持ちやすくなりました。何も貼らない場合重いし不安定なので、goBeltなりスマホリングはケースに貼って使うことをおすすめします。
goBeltは薄いので、貼り付けていても収納時邪魔にならないのが魅力。
ソシャゲはサブ画面が遊びやすい
Galaxy Z Fold5はタブレットになるので大画面でゲームとか遊びたいところですが、まぁ正方形っぽい長方形のちょっと変わった形状の画面比率なのでけっこうボタン配置とかの関係でメイン画面では遊びづらいかも。
ゲームはわりとサブ画面で遊ぶ方がやりやすいです。
スピーカー音質良し、指紋認証もスムーズ
Galaxy Z Fold5はスピーカー音質が良いですね。Pixel Foldもまぁ悪くなかったと思うけどこっちの方が高音質かなおそらく。
映画とかも大画面かつそれなりに良い音で楽しめるのがナイスだ。
Dolby Atmosにも対応、設定アプリからオンにできます。
指紋認証は側面の電源ボタンで行うしくみなのがちょっと面倒なんですが、ボタンの反応自体は良いです。
顔認証もできるぞ!
Gboardが地味に日々進化している
Androidタブレットって1年前くらいまではキーボードアプリが妙に反応悪かったり単純にサイズとかが使いづらかったりしたんですが、iPlay 50 mini ProやXiaomi Pad 6でも思いましたけどなんかGboardどんどん改善されてますよね。
現在はサイズがスマホみたいな感じで使いやすいし、左右に同じキーボードを配置することで両手でのフリック入力がしやすいなどの工夫もされています。
Androidタブレット、油断ならんぜ。
結果として私も、iPadを長年使ってきましたが今はXiaomi Pad 6とこのGalaxy Z Fold5で生きています。
漫画読み用電子書籍リーダー端末としての評価
Galaxy Z Fold5、漫画読むにはPixel Foldよりちょっと劣るかなぁとは思います。
Pixel Foldって開くと横長画面になるので、見開きで漫画読みやすかったんですよね。折り目部分がちょうど本開いたときの感じになるといいますか。
Galaxy Z Fold5は横に傾ければ横長画面になるんですけど、Pixel Foldと比べるとそれでもちょっとページ表示見開きではちょっと小さい感じがする。
漫画読み端末として使うのであれば、Galaxy Z Fold5よりPixel Foldの方が良いかも。
逆に1ページ表示で読むのであれば、開いた状態でそのまま大きな表示になるGalaxy Z Fold5の方が満足度高いです。
まとめ
Galaxy Z Fold5、良いものじゃ~~~~~~~
折りたたみスマホ買うならやっぱりGalaxy Z Fold5がベストでしょうね2023年は。
大画面でなく携帯性最重視ならFlip系も良いだろうけども。
ブラウザ閲覧や動画再生、漫画読み(フリーレンとか買って読んでる)端末としてGalaxy Z Fold5は最強!
でも値段も最強なので、まぁただ大画面で漫画とか動画とか楽しみたいだけならXiaomi Pad 6なりiPlay 50 mini Proのが良いとは思う。
これからも当分は、このGalaxy Z Fold5を使っていくと思われます。楽しいぜ!