先日不良品を引き当てて返品になったGalaxy Tab S6、ラクマで前回の価格より1万円安く中古品が売ってたから買ってみた。
というわけでGalaxy Tab S6の外観チェックと、初日の使用感を述べていきます。
私は2012年からバリバリのiPadヘビーユーザーなので、「iPadファンから見てどうか」という視点でレビューしていくぞ。
ちなみに外観写真は前回新品を買ったときに撮影した画像が残ってたので、豪快に使いまわすぜ!
目次
Galaxy Tab S6の外観を見てみようぜ。
箱を開けると本体が布に包まれて登場だ。
まぁ完全にiPad方式ですわな。(iPadは透明なフィルムに包まれてるけど)
本体前面はホームボタンがないのも含め、「縦長になったiPad Pro11インチモデル」といったご様子だ。
4:3くらいの比率であるiPadより細長い(おそらく16:9くらいかな?)ので、iPadに慣れてるとちょっと慣れるまで時間がかかるかも。
YouTube動画とかはだいたい画面全体に表示できるので、動画視聴には相性が良い画面サイズ。
本体背面はペンを置くスペースがあるのが特徴。
国内Galaxyだと省かれがちなサムスンロゴもあるぞ。
ペン、最初から付属しているのが強いですよね。
Apple Pencilは良い製品ですが、単体で1万円以上するから値が張るのよ…
ペンにはボタンがあり、Galaxy Note9以降の空中で動かして操作するエアアクションにも対応しているみたい。
カメラは最新iPad Proに先駆けてダブルレンズだった。
まぁータブレットのカメラって、個人的にはそんなに使わないんだよね。
YouTubeで生配信するときくらいかな?使うのは。
個人的にはダブルでもシングルでも構わないです。
充電端子はUSB-C!iPadとは一味違う共通規格で、スマホやパソコンと充電や接続機器を使いまわせるぜ!
USB-CなGalaxy Tab最高!と言いたいところだけど、iPadもPro 11インチモデル登場からは上位モデルがUSB-C対応なのでここは互角ですな。
ボタン類は右側面にまとまってます。
個人的には電源ボタンが小さすぎて見つけづらい&押しづらいので、iPadみたいに独立した本体上部の配置の方が使いやすいと感じました。
画面ロック解除自体は画面の指紋認証センサーの位置に指を置けば行えるんですが、位置が勘になる関係上「一旦ボタンを押して電源オン」をしたいので、目立つ配置にしてくれた方がありがたい。
キーボード用だったと思う端子。
キーボード売ってないかつ使う機会おそらくないので、出番はなさそう。
純正のケース「ブックカバー」を見てみよう。
Galaxy Tab S6の純正ケース「Book Cover」も同梱されてたので、着けてみました。
スタンドにもなるぞ。
というかケースまで付いたのを買えるなら、前購入したときAmazonで他社製のケース買わなきゃよかったな…(流石にケース自体には問題ないので返品してない、今後予備で使う予定)
限りなくSmart Coverに似てますねこれは。
裏のペン部分が出っ張ってて、ペンをしっかり確保できるのが特徴となっています。
カバンの中でなくす心配がなくなって良いんだけど、個人的にはGalaxy Noteみたいな本体に収納できるペンを搭載してくれてた方がもっと良かった気はしなくもない。
カバーの端だけ開いてペン取り出せるんだけど、見てのとおり開いたらペンが「ごろっ」と落ちる感じなので、喫茶店とかで使う際は勢いで落とさないよう注意。(本体と磁石で付くけど磁力弱めな印象)
というかここで気づいたかもしれないんだけど…
実は買いなおした方のGalaxy Tab S6はさっきのレビューで見た返品済みの「Rose Brush」でなく、クラウドブルーという色でした。(どうでもいいかもだけど)
色はどっちもキレイで、Rose BrushはiPhoneのローズゴールド以上に男性が使ってても変な感じではない印象でした。(金と銅の中間くらいの明るい色)
クラウドブルーは灰色と空色の中間くらい、派手過ぎず地味過ぎずちょうど良いですね。
Galaxy Tab S6を1日使ってみた感想!iPadと比べてどうよ?
というわけで、1日ほど使ってみたぞ。
最初に注文してからちゃんと使える日が来るまで1週間程度かかるとは…(途中挫折も挟んだので、感慨深いね)
基本的に普段使っているiPad Pro(11インチ)と比べてどう便利か、どう微妙かという書き方になります。
ただしどっちにも良し悪しはあるので、「こっちのが優れてるから絶対にこっち買えや!」みたいなのは割愛。(まだ1日しか使ってないから断言できないし)
本体スピーカーの音質が良いが、手のひらで塞ぐ位置にある
スピーカーは本体天面・底面の左右両端部分にあるんだけど、音質の良さには大満足。
タブレット界では最上位クラスのスピーカーを持つiPad Proと比べても、音質は遜色ないです。
音がごちゃっと聞こえる感じではなく、色々な楽器なり声がしっかり響いてくる感覚。
動画とか音楽をバリバリ楽しみたい人でも、十分満足できるかと。
ただしスピーカーの位置が微妙に悪くて、横持ちすると手のひらで下の2つが塞がれます。
iPad Pro11インチはGalaxy Tab S6より一回り大きい+ちょっと厚みがある結果、ふさがれないようなうまい配置になってるんですよね。
机の上で使うなら気にしなくて良いですが、ベッドの上でゴロゴロしながら使いたい場合は注意。
動画を小窓表示できるのが便利。
iPad Proも画面分割でのアプリ同時起動による「動画+SNSやブラウザ」といった2つのアプリの同時利用はできますが…
Galaxy Tab S6なら動画は小さな小窓表示「ピクチャーインピクチャー」にしちゃいつつ、大画面でブラウザ等を閲覧可能。
まぁ、YouTubeは課金しないとピクチャーインピクチャー機能使えないんだけども…(私は課金してます)
というかiPadもピクチャーインピクチャー自体は機能として存在してるんだからさっさと対応しろや…と思う。
ファイル管理が楽・動画や画像編集で活用できそう
iPad使ってて苦痛だったのがファイル管理で、パソコンやクラウドストレージに入ってる画像・動画を本体に落としてきて編集アプリでいじるのが超面倒でした。
なんか「〇〇アプリで開く」みたいな方法を使ったり、一旦写真アプリに取り込んでから編集したりみたいな工程があってだるい。
動画編集でBGM入れたいときに魔王魂さんとかから音源用意してくるのにも一苦労。
Galaxy Tab S6はAndroidなので、ファイルは画像や動画、音楽などなんでも、落とせばすぐ自由に色々なアプリで使えます。
microSDカードを使えるから、保存量も自由自在に調整できるんだ。
iPadでの編集作業は今後行うことはないんじゃないかと思うくらいに、Androidでの画像・動画・音楽管理は便利。
ペンはゴムっぽい質感・様子見
今回買った中古品のGalaxy Tab S6は液晶保護ガラスが最初から貼られてるありがたい仕様だったんだけど、付属のペンを使うとめっちゃ「グニャッ」とした感覚。
妙に柔らかく、ペン先が折れそうな感じで心配なんだけど、これ保護ガラスのせいなのかペン自体の作りが私に合わないのか、どっちだろう。
個人的にはApplePencilのようなカツカツした書き心地や、Galaxy Noteのサラサラした書き心地のが好み。
指紋認証できるのは良いけど精度はちょっと怪しめ
iPadProは顔認証だけになっちゃいましたが、Galaxy Tab S6は顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応。
黄緑に光るセンサーに指を当てれば、画面ロックを解除できるぞ。
今や外の喫茶店とか室内でもマスクしがちな時期になっちゃってますが、そんな時でも大丈夫。
ただセンサーに触れてから解除までの反応がやや遅い(1秒弱かかってる)のと、ちょっと角度ズレるとエラーになるので精度はイマイチ。
顔認証メインで補助的に使うのがよさそう。
日本でも普通に売って欲しい良さげなAndroidタブレット
国内市場はほぼ壊滅しているAndroidタブレット、HUAWEIがGoogleのアプリを入れられなくなったので今年は下手するとさらに盛り下がってきそうですよね。
家電批評でも取り上げられていただけあり、細かい注意点はあるもののGalaxy Tab S6はかなり良い感じ。
バッテリー持ちとかは今後検証していきますが、1日使っただけでも製品の満足度は高めに感じました。
iPadと肩を並べられる数少ない選択肢、国内でも取り扱ってくれ…!と思いました。
もう少し使ってから第2弾レビューを書くぞ。