「スマホ一台で支払いを済ませる」と言えばおサイフケータイ。
モバイルSuicaやiD、QUICPayなどのサービスを登録すれば、スマホをかざすだけで支払いができます。
しかしながらおサイフケータイ、長年使ってきてちょっと煩わしさも感じてきました。
今回は「ミニマリストになるためにはおサイフケータイからも解放されるべき説」を唱えます。
目次
おサイフケータイ最大の難点:購入する機種が制限される
スマホマニアである私は月1以上のレベルでスマホを買ってるわけですが、おサイフケータイ対応機種ってそれほど多くないです。
ドコモやauなどで販売されているAndroidスマホかiPhoneがほとんど。
結果としておサイフ機能を活用する場合「おサイフケータイのためだけに選ぶ機種が制限される」という問題が発生。
例えば今月はモトローラのSIMフリースマホ「moto g8 plus」が発売されますが、おサイフ非対応なのでSuicaとかを使うなら選べません。
低価格や海外機種は基本的におサイフなし
Galaxy A20やRenoAなど例外もありますが、2~3万くらいの安価な機種やHUAWEI等の海外スマホはおサイフケータイ非搭載。
カメラ性能や価格などがいかに魅力的でも、おサイフケータイを使う場合選択できないのが悩ましい。
おサイフケータイは対応するクレジットカードやチャージが必要
おサイフケータイサービスは色々ありますが、使うためには対応するクレジットカードを申し込んだり、チャージをしたりする必要あり。
モバイルSuica | コンビニ等での現金チャージかクレジットカードでのチャージ |
iD | 対応クレジットカードでの設定(au・ソフトバンクスマホなど大幅に制限がある機種もある) |
QUICPay | 対応クレジットカードでの設定 |
楽天Edy | コンビニ等での現金チャージかクレジットカードでのチャージ |
nanaco | 現金や対応するクレジットカードでのチャージ |
WAON | 現金や対応するクレジットカードでのチャージ |
私の場合現時点でも、チャージ系電子マネーは基本的に使ってません。端数が余ったりして面倒なので。
モバイルSuicaだけ使うときに毎回運賃分をビックカメラSuicaとかからチャージして使ってる感じ。
普通にクレジットカード持ち歩けば良い説
私が現在サイフに入れてるカードは以下のとおり。(ごちゃごちゃする+以前買った財布が薄い関係で5枚に絞ってます)
- dカード(iD対応)
- SMBCデビット(iD対応)
- 運転免許証
- 図書館の利用カード
- AmazonMastercardゴールド(生活費決済のメインカード、ツルハのカードを持ち歩く必要がなくなったためスペースを埋めるため携帯)
つまり私の場合既に、財布の中で電子マネー環境は概ね整っていました。
わざわざスマホでおサイフ機能を活用する必要、ないのでは…?
iDやQUICPayを活用している人の場合、私のように「紐付けてるクレジットカード自体が電子マネー対応」のケースがけっこうあると思います。
懸念①現時点だとSuica非対応→携帯するカード変更で対応
Suicaのカードを入れてないので、たまーに電車に乗る時にこのままだと券売機へ並ぶ必要あり。
これは手元にあるビックカメラSuicaカードを持ち歩くか、おとなしく券売機で買うかにする感じで対処することになりますね。
AmazonMastercardは持ちあるかなくてもPayPayやd払い経由で支払いに使えるので、主に使う食費決済はスマホがあれば対応可能。
AmazonMastercardゴールドをビックカメラSuicaと入れ替えるのが手っ取り早そう。
本来ならビックカメラSuica自体を生活費決済カードにしてしまうのが一番良いんですが、AmazonMastercardゴールドがなくなるとプライム会員の支払い額上がるのがね…。
懸念②モバイルSuica特急券が使えなくなる→サービス自体今月で終了だった
私がおサイフケータイを活用してる最大の理由だった、モバイルSuica特急券。
Suicaアプリからいつでも切符を買えて、さらに運賃も1,000円くらい安上がりだったんですよね。
しかし実は「新幹線eチケットサービス」開始に伴い、モバイルSuica特急券は終了。(代償として運賃は以前より割高へ)
新幹線eチケットサービスは登録したSuicaをきっぷ代わりにでき、カード型Suicaでも利用可能とのこと。
つまり今回財布メンバーに入れるビックカメラSuicaを新幹線eチケットサービスで使えばOK。
おサイフケータイから解放されれば自由度が増す
先日購入したGalaxy Foldはおサイフケータイ非対応なんですわ。
Galaxy Foldをメイン機として使う場合にどうしてもおサイフケータイ非対応がネックだったことが今回の記事を書くきっかけ。
今後はおサイフケータイ型の電子マネーから解放されて、持ち歩く機種をより自由にできそうです。