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iPhoneとかスマホでフィギュア撮影するのに都合良い背景紙を探す①【スマホカメラでブログの写真を撮りたい雑記】

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Galaxy S22 Ultra

このDigital Kaden Friendsは、9割方スマホのカメラで写真を撮って使用しております。

理由は非常に簡単で、専用のカメラを用意するのが面倒くさいからです。

スマホのカメラより、ミラーレスや一眼レフ、あるいはRX100とかのコンデジといったしっかりした機材を使ったほうがいいのはわかっております。

わかってはいるのですが、どうしても定着しないんですよね。

カメラ自体は非常に好きで、度々欲しいカメラが出てきて買うこともあります。

主にキヤノンかソニーかオリンパス辺りのカメラを好んでます。

しかしそれでも、スマホのカメラでブログ用のフィギュアとかの写真を撮りたい!

それにあたって撮影用のライトは自宅・実家共にZ-LIGHTというそこそこの値段でそれなりに良いやつを以前仕入れました。

今回は背景紙について、スマホのカメラで使うという観点から考えていきたいと思います。最終的に「絶対これだわ!」という決着は付けられてないので第1部的な感じ。

なお専門的な知識が皆無な中手探りで行っているのでかなりあやふやな部分も多いと思いますので、詳しい方で「ここ間違ってるんだが〜」みたいなことがありましたらコメントで教えていただければ幸いです。

なぜ、普通のデジタルカメラを使いたくないのか→スマホが何故カメラとして優れていると思っているのか

前置きとして、意地でもカメラを使いたくない理由からかんたんに。

なお基本的に「室内でフィギュアとか購入した製品を撮る」という用途である前提の説明になります。

屋外だと他に「持ち歩くのが面倒、周りからの視線が気になる(自意識過剰)」とかもありますかね。

充電が手間

まずカメラは充電するのが面倒。

カメラ、使おうと思ったらバッテリー切れてて充電タイム発生することが度々あるんですよね。

私はやりたいことを全部そのタイミングでやらないと二度とやらなくなる傾向にあるので、ここで一旦立ち止まってしまうと終わります。

まぁ、毎日完全にしっかり使ってるならこの辺の管理はもう少ししやすくなるのかもだが…

そして最近のデジカメはUSB充電も可能になってたりしてだいぶ手軽にはなりましたが、それでもなお面倒。

予備のバッテリーを事前に準備しておくみたいな方法もありますが、まぁ予算的にも手間的にも面倒。

スマホならスマホなので、とりあえずメインスマホであれば毎日確実に充電してるためポケットから取り出して即使えます。これは便利だぜ!

撮影データの管理が手間

デジカメだとWordPressなどに画像を投稿する前に、一旦SDカードとかにデータを保存→編集用のパソコンとかに入れる→必要に応じてサイズ縮小したりトリミングしたりといった工程があります。

最近のデジカメだとWi-Fiとか使ってスマホ等へデータを移行することもできますが、それでもあんまり手軽じゃねぇ!

結局一旦移行作業があるので、私の場合そこでだいぶ面倒くさいが発動することが数年前にα5100だったかを買ったときに発覚しました。

スマホなら撮影したら即アプリで編集やサイズ縮小→WordPressやSNSへの投稿までできてしまいます。

とくにAndroidなら、ギャラリーアプリでトリミングや明るさなどの編集→共有ボタンでImage Shrinkに送ってサイズを「1024×〜」というこのブログで用いる大きさにしつつさらにWordPressに投稿までできてしまいます。音速。

なおiPhoneも多分ショートカットアプリとかを活用すればかなりサクサクなんだけど、私はあんまり使いこなせてません。

というかiPhoneのショートカットアプリ、サイズ縮小で複数の画像選択するときに5枚位が上限っぽくて、スマホレビューとかで使う大量の画像をまとめて縮小しようとするとエラーになるんですよね。

あとスマホなら即Amazon Photosとかにバックアップも取れます。

テキトーに撮影を進められない、カメラを置くために三脚も必要

デジカメはスマホと比べてデカいし、色々調整するにあたって手持ちでテキトーに撮れません。

置くにしても高さとかの調節のために三脚の用意が必要。撮影スペースがスマホよりだいぶ広くなっちゃうんですよね。

撮った写真の確認や撮り直しが手間

スマホだと大画面ですぐ写真を確認できますが、デジカメは本体の画面が小さいし解像度も基本低いので厳しめ。

ミスが発覚してからの撮り直しもスマホならすぐですが、デジカメはまた機材の用意から始めないといけないので超面倒くさい。

基本オートなので設定も楽、レンズ保管の手間もかからない

デジカメは希望の写真を撮りやすいですが、それにあたって設定の知識が必要かつ操作の時間も少しかかります。

あと接写したい時はマクロレンズを使うとかみたいな機材の購入〜保管・使用時の交換も面倒です。

まぁ色々準備する工程自体は楽しくもあるんですけど、急いでるときとかは面倒。

スマホなら基本的にオートで撮影、せいぜい明るさとかをちょっといじってピントを合わせるくらいなので圧倒的にスムーズです。

マクロも対応してるスマホを使えばいいし、ないなら標準レンズで2倍ズームとかすれば基本的に問題なし。

スマホカメラで室内のフィギュア等を撮る際に困ったこと:色が変になりやすい

Reno7 Aフィギュア1

スマホカメラって自動的になんか良い感じのホワイトバランスとかを設定して撮影してくれるわけですが、屋外はともかく室内だとけっこう色がおかしくなりがちです。

最近わかってきましたが、撮影時にどっかの色に引っ張られてそっち寄りに調整されるみたいな感じがあるらしい。

上の写真はReno7 Aで撮影したガンダムルブリスですが、これ白+ピンクの機体なのに90年代頃に買って今はもう使われてない年季の入ったパソコンなりスーパーファミコンみたいな色になっちゃってますよね。

背景紙は青〜白のグラデーションペーパーなんですが、白が黄色と灰色の中間みたいな色になってしまってます。

iPhoneやGalaxy、Pixelなどで、この「青いグラペ使うと暖色寄りになる」という補正がかかる傾向。

ただし常時おかしいわけでもなく「撮影するごとにぶれやすい」みたいな感じですかね。

ランチャーポージング

これはiPhone 13 Pro Maxで撮ったやつ。

やや背景の色が濃くなってて主張強いのが気になるけどフィギュア自体の色は概ね良い感じになってる。

Xperia 1 IVなどではPhotography Proで手動で良い感じの色に固定できる

ガンダムルブリス前面

上の写真はXperia 1 IVで撮影したんですが、こっちはかなり実物に近い色合い。(厳密にはやや青っぽくはあるけど)

Xperia 1 IVの場合はPhotography Proにおいてホワイトバランスを手動で「蛍光灯」に設定することで、それに合わせてより現実に近い発色にできているんだと思われます。

これ一回蛍光灯用に設定すれば基本そのままなのも地味に便利ですね。外で使うときとか直し忘れると色変になるのは注意ですが。

そういえばホワイトバランス設定は、あえて正しい場の状況と異なるやつを選ぶことで味を出すみたいな使い方もあるらしいですね。デジカメの教本で前に読んだけど。

とりあえずXperiaでもない限りは青背景厳しいっぽい雰囲気があるので、別の背景紙を使ってスマホによるフィギュア撮影を試してみよう。また次項以降の検証ではXperia 1 IVとか5 IIIは使いません。

正直「カメラ代わり」としてXperia 1 IVを永久に手元に置いておいてもいい(または毎年買い替えつつXperiaをキープしてもいい)気はしてるんですが、それだと結局カメラを買って持ってるのとあんまり変わらない気もするからできればGalaxyとかiPhoneとかPixelでキレイに撮れる環境を構築したい。

Xperia以外も画像編集ソフト等を使ったりプロモードみたいな機能を使ったりすれば一応対処可能

今回は「極力楽にすぐ良い感じの写真にしたい」という堕落的な発想の話なわけですが、写真ってPhotoshop等でいくらでも編集は可能です。

多分RAW撮影みたいなのをすればより細かく調整可能。そういうのが問題ない人は今回の記事多分読む必要ないです。

またXperia以外のスマホも、Galaxyのプロモードとか使えば多分ある程度調節は利くと思われます。

ただPhotography Proほど直感的じゃない印象なんですけども…あんまり使ってないせいでそう感じるだけか?

…というわけで、なんかのタイミングによってはこの青いグラペも良いんだけどなんか手持ちの機材だと微妙に色が鬱陶しくなりやすいということで、他の背景紙でなんか良いのないかなぁと色々買ったりもしつつ試していくことに

サイズ小さいけどなんか部屋にあった紙を背景紙にしてみる

これ具体的な製品名書かないと参考にしづらいのに初っ端からこれで申し訳ない。

2年くらい前に買った、でかいホームセンターの画材コーナーにあった紙です。A3くらいのサイズ。

たしか在庫なくなり次第終了みたいになってたので今売ってるのかも不明…。(先日行ったらもう置いてませんでした)

Nothing Phone (1)のカメラ白背景

↑はNothing Phone (1)で撮影。

紙のサイズが小さいのでトリミングかズーム必須ですなこれ。

やや暗めになってますが、なんぼかさっきの青いグラペより色の不自然さが緩和されてると思う。

Galaxy S22 Ultraで撮影

これはGalaxy S22 Ultraで撮影。やっぱりやや暗いけど写りはかなりいい感じ。背景もなんかウルトラシリーズのOPみたいなもやもや感がすごく良い。

これでサイズがもっとデカい紙ならわりとOKな気がする。

問題は商品名がわからんことだが…

レザック66の260g「しろ」「しろねず」を背景紙として使ってみる

続いて私が自宅で普段設置している「レザック66」。

これ楽天市場で売ってるんですけど、まぁデカいので送料も高くなるため紙2枚で2,700円くらいかかりました。とはいえさっきのグラペも1枚でそのくらいしたのでわりと安いかもしれん。

今回は「しろ」といつも使っている「しろねず」を実家用に購入してみたぞ。

しろねずはクリーム色がやや白くなったくらいのバランスの紙です。

ランチャー前面1

「しろ」はこんな感じだった。

う〜ん、なんか微妙にしっくりこないな。殺風景すぎるというか。

フィギュア自体の色の再現度は良い感じな気がするが、なんか全体的な空気感が微妙。

Nothing Phone (1)本体背面

フィギュアじゃないけどこのNothing Phone (1)も同じ背景紙で撮影してた。

なんかこう…やっぱり悪くはないんだけど地味すぎるというか。

「しろねず」も行ってみましょう。まぁいつも自宅で使ってるやつだから見慣れてるけど。

ランチャー武装モード

これがやっぱりいちばん無難かな…。ちょっと暗くなりやすい感じするけど。

主張が強すぎないかつ適度に柄が付いてるのも良い。

まとめ

というわけでとりあえず現時点では「レザック66」の260gの「しろねず」が一番私の環境だと丁度良い印象。

この紙とにかくデカいので、よほど広い撮影スペース用意できる人でない限りはカット必須な感じですが。同じ紙で3分の2くらいのサイズでもう少し安いのとかあれば良さそうだけど…。

あと数年この紙使ってる印象としては、明るさがどうにも自動だと暗くなりやすい気がする。最低限明るさ調整くらいはやったほうが良い感じ。(レフ板とかをもっと活用するのも良いのか?)

今回使ってみた中ではやや黄色がかった白系の紙がベストになってますが、多分これ被写体の色に応じて使い分けられる2種類くらいの紙があったほうが良さそうな気がしてきた。

黒のグラデーションの紙とか2枚めの候補としてどうなんだろうかと考えてます。

あとはキャンドゥとかで売ってる、宇宙とか空とか街の写真の背景紙もちょっとした撮影とかで使うにはわりと良いんじゃないかという気が。最近売ってるの見かけませんが。

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