Zenfone 8を中古美品で8万円弱で購入して使っております。
今回買ったのはメモリ8GB・ストレージ容量256GBのモデルです。
結論から言いますと、これめっちゃ良いスマホですね。サクサク動くしスピーカー音質もめっちゃ良いし、おサイフ・防水にもしっかり対応と豪華です。
この記事では、Zenfone 8の使用感についてレビューしていきたいと思います。
あと購入したケースについても紹介するので、ご参考までに。
目次
Zenfone 8のメモリ8GB・ストレージ256GBモデルを選んだ理由
まずZenfone 8シリーズには、おサイフ・防水対応でコンパクトな無印モデルとカメラが手前に起き上がってくるZenFone 6~7みたいな仕様のZenfone 8 Flipがあるわけですが。
後者は光学3倍ズームやmicroSD対応というメリットがあるものの、おサイフケータイと防水に非対応。
重量も230gとかなり重めなので、今回私が欲しかった「おサイフ・防水対応」の条件に外れる+重すぎということで選択肢から除外しました。
Zenfone 8にはメモリ8GBのストレージ128GBと256GB、あとメモリ16GB+ストレージ256GBの最上級モデルがあるんですが、128GBはちょっと物足りないので除外。
メモリ16GBは、流石に多すぎてそこまで必要なさそう+値段も中古で10万円近くなってしまうので、Pixel 6までの出費を抑えたいこともあり今回はメモリ8GB・ストレージ256GBモデルを選んでいます。
メモリ容量は、私の体感としては6GBまでだとやや動作が物足りず、8GB以上なら快適なんですよね。
CPUがSnapdragon 765G・メモリ8GBのPixel 5はサクサクだった印象ですが、Snapdragon 765Gは同じでもメモリが6GBに減ってたPixel 5aはわずかにゲームなどでもっさり感があります。
8GBあればOKと考えると、購入価格けっこう上げてまで16GBにまでランクアップを無理にさせる必要はないかなと思いました。
Zenfone 8の外観をかんたんに確認
流石に発売から日が経っておりますので、いくつか気になった部分を中心にサラッと本体外観を見ていきましょう。
今回はシルバーモデルを購入。
まず本体背面についてですが、正直安っぽい印象を受けました。
Galaxy S21シリーズをよりランクダウンさせたみたいな感じというか…。ちょっと手垢も付きやすい。
まぁでも、Zenfone 8って7万円台から買えるのにSnapdragon 888のハイスペックなのがウリの機種なんですよね。
背面なんてカバー着ければよくわかんなくなるし、ここを少し割り切った形にしたことが値下げにつながったのかもしれないと考えるとこれはこれでアリです。
本体側面は電源ボタン(スマートキー)が青い色になってるのが良いですね。Pixelシリーズとかみたいな感じで独特。
Zenfone 8を持った時に横でちょっと主張してくる青い色が良いアクセントになっているのではないか…?
あと音量と電源ボタンが右側面に集中しているので、Find X3 Proみたいな持った時に電源+音量の同時押しをしてしまうことでの誤スクリーンショット問題は起こりません。ありがたい。
ハイエンドスマホではXperiaのようなごく一部の例外を除いて割愛されるイヤホンジャックですが、なんとZenfone 8にはイヤホンジャックがあります。
気軽に有線イヤホンを使えるのは嬉しいですね。ワイヤレスイヤホンはケースから取り出してごちゃごちゃやるのが地味に面倒なので…
付属ケースはちょっと安っぽいけど手触りは悪くない
グレー寄りの白みたいなカラーの付属ケース。
硬いケースで、右側面と上下がガラ空きなのはちょっとイマイチですね。
ASUSロゴが付いてるのは純正感あって悪くないですけど、正直高価格帯のスマホのケースとしては安っぽい感じはあります。
でもザラザラの手触りは悪くなくて、しっかり手にフィットする感じです。こだわりがなければこれをそのまま使うのもアリかも。
アマゾンで透明ケース+保護ガラスのセットで598円という激安商品があったので、とりあえず買ってみました。メーカーはwhskyeeというところ。
透明ケースと保護ガラス。これセットで600円は安くないか?
まぁ価格相応って感じで、保護ケースは側面にちょっとパーティングラインみたいなのがあって手に刺さる感触。
保護ガラスは画面サイズに合うけど指紋センサーの反応がだいぶ悪くなり、指すべりもあんまり良くなかったです。でも安いからこんなもんかな。
もうちょっと良さそうなケースを買ってみた(10月15日号)
流石に激安ケースでは物足りなくなってきたので新しいケースを買うことにしたんですが、家電量販店にはZenfone 8関連のケースや保護フィルムはほとんど置いてません。
仕方ないので、Amazonからなんか良さそうなやつを探して買う流れに。
今回購入したのは、Goevceというブランドの黒いカバーです。
Zenfone 8の背面はまぁそこまで高級感あるわけでもないので、この際隠れちゃっても良いので手触りが良いケースを使おうかなと。
これ価格が999円とそこそこ安いんですが、なかなか良いですよ!
適度にサラサラしていて、滑りやすすぎず手触り良好。
高級感はまぁ無いですけど、必要以上に安っぽいこともなし。999円という価格を考えるとかなり満足度高いです。
GoevceのZenfone 8用カバーはカメラ周りが高くなっていて、落としてもカメラがダメージを受けづらいようになってます。
前面もちゃんと端の部分が高くなっていますね。
落下時の衝撃を防げるぞ!
もちろん充電端子とかスピーカーの部分は空いてます。必要以上にがら空き状態じゃないので、無駄に傷ついたりはしないかと。
ボタン部分は覆われてます。
これ押しやすさへの影響は無いんですけど、注意したいのは音量ボタンが+と-で分かれた形状になってる結果、どのボタンがどれだか判別しづらくなっていることです。
本来は長いボタンが音量、短いボタンが電源なわけですが、このケースを装着すると全部同じ形のボタンみたいになるので、音楽聴きながらポケットの中で音量いじるみたいな時にちょっと不便です。
あとはとくに問題なし、若干フレームの中央にパーティングラインみたいなのはありますが手のひらに刺さったりはしないので大丈夫です。
できるだけ安く、手に馴染むケースを使いたい場合はGoevceのZenfone 8用ケースを使ってみてくれ!
Zenfone 8無印モデルはあんまりカメラが重視されてない雰囲気だけど写りはどうなのか?
Zenfone 8は通常レンズと超広角レンズ搭載ということで、とりあえず普通のレンズで撮影してみました。超広角レンズは撮り忘れた。
普通にキレイに風景とかは撮影できている
曇天模様の空の下ですが、ちょっと仙台駅撮影してみました。
まぁ高価格帯のスマホということで、曇りでも普通にキレイに撮影できてますね。
外でも撮影してきました。(2021年10月11日追記)
非常に綺麗に撮影できてますね。
なんか良い感じのやつ。
八戸のゲーセンにあったやたら古いドラえもんの乗り物。
ジャンボドラえもんという1980年のやつみたいです。
料理写真を撮る機会が全然なかったけどようやく外食できたということで、八戸の麺山のとんにぼ。
標準レンズで撮影してみたけどちょっと後ろ側のボケが強めなので、超広角撮影とかにしたほうが良いのかもしれない。
望遠レンズはなしだがそれなりにキレイにデジタルズームできる
望遠レンズがないので光学ズーム撮影には非対応のZenfone 8。
なんか良さげな人形飾ってあったのでデジタルズームで寄ってみました。セサミストリート感ある。
わりとキレイにズームできてますよねこれ。
まぁちょっとザラザラした感じはありますが、けっこう使えると思います。ズームも。
マクロ撮影は超広角カメラに切り替えて普通に撮影すればOKっぽい
Galaxy S21 UltraやFind X3 Proだと近づいた時に「マクロ」みたいな表示が出ますが、Zenfone 8はとくに出ませんね。
Mi 11 Lite 5Gとかみたいなモード切替ボタンもない。
しかし超広角モードにして4cm程度まで近づいて撮影すれば、ピントが合った写真は撮れてます。なかなか変わった仕様ですねコレ。
写りは悪くない印象、Find X3 Proからのメイン端末入れ替えで不安だった部分なので、ちゃんと撮れて良かったです。
Zenfone 8を使ってみてわかった諸々のメリットやデメリットを書いていく
というわけで、入手から1週間ほど経ったので使用感をまとめていきます。
本体サイズはコンパクトさが最高、重量はサイズの割には重い感覚
Zenfone 8は縦長での5.9インチ画面ということで、最近のスマホとしては小さめです。
しっかり動画とか電子書籍は楽しめるサイズでありつつデカすぎないみたいな感じで、使い勝手は良いですね。
Find X3 Proとかと比べるとまぁ物足りない感はなくもないですけど、その分持ち運びやすいし操作もしやすいです。
ただし重量は169gということで、小さな本体サイズの割には重いためずっしり来ますね。最近のスマホとしては軽めなのは間違いないんですけども。
指紋認証は保護ガラスを貼ると猛烈にイマイチになる、顔認証も遅い
Zenfone 8の指紋認証は画面内にセンサーがあるやつで、コレは精度が何年か前のGalaxyくらいの感覚です。
保護ガラスを貼ってなければまぁまぁスムーズだったんですが、貼ると非常に反応が悪くなってしまいました。
GalaxyだとTPUフィルム系なら普通に認証できたので、多分Zenfone 8も画面を保護するならフィルムにしたほうが良くて、ガラスは貼らないほうが良いですね。
顔認証も搭載されているZenfone 8ですが、コレもなんか反応が遅い気がします。保護ガラスが影とかになっちゃってるのかもしれないけど。
スピーカー音質が良い、声を聞き取りやすい
高額スマホで私が求める大きなポイントである「スピーカー音質」ですが、Zenfone 8のスピーカー音質はなかなか高音質ですね。
とくに「音が良い!」と感じたのが、プリコネで遊んでいる時。
キャラクターの台詞が非常にクリアーな音質で聞こえる印象です。
YouTubeの動画とかを見てても満足度は高いので、動画・ゲーム・音楽なんかを本体のスピーカーで楽しみたい人はZenfone 8にかなり満足できると思います。
しかもZenfone 8はイヤホンジャック搭載なので、スピーカーに満足できなくても標準でイヤホンをすぐ接続できるぞ。充電中でもOKだ。
おサイフケータイ・防水対応のありがたさ
Find X3 Proも非常に快適なスマホなんですが、おサイフケータイ非対応なのは弱点でした。
Zenfone 8はおサイフケータイにも対応しているんで、スマホ1台あればiDやQUICPay、Suicaも使えてしまうのです。
やっぱりおサイフ対応のほうが、1台で何でもこなせて便利だなぁと思いました。今週末青森に行く用事があるんですが、Zenfone 8ならコレで新幹線にも乗れるぞ。
本体性能も問題なし、ゲームもサクサク
1週間ほどゲームや動画など色々な使い方をしてますけど、性能に問題はないですね。
Snapdragon 888搭載ということで、サクサク快適に動作します。プリコネもウマ娘もポケモンGOもヌルヌルです。
120Hz液晶なので画面表示も滑らかだ。
Antutuベンチマークテストをしてみました。
778032点ということで、性能的には問題ないですね。非常に良い結果です。
バッテリー持ちは良くないが1日は持つ。
Zenfone 8は100%から99%くらいまではわりと粘るんですけど、一旦数値が下がりだすと音速でバッテリーを消費していきますね。
11時に100%の状態から、この記事を書いてる14時時点で84%まで下がってました。ちょっとネット見てプリコネ10分くらいやって、あと30分くらい動画・radikoを使った感じです。
私の使い方だと18~19時くらいに30%台を切って、21時頃には10%切ってる傾向にあります。
Galaxy S21 UltraとかFind X3 Proと比べると、10%くらい消費が早いですかね。こいつらは充電開始時点で20%以上は残ってることが多かったけど、Zenfone 8は同じ時間で20%切ってる率高い。
一応それなりに使っても朝から晩までは持つので、毎日充電するなら許容範囲だとは思います。私は許せます。
まとめ
というわけで、Zenfone 8を現在メイン機として使っています。
細かい部分で気になる点はあるとはいえ、かなり満足度高いです。なんでこれもっと早く買わなかったんだ自分…!
Pixel 5のスペックアップ版みたいな印象で、Pixel 5がけっこう好きだった私的にはコレを超えるスマホはなかなか出てこないかなと。
Pixel 6がもうすぐ発表されますが、これから移行するかどうかはなんともわからなくなってきました。とりあえずPixel 6 Proは買いますけども。