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Xiaomi 13T Proの実機使用感レビュー|ソフトバンクで実質24円など激安、ハイエンドで動作快適・カメラも十分キレイで満足

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Xiaomi 13T Pro箱

Xiaomi 13T Proが発売されたので、ソフトバンクで購入してみました。

120Wの急速充電に対応しているだけでなく、望遠・超広角ありのトリプルレンズカメラやDimensity 9200+というハイエンドCPU搭載など充実したスマートフォンです。

そのうえで本体のみ購入でも実質22,008円から、乗り換えなら実質24円などで買える店もあります。PayPayポイント還元キャンペーンも展開中!

果たして実際の使用感はどうだったのか、解説するので購入を考えている方は参考にしてください。

Xiaomi 13T Proの外観をチェック!

Xiaomi 13T Pro本体背面

というわけでこちらがXiaomi 13T Proの本体背面。アルパインブルーカラーなんですがヴィーガンレザー採用。

ガラス背面や樹脂背面のスマホに慣れていると、こういったレザー的なやつは新鮮味があって良いですね。

Xiaomi 13T Proのカメラ

カメラはメイン+望遠+超広角のトリプルレンズですが主張が強いのは2つ。

かなり出っ張ってます。

Xiaomi 13T Proのボタン

ボタンは音量ボタンと電源ボタンが右側面にあります。

Xiaomi 13T Proの充電端子

本体下部の充電端子はUSB-Cで、SIMスロットが横にあります。

Xiaomi 13T ProのSIMスロット

nanoSIMが1枚入るのみで、microSDカードは利用できませんが256GBストレージなのでまぁ概ね問題はないかと。

eSIMを使ってのデュアルSIM運用はできます。

Xiaomi 13T Proの画面

画面はフラットディスプレイですね。良い感じ。

発色も非常に良く満足度高いです。

インカメラはいわゆるパンチホールタイプ。(画像はゲーム画面がその下で切れてるので分かりづらくなっちゃってますが)

ケースと充電器・充電ケーブルが付属、そして保護フィルム貼り付け済みだった

Xiaomi 13T Proの付属品

Xiaomi 13T Proには120W対応充電器が付属します。

Xiaomi 13T Proの充電器

Xiaomi 13T Proの充電器はけっこう大型ですが縦にデカい感じなので、コンセントは下側に接続するとか電源タップ使うとかすればまぁそこまで場所を圧迫することはないかと。

Xiaomi 13T Proの充電器本体

充電器はUSB-Aポートになってて、付属のケーブルと組み合わせることで120Wを実現する感じ。

海外スマホってこのパターン多いですね。

単体で買うと7,000円以上とかする充電器なので、これが付属してるのはありがたい。

Xiaomi 13T Proケース背面

そして透明ケースが付属。

Xiaomi 13T Proのケース充電端子部分

Xiaomiのスマホって前付属してたケースは蓋がUSBポートにあって邪魔くさいパターンとかあったと思うんですが、Xiaomi 13T Proのは蓋ないです。

Xiaomi 13T Proケースボタン

ケースはボタン部分もガードしてくれてます。

Xiaomi 13T Proカメラケース

カメラ部分は上下が高くなったりしてます。落下時のダメージを抑えられるぞ。

Xiaomi 13T Proケース前面

ケースのフチ部分は少し高くなっていて、落下時の画面へのダメージを抑えてくれるぞ。

で、一つ言っておかなければならない…

Xiaomi 13T Proの保護フィルム

こいつ、保護フィルムが購入時点で貼られてます。

あ、付属品リストになかったけど貼られてるのか…

私ミヤビックスの保護フィルム、反射防止のやつ買っちゃったんですけどね…!

まぁ、2年間レンタルで買ってるので状態悪くなってきたらコレに貼り替えればいいか。

Xiaomi 13T Proのスペック評価|Antutuベンチマークテストとかもやってみつつゲーム検証しよう

本体

Xiaomi 13T Proのスペックは以下の通り。

Xiaomi 13T Proの販売経路ソフトバンク、IIJmioなど
価格114,480円→2年後返却時実質22,008円(ソフトバンク・端末のみ購入)
CPUMediaTek Dimensity 9200+
メモリ12GB
ストレージ容量256GB
画面6.7インチ、2,712×1,220、最大144Hz
重さ206g(アルパインブルーのみ200g)
カメラアウトカメラ5,000万画素+望遠5,000万画素+超広角1,200万画素/インカメラ2,000万画素
※動画の8K撮影やフロントカメラスローモーションビデオ対応
バッテリー容量5,000mAh(最長17時間動画再生)
付属充電器で19分で100%充電可能(120W)
おサイフケータイ/防水◯/IP68
SIMnanoSIM+eSIM
ケース&保護フィルム◯/◯

CPUはSnapdragon 8 Gen 2ではなく、MediaTekのハイエンド向けのやつとなっております。

Xiaomi 12T ProはSnapdragon 8+ Gen 1搭載だったんだけど、今年はコスト抑える都合とかがあったのかな?

まぁ、その分Amazonなら10万円以下から販売+ソフトバンクですら2年間誰でも22,008円で使えてしまうというね。

ここまで安くなるのであれば、まぁ多少ゲームとかの動き悪くても許せるかなとは思います。後で検証してみるぞ。

Xiaomi 13T ProAntutu

Xiaomi 13T ProのAntutuベンチマークテスト結果はとりあえず1449019点ほどでした。

AntutuGalaxy Z Fold5

Galaxy Z Fold5は1561016点だったので、それよりはちょっとだけ低いけどまぁでも似たような数値がMediaTekのやつで出てるのはなかなかすごい。

MediaTekってわけわからん海外スマホとかで採用されてる微妙なやつというイメージが大変申し訳無いけどあったんだけど、ハイエンド向けのやつは普通に凄いな。

Xiaomi 13T ProのGeekbench 6

Geekbench 6はシングルコア1290点、マルチコア3588点でした。

気になるゲーム性能は今のところ普通程度

Xiaomi 13T Proのゲーム性能ですが…、まぁ普通ってところですかね。

Galaxy S23 Ultraと比べるとちょっと微妙な印象はあります。感覚としてはPixel 8シリーズよりは良いかな。

プリコネは概ねサクサクですが、キャラ育成画面の移動時などにボタン連打したときとかアリーナで対戦が始まった直後辺りはややもたつく感じがありました。

あとポケモンGOの起動時に全然GPS掴まなくて焦ったんだけど、Wi-Fi切ったらその後は起動し直したときも含めて行けました。

ポケモンGOはちょっとボール投げるときとかの挙動が悪いですね、ネイティブリフレッシュレートにはしてるんだけど。

原神も一応やってみたけど私このゲーム全然やってないので参考になるかはわからん、一応序盤の段階では初期状態が画質中でした。

最高画質にしても普通に動いてるけどどうでもいい路上で操作してる段階なので、強い敵と戦ってる時とかは重くなるかもしれん。ゲーム設定画面上で表示される端末への負荷はMAXになってます。

Xiaomi 13T Proのカメラで写真を撮ってみた|シャッター音は標準だと結構うるさい。

Xiaomi 13T Proの風景

というわけで、Xiaomi 13T Proで写真を撮影してみたぞ。

とりあえず風景写真撮影してみた。

十分綺麗な印象、まぁハイエンドスマホどころかミドルスペックでも今かなりきれいな写真を撮れる時代なのでアレだが。

なおXiaomi 13T Pro、シャッター音が標準だと爆音で「カチッ!」みたいな音が鳴り響いて最悪です。

シャッター音はカメラ設定の「カスタマイズ」→「サウンド」から、4種類から選べる感じみたい。

デフォルトと「フィルム」は耳に刺さる音でうるさいので、ややおだやかな音の「レトロ」か「モダン」あたりにしておくのがおすすめ。

シャッター音はSIMフリー版のXiaomi端末だと消せるやつも色々あるっぽいんだけど私が試した限りではソフトバンク版Xiaomi 13T Proは無理そうだな。

駅の写真を朝と夜景でGalaxy S23 Ultraと比較

今年最後の青森に行ってきたので新青森駅の写真をGalaxy S23 Ultraと撮り比べてみたぞ。

<Xiaomi 13T Pro>

駅Xiaomi 13T Pro

駅。

ちょっと木の色が黄色みがかっててわざとらしさあるかな。

<Galaxy S23 Ultra>

Galaxy S23 Ultraの駅

Galaxy S23 Ultraだとこう。

こっちは全体的に色が濃い目になってますね、わりと写りがぜんぜん違うものの、まぁ~好みの問題って感じはあるかもしれん。

<Xiaomi 13T Pro>

夜景Xiaomi 13T Pro

続いてXiaomi 13T Proで夜景モード利用。

まぁけっこう暗いかな。

<Galaxy S23 Ultra>

Galaxy S23 Ultraカメラ夜景

Galaxy S23 Ultraの夜景はこうです。

う~ん…?なんか今回の検証では色が青みがかってて微妙かもしれん。ちょっと調子悪かったのかな。

料理写真をGalaxy S23 UltraとXiaomi 13T Proで比較

続いて料理写真も比べてみましょうか。

<Xiaomi 13T Pro>

Xiaomi 13T Pro料理写真

料理写真。

五所川原あたりのラーメン屋で魚じろうみたいなメニューを頼みました。

うまかったけど要はラーメン二郎系のやつに魚粉ぶっかけたやつで、まぁ途中から要素薄まってくる関係上魚粉要素ない普通のでも良かったかもしれん。

チャーシューの凝縮された感じの味が伝わってくる色味ですがちょっとメインレンズだとピント合う範囲狭いかな。

<Galaxy S23 Ultra>

Galaxy S23 Ultraの料理写真

こちらはGalaxy S23 Ultraで撮影。

似たようなもんだけどやや魚粉の粉っぽさが写真に残ってるうえでやや暖色系って感じでしょうか。

Xiaomi 13T Proラーメン屋

こちらのお店での昼食でした。二郎系だけど麺の量多くないようにできたり、トッピングありメニューが豊富だったりで独特の雰囲気がありました。

面倒なコールとかもないし店内も明るい雰囲気で、誰でも安心して楽しめるね!

望遠レンズを試してみよう

<1倍>

1倍

続いて望遠機能や超広角レンズを使ってみよう。

<2倍>

2倍ズームXiaomi 13T Pro

2倍だとこのくらい大きくなりました。

<20倍>

20倍ズーム

20倍ズームは流石にガビガビ気味ですが、まぁわりと形は見えてるので頑張ってる感じがある。

<超広角>

超広角レンズXiaomi 13T Pro

なんか超広角レンズは色が濃いめですね。

フィギュアを望遠レンズでプロモードを使って撮影してみよう

Xiaomi 13T Proのプロモード

Xiaomi 13T Proのカメラにはプロモードがありまして、使うレンズやシャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスなど調整して写真を撮れます。

さらに2倍望遠(50mm)レンズもあるので、フィギュア撮影にも使えるのでは?

Xiaomi 13T Proフィギュア撮影

とりあえず24mmのメインレンズで撮ってみた。メインレンズだと背景紙の外がはみ出しまくるのでだいぶトリミングしてます。

というか2倍の50mmでもまだ室内撮影で使うには少し広角気味、背景紙の外が見えやすい。

背景紙がだいぶ薄汚れてきてるのは気にしないでくれよな。(そろそろ買い替えないとな…)

そして被写体選びミスった気がする、ゴースト黒いからなんか分かりづらいわ!

まぁとにかく、ホワイトバランスをいじれる関係でスマホで撮影する室内写真にありがちな「背景紙とかライトの色に引っ張られて色が変になる」という問題を回避できます。

のっぺりした顔の仮面ライダーゴーストを被写体にしてしまったのも悪いかもだがやや顔にピント合わせづらいな。

Xiaomi 13T Proフィギュアつエイ

望遠レンズはGalaxy S23 Ultraなどで使われている光学3倍ズーム系と比べるとちょっと距離感が難しい。慣れの問題もあるかもしれんが…。

あと色味がちょっと違ってるな、ホワイトバランスの調整必要だったかもしれん。

Galaxy S22とかと比べると少し離さないとピント合わないかつやや小さく写りがちかな。焦点距離的なやつがぜんぜん違うのか。

その他、Xiaomi 13T Proで撮影した写真

虹Xiaomi 13T Pro

虹もでてるよ少し。

Xiaomi 13T Proカメラのハト

これは2倍ズームで撮影。倍率がそれほど高くないので遠くの撮影よりちょっと離れた位置の生き物とかを撮るのに向いてる感じがある望遠ですな。

120W対応!神ジューデンを使ってみよう|注意!最速には充電速度のブーストを手動でオンにする必要あり

Xiaomi 13T Pro充電前

付属充電器でXiaomi 13T Proを充電してみよう。

22時39分時点でバッテリー残量が10%のところから開始。

Xiaomi 13T Pro充電完了

23時6分に、バッテリー残量が100%になりました。

25分ほどかかってる感じか。

十分速いけど公式には1~100%まで19分なので遅くね?と思ったんだけど、実は19分でフル充電するには設定アプリの「バッテリー」→「充電速度のブースト」をオンにしないと駄目らしいです。

標準ではオフになっていたので、神ジューデンを体感したい場合はオンにしておきましょう。私もします。

まぁ25分でフル充電も異常に速いからなんも問題ないけどな…

Xiaomi 13T Pro、その他の使用感や注意点などまとめ

最後に、Xiaomi 13T Proに関する使ってみて感じたその他の良かった点やイマイチだった点などをまとめておきます。

Xiaomi端末ならではの慣れが必要な部分とかもありますが、全体的に満足度は高い機種じゃないかなと思いました。

何しろこいつソフトバンク経由で実質22,008円で買えちゃいますからね、じゃあもうなんでもええわみたいな感じがただでさえあるうえでしっかりハイエンド的な充実内容にはなってます。

正直今回はPixelよりおすすめできるレベルだな。

OSはMIUIなのである程度慣れが必要

Xiaomi 13T Proのコントロールセンター

MIUIが採用されているということで、Xiaomi 13T Proの設定画面とかはけっこう普通のスマホと違います。

例えば通知パネルは左上からスワイプ、クイック設定パネルみたいなのは右上からスワイプすると出るんですがこれすごくわかりづらいよな…。

前はたしか古い、というか他社と似たような1画面に通知とコントロールセンターまとめて表示するやつが選べたと思うんだけど設定が見当たらない。

まぁ慣れてしまえばいいんだけど、慣れないとちょっと違和感はありますかね。

ストレージ容量はmicroSD非対応だが256GBなのでそれなりの余裕がある

Xiaomi 13T Proのストレージ

Antutuとプリコネ(本体のみ)をダウンロードしたくらいの状態で227GBくらいデータが空いてるので、やはり256GBモデルだけあってストレージには余裕がありますね。

とはいえmicroSDカードは使えないので、動画とかたくさん撮る人は注意かな。

256GBで足りない場合は、Galaxy S23 Ultraの512GBや1TBモデルを買いましょう。

なおソフトバンク版、いらないソフトバンク製アプリが何個か消せないという問題があります。容量的に困るって訳では無いが単純にドロワーで邪魔だ…!

ランチャーアプリを別にするとかすれば非表示にはできるだろうけど。

またセカンドスペースみたいなのは多分ソフトバンク版だと使えないっぽいです。

重量は個人的には重くない部類

Xiaomi 13T Proのアルパインブルーは重量が200gで、まぁスマホとしてはやや重い部類ですかね。

付属ケース着けて使ってるんですが、個人的にはそんなに重くない…のはどうしてかといえばやっぱりメインスマホとしてずっとGalaxy S23 Ultraを使ってたり、他に持ってる機種もGalaxy Z Fold5とか重いのばっかりだからだわ。

画面サイズ6.7インチでかなりの大型なことを考えると、重量はこんなもんだと思います。

180g以下などもっと軽い機種を使いたい人は注意ではあるが。

というか思い返すと174gのiPhone Xが最初に出た時「コレ重いわ」つって150gのGalaxy S8にメインスマホ変更したんだけど、174gでも軽いわな現在では。

まぁiPhoneの標準モデル(Pro系)って「サイズのわりに重い」って感じだったのでそれもちょっと違うか。

画面サイズ6.7インチ+フラットディスプレイの魅力

画面の発色はGalaxy S23 Ultraなんかと比べても大差なく非常に綺麗だと思いました。

最大144Hzリフレッシュレート対応で動きもなめらかです。ポケモンGOはなんか相性悪いのかややギクシャク気味だが。

フラットディスプレイは端の方が色変になったりしないのも良いですね。

スピーカー音質も十分高音質

安いスマホってスピーカー音質が微妙なことも多いんですけど、Xiaomi 13T Proはまぁそもそも10万円オーバーの定価なこともあって十分スピーカーの音が良いです。

高級スピーカーとかと比べるとアレだがスマホとしては及第点以上かな。

まぁ本体前面と下部というスピーカー配置なので音楽聴くときとかはやや音の方向のズレが気になるとかありはするが、そこ求める場合Xperia系とかROG Phoneしか選択肢がないよな。

まとめ

というわけでXiaomi 13T Pro、けっこう良い感じですよ。

私はずっとGalaxy S23 Ultraをメインスマホで春からやってきてますが、検証も兼ねて一旦こいつメインに移行してみたいと思います。

まぁ流石にGalaxy S23 Ultraの方が望遠レンズ2個だしペン付きだしゲームの挙動とか良い感じではありますが、価格も倍程度違うからね…。

なんなら2年レンタルで良ければ、Xiaomi 13T Proは22,008円で使えちゃうからね…。

2023年発売のおそらく最後くらいのスマホにして、決定版的なのが出てきた印象はある。年末年始に機種変するなら予算抑えたければXiaomi 13T Proで良いんじゃないでしょうか。

今後もずっと使っていくので、また何か気づいたこととかあればレビュー書いていきますね。

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