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Surface Pro Xで動く動画編集ソフトは?②Filmora9など

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Surface Pro Xをもっぱらネットサーフィンやブログ作成に使っていますが、やはり買ったからにはできる限り色々なことをしたくなるわけです。

私はYouTubeに車載ラジオ動画や人形劇動画を投稿しているので、動画編集をSurface Pro Xでできればありがたい。

先日はWindows10標準のソフトで頑張って動画編集してみましたが、機能がショボくて厳しいことは否めませんでした。

今回はSurface Pro Xで利用できる動画編集ソフトはないか、いくつか検証してみました。

細かく操作してみるというよりは「動くかざっと確認」くらいの感じです。


【確認】Surface Pro Xで動くのは32bitアプリかARM用アプリ

Windows10搭載のSurface Pro Xですが、CPUが通常のIntelやAMD製品ではないので特殊な仕様。

具体的には2020年現在主流となっている、64bitOS用のソフトが動きません。

今回のテーマである動画編集の場合、例えばPower Director 18やAdobeのPremiereといったメジャーなソフトは非対応です。

そして今日ケーズデンキで動画編集ソフトを物色してみたんですが、32bit対応のソフトはもはや置いてませんでした。

今後ソフトが増えるかはかなり微妙なところ(むしろ減る恐れあり)なので、ご注意ください。

①AviUtlは32bitソフトなので問題なく動作

無料でだれでも使える動画編集ソフト・AviUtl。

私はちょっと操作に慣れないので使ったことがほとんどないんですが…、一応入れてみました。

AviUtl読み込み

必要な本体や拡張ファイルを入れてみると、問題なく動作。

AviUtl動画編集

はい、ファイルを読み込んで編集可能です。

ただたまに応答なしになるなど、ややもっさりしてる感じはありました。

32bitのWindows10ソフトってメモリを3GB程度までしか使用できなかったと思うので、その関係ですかね?(解説間違ってたら教えてください)

とりあえず今回の検証はここまでとして、今後図書館で資料を取り寄せて、活用できないか今後試してみたいと思ってます。(使い方がよくわからない)

②Filmora9は32bitOSに対応!

今回検証した中では一番使いやすくて、なおかつできることも多かったのがFilmora9。

正確には最新版だと64bitOS必須なんですが、少し古い32bit対応版も公式サイトからダウンロード可能です。

Filmora9_メニュー

高度編集モードを使ってみます。

Filmora9_動画編集中

音楽(BGMやSEが色々入ってます)を入れたり、動画の繋ぎ目にエフェクトをかけたりなど、必要な編集は一通りできます。

テロップを色々なエフェクトで表示したり。

iMovieとかに近いわかりやすいタイムラインのデザインも良いですね。

Filmora9_動画編集中

なかなか良い感じですが…注意したいのはこのFilmora9、基本的に有料ソフトなんですよ。

一応無料で試用はできますが…

このとおりあり得ないくらいデカい透かしが表示されるので、使うならおとなしく課金しましょう。

価格は永久ライセンスだと8,980円ですが、1年契約プランだと6,980円に下がります。

ずっと使うなら永久ライセンスを買った方がよさそうですね。

使い勝手が良かったので買うかかなり悩んでます。

しかし事実上古いバージョンとなっているソフト買うのに9,000円弱支払うのって、ちょっと抵抗あるなぁ…。

ちなみに上位版のFilmora Proは64bitOS向けなので、Surface Pro Xでは使えません。

③WindowsストアのAnimoticaも動作する

Windowsストアではいくつか動画編集用のソフトも用意されていて、Animoticaもその1つです。

Animotica_メニュー

Animoticaも基本的に有料ソフトで、無料で使う場合透かしが入ります

そこまで主張は強くないですが、ちゃんとした動画を作るなら課金したほうが良いですね。

Animotica_課金

最大でも1,750円なので、まぁ全然許容範囲だと思います。

Animotica_フォント調整中

機能は「標準ビデオエディターよりは多い、人気YouTuberレベルの細かい編集をしないなら十分」みたいな感じですね。

オーディオのフェードイン・フェードアウトとか動画の繋ぎ目のエフェクトとかは、問題なく入れられます。

ただ画面の構成や操作が妙に癖の強い感じで、iMovieとかに慣れてる人は慣れるまで時間かかると思う。

テロップを入れる場合の操作の例

  1. テロップを入れる素材を選択
  2. テロップの文字を入力して「戻る」
  3. テロップのフォントやエフェクトなどを編集
  4. テロップを表示する時間をバーを動かして決める
  5. 「戻る」

Animoticaでは「戻る」を押せば設定が適用されるんですが、普通こういうソフトって「決定」とか「確定」ボタンがあるから「どこで確定すんの?!」みたいな不安にさいなまれる。

といったようにやや覚えることが多くて悩ましいのが難点ですが、今後Adobe等がARM対応してくれることを期待しつつSurface Pro Xで動画編集をするならわりとベストな選択肢だと思います。

【未検証】Power Director 17は32bitOS対応

動画編集ソフトとしては大手であるPower Directorは、17までなら32bit対応。

しかし体験版は見当たらず、動作確認はできませんでした。


また32bit版のPower Director 17は、4K動画の書き出し等非対応な機能もあるとのこと。

すでに18出てるのに17買うのもちょっとアレですし、まぁ微妙なところですね。

まとめ

というわけでいくつか動いた動画編集ソフトを紹介しました。

無料で動画編集するならAviUtl、有料ソフトを使うならFilmora9が個人的にはオススメですね。

なお今回紹介したソフトはいずれも32bitで動作しており、将来的にアップデート等で使えなくなる可能性はあります。

現にPower Director 17やFilmora9は最新バージョンだと64bitにしか対応してません…。

ARM64対応の動画編集アプリ、早く来てくれー。(完)

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