楽天ひかりを6月に申し込み、8月にようやく開通しました。(長かった…)
今回はドコモ光(GMOとくとくBB)からの乗り換え、いわゆる事業者変更での申し込みです。
実際に楽天ひかりを3日ほど使ってみたので、スピードテスト結果も踏まえつつ、楽天ひかりが速いのか、あるいは遅いのか、快適なのかについて解説していきます。
目次
楽天ひかり、IPv4だと夜間の速度低下が厳しかった
まずはIPv4のPPPoE接続における通信速度について。
朝は普通に使えていた楽天ひかり。
下りも上りも3桁台の通信速度、とくに上りは300Mbps超えなどかなりの好成績でした。
「この爆速回線を1年間無料で使えるとは、凄いぞ!」と思ったわけですが…
夜間になると、楽天ひかりの通信速度は急激にダウン。
光回線としてかなり存在意義が問われてくる、下り6Mbps・Ping48msまでスピードがダウンしてしまいました。
案外動画再生は快適に行えるんですが、ネットサーフィンをするととにかく画像の読み込みが長い。
これでは快適なインターネットとは言えません…。
とは言え、ここまでの検証はあくまでIPv4 PPPoE接続という混み合いやすい接続状況。
重要なのは、開通日の後に利用可能となるIPv6での通信時です。
IPv6が開通!通信速度は大幅改善
IPv4だと夜間の通信速度が急激に下がり、快適とは言い難くなってしまう楽天ひかりのIPv4。
楽天ひかりが開通したのは8月1日、土曜日です。
月曜日の夜、あまりの通信速度の遅さに辟易して調べてみると、開通後の平日にはIPv6が使えるようになるという話が。
ちょうど休日が明けた月曜日なので、ルーターの設定をIPv6に変更してみます。
お、既に楽天ひかりでもIPv6が利用可能になってる!?
ドコモ光からの事業者変更でも、すぐにIPv6が使えるようになるんですね。
ということで、切り替えてもう一回スピードテストだ!
おおっ、下り263Mbpsに高速化されたし、Pingも12msまで下がった!
と思ったんですが、実はこれ、ドコモ光×GMOとくとくBBの契約がまだ残っていて使える状態だったようです。
木曜日頃に通信不能になったため、ここでドコモ光の契約が消滅したと考えられます。
IPv4に戻しつつ定期的にIPv6の開通確認をしながら(ルーターを自動接続に切り替えたりPPPoEに戻したり)数日待ち、翌週水曜日にようやく本当の楽天ひかりIPv6が開通です。
まぁ早いですが、100Mbps切ってるのはちょっと悩ましいのでもう一回。
今度は100Mbps超えました。
夜間も特に速度が低下した様子は見られず。
楽天ひかりはIPv6が速い。
ということで、IPv6に切り替えたらIPv4より快適になった楽天ひかり。
言い換えると、IPv4での利用はちょっと厳しい印象でした。
楽天ひかりを高速で使うなら、しっかりIPv6環境を整えるのがおすすめ。
私は今のところドコモ光でレンタルしたルーターを利用、楽天ひかりからプレゼント特典のルーターが届き次第変更してレンタルルーターを返却せねば…
なお2020年8月時点では、既にルータープレゼントが終わってるみたいです。
Amazonとかで、楽天ひかりのIPv6に対応するルーターを手に入れましょう。
なお楽天ひかり公式サイトで、IPv6対応ルーターの一覧もチェックできます。
そして他社から転用や事業者変更で乗り換える場合は、けっこうIPv6開通までにタイムラグがあるみたいなので合わせてご注意を。